奥さまは魔女 シーズン1 第5話~第8話 あらすじ・感想

第5話 アイデア騒動

あらすじ・感想

ダーリンは長年のお得意様コールドウェル・スープの広告を作っているが、納得できる案を思いつかないまま徹夜してしまう。サマンサはそんなダーリンを心配していて、ダーリンの広告案を見ながら、思い付いたアイデアを書き加えてみる。なかなかいいとほめるが、自分を助けようと魔法を使ったと頭から決めてかかって、イライラしながら仕事場へ。

コールドウェル氏の前でプレゼンするが、どれも気に入ってもらえない。頭の中でサマンサのアイデアを出せ出せという声が聞こえるが、ぐっとこらえて帰宅する。

仕事が上手くいかなかったダーリンは、サマンサが食事の支度や掃除も魔法でパパっとやったと責め、怒ったサマンサは透明になってスーツケースに荷物を詰めて家を出て行ってしまう。

ママがダーリンを蛙に変えようとするがサマンサが止め、今のままあくせく働かせる方がいいと2人で姿を消す。コールドウェルも妻もなくしたと落ち込んでいるダーリンだったが、ラリーがサマンサのアイデアの広告案をコールドウェルに見せる。

しかし、愛やロマンスがないとコールドウェルはどれも気に入らず、ダーリンはサマンサが魔法を使ったのではないとやっと気づいて急いで家へ帰ってサマンサに呼びかける。


ダーリンとサマンサは結婚してどのくらい経ったのかわかりませんが、まだまだ新婚ホヤホヤなのにもう夫婦げんか勃発です。
普通の夫婦と違って魔法絡みですから、余計に厄介ですね。

仕事のストレスでダーリンがイライラモードだったから、サマンサが頑張って応援してくれているのに、それを魔法だと決め付けて責めてしまったのでしょう。
仕事のイライラを家に持ち込んでしまうと、やっぱり家の中の雰囲気が悪くなるし家族に八つ当たりしてしまいます。

サマンサが魔法を使ったかどうかなんて本人しかわからないから、ダーリンがサマンサを信じてあげるしかないですね。
エンドラのパステルカラーの魔女服はかわいらしいのに、サマンサのはダークな色でちょっと地味でした。
珍しい魔女服姿のサマンサが見られたのはラッキーです。

ゲスト

コールドウェル – チャールズ・ラグルズ

DATA

原題:Help, Help, Don’t Save Me
放送日:1964/10/15
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ダニー・アーノルド

第6話 豆選手万歳!

あらすじ・感想

ダーリンはいつもの電車に乗り遅れて、自宅でゆっくりしていると近所の子供マーシャルがやって来る。サマンサは父親がいないマーシャルをかわいがっているようで、友達のいないマーシャルにいつも食事を出しているらしい。

彼の話を聞くと母親が過保護で、食べ物ややる事など、何から何まで制限されていると不満をもらす。今日も風邪を引きそうだから家でおとなしくしていろと言われたと話していると、マーシャルの母親がやって来て連れて帰ってしまう。

ダーリンは人様のお宅のことに口出しするなと言うが、サマンサは放っておけず、少年野球の選考会にマーシャルを連れて行く。お隣のグラディスさんと一緒になり甥っ子のことを自慢ばかりするので、サマンサは魔法でマーシャルにスゴイ球を投げさせて見事に野球チームに入れることに。

翌日、マーシャルの母親がやって来て、息子がいなくなったと騒いでいる。その日は野球の試合で、ダーリンとサマンサは母親を連れて野球場へ。マーシャルのうれしそうな姿を見て、母親はプレイさせるのを許可する。


サマンサは優しいから、マーシャルのことをどうしても放っておけなかったんですね。
でも、今回はダーリンが言うことが当たっていて、一生マーシャルの側にくっ付いて魔法を使うわけにもいかないから、彼のために自分の力で何とかさせないといけませんでした。

サマンサがやきもきして見ていられず魔法を使おうとするのを阻止するため、ダーリンがキスするなんてロマンチックです。
でも、サマンサとダーリンに子供ができたら、どうするんだろうとちょっと心配にもなりました。

どこにでも出没するグラディスさんは、サマンサが隣に座っただけでイヤな顔をしていました。
しかも、マーシャルが魔球みたいな球を投げて、絶対サマンサが何かやっていると気づいて、そのうち秘密が暴かれてしまいそうです。
ダーリンは他人のことには干渉するなと言いながら、サマンサの援護射撃をしていたのに優しさを感じました。

ゲスト

グリッベンコーチ – バイロン・キース
マーシャル・バーンズ – ジェームズ・マザーズ
フロイド・クラビッツ – ジョエル・ダビソン
マーシャルの母 – ジューン・ロックハート

DATA

原題:Little Pitchers Have Big Fears
放送日:1964/10/22
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:バーバラ・アヴェドン

第7話 魔女のストライキ

あらすじ・感想

クララおばさんを始めとして、3人の魔女がサマンサの家に集まっている。人間界に魔女の日が近づいていて、相変わらず古く臭い魔女のイメージが拭い去ることができずに魔女達は憤慨している。そこで、サマンサはダーリンに頼んで、魔女のイメージを一新してもらうことに。

その頃、ダーリンは会社でクライアントのブリンクマンから、魔女の日に売るケーキの魔女のトレードマークを作る仕事を受けていた。クライアントは昔ながらの黒い帽子をかぶってとんがった鼻にイボのある魔女がいいと主張する。

帰宅したダーリンはクライアントからの仕事でスケッチをしていて、それを見たサマンサは腹を立てる。いかに魔女のイメージが悪くて傷ついてるかをダーリンに訴え、ダーリンは描いていたスケッチを破り捨てる。

新しいかわいらしくてセクシーな魔女のスケッチを見せるが、クライアントは納得せずダーリンは仕事から外されてしまう。サマンサは自分達のせいだと心を痛め、クララおばさん達魔女仲間を集めて相談し、ブリンクマンの心を変えさせることに。


今は魔女というとキュートだったりセクシーだったり、色んなイメージがありますよね。
でも、このドラマが放送されていた当時は魔女は醜くくて黒い帽子をかぶり、ホウキに乗っているものというイメージだったんでしょうか。

ダーリンはサマンサのためにひと肌脱ごうとしてくれたけど、頭の固い連中を納得させるのは無理でした。
こうやって行動を起こしてくれたことはサマンサへの愛情からだし、それを他の魔女達もわかってくれたのはよかったです。

そして、今後のエピソードにも色々と関わってくるクララおばさんが初登場です。
初回からブレないキャラ設定で、本当にかわいいおばあちゃんという感じです。

ブリンクマンさんのお宅へみんなで押しかけた時も、やたらドアノブに固執していて、どうやら家中のドアノブを持って帰ったみたいです。
1人プラカードが違っていたりなど、天然ボケのキャラとして最強です。

ゲスト

バーサ – リタ・ショウ
メアリー – マッジ・ブレイク
ブリンクマン – シェリー・バーマン

DATA

原題:The Witches Are Out
放送日:1964/10/29
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:バーナード・スレード

第8話 割り込んだ小悪魔

あらすじ・感想

大学生で広告の仕事に興味を持っているライザが、学校新聞の取材で家にやって来る。ダーリンにべったりでサマンサは少し心配になるが、学生さんらしいぺったんこの靴にミニスカートという格好を見てひと安心していた。

翌日は日曜だというのにダーリンはライザを会社に案内することに。朝やって来たライザは昨日とは別人のようにおめかししちていて、大人っぽいドレス姿でサマンサも少しジェラシーを感じていた。

ダーリン達が会社へ出発した直後、家にマービンという男の子が訪ねて来る。彼はライザの婚約者でライザが浮気をすると思い込んでいて熱くなっていたため、サマンサは家の中に通して料理を食べさせることに。

会社ではダーリンが仕事のことを熱心に説明していたが、ライザは全く聞いておらずお酒を用意して飲ませようとする。誘惑には乗らないとダーリンはお酒を服にこぼしてトラブルになってソファーに2人して倒れこんだところへ、ラリーがクライアントを連れて来て、適当にごまかして難を逃れる。

その頃、サマンサは食事やデザートをお腹いっぱいマービンに食べさせて彼をなだめ、ダーリンに手出しさせないようにしていたが、マービンはサマンサの大人の魅力に惹かれてしまう。


ダーリンはカッコいいですから、若くてかわいい女子大生がひとめ惚れしてしまうのもわかります。
サマンサがいる目の前でモーションをかけたり、誘惑するような服装で現れてもサマンサが魔法を使わなかったのは、ダーリンを信頼しているからでしょう。

マービンこと通称モンキーが現れて、2人でライザ達を止めるはずがモンキーがサマンサにのぼせてしまったのは計算外でした。
包容力と優しさにあふれていたし料理もおいしいし、サマンサは美人ですから、モンキーが惹かれてしまうのも無理はありません。

奇妙な四角関係になってしまって、どうオチをつけるのかと思ったら、やっぱりサマンサの魔法の登場です。
ライザも大人の男性がいいと言いながらもモンキーのことは嫌いじゃないみたいで、彼が魔法で強化されたダーリンに太刀打ちできなくて怪我をした姿を見て、あっさりモンキーの心配をしていましたから。

ゲスト

リザ・ランドール – シェリル・ホールドリッジ
マービン・グローガン – ロジャー・ユーイング
オースティン – アレックス・ゲリー

DATA

原題:The Girl Reporter
放送日:1964/11/5
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ポール・デイヴィッド、ジョン・L・グリーン

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