奥さまは魔女 シーズン1 第13話~第16話 あらすじ・感想

第13話 恋は魔術師

あらすじ・感想

サマンサの友達ガートルードは心優しいいい子だが、見た目が地味で冴えないため、なかなかいい男性と出会えないでいる。そこで、サマンサはダーリンに誰かいい人はいなかと聞き、会社の後輩カーミットを紹介してくれと頼む。

仕方なくダーリンもサマンサの頼みを断れず、スティーブンス家で食事会を開き、カーミットとガートルードを招待する。会ったとたんにカーミットはガートルードのことを気に入るが、ダーリンは彼女がカーミットのタイプじゃないと不思議がっていた。

サマンサは2人が上手くいくように魔法で手助けするが、それがダーリンの疑惑を膨らませることになってしまう。ダーリンはガートルードが魔女だと言い出し、カーミットに彼女に気をつけろと警告する。

ダーリンはカーミットと食事の約束をして、そこに彼の元彼女スーザンを呼び出してヨリを戻そうと企んでいた。一方、サマンサも食事には同席することになっていて、ガートルードを呼び出していたのだ。

スーザンがやって来てカーミットと思い出話に花を咲かせていると、サマンサが魔法で妨害してスーザンを食事の席から追い出してしまう。代わりにガートルードがやって来て、カーミットは彼女にプロポーズする。


何度も壊されては元通りになっていた花瓶ですが、洋服などに引っかかりやすい場所にあるから、移動させた方がいいですね。
ガートルードにカーミット、さらにダーリンにまで割られてしまって、そのたびにサマンサが魔法で元通りに修復していました。

花瓶の修復みたいなちょこっとした魔法なら被害も少ないでしょうが、天気まで操ってしまうとはかなり上級者レベルの魔女なのでは?と想像してしまいます。

あんなハンサムなカーミットと地味タイプのガートルードがくっ付いたのは、ダーリンとしては不思議なことだったんでしょう。
元カノとも全然違うタイプだったし、サマンサの友達と言うからには魔女かもしれないと、想像力が働いてしまったのかもしれません。

ゲスト

スーザン – クリス・ノエル
カーミット – アダム・ウェスト
ガートルード – キット・スマイス

DATA

原題:Love Is Blind
放送日:1964/12/10
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ローランド・ウォルパート

第14話 とかくシュウトメは…

あらすじ・感想

クララおばさんがサマンサの家の煙突から落っこちて来る。今日はダーリンの両親もやって来る予定で、サマンサも1人だと心細いと快くクララおばさんを迎えて、みんなで週末を一緒に過ごそうと誘う。

ダーリンは両親を迎えに行って、サマンサとダーリンの父フランク、母フィリスは初顔合わせする。フィリスはサマンサに色々と教えてあげようとするが、ダーリンの蕁麻疹を治してしまったと聞いて驚いていた。

そんな中、上からクララおばさんが降りてきて、おばさんもダーリンと初顔合わせとなる。せっかく両親が来ているのにとダーリンはクララおばさんのことをサマンサにブツブツ言うが、サマンサは高齢のおばさんのことを大事にしていて、ダーリンもサマンサの気持ちを尊重する。

サマンサは料理が苦手だとフィリスに話していて、クララおばさんは何とかサマンサの力になろうとして、魔法で豪華な料理を出してしまう。いざ食卓に料理が並ぶと、フィリスは一口も口をつけず、沈んだ顔をしていた。

おばさんが善意でやってくれたことだとサマンサはダーリンに話し、ダーリンはクララおばさんにそれとなく両親がびっくりするからと、魔法のことに少し触れておばさんの取っ手コレクションを見せてもらう。


ダーリンのお母さんは姑という感じではありませんが、やっぱり自分の息子のことが心配でたまらなかったのでしょう。
何かダーリンのためにしてあげたくても、サマンサが完璧にこなしていて、自分の知っているダーリンとは別人みたいになっていくのが寂しかったんですね。

でも、サマンサがお料理が苦手だと素直に告白して、自分が必要とされていると理解できて元気になってよかったです。

相変わらずの天然ボケが面白くて素敵だし優しいクララおばさんには、今回も楽しませてもらいました。
そういえば、前回おばさんが来た時にはダーリンには見えてなかったから、今回が実際の初対面だったんですね。

包み隠さず自分は魔女だと告白していて爆笑しました。
同じ野球チームが2年連続で負けたのも、クララおばさんとお友達の魔女のせいという設定にしたのには驚きました。

DATA

原題:Samantha Meets the Folks
放送日:1964/12/17
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:バーナード・スレード

第15話 北極のサンタクロース

あらすじ・感想

クリスマスイブに孤児院の子供を1日だけ預かり、一緒にクリスマスを祝うため、サマンサとダーリンも孤児院へやって来る。ひと足先にお隣のクラビッツ夫妻が来ていて、トミーという男の子を預かることに。

トミーはマイケルという男の子とけんかを始めてしまって、院長先生が止めに入る。サマンサはマイケルと話してけんかの理由を聞くと、サンタクロースはいない、大人がそのふりをしているだけだと言い張っている。

ダーリンは院長先生からマイケルはひねくれ者だから預かるのは止めた方がいいと警告されたらしいが、サマンサはそういう子ほど家庭の味を知るべきだとマイケルを連れて帰ることに。

ダーリンがサンタの格好をしてプレゼントを置こうとするが、マイケルには全てお見通しだった。サマンサはマイケルを部屋に連れて行き、自分は魔女だと明かし、魔女っぽい格好をしてみせる。

サンタは北極に住んでいて知り合いだと言い、ダーリンも連れて3人で北極のサンタを訪ねて行く。すっかりマイケルはサンタを信じ、サンタから大事なことを教わる。


アメリカのドラマのクリスマスエピはとてもハートフルで夢がありますね。
魔女とクリスマスというのがとてもマッチしているし、サマンサがサンタと知り合いだとは思いませんでした。

マイケルは子供ながらに辛い思いをして孤児院に来たのだから、サンタが信じられなくなってひねくれてしまっても仕方ないですね。
サマンサも言っていましたが、数時間やそこらで子供を教育できるものではありません。

ダーリンは頑張ってサンタの格好をして盛り上げてくれましたが、すぐに見破られてかなりガッカリしていました。
クリスマスだからダーリンも特別に魔法を許してくれて、みんなで北極にサンタに会いに行くなんてロマンチックです。

プレゼントをもらうものじゃなくて人に与えるものとサンタから教わったように、トミーにプレゼントをあげて仲直りできて本当によかったです。

ゲスト

トミー・ベッカー – ケビン・テイト
グレーンジ夫人 – サラ・シーガー
ジョンソン氏 – ビル・デイリー
ジョンソン夫人 – ジェリー・ジョンソン
サンタクロース – セシル・ケラウェイ
マイケル – ビル・マミー

DATA

原題:A Vision of Sugar Plums
放送日:1964/12/24
監督:アラン・ラフキン
脚本:ハーマン・グローブス

第16話 あーら不思議

あらすじ・感想

サマンサは募金パーティーで余興係に任命され、50ドルの予算で余興をやってくれる人を探していた。ちょうどレストランのボーイがいい人を知っていて、マジシャンのジーノを紹介してくれる。

彼は4年も仕事がなく酒におぼれていて、アシスタントのロキシーも出て行ってしまった。サマンサの頼みで余興を引き受けてくれるが、全然お酒を止めようとせず、サマンサは魔法で酒の中に金魚を入れたりオウムを出したりして酒を止めさせる。

パーティーの当日、自信をなくしてロキシーもいないため、サマンサがアシスタントを務めることに。魔法で少しお手伝いして、マジックを大成功させる。ダーリンも余興を見に来ていて、魔法を使ったのがバレていた。

これ以上深入りしないようサマンサに注意するが、ジーノがテレビに出ることになり、泣きつかれてサマンサは付き添うことに。出て行ったはずのロキシーが戻って来てテレビに出るが、自分ばかり写ろうとして肝心のジーノのマジックが目立っていない。サマンサは我慢できず、横柄な態度のロキシーをマジックの最中に消してしまう。


サマンサが募金のためのキス係だったら、男性なら誰でも並びたくなりますね。
ちゃっかりグラディスさんは行列の男性からお金を巻き上げて、自分がサマンサの代わりにキスをしていい思いをしたはずです。
ダーリンは唇を奪われなくてラッキーでした。

サマンサは人助けのつもりで魔法を使ってしまいましたが、もうちょっと控えめにしないとグラディスさんみたいな人に疑惑を持たれてしまいますね。

案の定、ストーカーのごとくグラディスさんは夫を連れて、テレビ撮影の現場にまで来てしまいました。
その粘り強さったらないですし、やっぱり夫を連れて来ているあたりが憎めません。

サマンサも人がいいから、お酒に溺れるジーノを放っておけませんでした。
元々実力があるマジシャンだったからこそ、ほんのちょっぴり力を貸してあげたくなったのでしょう。
ダーリンもジーノを売り込んでくれるなんて、意外と優しいところがあります。

ゲスト

ロキシー・エイムズ – ヴァージニア・マーティン
ノーマン – クリフ・ノートン
ジューン・フォスター – アリス・バックス
シャーリー・ クライド – ホリス・アービング
ヘンリー・クラーク – ウォーレン・パーカー
ジーノ – ウォルター・バーク

DATA

原題:It’s Magic
放送日:1965/1/7
監督:シドニー・ミラー
脚本:トム・ウォルドマン、フランク・ウォルドマン

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