奥さまは魔女 シーズン2 第13話~第16話 あらすじ・感想

第13話 人をオモチャにして

あらすじ・感想

ママが朝から親戚の結婚式だから、ダーリンに休みを2日ほど取って一緒に行こうと誘いに来る。ラリーに聞かないとわからないとダーリンが言うので、ママはラリーのところへ。

息子のために特別なクマを探しにお店にいたラリーにママはダーリンの休暇のことを頼むと、二つ返事でOKしてくれる。お礼にママはラリーが探していたクマを魔法で出して、ラリーのオフィスに届けに行って秘書に預ける。

サマンサにラリーと段取りはつけたから洋服を選んでおくよう伝えて姿を消してしまう。何も知らないダーリンはラリーがママにクマに変えられたと思い込み、急いでサマンサに電話をかけると、大切に扱うようアドバイスされる。

顧客のはーパーさんがやって来て、ダーリンはクマを秘書にあずけていたが、そこへルイーズがやって来て、同じものをお店で買ったので、このクマは駅前のお店に返すと持って行ってしまう。

ラリーがいなくなったとダーリンとサマンサはルイーズが返品したお店にやって来るが、どれがラリーだかわからず全部のクマを買って帰ることに。


仕事が忙しいからダーリンは休みなんて取れないと決め付けていましたが、エンドラが頼んだらあっさり休みをもらえてしまいました。
エンドラはお礼のつもりで魔法でクマを出したのでしょうが、普段からエンドラがどんな仕打ちをしているか知っているダーリンからしたら、ラリーがクマになっちゃったと疑いもしなかったのでしょう。

クマをやたらかわいがって、クライアントがラリーの悪口を言うのを聞かせまいとするところがかわいかったですね。
クライアントから少女趣味なんて言われてダーリンもショックだったみたいで、クマと仕事を結びつけていいアイデアが浮かんで、ただの少女趣味じゃないとアピールできてよかったです。

ラリーは社長でもあるけどダーリンの大事な友達だから、無事に魔法を解いてもらうまで何としても守ろうというダーリンの優しさを感じました。

ゲスト

ハーパー – ジャック・コリンズ
ベティ – ジル・フォスター
テッド・バートラム – ヘンリー・ハンター
ダイアン – ラエル・ジャクソン

DATA

原題:My Boss, the Teddy Bear
放送日:1965/12/9
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:バーナード・スレード

第14話 人間みんなウソつき

あらすじ・感想

サマンサに今日もきれいだと言って仕事に行ったダーリン。ママが現れて人間はみんなウソつきだとサマンサに言うが信用していないようだ。ママは友人の魔女から近づくと真実を言う誠の神の像を、プレゼントとしてダーリンの会社のデスクに置いておく。

ダーリンは秘書にぴったりした服でセクシーだと言ったり、黄色信号に止められた警官からは、本当はイライラして八つ当たりしたくて止めたと言われたりと、奇妙なことが起こっている。

夕食にはダーリンとサマンサの他にも、クライアントのホチキス夫妻とラリー夫妻を招いている。ママは成り行きを見守りたくて一緒に夕食を取ることに。

クライアントのくだらない冗談にみんな笑っていたが、ママが誠の神をあちこちに動かして、みんな本音をぶちまけはじめる。ダーリンやラリーはクライアトに広告のアイデアはひどすぎると言ったり、クライアントの妻は夫に養子のくせにと不満をぶつけ始める。ルイーズまで奥さんに加担し始め、夕食を取る前からスティーブンス家は大騒ぎになってしまう。


言葉をオブラートに包まずに本音をぶちまけてしまったら、こんな大騒動になってしまうといういい例でした。
サマンサという奥さんがいるけど、ダーリンもやはり男性で、秘書のぴったりした洋服には目が行ってしまうんですね。
秘書の方も本音を聞いたらダーリンによく思われたくて、わざとぴったりした服を着ていたとは驚きました。

カーラーだらけのサマンサもかわいいのに、ダーリンったら本音ではかわいくないと思っていたようです。
像から離れてから一生懸命サマンサにフォローしていましたから、サマンサがご機嫌を損ねることはなかったようで一安心です。

クライアントとラリー夫妻がやって来てからの展開が超絶面白かったです。
「皿がサラサラ」なんてギャグは誰が聞いても面白くないし、それをズバっと言ってしまったダーリンやラリーは、きっとすっきりしたことでしょう。

クライアントの奥さんもいつもは貞淑で何でも夫の言うことを聞くいい妻だったのでしょうが、かなりうっぷんがたまっていて吐き出せてよかったです。

ゲスト

エド・ホッチキス – チャールズ・レイン
フランシス・ホッチキス – エリザベス・フレイザー
ハガサ – ダイアナ・チェズニー
サッチャー – シャロン・デボード

DATA

原題:Speak the Truth
放送日:1965/12/16
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ポール・デイビッド、ジョン・L・グリーン

第15話 北極のサンタクロース

あらすじ・感想

シーズン1の第15話のリメイクですね。
去年と同じようにサマンサがクリスマスツリーを買いに行って、配送代を節約するために魔法でツリーを小さくしてバッグに入れて持ち帰ります。
ダーリンが去年のクリスマスに預かった子供マイケルからクリスマスカードが届き、2人で去年の出来事を思い出していました。

冒頭シーンだけ加えられていて、後は回想シーンのみですね。
クリスマスっぽいいい話で、その後マイケルも引き取ってもらった家で幸せに暮らしていることでしょう。

マイケルはサマンサが魔女だと知っているしサンタに実際に会って、忘れられないクリスマスの思い出ができました。
たった1日スティーブンス家で過ごしただけなのに、一生心に残るクリスマスプレゼントをもらえましたね。

だからこうして、1年経ってもサマンサやダーリンにカードを送ってくれたのでしょう。
去年はマイケルがいてにぎやかなクリスマスでしたが、今年のダーリンとサマンサがどんなクリスマスを過ごしたのかも気になります。

ゲスト

トミー・ベッカー – ケヴィン・テイト
グレンジ夫人 – サラ・シーガー
ジョンソン氏 – ビル・デイリー
ジョンソン夫人 – ジェリー・ジョンソン
サンタクロース – セシル・ケラウェイ
マイケル – ビリー・マミー

DATA

原題:A Vision of Sugar Plums
放送日:1965/12/23
監督:アラン・ラフキン
脚本:ハーマン・グラヴズ

第16話 ボロ小屋とガソリン

あらすじ・感想

ダーリンはオーバーワーク気味で全然広告のアイデアが浮かんで来ない。仕事が終わってダーリンの家でラリーとアイデアを練るがまるでダメで、週末ゆっくり休みを取れと、ラリーは静かな場所にある自分の山小屋に行くようすすめる。

山小屋は売りに出してあるが買い手が付かず、ダーリンとサマンサはお言葉に甘えて週末山小屋で過ごすことに。いざ着くと予想以上にオンボロで、床は腐っているし暖炉の石が崩れて来て、おまけに嵐までやって来て屋根から雨漏りしてしまう。

ダーリンは魔法を使うなと言いながらもサマンサの押しに負けて、魔法で山小屋を見違えるほどきれいにしてもらう。その頃、新聞広告を見たとラリーのところへマクベイン夫妻がやって来て、山小屋を買いたいとのこと。

ラリーから聞いたと夫妻は山小屋にやって来て、中の装飾の美しさに驚いて大喜びしていた。夫妻はそのままラリーのところへ行き、すぐに契約したいと申し出る。ダーリンとサマンサは山小屋を元に戻し、夫妻に諦めさせようとするが、事情を聞いてこのままにしておくことに。


あばら家みたいな山小屋が素敵なロッジ風に大変身して、サマンサの魔法も見事なものです。
あんな嵐の中で身重のサマンサを凍えたままにはしておけないし、ダーリンはつい許してしまったのでしょう。

f確かに素敵すぎるくらい美しい内装でしたが、雨風がしのげて週末寝られる程度にしておけばよかったのに、サマンサは徹底的にやってしまいました。
いったんあんなきれいな山小屋を見てしまったら、マクベイン夫妻が手に入れたくなるのは当たり前ですね。

元に戻したら魔法だってバレてしまうし、気の毒な境遇の夫婦の夢は壊したくないし、ダーリンもサマンサもどうすべきか悩んだことでしょう。

ラリーがやって来て大ピンチになりましたが、サマンサったら半分だけ変えてしまうなんて頭がいいです。
ラリーはオンボロの山小屋を高額で売ろうとしていたのには驚きました。

ゲスト

チャールズ・マクベイン – ピーター・デュリエ
アリス・マクベイン – ベリル・ハモンド

DATA

原題:The Magic Cabin
放送日:1965/12/30
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ポール・ウェイン

奥さまは魔女

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