奥さまは魔女 シーズン2 第25話~第28話 あらすじ・感想

第25話 うまいおはなし

あらすじ・感想

トレーラーから競馬馬のドリーランドが逃げ出し、サマンサの家の庭にやって来る。馬を見つけたサマンサはどこの馬だかわからず、言葉が分かればいいのにと馬を人間に変えてしまう。

彼女は競走馬でいつも姉のダイアンの引き立て役ばかりで、日の目を見ることがないので逃げ出してきたとのこと。調教師が足跡を追ってサマンサの家にやって来るが、ドリーは帰るつもりがなくサマンサは連絡先だけ聞いておく。

ダーリンが学生時代の友達ガスを連れて来て、ドリーの奇妙な行動にやや驚いている。ガスは仕事があまり上手くいっておらず、ドリーは明日の競馬で儲けようとけしかける。馬のことには詳しいから任せてほしいと自信満々で、4人で競馬に行くことに。

競馬場でドリーは次のレースの出場馬と話し、人気のない馬に賭けろとガスにアドバイスする。サマンサがこっそり聞いてみると、どうやらその日は人気のない馬の誕生日らしく、他の馬が負けてくれると言っているそうだ。

厩舎でドリーとサマンサはドリーの調教師に会い、ダイアンが怪我をしてドリーランドがいれば代わりに出場できるのにと困っている様子だった。サマンサは今こそ力の見せ所だとドリーを説得し、元の姿に戻すことに。


ドリーはなかなかサバサバしてダイナミックだし、飾らない魅力的な女性です。
しばらくの間は人間として楽しめるでしょうが、やはり競走馬だからスピードが恋しくなって戻りたくなるでしょうね。

セロリやにんじんをかじっている姿には笑いましたが、果たしてフカフカのスティーブンス家のベッドでぐっすり眠れたのでしょうか。
とにかく元気いっぱいで明るいドリーには元気をもらえますね。

ダイアンが怪我をしてやっと自分の出番が回ってきたドリーは、颯爽と駆け抜けて見事に優勝しました。
しかも、後ろの方からごぼう抜きで先頭に立ってカッコいい勝ち方だったから、さぞや気分が良かったでしょう。
ガスもお金を儲けることができて、2人の夢がかなってよかったです。

ゲスト

ガス・ウォルターズ – ロバート・ソレルス
ジャック・スピンドラー – シドニー・クルート
ドリー・ランド – パティ・リーガン

DATA

原題:The Horse’s Mouth
放送日:1966/3/3
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ポール・デビッド、ジョン・L・グリーン

第26話 おクチをきいた!

あらすじ・感想

サマンサはダーリンと約束があるのに子守りが見つからずに困っていると、ママがやると言ってくれる。魔法は絶対ダメだと念押しして出かける。ママはタバサのオムツの替え方がわからず、偶然やって来たグラディスさんに頼むことに。

グラディスさんはタバサと1週間違いで生まれた甥エドガーを連れて来ていて、いかにエドガーは頭がいいかを自慢している。タバサが劣っているとバカにされ、ついママは魔法でタバサをしゃべらせてしまう。

ダーリンが帰宅するとグラディスさんにつかまり、タバサがしゃべったと聞かされる。家に入りサマンサからママの仕業だとろうと言われ、余計なことをしたといつものように文句を言っていた。

グラディスさんは新聞社の人を連れて来て、タバサがしゃべる赤ちゃんだと紹介する。ダーリンがママのことを悪く言ったため腹を立てたママはまた魔法でタバサにしゃべらせ、新聞社の人がタバサの写真を撮って帰って行く。

翌日の新聞の一面にデカデカとタバサの写真と共にしゃべる赤ちゃんとして掲載され、スティーブンス家には人が押し寄せて来る。


負けず嫌いのエンドラがまたまた騒動の火種を作ってしまいました。
グラディスさんが甥っ子のことを自慢しまくってタバサをけなしたから、つい魔法でいたずらしたくなったのでしょう。

ダーリンもちょっとした出来心でエンドラがやった事をチクチク責めてしまって、ホウキ乗りだなんて言ってしまったから、エンドラも怒ってまたタバサにしゃべらせたのでしょう。

家の前には人が殺到するし、テレビでも取り上げられてハーバード大から奨学金を出すなんて申し出があるなんて、どんどん騒ぎが大きくなるばかりでしたね。

サマンサが思いついたエンドラの腹話術はいいアイデアで、グラディスさんは納得していなかったけど、マスコミは納得していたから、騒ぎも収まってよかったです。

ゲスト

クリート・ロバーツ

DATA

原題:Baby’s First Paragraph
放送日:1966/3/10
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ジェームズ・S・ヘナーソン

第27話 金は異なもの味なもの

あらすじ・感想

ダーリンが帰宅するとサマンサの知り合いらしき男性ブライアンが来ていた。てっきり魔法使いだと思ったら妖精で、サマンサではなくダーリンの遠い親戚だとのこと。

ブライアンはアイルランドの古い暖炉に金貨の入ったツボを隠していたが、アメリカの金持ちが暖炉ごと買取りツボもそこにあるとのこと。暖炉を買ったのはダーリン達の家の近くに住む金持ちロビンソン氏で、ツボがなければブライアンは魔法が使えないと困っている。

ダーリンが電話で確認するとブライアンの話は本当らしく、ロビンソンの家へ広告の宣伝を取りに来た担当者として行き、暖炉を確認する。ブライアンはダーリンの靴を勝手に直したり、家中の酒を飲んでしまってダーリンは今夜ツボを取り戻し、出て行ってくれとブライアンにかっとなって怒鳴ってしまう。

その夜、ブライアンはロビンソンの家に忍び込むが番犬に見つかり、警察に逮捕されてしまう。サマンサが迎えに行き2人でツボを取り戻しに行きたいとダーリンに言うが、魔法はダメだと断られてしまう。


ファンタジックな妖精さん登場で、サマンサではなくダーリンの遠縁とは驚きました。
アイルランドから来た妖精レプラコーンですが、ちょっと大きくてあんまり妖精っぽくなかったですね。

伝説みたいにダーリンの靴を直してくれたのに、あんまりうれしそうじゃなかったです。
遊び心いっぱいでサマンサは仲良しになっていましたが、現実主義のダーリンはどうも妖精の存在は受け入れにくかったのでしょう。

でも、ちゃんとロビンソンさんの家まで暖炉を確認しに行って、ちゃっかり広告の宣伝までして帰って来ました。
ブライアンが警察に捕まってしまって、警官もアイルランド人だったのに、ロビンソンさんと対応が随分違いました。
仕方なくブライアンはサマンサに電話して助けてもらいましたが、ちゃっかりコーヒーまで持って帰ったのには笑いました。

ゲスト

マイケル・フォガティ警官 – ジェス・カークパトリック
ジェームス・デニス・ロビンソン – パーリー・ベア
ブライアン・オブライエン – ヘンリー・ジョーンズ

DATA

原題:The Leprechaun
放送日:1966/3/17
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ポール・デビッド、ジョン・L・グリーン

第28話 雨降ってなんとやら

あらすじ・感想

サマンサはダーリンと取引先が来るパーティーへ行く準備をしなら、取引先の娘と仲良くしてくれとサマンサに頼んでいた。パーティーにはラリーとルイーズも来ていて、さっそくサマンサは娘の相手をすることに。しかし、彼女は口が悪く高慢な態度をずっと取っていて、サマンサをけなすだけだった。

それでもダーリンのためとサマンサは娘に話しかけて仲良くしようとするが、さすがに頭に来て魔法で食べ物を顔にぶつけてしまう。

家に帰ってもダーリンはサマンサの小言を言うばかりで、サマンサも応戦している。翌日、会社でダーリンはラリーから取引先との契約は白紙になり、サマンサの悪口を言われ、つい自分もかっとなってルイーズをけなしてしまう。

口げんかがエスカレートしてダーリンは会社を辞めることになり、帰宅して新しい広告会社へ面接に行こうとしていた。サマンサとルイーズはダーリンとラリーを仲直りさせようと知恵を絞り、ある作戦を思いつく。

帰宅したダーリンにサマンサは子供みたいだ、ラリーに頭を下げて謝ってと言って、ついに怒ったダーリンは家を出てホテルに泊まることに。


わがままなお金持ちのクライアントの娘を押し付けられて、サマンサも大変でした。
あんなに悪口を面と向かって言われたら、魔法を使いたくなる気持ちもわかりますね。

ダーリンは行動が早くて、すぐに次の会社の面接に行くなんて、さすがに広告業界で認められているだけはありますね。
そうはさせないと、サマンサが魔法を使って、ダーリンを子供みたいな態度を取るようにしてしまったのには笑いました。
赤ちゃん言葉を使うくらいならまだいいですが、消火器の泡をぶっかけてしまって、なかなか派手な行動でした。

妻グループのサマンサとルイーズも、夫の操縦術を心得ていて見事な作戦でした。
家を追い出されて寂しいダーリンとラリーを同室にしてしまうなんて、サマンサも考えたものです。

やっぱり友達同士だからすぐにお互い謝って、仲直りできて本当によかったです。

ゲスト

ケイベイカー嬢 – ジュリー・グレッグ
ケイベイカー氏 – マーティン・アッシュ
エイムス氏 – ダン・トービン

DATA

原題:Double Split
放送日:1966/3/24
監督:ジェリー・デイビス
脚本:ハワード・リーズ

奥さまは魔女

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