奥さまは魔女 シーズン4 第5話~第8話 あらすじ・感想

第5話 世の中すべてケチ

あらすじ・感想

サマンサはダーリンに内緒でバーゲンのミンクのコートを買うが、ダーリンはいい顔をしていない。ダーリンが出社後エンドラが現れてダーリンはケチだとサマンサを諭すが、堅実なだけだと言われダーリンがケチになる魔法をかけてしまう。

サマンサがダーリンにコートのことで電話すると、すぐに返品するよう言われてしまう。新規のお得意様リグローさんがやって来て、ダーリンが担当することに。リグローさんは大のドケチで、安っぽい葉巻をダーリンにプレゼントして2人は意見が合ってしまう。

帰宅したダーリンは電気がもったいないと、あちこちのスタンドなどを消しまわり、夕食は残り物だけでいいと言い出す。ダーリンの様子がおかしく、サマンサはママが魔法をかけたのだと気づく。

そんな中、リグローさん夫妻とラリー夫妻がスティーブンス家で食事をすることに。ダーリンの魔法が解けず厄介なことになるのを避けようとして、サマンサは魔法を解こうとするが、ダーリンには通用せずケチだったリグローさんが急に太っ腹になってしまう。


ダーリンがあんなにサマンサが買ったミンクのコートにこだわったのは、値段じゃなく自分がプレゼントしたかったからなんですね。
それを見たエンドラもさすがにタジタジになって、魔法をかけたことをちょっとは後悔したのではないでしょうか。

ケチになる魔法にかかったダーリンは、元々ドケチのスポンサーと馬が合って、師匠と仰ぐほどの勢いでした。

サマンサの魔法でゴージャスなものを好むようになったリグローさんと長年連れ添った奥さんは、夫がやっと人並みになってくれて大喜びしていました。
そんな奥さんの希望をかなえるために、あえてサマンサも魔法を解かなかったようです。

ラリーがふと吸ったダーリンのタバコをしっかりチェックしていて、ドケチなダーリンがメモしていたのもおかしかったです。

ゲスト

ビグロー氏 – パーリー・ベア
ビグロー夫人 – メアリー・ランシング
ベティ – ジル・フォスター

DATA

原題:Cheap, Cheap
放送日:1967/10/5
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト

第6話 本日休業

あらすじ・感想

ダーリンは大口の契約が取れそうで、朝からご機嫌でサマンサのために朝食を作り、ご機嫌な様子で会社へ。タバサがトレーをひっくり返してしまい、サマンサが魔法で片付けようとするが全く魔法が使えなくなっていた。

ちょうど孫に会いたくなってやって来たママにサマンサは魔法が使えなくなったと助けを求め、ママはドクター・ボンベイを呼び出す。ドクターの診察では魔法を使わない生活をしていて魔法が錆び付いてしまい、空中ドッグで休養が必要とのこと。

ダーリンはラリーと契約について話し合っていて、契約を代行する人の名前を見て急に青くなってしまう。ナイルズマンスターさんはダーリンの高校時代の元カノで、ひどい別れ方をして恨みを持っているので、契約がおじゃんになりそうなのだ。

ラリーとダーリンはナイルズマンスターのオフィスに行き、ラリーだけ先に会うことに。ダーリンは自宅の電話してサマンサに事情を説明するが、エンドラが電話を取り上げてサマンサは空を飛んでいると伝えてしまう。

ダーリンはまたサマンサが自分を助けようとしていると勘違いし、ナイルズマンスターのオフィスにいるハエをサマンサだと思い込んでしまう。


魔法も使わないと下手くそになって、魔力が錆び付いてしまうんですね。
ダーリンに合わせて人間の生活をしようとがんばっていたサマンサですが、とんだ副作用が出てしまいました。

リビングで浮いていましたが、お隣のグラディスさんにのぞかれたら、一発で町中の噂になりそうでした。
ダーリンもまさか高校時代のワケあり彼女が契約の取次ぎをするなんて、思ってもみなかったでしょう。

ダーリンはハエをサマンサだと思い込んで話しかけていましたが、サマンサの言う通り彼女ならそんなお下品なものに姿を変えないですね。

メアリー・ジェーンと話してすっかり誤解も解けてよかったですし、浮いているサマンサに椅子の上に立ってキスして誤っていたダーリンの姿がかわいかったです。

ゲスト

メアリー・ジェーン・ナイルズマンスター – マーラ・パワーズ

DATA

原題:No Zip in My Zap
放送日:1967/10/12
監督:リチャード・キノン
脚本:バーバラ・アヴェドン

第7話 球は無情というけれど

あらすじ・感想

ダーリンはスポーツ用品メーカーの仕事を取ろうと、朝暗いうちからゴルフの練習に励んでいる。クライアントのバクスターさんはスポーツマンで、ゴルフで接待して仕事の契約を勝ち取るつもりなのだ。

オフィスでダーリンはラリーと一緒にバクスターさんと契約について話すが、バクスターさんはゴルフで人の真価がわかると言って、妻同伴でラリーとダーリンをゴルフクラブに誘う。

そして、一同がゴルフクラブに集まって雑談しているが、バクスターさんの学生時代の自慢話が始まっていた。彼の妻マーガレットは話を聞き飽きている様子で、オチを自分からしゃべってしまう。

男性陣はゴルフへと出かけ、マーガレットは夫がゴルフで負けて少しはまともになってくれればと、サマンサに愚痴をこぼしていた。サマンサはマーガレットの気持ちを考えて、ダーリンに魔法をかけて難しいショットを何度も成功させる。

自信満々だったバクスターさんはどんどん機嫌が悪くなり、ラリーはダーリンに少しは力を抜いて相手を勝たせろと言うが、ダーリンはこれでも手を抜いていると反論する。


エンドラの魔法はもちろん効いていたのだろうけど、さらにサマンサが魔法をかけてしまったから、ダーリンはスーパーショット続出でした。
クライアントに花を持たせようとするラリーがあれこれと小細工していたのが可笑しかったです。

ボールを空き缶に入れたり、グリーンに乗っていたボールをわざとバンカーに落として埋めたりして、ダーリンを失敗させようと必死でした。
けど、サマンサの魔法が強力で、ラリーのそんな邪魔なんか全く影響なしでした。

ダーリンもサマンサが魔法を使ったことを承知していて、契約して仕事をゲットできると踏んだから怒らずそのまま魔法を使わせたのでしょうね。

ゲスト

マーガレット・バクスター – ジョアン・バクスター
ジョー・バクスター – マクドナルド・ケリー

DATA

原題:Birdies, Bogeys and Baxter
放送日:1967/10/19
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:デビッド・V・ロビンソン、ジョン・L・グリーン

第8話 タバサと三匹のおばけ

あらすじ・感想

ハロウィン前日の夜、サマンサはタバサにハロウィーンの3匹のお化けの絵本を読み聞かせて眠らせようとする。ダーリンとサマンサがタバサの部屋を出た直後、タバサは魔法で絵本から3匹のお化けを出してしまう。

翌日、ハロウィーンの仮装の衣装を着たタバサを連れて、サマンサは近所を回ることに。お隣のグラディスさんの家には甥っ子のトミーが来ていて、ジャック・オー・ランタンの仮装をしていた。

近所を回るタバサに3匹のお化けもくっ付いてきて、タバサがお菓子をもらった後、お化けの魔法で近所のおばさんにひげが生えてしまう。サマンサが魔法で何とか元に戻すが、タバサが悪いことをしたと思い込んでいて、バツとしてタバサはサマンサと家に戻ってしまう。

残されたお化けのうちジャック・オー・ランタンはトミーと入れ替わり、何も知らないグラディスさんはジャック・オー・ランタンの悪さをトミーがやったと勘違いして、家に連れ戻してしまう。タバサの部屋に戻ったサマンサは絵本からお化けの姿が消えているのを見て、タバサが魔法でお化けを出してしまったと気づく。


タバサがどんどんかわいくなってきて、ハロウィーンの仮装もとても似合っていました。
成長した分魔力も上がっているみたいで、絵本からお化けを実体化させるなんてスゴいですね。

タバサは絵本のお化け達と遊んで楽しみたいと純粋に願ったから、絵本から出てきてしまったのでしょう。
やはり、魔法をかけた本人でないと元には戻せないようで、サマンサほどの魔女でもタバサの魔法には対抗できませんでした。

ジャック・オー・ランタンの仮装をしていたトミーは同じお化けと同じ見た目だったから、騒ぎに巻き込まれて災難でしたね。
クラシカルなコメディらしいドタバタ劇で、サマンサとお化けの追いかけっこも楽しかったです。

ゲスト

トミー – ボビー・リハ
ロビンソン夫人 – モンティ・マーゲッツ
グレムリン – ジェリー・マレン
ゴブリン – フェリックス・シラ
ジャック・オー・ランタン – ビリー・カーティス

DATA

原題:The Safe and Sane Halloween
放送日:1967/10/26
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ジェームズ・S・ヘナーソン

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