BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン3 第5話~第8話 あらすじ・感想

第5話 ハロウィーンの悪夢

あらすじ・感想

ハロウィーン中で遊園地の中にある巨大迷路でミイラ化した死体が発見され、被害者は女性で表面にニスが塗られていた。洋服は教会のリサイクル店のものだったが、牧師はホームレスなどにも洋服を配っていて、行方不明の子供もおらず特に収穫はなかった。

遊園地のミイラ事件のことを聞いたショウ夫妻は、遊園地で行方不明になっている娘メーガンではないかと、ラボまで訪ねてくるが、死体は1年前のものでアンジェラの復顔したスケッチを見てメーガンではないと解り落胆していた。

そこへ、遊園地でもう1体ミイラ化した死体が見つかる。遊園地の死体の館というアトラクションでピエロの前にミイラがあり、ピエロ恐怖症のブースは怖がりながら中を進んで行き死体を発見する。

2体目の死体も最初のものと同じ薬品とニスが使われていて、2人目の被害者は体の状態から生きたまま埋められた可能性が大きい。最初の被害者ステラは15歳で1年前に遊園地で失踪していて、2人目の被害者16歳のジュディスは2年前にやはり遊園地で失踪していた。ステラもジュディスも恐怖を与えられて死んでいた。


みんなこったハロウィーンの衣装が素敵で、普段とは違った華やかな雰囲気でした。
アンジェラのシェールの頭がビッグでしたし、カミールのキャットウーマンvsブレナンのワンダーウーマンのどっちが強いか対決も面白かったです。

ザックのお相手古生物学のナオミはBONESが始まった当初にザックがお付き合いしていて、フラれてしまった相手ですね。
みんなに何が悪かったの?としきりにザックが意見を求めていたのが懐しいです。
ごくたまに名前が出てきて、ザックとはいいお友達みたいです。

パーティーに出席するのかと思いきや、手がかりが見つかってそのままの格好で仕事をしていたのには笑いました。
ブースはメガネを外せば普段着っぽからまだいいですが、ブレナンの方はあの格好で街中を歩いていたら相当目立ちます。

車で直に現場へ向かったからいいようなものの、ブースが応援要請していた時に衣装の説明をしていましたが、言っておかないと変人として逮捕される危険も多少はあったんでしょうね。

やっかいなブレナンのデカイ銃は本人には扱えなくて、いつもブースと交換してもらっているイメージです。
今回はその銃とブースの射撃の腕が役立って、大いに不j利な状況から巻き返して本当にお見事でした。

ゲスト

グレッグ・リスコム – ライダー・ストロング
アンバー・キプラー – アズラ・スカイ
ピート・ゲラー – ネイサン・アンダーソン
ビル・ジョナス牧師 – ヴィンス・グラント
ポタスカ医師 – テリー・ローズ
マギー・ショウ – ジュディ・プレスコット
ダン・ショウ – ポール・カッセル
サンディ・エバンズ – リンジー・バーティルソン
ダン・ハウザー – ローレンス・コーエン
ローラ – ケイトリン・フォーリー

マティ – ジェイク・オースティン
トビー – アンドレ・ローマン
マーカス・ガイヤー捜査官 – デビッド・グリーンマン
チャーリー・バーンズ捜査官 – ネイサン・ディーン
メーガン・ショウ – アシュリン・マッデン
ジュディス・エバンズ – アローン・フェルトン

DATA

原題:Mummy in the Maze
放送日:2007/10/30
監督:マリタ・グラビアク
脚本:スコット・ウィリアムズ

第6話 燃え尽きた優等生

あらすじ・感想

ジェファソニアン研究所の焼却炉の中から焼死体が発見され、死亡推定時刻は朝の1時から3時の間だったが夜の9時30分以降は誰も来館しておらず、犯人は職員の可能性が大きい。アンジェラは研究所のトップ、バンクロフトが来るとみんなに知らせ、鑑定中の頭蓋骨を見てある女性の顔が浮かび、そのまま自分のオフィスへ。

様子がおかしいアンジェラを心配してブレナンがオフィスに行くと、被害者が誰だか解り実習生のクリステン・リアドンだと告げる。研究所で以前働いていたリアドン博士の娘で、アンジェラにここの職員で既婚者と付き合っていると打ち明けたとのこと。

クリステンの死を知り彼女のボスがブレナンとブースに会いに来て、彼女は優秀で部署のトップで奨学金をもらう予定になっていて、2番手はニールだと話す。ニールは連続殺人事件でブレナン達が持ち帰ったゴルモゴンの鑑定をしていてクリステンとは仲が良く、昨日はクリステンより先に帰ったとのこと。

ブレナンはクリステンのバッグを発見し携帯の発信履歴には同じ番号がずらりと並んでいて、もしかしたらゴルモゴン事件絡みで殺されたのではと言い出す。ジャックとザックが人騒がせな人体模型を最上階から落下させて実験を行い、クリステンは最上階のゴミシューターから落とされ、その前に背中から刺されて大量出血していることが判明する。

最上階には携帯の履歴にあったアルドリッジ博士の部屋がありFBI捜査官が調べてブース達を呼びに来て、ブルーライトをかざすと大量の血液の跡が見られた。

アルドリッジの取調べはブレナンが行いアルドリッジは横柄で高圧的な態度を崩さなかったが、クリステンとの関係やFBIは犯人だと見ていることを伝えると、検事と弁護士を呼ぶよう要求する。


ジェファソニアンが事件の中心になるなんて初めてのことです。
こうしてふたを開けてみれば、不倫アリ、違法な密輸アリ、政治的な画策アリで、一般企業と大して変わらないですね。
働いているのが頭のいいスクインツというだけで、ブレナンくらいまっすぐで研究心に燃えている学者の方が珍しいくらいなのでしょう。

冒頭から焼却炉の係の人が、ザックが豚を使って実験をして死体を投げ込んだ的なことを言っていて、ザックは研究所内では変な実験をする天才として有名人みたいです。
変なところで名が売れて、ザックも迷惑でしょう。

カミールに恋人のふりをしてくれと頼まれて、嫌々ながらもプレゼントまで用意していたブースでしたが、彼女の妹からキスされてややこしい状態になってしまいました。
カミールの妹も姉と同様の美人のナイスバディで、姉を困らせるためなら何でもする女豹タイプですね。
姉妹げんかの仲裁に入ろうとしたら両方から嫌われるしで、踏んだり蹴ったりでした。

ゴルモゴン絡みでは研究所の職員が大勢借り出されていて、やはりかなり大掛かりな事件で謎が深まるばかりです。

ゲスト

バンクロフト – ザンダー・バークレー
カイル・アルトリッジ – テレル・ティルフォード
エバン・クリムキュー – スコット・リンカー
テッド・リアドン – トム・ヴァーチュー
フェリシア・サローヤン – ロシェル・エイツ
タイラー・ネビル – サム・ジョーンズ3世
マーカス・ゲイヤー – デビッド・グリーン
フィル – E・E・ベル
ニック – J・R・ナット
クリステン・リアドン – ミリー・ハッカビー

DATA

原題:Intern in the Incinerator
放送日:2007/11/6
監督:ジェフ・ウールノー
脚本:クリストファー・アンブローズ

第7話 タイムカプセルの少年

あらすじ・感想

ある高校で1987年に埋められたタイムカプセルが開けられたがドロドロの液体と共に中から頭蓋骨が出てくる。被害者の体に何ヶ所か骨折して治った跡が見られどれも20年以上前のもので、被害者はロジャー・ディロンだと判明し、遺体から神経ガスの物質が見つかる。

父親に話を聞きに行くと卒業式の日に家出してそれ以来会っておらず、昔は酒に溺れて息子に暴力を振るったことを認めた。ロジャーの親友だったギルは彼の亡くなった母親から家出するというメモがあったと聞いたことがあると話す。

タイムカプセルから懐中時計と麻薬が発見され、ロジャーが失踪する2日前に教師のハンソンが麻薬所持で逮捕されている。ハンソンはロジャーは麻薬はやっていないと話し、自分が捕まったのはジョン・アダムソンが警察に密告したからだと言っている。

ロジャーの体から麻薬は発見されず神経ガスも死亡するほどの量ではなく、ザックは下あごに傷が付いているのに気付き、ロジャーはナイフのようにとがったものではなく、平べったい刃先の凶器で首を刺され死亡したと見ていた。

タイムカプセルから見つかったフロッピーは3Dのシューティングケームで、当時はこのようなゲームはまだ発売されていなかったので、ロジャーは大金持ちになっていただろうとアンジェラは言っている。ギルは高校を卒業したらロジャーがゲーム開発、自分が販売担当で一緒にゲームソフトの会社を立ち上げようと相談していて、お互いにバイトしてお金を貯めていたのこと。

アダムソンはロジャーに200ドルで替え玉受験を頼んだが、その後彼が脅してきて500ドル払えと言ってきて、持っている金と腕時計を渡したと話す。


高校のタイムカプセルから死体が見つかったことで、ラボ内でも10代の頃の話で盛り上がっていました。
ブースにとっては楽しい高校時代で、ブレナンにとってはただの勉強の場でしかなったようです。

ブースは世間話として高校時代はどうだったかブレナンに聞いて、笑わないと約束したのにちょっと吹き出してしまってブレナンを傷つけてしまいました。
スイーツとのセラピーの席でそれを持ち出すなんて、ブレナンも意外とセラピーを信じ始めてるみたいです。

一方、ブースは事件のためにスイーツにプロファイリングさせようとして、ブレナンに恥ずかしい過去を話すと約束します。
自分にとっては赤っ恥をかいたブースの高校時代の思い出でも、ブレナンにとっては勝ち組をアピールしているだけで、全然共感できず、イライラが収まらなかったのでしょう。
最後には本当にブースが心から恥じている話を聞くことができて、ブレナンも納得して和解できてよかったです。

そういえば、スイーツは初ジェファソニアンで、何となくウキウキしていました。
ゴードン先生はアクティブで色んなところへ出かけていくタイプのようでしたが、スイーツはオフィスにこもって患者と話をするのがメインです。
ここが現場だと張り切って本格的に捜査に関わり鋭いプロファイリングを発表して、今後はプロファイラーとして事件にも絡んで欲しいです。

ゲスト

ギル・ベイツ – パトリック・フィッシュラー
テリー・スティンソン – パトリック・ファビアン
ジャネル・スティンソン – クリスティン・バウアー・ヴァン・ストラテン
ダニエル・ディロン – レイ・ベイカー
ジョン・アダムソン – リック・ラヴァネロ
ダーウィン・バンクス – スティーヴォン・フラー
ロジャー・ディロン – ヒューストン・グラハム

DATA

原題:The Boy in the Time Capsule
放送日:2007/11/13
監督:チャド・ロウ
脚本:ジャネット・リン

第8話 狙われた騎士

あらすじ・感想

ブースとカミールは現場作業員が見つけた肉付きの遺体の調査へ行き、遺体から小さな宝石を発見する。研究所へ持ち帰って分析が行われひざに外科手術の跡がありひざの皿がなくなっていて、死因は両刃の刃物によるものだった。

ブレナンの家にラスの恋人エイミーがやって来て、下の娘のヘイリーが重病でラスに会いたがっていると言うが、数ヶ月ラスとは会っていないブレナンは医師を紹介し、父マックスを通じてラスに連絡を取ることに。

エイミーが帰った直後、血の付いた封筒を開けると遺体のひざの骨が入っていて、郵便はワシントン内から送られ、奇妙な模様の紙で包まれていた。ザックが凶器を見つけ、ゴルモゴン関連の倉庫にあったナイフだった。

スイーツがやって来てひざは父亡き息子の骸骨に当てはめるものだと言うと、アンジェラが包み紙の模様はゴルモゴンの倉庫にかけてあったタペストリーと同じ柄だと思い出す。歯型から被害者はダグラス・クーパー神父だと判明する。アンジェラはタペストリーの絵柄はバラバという聖書のもので、ゴルモゴンは秘密結社などを悪だと見ていて全てに逆さまの意味を持たせていたと言う。

タペストリーにあった絵を暗号だと取ってザックが数字化し、地図上に表示させて線でつなぎそれを逆転させると、父亡き息子の殺人事件現場と一致していた。まだ調べていない墓地の霊廟があり、ブースとジャックがそこへ行くと全て白骨でできた別の父なき息子の像があった。

これらの骨は18人の別々の骨からできていて全てに歯型があり、骨は50年以上前のもので、今の父亡き息子に付いていた歯型とはどれも一致しなかった。神父の遺体からはトルコの泥が見つかり、神父はエデンの園があったトルコのアナトリア地方へ旅行に行っていたことが判明する。


ゴルモゴン事件の謎がどんどん解かれてさらに大規模になり、50年以上前から代々受け継がれて行われている連続殺人にまで発展しました。
ブースとブレナンが狙われて怪我をしたりと、どんどんブースとスクインツ達が危険な目にあうような気がします。

とうとうスイーツまで事件の捜査に加わって、色々と手がかりも増えました。
彼の言うように犯人は2人組だったし、堕落した者がロビイストのポーターだと突き止めるヒントを与えるなど、なかなかの活躍ぶりです。
あのジャックに「やるなぁ」と言わせるなんて、かなりの切れ者ですね。

ブレナンの家族絡みでも進展がありました。
ラスの恋人エイミーの娘が病気でラスに会いたがっていてブレナンがひと肌脱ぐのですが、ラスはブースに逮捕されてしまいます。
マックスがラスをワシントンに連れ戻すために捕まらないと嘘を付いたのですが、ブレナンが嘘を付いたとラスが思い込んで、危うくまた家族がバラバラになりかけます。

結局はラスもブレナンを信じてブースの尽力もあり、ラスは30日の拘留と保護観察ですんで、ちょっと経てばエイミー達の元に戻れそうだからよかったです。

ゲスト

エイミー・ホリスター – ベス・ウォール
スティーブン・ウォレス – レオン・ラッサム
ワトキンス判事 – デヴィッド・ブリスビン
ジョイス・ヒューイット – カーリース・バーク
エリカ・デイビス – ロクサーナ・ブルッソ
マーク・ネイラー – エリック・ジョージ
レイ・ポーター – レイ・アブルッツォ
チャーリー・バーンズ捜査官 – ネイサン・ディーン
ヘイリー・ホリスター – スカイ・アレンズ
アーサー・グレイブス – ジョー・ジェファーソン

DATA

原題:The Knight on the Grid
放送日:2007/11/20
監督:ドワイト・リトル
脚本:ノア・ホーリー

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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