カリフォルニア・ドリーム シーズン3 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 The Long Goodbye

あらすじ・感想

スライはアリソンにベタ惚れで、彼女のためにドアを開けたり椅子を引いてあげたり、紳士として優しくエスコートしている。もうすぐ付き合って2ヶ月になるので、アリソンには内緒で記念日には何かプレゼントするつもりだと、みんなの前で話している。

うっとりと二人の様子を見ていたロレーナとサマンサは、粗野な彼氏のジェイクとトニーにもっとロマンチックになって欲しいと頼む。そこで、ジェイクとトニーはティファニーの読んでいるロマンス小説をヒントにロマンチックになろうと努力するが、ことごとく失敗する。

2ヶ月目の記念日にスライとアリソンはシャーキーズにやって来るが、アリソンがシカゴの学校に転校すると聞いてスライはひどくショックを受ける。2週間後にはアリソンは引っ越してしまうというのにスライは彼女からの電話にも出ようとせず、無視を決め込んでしまう。


スライにもやっと素敵な彼女ができて、アリソンのためにドアを開けてあげたり椅子を引いてあげたりと、フェミニストぶりが発揮されていました。
彼女のことを心から愛していて、大事にしたいからこその行動でしょう。

だからこそ、アリソンが引っ越すと聞いた時のショックが大きくて、素直になれなかったのだと思います。
最後にアリソンとも仲直りして、大事なスタジャンをプレゼントできて良かったですね。

スライがおとなしかった分、ジェイクとトニーががんばってくれました。
ロマンス小説のまねをしてロレーナやサマンサを喜ばせたいという気持ちは大事ですが、全て空回りしていたのがおかしかったです。

小説が中世物だったからそれっぽい格好をしていて、トニーはまあわかるけど普段ならジェイクはあんな格好をしなかったでしょうね。

ゲスト

アリソン – ニッキー・コックス
モナ – ヘザー・マリー・マースデン

DATA

邦題:第46話
放送日:1994/10/15
監督:パトリック・マロニー
脚本:ノア・トラフト

第7話 Trust Me

あらすじ・感想

ビデオコンテストに応募する事になったカリフォルニア・ドリーム。ジェイクとマークはロレーナの家で早速曲作りに励み、家に親戚が来ているマークはそのままロレーナの家に泊まり込むことに。

ある晩、ジェイクとけんかしたロレーナはマークに愚痴を聞いてもらっているうちにいいムードになり、マークは思わずロレーナにキスしてしまう。ただのアクシデントだと二人はメンバー達に相談し、隠しておくよりジェイクにきちんと話した方がいいと意見がまとまる。

マークとジェイクは曲作りを始め、ジェイクのギターをバックにマークはキスの事を詞に乗せて歌うが、案の定、ジェイクは猛烈に怒り出して、マークは信用できないと友情にヒビが入ってしまう。

メンバー達は一芝居打つことにし、ジェイクの前でスライがサマンサにキスをし、「俺の彼女にキスしたな」とトニーがスライに詰め寄る。芝居は上手くいきジェイクが二人の仲裁に入って丸く収まりかけたものの、ロレーナとマークの件とは別物だとジェイクは考えを変えようとはしなかった。


スライのいとこでピアノや楽器の天才というマークはメンバーとも上手くやっていたけど、これまでちょっと影が薄かったですね。
ハプニングとはいえロレーナにキスしてしまうなんて、大胆なところがあったのだと驚きました。

ロレーナは美人なセクシー系だし普通の男の子ならのぼせてしまうだろうから、マークもそうだったのでしょう。
ジェイクにどう打ち明けようかとマークがあれこれ想像していたのが面白かったし、あたふたしている所はちょっぴりスライと似ていますね。

マークから真実を聞いたジェイクの反応は予想通りだったし、びびりながら歌っていたマークもかなり勇気が必要だったでしょう。
2人で大柄な男達に立ち向かってあっさり仲直りできて良かったです。
仲良く青アザを作って、グラサンで隠している姿はカッコ良かったですね。

ゲスト

マングラー – マシュー・マハーニー
ストンプ – ジョー・コズマ

Music

「Stand Together」Vo:マーク、ジェイク

DATA

邦題:第42話
放送日:1994/10/22
監督:ミゲル・ヒグエラ
脚本:リニー・グリーン、リチャード・レヴィン

第8話 The Princess and the Yeti

あらすじ・感想

ロレーナのパパの招待で、コロラドのスキー場で演奏することになったドリームス。スライは女の子の気を引こうと足にキブスを付けてスキーでケガをした振りをするが失敗し、ジェイクは革ジャンのままスキーしに行こうとして寒さで凍えてしまう。

スキー場近くのキャビンに住むガスリーさんから、”この辺りではイエティが出る”という噂を聞いて怖がりのトニーはすっかりビビってしまう。ドリームスがスキーロッジで演奏し終わると、窓の外に毛むくじゃらのイエティが雄叫びと共に現れ、ロッジの客達が逃げ出してしまった。

トニーの姿がどこにも見えずスーツケースもなくなっていて、イエティに怖がって逃げたのだろうとドリームスは森の中を探すことに。獣用のワナの網に捕まっていたトニーを発見してジェイクが助け、寒い森の中をウロウロしていて冷えきってしまったドリームスは近くのキャビンで暖を取ることに。


いつも舞台はカリフォルニアだからサーファーや水着の人が多くて、雪景色に冬装備のドリームスがとても新鮮でした。
イエティにビビっていたトニーがかわいかったし、外に出て罠にかかってしまったのも彼らしかったです。

一番笑ったのはジェイクのピンクのダウンジャケット姿ですね。
スキーをするのにも革ジャンじゃなきゃと凍えていたのに、やはり寒さには耐え切れなかったみたいです。
ロレーナから借りたピンクのダウンはとてもお似合いで、みんなからからかわれていました。

おまけに、お邪魔した山小屋のガスリーさんにもお嬢ちゃん扱いされていて、またまた笑わせてもらいました。
お金持ちのロレーナが人の優しさや思いやりに触れ、ガスリーさんのために父親を説得したのは素敵でしたね。

ゲスト

コスタ – エイブラハム・アルヴァレズ
ガスリー – サンディ・ウォード
タミー – エリザベス・バリー
クリムスキー保安官 – スティーブ・ピーターソン

Music

「Must Be Love」Vo:マーク

DATA

邦題:第40話
放送日:1994/10/29
監督:パトリック・マロニー
脚本:ノア・トラフト

第9話 Winkle/Wicks World

あらすじ・感想

ドリームスは学校のテレビ番組クラスで自分達のテレビ番組を作れという課題が出される。ティファニーとマークは歌とコメディでサーフィンを紹介する番組を作り、サマンサ、ロレーナ、ジェイクは学校の廊下を影で監視し、風紀違反をした生徒を捕まえるユーモラスなリアリティ番組を作る。

番組作りのアイデアがなかなか出ないで困っていたトニーとスライは、サマンサの言葉をきっかけにグラビアガールがどれだけホットかをギャグを交えながら評価するコメディ番組を作る。スライ&トニー以外は先生から良い成績を貰えたが、二人の成績はFだった。

しかし、授業を見学に来ていたローカルテレビ局のプロデューサーがスライとトニーの番組を気に入り、ローカルテレビでオンエアされることに。これがヒットして一躍人気者になった二人はドリームスの活動を休止して、テレビ出演に集中することになった。

スライの代わりにロレーナがマネージャーになるが、ライブの仕事を全く取れず、やっと決まったのがハイソサエティな夕食会での演奏だった。番組が大当たりして人気を得たスライとトニーは傲慢でわがままになり、しばしば衝突してケンカするように。


サマンサとマークが作った番組は爽やかだけどユーモラスで、2人の優しさや明るさが出ていました。
ジェイク達の番組はロレーナとサマンサがカッコよかったし、キメてたジェイクが2人に引きずられて行くオチが最高です。

トニーとスライの番組はまさにコメディ!という感じでプロも目を引く出来映えだったけど、お堅い学校の先生にはウケませんでしたね。
有名になるとあるあるな友達同士の仲がこじれてしまって、番組すらも上手くいかなくなり残念な結果です。

周りが仲直りさせようとあれこれ仕込むのかと思ったら、ドリームスのライブが仲直りのきっかけになったのはうれしいですね。
ボーカルもなしで静かな演奏はドリームスらしくないし、ティファニーがハープを弾いたりあのジェイクがフルートを吹き始めたら、驚くのは無理もありません。

スライもトニーもドリームスが原点ですからバンドが大切だし、一瞬で仲直りできて良かったです。

ゲスト

バール先生 – エドワード・ヒバート
カーベイ – ケリー・エデル

Music

「California Dreams Theme」ストリングス・バージョン

DATA

邦題:第48話
放送日:1994/11/12
監督:パトリック・マロニー
脚本:ロナルド・B・ソロモン

第10話 Daddy’s Girl

あらすじ・感想

週末はパパと一緒にサーフィンをする予定のティファニーだが、独り者のパパがどことなく寂しそうなのが気になっている。ティファニーはそんな話をシャーキーズでみんなと話していたら、食事を買いに来た女性アリエルと出会い職業や趣味もパパと合いそうだとある考えがひらめく。

シャーキーズにパパとアリエルを呼び出して、偶然を装って引き合わせようというのだ。ティファニーの作戦は見事に成功し、パパとアリエルは付き合い始めた。

しかし、パパがデートをするようになってからティファニーはパパと一緒に過ごす時間がなくなり、今日も一緒にフットボールを見る約束だったが、パパはデートに出かけてしまう。ティファニーは次第にアリエルに対する不満がたまり、ある日二人の前で怒りを爆発させてしまう。

マークのパソコンの恋愛相性診断でジェイク&ロレーナ、トニー&サマンサの相性は最悪だという結果が出た。この事がきっかけで、カップル達はぎくしゃくし始めてケンカばかりするようになる。


ティファニーのパパ初登場で、ティファニーがみんなに優しくて争いごとを嫌い、オープンマインドなのもパパ譲りなんだと感じました。

パパには素敵な女性とデートでもして幸せになってほしいという気持ちもあるけど、いざ恋人ができたら寂しくなってしまって、相手の粗を探してパパを取り戻したくなったのでしょう。

最後にはパパに恋人ができても父と娘の絆は壊れないし、パパの愛情は変わらないとわかって良かったですね。

マークの相性診断でもめていたカップル達が次々にティファニーに相談していたけど、普段から面倒見がいいティファニーはみんなから頼られていました。
ティファニーパパも含めカップル達がみんな仲直りできて、いつも以上にハッピーなエンディングでした。

ゲスト

ポール・スミス – ロッド・アランツ
アリエル・ラング – クリスティン・サザーランド

Music

「Someone to Hold Onto」Vo:ティファニー

DATA

邦題:第47話
放送日:1994/11/19
監督:パトリック・マロニー
脚本:ブレット・デューイ

カリフォルニア・ドリーム

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