カリフォルニア・ドリーム シーズン3 第11話~第14話 あらすじ・感想

第11話 Family Tree

あらすじ・感想

学校の授業で自分達の家系を遡って家族の歴史を調べ、みんなの前で発表するという課題が出される。ドリームスは家に伝わる家系図や書物を調べたり、家族や親戚の話をまとめたりとみんな悪戦苦闘している中、トニーだけがみんなから外れてぽつんと一人で調べ物をしていて、サマンサが声をかけてもいつもの陽気さが見られない。

トニーは色々な資料を参考にしたが、どれを調べても自分の先祖は奴隷だったというルーツしか出て来ず、それを恥だと感じていて、ジェイクにだけその虚しい心の内を話すのだった。

マークは同じクラスのジュディを好きになり上手く誘えずにいたら、スライから先祖はカサノバみたいに女性を虜にする魅力を持っていたと聞かされ、マークは人が変わったように自信をつけてジュディを誘う。いよいよ課題発表会が始まる。

ロレーナやサマンサは歴史的に有名、貢献した先祖の話、ジェイクは家系の中欧料理を用いて発表、ティファニーはありふれたラストネームのスミス家系、母方のジョーンズ家系の人数の多さに着目して発表する。トニーの番になり、アフリカの民族衣装を身に付け、自分の先祖はアフリカの偉大な王だったと嘘の発表をしてしまう。


個性あふれるみんなのプレゼンが楽しかったです。
サマンサはドラを持ち込んでいたしジェイクは郷土料理を持ち込むなど、アメリカの学校の課題発表は自由度が高いですね。
トニーが先祖は王だったとついウソを付いてしまい、みんなからちやほやされて、罪の意識に耐えられなくなってしまいました。

ジェイクの助言を聞き入れたからこそ先祖の夢を見ることができて、トニーが真実をみんなの前で堂々と語っている姿がカッコよかったです。
トニーのご先祖様もユーモアを忘れない素敵は人で、みんなを楽しませようという血をトニーも引いていますね。

スライにすっかり乗せられてマークは女の子をデートに誘うことができたけど、こちらもウソがバレて振られてしまって残念でした。
マークは好青年なのに、スライのいとこというのがかなりハンデになっていますね。

ゲスト

トニーの先祖 – フリーマン・キング
ロス先生 – ステイシー・フォスター
ジュディ・タミン – サラ・アン・モリス
シーケルプ – ジェイミー・ケネディ

DATA

邦題:-
放送日:1994/11/26
監督:パトリック・マロニー
脚本:マーク・ミラー

第12話 Harley and the Marlboro Man

あらすじ・感想

ジェイクはバイクコンテストで優勝するためにバイクのチューンナップに熱中していて、他のメンバー達はビーチに遊びに行った帰りにジェイクのガレージに寄る。ジェイクが尊敬していてバイク好きになるたきっかけを作ったクールなフランク叔父さんが、バイクコンテストのためにジェイクの手伝いにやって来た。

みんなが帰った後バイクをいじりながら、ジェイクは叔父さんから「煙草はやるか?」と勧められ、吸った事もないのに叔父さんの前でカッコつけたくて、無理に煙草を吸ってしまう。それ以来、スモーカーになってしまったジェイク。バンドのリハーサルでも吸い出し、ロレーナやメンバーから嫌われても煙草を止めようとしないのだ。

ロレーナの説得が功を奏しジェイクは煙草を止める決心をして、メンバー達もそれに協力することに。持っている煙草を全部ゴミ箱に入れさせ、煙草についてのビデオを見せたり代わりにガムを食べさせたりしたが、ジェイクはスモーカーに逆戻りしてしまう。

バイクコンテストに優勝したジェイクは叔父さんにその事を報告して二人で喜び合うが、叔父さんから衝撃的な告白をされる。ビーチで500ドル入った箱を拾ったドリームスは持ち主が現れるのを待つが、欲に目がくらんだスライがそのお金を狙っていて・・・。


ジェイクは子供の頃からクールでカッコいいフランク叔父さんに憧れていたから、叔父さんみたいにタバコをカッコよく吹かしたくてつい手を出してしまったのでしょう。

最初の1本は咳き込んでいて吸えなかったのにすぐに慣れてしまって、タバコなしではいられなくなってしまいましたね。
叔父さんの病気は残念でしたが、ジェイクが本気で禁煙しようと決心できたきっかけになって良かったです。

みんなはからかっていたけど思い出の革ジャンは小さくてかわいかったし、とても大事にしていたのが伝わってきました。

サイドストーリーの拾ったお金を自分の物にしようと、スライが老女に変装していたのが面白かったです。
みんなにはすぐにバレてしまったけど、お金に執着するスライらしいアイデアと行動力でしたね。
お金のためなら諦めないスライのしぶとさがよく現れていました。

ゲスト

ゲスト

フランク叔父さん – エディー・メッカ

Music

「Tough Love」Vo:ジェイク

DATA

邦題:第51話
放送日:1994/12/3
監督:パトリック・マロニー
脚本:ノア・トラフト

第13話 Rebel Without a Nerve

あらすじ・感想

ドリームスの学校はもうすぐ無事故の世界記録を達成しようとしていて、どうしても記録に載りたい校長は今週を安全週間に定める。トニーは安全監視員として校長の手伝いをし、校長がもう一人安全監視員を探していたところへスライが立候補する。

転校してきたタフ・ガイのトミー・キーティングは権力を求めていて、学校一クールでワイルドなジェイクのポジションを狙っている。ジェイクの悪口を言いふらすだけでなくジェイクのガレージまでやって来て、バイクレースでどっちがクールか証明しようと勝負を挑んでくる。

ジェイクはトミーの勝負を受けることにし、レース前にテスト走行していたらバイクごとシャーキーズに突っ込んで事故を起こしてしまう。ジェイクは事故の恐怖心から弱気になっていたが、ドリームスの励ましでやる気を出してトミーとのレースのために練習するが、また事故ってしまう。ジェイクは”人生は短い”とすっかり軟弱になり、スライに代わって安全監視員を務めることに。

トミーはつけあがるばかりで生徒にちょっかいを出し、ジェイクを弱虫呼ばわりするが、当のジェイクは反論しないだけでなく、大事な革ジャンまでトミーに渡してしまう。


いつもワイルドでカッコいいジェイクが、穏やかなジェイクに変わってしまう珍しいエピソードです。
バイクごとシャーキーズに突っ込んだけど、ジェイクは怪我ひとつしていなかったのは幸いでしたね。

一度だけじゃなく二度も同じようにバイクで店に突っ込んで転んでしまうと、さすがのジェイクも堪えたみたいです。
恐怖心が先立ってしまって温和なジェイクになってしまい、大事な革ジャンをあっさりトミーに渡してしまったのにはビックリしました。

反論しないジェイクに代わって突っかっていたのがサマンサやティファニー達で、女性は強しでしたね。
トミーのデカい態度を見かねて本来のジェイクが戻って来ました。

危険なレースをトミーに提案した時にはどうするのかと思ったけど、ちゃんとジェイクなりの考えがあったんですね。
トミーが折れて革ジャンも無事に取り戻せたし、ジェイクの作戦勝ちでした。

ゲスト

ブランフォード校長 – アール・ボーエン
トミー・キーティング – ジョセフ・D・ライトマン
マリア – クリスタ・ソウルズ
アルバート・スペヴァック – マイケル・バウアー
デビッド・デスウザ – シャイナー・フレーザー
スティーブ – デニス・ヘンフィルJr.

DATA

邦題:第50話
放送日:1994/12/10
監督:パトリック・マロニー
脚本:ポール・ランダー

第14話 Boyz R Us

あらすじ・感想

シャーキーズでバイトしているトニーの所へ旧友のダレンが訪ねて来て、再会を喜び合う二人。バンド練習場にトニーがダレンを連れてくるので、サマンサはトニーの彼女として気に入ってもらえるかどうか、洋服をチェックしたりして、そわそわしっぱなし。ダレンはユーモアがあって優しい人で、サマンサのことを”かわいい彼女だ”と言い、ドリームスともすぐに打ち解けることができた。

トニーの家に泊まりに来たダレンはトニーのママと三人で昔のアルバムを見ながら、思い出話で盛り上がって楽しい時間を過ごしている。トニーが昔の仲間達のことを訪ねると、「JRが悪い仲間達とつるんでいる」と心配そうに漏らすのだった。そこへ電話で、JRが殴打されて病院へ運ばれ意識不明だという悪い知らせが入る。

酒屋を襲撃しようという計画に反対したJRが仲間達から殴られてしまったのだ。JRの復讐をしようと熱くなっているダレンとトニーをドリームスは説得しようとし、トニーは怒りを何とか静めたもののダレンは聞く耳持たずで・・・。

来月のビーチハウスでのライブまで予定がないドリームスは、何とかお金を稼ごうと歌うメッセンジャーを始めることに。


JRのために復讐しようとするダレンを、体を張って止めようとしたトニーがカッコ良かったですね。
終盤はカリフォルニア・ドリームスらしからぬ緊迫した雰囲気で、トニーが必死になって説得している姿に心打たれました。

最後はトニーの両親や仲間達、ドリームスなどみんなダレンのために集まって、暴力沙汰にならずにすんで本当に良かったです。
バットを持ってトニーがダレンにくっ付いて行った時には、最悪の事態になるんじゃないかとすごく心配になりましたね。
ダレンから「かわいい」と言われて、照れながらうれしそうにしていたサマンサがかわいかったです。

トニーとダレンのストーリーがちょっと重たかったせいか、他のメンバー達のお金集めのドタバタがいつものドリームスらしくて楽しかったです。

シャーキーズで無理やり歌って客からお金をもらったり、ステファニーとサマンサがゴリラの着ぐるみで歌うなど、色んなアイデアが盛り込まれていました。
奇抜なものが多かったから、きっとスライのプランでしょうね。

ゲスト

ダレン – ゲドリック・テレル
トニーのママ – ジョイス・ガイ
ゲール – トム・シモンズ
デビン – J・W・フェルス
デビッド – トム・スワンソン
リッキー – ジャスティン・ロス

DATA

邦題:第45話
放送日:1994/12/17
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス

カリフォルニア・ドリーム

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