カリフォルニア・ドリーム シーズン3 第15話~第17話 あらすじ・感想

第15話 Junior Achievement

あらすじ・感想

ドリームスは経済学の授業で自分達でビジネスを考えて利益を出すという課題が出され、達成できなければ夏期講習を受けなければならない。ジェイクとマークは一緒に音楽を教えてレッスン料で稼ぐことにした。

残りのメンバー達が相談している中、風邪を引いているトニーにサマンサはひいひいおばあちゃん直伝のお茶を飲ませ、不思議な事にトニーの風邪はあっという間に良くなったのだ。これに目を付けたスライはこのお茶でビジネスをしようと持ちかけ、最初は渋っていたサマンサもお金に目がくらんで先祖直伝のお茶を売ることに同意する。

レシピ通りに作ると材料費がかかりすぎるので、安い材料に置き換えてお茶作りに励み、CMまで作ってやる気満々のサマンサ達。試しにシャーキーズで風邪を引いている生徒にお茶を飲んでもらったところ、やはり風邪が良くなり、風邪薬としてお茶が飛ぶように売れるのだった。これで金持ちになって医大へ通おうとか、CDプレイヤーを買おうとみんなは夢を膨らませていたのだが・・・。

一方、ジェイクとマークは音楽レッスンの生徒集めのため、ギターの弾き語りでブルースを歌ってでPRするのだが、誰も見向きもしてくれない。


お金が絡むとやはりスライが大活躍で、目の付け所が素晴らしかったですね。
サマンサの先祖から伝わる風邪を治すお茶を売り出そうなんてアイデアは、スライくらいしか思いつかなかったでしょう。

ティファニーはどのくらい利益を上げるかぱっと計算していて、普段は天然系なティファニーですが賢いところを証明しましたね。
今回は残念ながら上手くいかなかったけど、音楽以外でもみんなで団結すれば成功できるという自信がついたと思います。

お茶のCMには大笑いしました。
トニーは上手くみんなの仰々しい演技を引き出していたし、スライの体当たり演技がスゴかったです。

ジェイクとマークの音楽レッスンは静かな環境さえあれば、上手くいったかもしれませんね。
シャーキーズでの集客は誰も見向きもしなかったけど、2人のデュオはなかなかカッコよかったです。

ゲスト

サマンサの高祖母 – ラン・ユン
パロット先生 – ジェームズ・グリーソン
セルマ – K・ジル・ソージェン
シーケルプ – ジェイミー・ケネディ
スターフィッシュ – チャドウィック・パルマティア

DATA

邦題:第38話
放送日:1994/12/24
監督:パトリック・マロニー
脚本:リニー・グリーン、リチャード・レヴィン

第16話 The Treasure of PCH

あらすじ・感想

ライブでの演奏を終えたドリームスはプロモーターのビリーから褒められ、「これからも定期的に頼むよ」とギャラを渡される。1000ドルという今までにない高額なギャラをもらったメンバーは大喜びで、お金持ちになった自分を想像して楽しんでいた。

浮かない顔をしたロレーナを心配したジェイク。お金持ちの娘であるロレーナはお金が友情を壊す場面をこれまでに何度も見てきてみんなの事を心配しているが、ジェイクはそんな事にはならないと自信たっぷりだ。そこで、ロレーナとジェイクはキスを賭けて、お金が友情を壊すかどうか、ドリームス相手に大掛かりな芝居をしてみることに。

ジェイクが練習場の地下室で古い本を見つけ、その中のメモに”1953年にこの町に500万ドルのお宝を隠した”と書かれてあった。
ヒントを頼りに早速宝探しを始めるドリームス。1つ目の謎解きではみんな協力して宝を探していたが、謎解きが進むにつれてみんな宝を独り占めしようとして利己主義に走り、けんかばかりするようになる。

夜を徹しての宝探しで疲れ切ったドリームスが学校のベンチで休んでいると、トニーがヒントを発見しこっそり隠そうとするがサマンサにバレて取り上げられてしまう。学校の設立は60年代でヒントにあるシャーキーズの営業開始は70年代、宝が隠されたのは1953年と辻褄が合わないことにサマンサが気付き・・・。


ジェイクとロレーナが仕掛けた宝探しで、少しの間だけどみんな夢を見ることができましたね。
ヒント探しや謎解きなど楽しそうだったし、みんなで協力すれば誰かが何かをひらめいてすんなり行きそうでした。

だけど、やはり大金が絡むとみんな良からぬ考えが頭に浮かんで、せっかく協力していたのにメンバーがバラバラになりかけてちょっと心配になりました。
けんかになったとしてもそこはドリームスだから、誰かが間に入って最後には団結して挑んだはずです。

年代がおかしいと気づいたサマンサの勘が鋭いのにはビックリだったし、裏で糸を引いているのがロレーナとジェイクだと結論にたどり着くまでが早かったですね。
みんなのロレーナとジェイクへの反撃も楽しかったし、お金で友情が壊れる危険さも学べたんじゃないでしょうか。

ゲスト

ビリー・バックマン – ジョン・スタフォード

Music

「Anytime You Need Me」Vo:マーク

DATA

邦題:第39話
放送日:1994/12/31
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス

第17話 Tiffani’s Gold

あらすじ・感想

バレーボールの全国大会が目の前に迫っている。チームの勝敗や試合での活躍次第でナショナルチームに選手として選ばれる可能性が高いのだ。バレーボールチームのティファニーもナショナルチーム入りを目指しているのだが、スランプ気味で悩んでいると、チームメイトから「ステロイドを使ってみたら?」と勧められる。

コーチや周りのみんなからの励ましがプレッシャーになり実力を発揮できないティファニーは、「第一試合だけ、一週間しか使わない」と約束し、スライにステロイドを手に入れて欲しいと頼む。チームは順当に勝ち進んでティファニーも試合で大活躍し、みんなの人気を集めている。

スライはティファニーが約束を破ってステロイドを使用し続けているのを知り、薬が無くなったからもっと欲しいと頼まれて拒否すると、別の人に頼むからとティファニーは怒って行ってしまう。

スライ、トニー、マークは誰が一番カッコいいかコンテストで勝負しようということになり、サマンサとロレーナが審査員になって「いい男コンテスト」を開催する。


ジェイクも「あのティファニーが?」と驚いていたように、一番薬に手を出しそうにないティファニーが使ってしまったのにはビックリしました。
それだけバレーボールをがんばっていて、プレッシャーに耐えられなかったのでしょう。

仲間の言葉に耳を傾けてくれて、いつも通りのティファニーに戻ってくれて本当に良かったです。

最初に薬を手配したスライにも責任の一端はあるけど、ティファニーの様子がおかしいのに気づきみんなに相談して止めようと行動したのは素晴らしいです。
女子更衣室にいるのに楽しくないとぽつりと漏らしていたのもスライらしかったですね。

いい男コンテストのトニーはカジュアルでカッコよかったし、マークのスーツ姿も決まっていました。
スライの下着姿はあんまりイケてなかったですけどね。

ゲスト

ハーダウェイコーチ – マージョリー・モナハン
クリスティ – ファーギー・デュアメル
ナンシー – レーン・アシュトン

DATA

邦題:第34話
放送日:1995/1/7
監督:パトリック・マロニー
脚本:ノア・トラフト

カリフォルニア・ドリーム

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