カリフォルニア・ドリーム シーズン5 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 Love Letters

あらすじ・感想

高校生活に悔いを残さないようにと、ドリームスは今までできなかったことに挑戦することに。スライが後悔していることはロレーナに好きだと告白できなかったことである。リムジンを借り切って食事に出かけようと誘ってみたが、「相手がスライじゃなかったら行く」と断られてしまう。

ロレーナの元に謎の男性からロマンチックなラブレターが届き、大喜びしている。二通目のラブレターが届いて嬉しそうなロレーナ。
それを見て喜んでいるスライの様子にジェイクは謎の男がスライだとわかってしまう。ジェイクに「どうして素直に告白しないのか」と聞かれたスライは、「ロレーナから自分は嫌われているからだ」と答える。

謎の男としてスライは花束や大きなぬいぐるみをロレーナにプレゼントし、ジェイクはスライにそろそろ謎の男の正体を明かすようアドバイスする。シャーキーズでのドリームスのライブの後、スライはロレーナに気持ちを伝えるつもりだったが、ジョンが自分がラブレターを送ったとウソを付いてロレーナに告白したため、スライは何も言えなくなってしまう。


スライはロレーナに好意があり、一緒に学校の課題ができるように仕組んだりしたこともありましたね。
完全に友達としか見られていないし脈なしだと思い込んで、謎の男としてラブレターやプレゼントを贈っているスライが健気で応援したくなりました。

やっと勇気を出して謎の男は自分だと告白しようとしたのに、何故かジョンが横取りです。
ロレーナはラブレターをもらって喜んでいたから、学校で噂になっていて利用しようと思いついたのでしょうか。

スライは謎の男は自分だとやっとロレーナに言えたのに、信じてもらえなくてかわいそうでしたね。
最後にはロレーナはスライが本当のことを言っていたとわかり、卒業間際にカップルになれて良かったです。

ジェイクとティファニーのデュエット曲もロマンチックで良かったし、卒業アルバムのスライのページで「やり残したことはなし」となっていたのが感動的でした。

ゲスト

フラックコーチ – ロナルド・B・ソロモン
ジョン・ロード – トッド・ルーラパー
ポール – ショーン・ブロジェット
オットー – ジム・ケーラー

Music

「Someone to Hold Onto」Vo:ティファニー

DATA

邦題:-
放送日:1996/11/16
監督:ドン・バーンハート
脚本:ブレット・デューイ

第12話 Graduation Day

あらすじ・感想

卒業前の最後の朝礼が開かれ、ブランフォード校長からくれぐれもお酒を飲んでハメをはずしたりしないようにと注意される。何はともあれ、後は卒業式を待つばかりとなったドリームス。

マークは以前から憧れていた女の子サラを卒業パーティーに誘うが、「お酒の出ないパーティーじゃつまらない」と言われ、とっさにロレーナのパーティーはアルコール有りだと嘘をついてOKの返事をもらう。生徒達が続々とロレーナのパーティーに集まってきて、男の子達はビールを持ち込んでいて、ロレーナは両親に知れたら大変だとビクビクしっぱなし。

マークはサラとビールで乾杯し二人で盛り上がってビールも進み、とうとうサラとキスまでこぎつけた。パーティー会場はロレーナの家からシャーキーズへと移るが、マークはサラとビールを飲みながら二人きりでビーチへ行こうとしている。酔っ払っているマークに車の運転をさせまいとトニーとジェイクは車のキーを取り上げたが、マークは合鍵を持っていて酔ったまま車の運転をしてしまう。


ドリームスもいよいよ卒業で、最後の卒業式のシーンは感動しました。
マークは最後に高校時代の思い出を作ろうとしたけど、お酒を飲んでしまって痛い経験をしましたね。

事故がきっかけで卒業できないんじゃないかと心配したけど、どうやら無事に卒業できて良かったです。
サマンサも総代としてスピーチしようと力が入っていたけど、みんなに思いを伝えたいというマークに譲ったのは友達として素晴らしい行動でした。

ジェイクの課題をみんなが食べちゃったり何故か校長がシャーキーズでDJをしていたりと、面白シーンをちゃんとはさんでくれたから、内容が重たくなりすぎずに楽しんで見ることができました。

そういえば、ラブレター事件以来、スライとロレーナは付き合っているみたいで、意外とお似合いでしたね。

ゲスト

ブランフォード校長 – アール・ボーエン
サラ – タラ・リード
ジェイソン先生 – ウィリアム・ユーテイ

Music

「Must Be Love – Mark」Vo:マーク

DATA

邦題:-
放送日:1996/11/23
監督:ドン・バーンハート
脚本:ロバート・ジェイソン、ドーン・アーボン

第13話 A Band Divided

あらすじ・感想

カリフォルニア・ドリームはシャーキーズでライブ中にギターアンプが壊れてしまって、ライブが中止になる。ロレーナは新しいアンプを提供する代わりに、自分もマネージャーとしてドリームスをサポートしたいと言い出す。カップルでマネージャーをやれるなんて最高とスライもロレーナと一緒に仕事ができるのを大喜びしていた。

学校のダンスパーティーのライブにドリームスを出演させようと、スライとロレーナは交渉にやって来て、スライは自分のやり方をよく見て勉強するようロレーナに言うが、交渉中にロレーナが口出ししてきたためその場で口げんかになってしまう。ダンスパーティーのライブはそのままお流れになり、もう一度二人で仕事を取ってくるとドリームスに約束する。

しかし、仕事を取って来れなかったばかりでなく、シャーキーズでのドリームスのライブもできなくなる結果に。新しいギターアンプが練習場に届き、早速使おうとジェイクが電源を入れた瞬間、部屋が停電してしまう。何か配線に問題があるのだろうとトニーとマークが大工道具を持ち出して、あちこちチェックし始めるのだが…。


ロレーナも長年ドリームスを近くで見てきて、友達、仲間として支えてきたから、マネージャーになりたいと思う気持ちはよくわかります。
お金持ちの家で育って親の仕事を見てきて、自分もマネージメントが出来るという自信もあるのでしょう。

スライもロレーナもプライドが高くて自信家だから、一緒に仕事をしようとするとぶつかってしまいますね。
スライが交渉中にだまって見ていられずついロレーナが口出ししたくなり、2人がけんかになってしまうというパターンで仕事を逃していました。

お互いに能力があるから結束できれば強いけど、ぶつかってしまうといつも以上にトラブルになります。
みんなのおかげで協力し合う道を見つけられて、これからはドリームスもさらに強化されそうですね。

配線を探すためにトニー達が練習場の壁に穴を開けていたけど、あの後、練習場がどうなったのか気になります。

ゲスト

マウイ・ゾウィー – スティーヴン・マッティラ

Music

「Next Big Thing (He’s So Funky)」Vo:トニー

DATA

邦題:-
放送日:1996/11/30
監督:ドン・バーンハート
脚本:トニー・ソルティス

第14話 The Fashion Man

あらすじ・感想

雑誌に載っていたモデルスクールの広告を見たスライはモデルになろうと決心し、モデルスクールの学長アンバーとシャーキーズで会うことになる。スライだけでなくドリームスみんなゴージャスで魅力的で才能があるとほめられて、みんなでモデルスクールのオーディションを受けることに。

全員合格できたがレッスン料として500ドルかかると知り、そんなに払えないとみんなは背を向けてしまうが、スライだけはお金を払う事に同意する。写真の撮影代やダンスのレッスン料など、スライはスクールにお金を2000ドルほどつぎ込んでいて、心配になったドリームスはモデルスクールの情報を仕入れたところ詐欺だと判明。

スライにそのことを話しても全く信用しようとせず、証拠をつかむためにみんなで夜アンバーの事務所に忍び込むことに。


普段からファンにちやほやされていて人気者のメンバー達と一緒にいるスライはみんながうらやましくて、自分もモデルで有名になりたかったんでしょう。

スライの妄想シーンは女の子にモテまくりで、ようやく自分の夢がかないそうだから多少お金がかかってもいいと思ったようです。
みんなは詐欺だという噂を聞きつけて、やっぱりなとすぐに見抜いていました。

スライはすっかり舞い上がっていて周りが見えていないから、友達がせっかく警告してくれているのに自分が成功するのを妬んでいるとしか思えなかったのでしょう。

言っても聞き入れてくれないスライを、何とか救おうとするドリームス達の友情の強さには感動します。
ファッションショーを邪魔する作戦もドリームスらしくて楽しかったですね。

ゲスト

アンバー・デュボワ – ジュリー・ペイン
サムソン – ダニー・リー・クラーク
ハンク – トッド・フレイザー

Music

「Handle It With Care」Vo:サマンサ

DATA

邦題:-
放送日:1996/12/7
監督:ケビン・チャールズ・サリバン
脚本:レネ・パーリョ

第15話 Last Gig

あらすじ・感想

みんなそれぞれ進路も決まって、もうすぐ新しい生活がスタートしようとしている。ティファニーはハワイの大学、サマンサはイギリスの大学、マークはニューヨークの大学、スライとロレーナは地元の大学へと進学し、トニーは演技の勉強をするために大学へは進学しないことに。

そんな中、ジェイクだけはバンドに入れ込んでいて、進路も決まっていなかった。ドリームスの野外ライブが開かれ、ライブを見たレコード会社のプロデューサーブレット・デューイが現れ、ジェイクにプロにならないかと声をかけて来る。ジェイクはソロではやらないと断るが、ブレットは名刺をジェイクに渡してよく考えるようにと言って立ち去ってしまう。

翌日、シャーキーズでジェイクとブレットが話し合い、ジェイクは「カリフォルニア・ドリームスとしてデビューできるよう話をつけた」とみんなに報告する。しかし、将来を考えたメンバー達はバンドの話に乗り気ではなく難色を示し、そんなみんなにがっかりしたジェイクはショックを受けてしまう。


最終回らしい内容で、ドリームスらしい1人1人が夢に向かって進んで行くようなお別れシーンに感動しました。

ジェイク以外のメンバーはもちろん音楽やバンドが好きだし、高校時代の思い出として真剣にバンドをやってきました。
ただ、将来それぞれに進みたい道があり、バンドに対する熱量だとか想いがジェイクとは違っていましたね。

ジェイクは誰よりも音楽の才能があるしプロになりたいという想いを強く持っていました。
ずっとこの仲良しグループでバンドをやっていきたい、プロという厳しい道でも今の仲間達がいれば何でも乗り越えられるという友情や信頼もあり、バンドとしてのプロデビューにこだわったのでしょう。

最後にはみんなの将来を受け入れ、1人1人を見送るような形で締めくくられました。
カリフォルニア・ドリームというバンドはもう見られなくなるけど、離れてもみんなの友情は続いていくんだろうなと期待できます。

ゲスト

ブレット・デューイ – アルビン・ウォーカー

Music

「Tough Love」Vo:ジェイク
「To The End」Vo:ジェイク、マーク、トニー
「She’s Not You」Vo:ジェイク
「I Was So Glad I Was There」Vo:ジェイク、サマンサ、トニー、マーク、ティファニー

DATA

邦題:-
放送日:1996/12/14
監督:パトリック・マロニー
脚本:ロナルド・B・ソロモン

カリフォルニア・ドリーム

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