CHASE/逃亡者を追え! 第16話~第18話 あらすじ・感想

第16話 スーパーボウル・サンデー

あらすじ・感想

スーパーボウルが開かれているこの時期、毎年連邦保安局では一斉検挙を行っていて、2人1組となり検挙数を競っている。ここ数年はマルコ&デイジー組が優勝をさらっているが、今年はデイジーは裁判の準備で不参加となり、マルコはルークと組んで競うことに。

しかし、デイジーは裁判の準備ではなく家族が集まるパーティーに行き、姪のクララのことを父親に相談していた。父親はバイオリン教師ポーターのことを聞くと怒り出して殺してやるといらだっていたが、自分に任せてくれとデイジーが相手を追い込む作戦を立てる。

マルコとルークは順調に検挙数を上げていたが、アニーとジミーはまだ1件だけだった。アニー達がこそ泥のウィンタースを捕まえに行くととんだ大物で、家を爆破して逃げてしまう。

ウィンタースのガールフレンドの家に行ってみると倉庫に大量の武器が隠されていて、軍から盗んだ物だと判明、シリアルナンバーが消されていた。ウィンタースは誰かにこれを売るつもりだと気付いたアニー達は相手がバイカー達だと知り、マルコ達が捕まえたバイカーから情報を得て取引現場へと向かう。

デイジーはポーターから自供を引き出そうと録音機器を身に着けて近づきバーで酒をおごろうとするが、それらしいことは引き出せず作戦が失敗してしまう。


アニーとジミー組の初っ端のターゲットはコインランドリーの洗濯機に逃げ込んで、ジミーがわざわざお金を入れて洗濯機を回していたのがツボでした。

お遊び要素を入れて楽しみながら仕事をしていて、マルコ組に負けたくない気持ちもあったでしょうが、いつもの殺人犯を追いかけたりする仕事よりも肩の力が抜けていましたね。

マルコ&ルーク組は効率的に仕事をこなしていて、チームワークもばっちりでした。
1人差でアニー達に負けてしまって、マルコは本当に悔しそうでしたね。

あと2話というところまできて、デイジーがドロップアウトです。
スーパーボウルでみんな浮かれていて相談しにくかったのもわかりますが、1人で抱え込んでしまってこういう結果を招いてしまったのが残念です。

ルークにはトラウマのことを話していましたが、まさかルークもここまでデイジーが追い詰められていたとは思わなかったでしょうね。
ジミーは何とかもみ消そうとしていましたが、長年のトラウマから開放されたデイジーのほっとした表情が印象的でした。

ゲスト

マーク – シャリフ・アトキンス
ジャレッド・ポーター – ダリル・コックス
ローレンス・ラッキー・ヴァルガス – アレン・マルドナード
マット・ネスター – マニー・モンタナ
ハンク・ウイリアムス – ダニエル・バーンハード
テイラー – ジョナサン・フリーマン
アラン・スミス – アンディ・チェン
エルロイ・リーランド・マシューズ – ルイス・フラー
トム・チャーチル – ディクソン・オバホー
エイプリル・ミラー – ハリー・マーティン
クララ – アリシア・パスクアル・ペナ
ジーク・ウィンターズ – ランダル・リーダー
キャンベル – リカルド・キャンベル

DATA

原題:Roundup
放送日:2011/5/7
監督:イーグル・エギルッソン
脚本:エリック・オレソン、エリック・マウンテン

第17話 夢の中

あらすじ・感想

麻薬の取引現場を押さえようと張り込み中だったアニーとマルコは容疑者ハートコートの他にジャッキーを逮捕する。ジャッキーはエレン・レイシー警官の殺害容疑者4人組の1人だったが、撃ったのはリトル・ボーイだと証言していて、彼を逮捕するのに協力すると申し出る。

ジャッキーはリトル・ボーイが隠した金を取りに行くらしいが場所まではわからないと言い、緊急連絡用の携帯に電話するがすぐに切られてしまう。アニー達は仲間の1人メーコンの姉を呼んで圧力をかけ弟に連絡させる作戦を立てて成功し、携帯で場所を割り出すと貨物列車の中で、人はおらず大量の血痕が残されていた。

メーコンの手配写真を各病院に配るとある病院の看護師から通報があり、メーコンを確保することができ、彼はリトル・ボーイに刺されて怪我をしていた。残り2人、リトルボーイと彼の兄フランシスを追いかける中、彼らが育った家に金を隠したのではないかと捜査に向かう。

ハリケーンの影響で家は廃墟と化していたが、引き出しの隠し扉の中から子供の写真を発見。フランシスには息子がいてそこに向かうだろうとアニー達は彼の息子と母親の家を突き止めて突入する。しかし、フランシスとリトル・ボーイは逃げた後で、母親はリトル・ボーイから息子を殺すと言われて固く口を閉ざしていた。


アニーの意味深な夢は、やはり父親と何か関係がありそうですね。
毎回夢ではウェディングドレス姿で機関銃を持っていて、女性らしさを求めてはいるけど敵を追い詰めて逮捕したいというアニーの願望もあった気がします。

ジミーが結婚式の準備をしているから、その影響が大きいのでしょう。
ナタリーにアドバイスする時もギクシャクしていたし、夢の中ではジミーとキスしていたから、ジミーのことを思っているのは確かです。

忘れた頃に登場のベンもちょっとしか出て来なくて、アニーの恋模様は複雑ですね。
ジミーもナタリーとの結婚を迷い始めていたから、アニーへの思いに変化があるかもしれません。

このドラマの性質上、あまり恋愛要素が絡まない方がいいしあまり期待もしていないから、最終話で引きずってほしくないですね。

ゲスト

ベン・クローリー – エディ・シブリアン
ジョン・メーコン – ベンガ・アキナベ
スティーブン・”リトル・ボーイ”・ワシントン – アマーリ・チートム
グレッグ・ハーコート – クレイグ・コール
フランシス・ワシントン – オマー・グッディング
ナタリー – シエナ・ゴインズ
ジャッキー・ウォルシュ – アントウォン・タナー
ウィリアム・フロスト – ウィリアム・サドラー
アリシア・プライス – カリッサ・アレン
エレン・レイシー – アリーシャ・フォース

ラナ・メーコン – デニース・リー
ケビン・プライス – ジェイレン・ラブ
ハンク・レイシー – ブライアン・マッシー
ブライアン – スティーヴン・ウォルターズ
キャンベル – リカルド・キャンベル

DATA

原題:The Man At The Altar
放送日:2011/5/14
監督:ホリー・デイル
脚本:ジェフリー・リーバー、ジェローム・シュワルツ

第18話 父と娘

あらすじ・感想

2週間前、アニーは長年会っていなかった父から母の形見の指輪が送られて来て、父のことを探っていた。ある殺人事件が起こり、現場からは銀行強盗事件で服役中に脱走したホーキンズの指紋が発見される。被害者の部屋を捜索していたアニーは父の写真を見つけ、誰にも言わずにポケットにしまい込んで現場を去って行く。

アニーは父が強盗事件の犯人の1人で、ホーキンズは自分を刑務所送りにした元仲間を探し出して復讐するつもりだと気付く。写真を分析官に見せて写真に写っていたヨットを見つけ出し、アニーはそこへ向かう。ヨットの名前はアニー号で父と自分の懐しい写真を見つけ、父はここで暮らしていたこを知るが手がかりは得られなかった。

保安局に戻るとみんなウィリアム・フロストのことを知っていて、正直にアニーは知っていることを話した。最後の仲間がいるオクラホマに全員で向かうが、ホーキンズに殺された後で、部屋にもう1人死んでいるのが見つかるが、ウィリアムではなかった。

被害者の家にアニー宛のメッセージが置かれていて、父がどこに向かったのかをアニーだけが気付く。指名手配犯ホーキンズを見たという通報があり、ジミー達はそこへ向かうが、アニーだけは父が待つ思い出の地へと向かい無事に父と再会を果たすが、それはホーキンズの罠だった。


少し物足りなかったけど、最終話にふさわしい内容でしたね。
アニーと父親の回想シーンを交えながら、アニーと父との関係がとてもわかりやすかったです。

アニーが古いブーツを大事にしていて、修理しながらでも履いていたのは父からのプレゼントだったからなんですね。
自分を捨てた父を恨んではいても、憎みきれずに懐しさや愛情を感じずにはいられなかったのがようやく分かりました。

アニーはウィリアムが自分を捨てたと思っていたけど実は誤解で、ウィリアムは事件の後アニーを迎えに行ったけど、アニーの幸せのために身を引いたというのが辛いですね。

もっと早くウィリアムが事情を説明していれば、ここまでこじれることはなかったでしょう。
最後にアニーとジミーが見つめ合ってキスしていましたが、ようやくお互いに愛情を確かめて前に進む決心ができたからなのでしょう。

アニーだけでなくジミー達も法を犯して容疑者を見逃したことが過去にもありましたから、ウィリアムもきっとそうなると思いました。
親子の間の誤解が解けたからですが、そうでなくてもアニーはウィリアムを逃がしたでしょう。

ちょっと詰め込みすぎな感じはありましたが、きれいにまとまっていてこのドラマらしい終わり方だったなと思います。

ゲスト

アルヴィン・ホーキンズ – ウェイド・ウィリアムズ
幼い頃のアニー – リリー・ファンスラー
ウィリアム・フロスト – ウィリアム・サドラー
モンロー – アメリア・ジェフリーズ
ペリー – スティーヴ・モケイト
スタン・ラーセン – クリス・オルセン
ロス・カレン – トッド・アップチャーチ
ブライアン – スティーヴン・ウォルターズ
キャンベル – リカルド・キャンベル
シェーン・マクマレン – ビル・ポーグ

DATA

原題:Annie
放送日:2011/5/21
監督:ダーモット・ダウンズ
脚本:アンドリュー・デットマン、ステファニー・セングプタ

CHASE/逃亡者を追え!

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