クリミナル・マインド シーズン7 第7話~第9話

第7話 よみがえり

JJはホッチから呼び出しを受けるがヘンリーの具合が悪く、仕事のことでウィルともちょっとした言い合いになってしまう。カンザス州ウィチタで2人の男性の死体が見つかり、2人とも16歳と15歳のティーンエイジャーで家出少年だった。どちらも竜巻が起きた後の現場で見つかり、1人目は右足、2人目は両腕が切断されなくなっていた。

犯人は竜巻が証拠を消してくれるのを見込んで犯行を重ねていて、ストームチェイサーで気象に詳しい人物だと考えられる。次の犯行が行われ、竜巻警報が出ていた地域だったが結局竜巻は起こらず嵐だけで、死体はバラバラにされ胴体だけがなくなっていた。ホッチは犯人が死体の一部を持ち去っているのはそれぞれ別のパーツで一人の人間を組み立てているのではと分析する。

プロファイルを発表中にJJにウィルから電話が入り、ヘンリーがひきつけを起こしドクターはよくあることだから心配ないとのことだった。ホッチに話して家に戻ることにするが悪天候で飛行機が飛ばず、翌日まで待つことに。突然リードがひらめき、犯人は左足をすでに手に入れていて、これが最初の犯行だと気付き、ガルシアに墓荒らしがなかったか調べてもらうと、40代男性の左足が盗まれる事件が過去に起こっていた。

猟奇的な事件で映像的にショッキングな場面が多く、死体のシーンなどは目を背けたくなりました。
左足だけ40代男性のものでしたが、10代じゃなくていいの?って素朴な疑問を感じました。
今回はJJの苦悩が描かれていて、子供の具合が悪いのに子供と離れて仕事しなくてはならない辛さがひしひしと伝わってきました。
だからこそ、最後の絵本を読んであげるシーンは涙ものです。

第8話 ホープ

バージニア州マナサスで7年前に8歳の少女ホープが誘拐されちょうど7年目を迎えた翌日、母親モニカはガルシア主催の被害者支援の会に出席していた。集会が終わってからみんなで食事をしに行こうとガルシアはモニカを誘うが、疲れているからと断られてしまう。食事が終わってから駐車場を通りかかるとまだモニカの車が残ったままで彼女の姿はなった。

モーガンを呼んで彼女の車を調べてもらうとキーが差しっ放しでバックも置いたままで、ホープからの手紙が残されていた。BAUでモニカの失踪を調べることになり、ガルシアはガソリンスタンドの監視カメラ映像でモニカと見知らぬ男が映っているのを発見するが、男はカメラに背を向けたままだった。

その後、モニカは以前住んでいた家の近くに来ていて住民から声をかけられているが、住民は相手の男については何も見ていなかった。BAUはホープをさらった人物と今回モニカをさらった人物は同一犯だと見て捜査を行うことに。ガルシアに認知面接を行いモニカが悲しそうに話をした後、後ろの席に座っていた男が肩を叩いて励ましていてのを思い出す。

7年間娘が生きていると信じていたモニカの心を踏みにじった上、新しいホープを作り出そうなんて犯人の頭の中はいったいどうなっているのでしょうか。
ガルシアにとっても被害者の会で長年励まし合ってきた仲間だったから、今回の事件は相当応えたと思います。
次回には明るくて前向きなガルシアらしさが戻っていると期待したいです。

第9話 死の行軍

フロリダ州サマービル陸軍士官学校で森でサバイバル演習を行っていた生徒6人のうち5人が首吊り自殺を図り、近くの木に「すみません」と刻まれていた。2週間前に生徒ベイリーが首吊り自殺を起こしその影響で集団自殺したとも考えられるが、不審な点がいくつか残っている。

また、両方の自殺には生徒ジョシュが関わってて、サバイバル演習を行っていた中で唯一の生存者がショシュで、ベイリーが自殺したのはジョシュの部屋だった。捜査が進むと自殺した生徒達は殺されてから首を吊られたことが判明し、ジョシュに疑いの目が向けられる。

生徒達から話を聞くと学校ではポイント制が導入されていて、サバイバル演習に行くには20ポイント必要だったがジョシュは16ポイントしかなく、本来なら演習には行けないはずだった。学校の責任者マーシー大佐はジョシュには野外訓練が必要だから特別に許可したと主張している。

また、校内ではいじめが起こっていて、タッカーは自殺したベイリーをよくいじめていたがジョシュが助けていたらしい。分析が進む中、ベイリーの父が森で罠にかかって死亡し、その罠を作ったのはジョシュだった。

自殺に見せかけた殺人だったという痛ましい事件です。
こんな学校が実際にあったら怖すぎますし、30年の名門校と言いながら今回の事件以外にも隠されている秘密がありそうです。
突然のストラウスのアルコール依存症発覚にも驚きましたが、少々クセはあるものの理解がある上司ですから、リハビリして戻ってきて欲しいです。

クリミナル・マインド

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