クリミナル・マインド シーズン8 第13話~第15話

第13話 血の肖像

メイヴの事件から2週間が過ぎたがリードは誰とも会おうとはせず、ドアの前にはガルシアの差し入れがたくさん並んでいた。

カリフォルニア州サンフランシスコで2件の殺人が起こり、死体はビニールに覆われて公共の場に捨てられていた。死体には血液はほとんど残っておらず、生きているうちに抜かれたものだとのこと。被害者同士に接点はなく年齢や性別、人種や職業などもバラバラで、犯人の目的は吸血行為なのか拷問なのかなど、全く不明だった。

3人目の被害者も同様に血が抜かれていた上まぶたが切り取られていて、体内から麻酔薬が発見される。吸血行為なら犯人も麻酔で昏睡するだろうからその線は消される。モーガンはリードの様子も気になっていて、事件に対する意見を聞かせてくれと留守電にメッセージを残すと、すぐに返答があった。

リードはまぶたが切られているのは犯人にとって視線が大切だと意見を言って、そのまま電話を切ってしまう。4人目の被害者もまぶたを切り取られていて、リードの伝言を聞いたブレイクは被害者の視線の先には石像があり、過去の被害者達の視線の先にもアートがあることに気付く。

リードはショックで今回はお休みかななんて思っていたら、しっかり資料を取り寄せて遠くからBAUのプロファイルを応援していました。
しかし、とうとうサンフランシスコまでやって来て、仕事に復帰してくれて良かったです。
完全にメイヴを忘れることはできないでしょうが、少しずつ立ち直っていって欲しいです。
こんなに素敵なメンバー達が回りにいるから、きっとリードは大丈夫なはずです。

第14話 姉妹

メリーランド州ソールズベリーの警察にサラとケイティの2人の娘が消えたと父ブルース・モリスから通報が入るが、2人が行方不明になってから36時間も経ってからのことだった。ブルースの妻ジュディが1年前に行方不明になっていて未だに発見されておらず、ジュディはジェフという男性と不倫関係にあり、警察はブルースを有力容疑者として見ていたが証拠は何もなかった。

つじつまが合わない点が多く今回の娘達の失踪にもブルースが絡んでいると警察は見ていたが、娘が消えた悲しみようは嘘とも思えない節がある。ゴミ置き場からは空の酒瓶が発見され、ブルースが言うには月曜は妻が失踪してちょうど1年目で、いたたまれなくなって深酒をしてしまったとのこと。

近所の人の話ではその夜ブルースが娘と言い争っているのを聞き、ブルースは車で出かけて戻ったのは深夜0時頃だったとのこと。川べりからケイティの死体が発見され爪に皮膚が残されていて、ブルースの腕には防御傷があり、本人は何も覚えていないと主張する。

意外すぎる展開にちょっと追いていくのが大変でした。
ブルースが二重人格で別人格のジョニーが出てきてびっくりでしたし、ただのアルコール依存による父親の犯行という単純なものではなかったです。
JJがジェフを使ってジョニーを呼び出し、情報を引き出そうと大胆な行動に出で、意外に駆け引き上手なところが見られて、JJもプロファイラーとしてぐっと成長しましたね。

第15話 622

テキサス州オースティンで3件の殺人が起き被害者は2人の若い女性と1人の男性で、全員何らかのパーティーに参加していた。1人目の男性は死因は鈍器によるもので体は殴打された跡があり服を着せられていたが、2人目と3人目の女性被害者達は何度もナイフで刺されていて服はなく、時計だけを身に着けていた。

ブレイクは男性被害者の部屋を調べルームメイトから話を聞くと、彼はゲイだったことが判明する。犯人は衝動に負けて男性と関係を持った後に罪悪感にさいなまれ、女性と関係を持とうとするが失敗し犯行に至ったものと見られる。

4人目の被害者が見つかり鈍器とナイフの両方の凶器が使われていて、時計がはめられていた。時計の時間にヒントがあるとにらんだリードは2番目の被害者の時計が6時22分だったことから、他の被害者達の時計もその時刻に合わせられていたと推論する。時間の622に意味があるとガルシアの調査結果を聞きながら、リードは6時22分ではなく18時22分で聖書の18章22節のことだと気付く。

オースティン近辺の同性愛矯正施設にJJとブレイクが調べに行くと、被害者が着けていたのと同じ時計を入所者達が着けていたのを確認する。

あの施設で行われていた上級セラピーの内容がおぞましすぎます。
犯人が歪んでしまったのは父親のせいもありますが、あの施設で受けた仕打ちのせいでトラウマを抱えてしまって犯罪にいたったのでしょう。
謎の模倣犯らしき人物が今度はブレイクの大学の講義映像を見ていましたが、どこまでBAUメンバーのプライベートを追っかけているのでしょうか。

クリミナル・マインド

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