デスパレートな妻たち シーズン1 第16話~第20話 あらすじ・感想

第16話 スキャンダル

あらすじ・感想

メイシー・ギボンズが売春で逮捕され、彼女のお客だった男性のリストが記された黒い手帳があるという噂が広がる。ブリーはその手帳からレックスの名前を消してもらうために服役中のメイシーに会いに行く。

ガブリエルの家の下水管が腐食し排水溝から汚水が逆流してしまうが、ソリス家には修理するお金は無くトイレは近所の家を回って借り、お風呂や洗濯は外のプールで済ませている。

双子が通う小学校で頭ジラミが広がり、リネットの子供達が発生源だという噂が広まってしまう。他の子供の誕生日パーティーから締め出しをくらったリネットは、噂の真相を確かめようとする。

マイクと別れて家にずっとこもっているスーザンをイーディは飲みに連れ出す。酔いに任せてスーザンはメアリー・アリスの秘密をイーディにぶちまけ、ポールが何か隠していると二人でザック家に忍び込みことに。


スーザン&イーディの友情がちょっと深まったエピソードでした。
普段はあれこれスーザンの悪口を言っていたイーディも、ライバルに元気がないと張り合いがないのでしょうし、ここ最近お互いの距離が縮まってきたからこそ放っておけなかったのでしょう。

女友達と仲良くする術を知らくて、リネットのアドバイスを実行に移してくれました。
スーザンもお酒が入っていたのもありますが、メアリー・アリスの秘密をイーディにあんなに簡単に暴露してしまったのは意外でした。
殺人絡みならもっと慎重にならないといけませんが、イーディのことを信頼できると本能で感じたからかもしれません。

そして、ブリーはメイシーの件でもっと親身になってあげればよかったという後悔がどこかにあったからこそ、おせっかいでもガブリエルにお金を貸してあげたのだと思います。

ゲスト

メイシー・ギボンズ – シャロン・ローレンス
タミー・ブレナン – リサ・ダー
レンツ校長 – ハリー・S・マーフィー
保健師アビゲイル – メアリー=パット・グリーン
エドウィン・マリンズ – チェイン・ウィルバー

DATA

原題:The Ladies Who Lunch
放送日:2005/3/27
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:アレクサンドラ・カニンガム

第17話 届かない言葉

あらすじ・感想

昏睡状態だったカルロスの母ホワニータが目を覚ますが、病院の管理不行き届きで非常階段から転落し死亡してしまう。財政難なのにホワニータの葬式に大金を使ったカルロスにガブリエルは怒り心頭である。

リネットは子供達が通う学校で障害のあるアリッサというママと知り合い、夫婦で一緒に食事をすることに。アリッサの夫デニスは妻の耳が不自由なのをいいことにアリッサの悪口をリネットに話すのだった。

ブリーは退学になったアンドリューを更正施設に入れようとレックスに相談するが反対されたもののアンドリューがブリーを蹴った現場を目撃したレックスは、息子を更正施設へ入れることに同意する。

スーザンはイーディの家を作っている作業員でイーディのデート相手でもあるビルから食事に誘われる。いったんは断ったもののビルの押しの強さに負けて食事に行くが、イーディにバレて厄介な事になってしまう。


ホワニータの死でガブリエルの浮気は永遠に墓の中となり、ガブリエルの悩み事が1つ減ったのはよかったですが、まだまだ問題山積みです。
ホワニータの死に病院が関与していて、その口封じにお金を受け取ってしまって、カルロスがこれを知ったら大変なことになってしまいます。
でも、ガブリエルのために刑務所行きを決めたカルロスも男らしいし、心からガブリエルを愛しているからこそ出来る行動です。

夫婦のことに首を突っ込むとろくなことにはならないというのが、リネットでした。
トムはそこのところをわきまえていて、穏便にすまそうとしていましたが、リネットはつい口出ししてしまいました。

リネットが何か言わなくても、いずれは家庭が壊れていたことでしょう。
トムもリネットのまっすぐで人が傷ついてしまうのを放っておけないところも含めて、丸ごと受け止めている愛情の深さを感じさせます。

ゲスト

アリッサ・スティーブンス – マーリー・マトリン
デニス・スティーブンス – アルビー・セルズニック
ビル・カニンガム – リック・ラヴァネロ
ルース・アン・ ヘイゼル看護師 – ダグニー・カー
スタインバーグ院長 – マーク・L・テイラー
リリー・スティーブンス – アリア・ウォーレス

DATA

原題:There Won’t Be Trumpets
放送日:2005/4/3
監督:ジェフ・メルマン
脚本:ジョン・パーディ、ジョーイ・マーフィー

第18話 迷える親ヒツジ

あらすじ・感想

スーザンの母ソフィーが恋人のモーティと別れて突然やって来た。
到着するや否や、自分の車をマイクの車にぶつけてしまい相手がスーザンの恋人マイクだと分かると、二人が別れた事を知らずにおしゃべりを始めてしまう。

カルロスは服役中にガブリエルから離婚されないように婚姻契約書を作成してサインさせようとするが、ガブリエルは以前カルロスから燃やせと言われていた書類を武器に拒否する。

リネットは友人と飲みに行くことになっているが、ベビーシッターが見つからずブリーに頼むことにした。わんぱくなリネットの子供達に手を焼くブリーはいたずらが過ぎるとお尻を叩くと脅すが、ママはいつも口だけで本当に叩いたりしないので、脅し文句は通用しなかった。

ブリーとレックスは更生施設にいるアンドリューの面会に行くことに。アンドリューがレックスのみとの面会を希望したためブリーは外で待っていたが、どうしても伝えたい事があると入室したのだが…。


スーザンのママ初登場でいきなりマイクの車に自分の車をぶつけて、天然ぶりを発揮していました。
この親にしてこの子ありで、どうもスーザンのトラブルを呼び寄せるクセは母親譲りのようです。

ジュリーはしっかりしていて正反対だから、ソフィーからスーザンへとトラブル体質は遺伝しましたが、ジュリーには遺伝しなくてある意味よかったですね。
ということは、ジュリーはカール似なのかな?

ソフィーは恋人と上手くいかなくなってスーザンの家で暮らす気マンマンでしたが、スーザンの方は迷惑そうで厄介払いしようとけんかした恋人モーティとの仲を取り持とうとしますが大失敗。
余計にややこしくなって、やっぱり連れ帰るハメになってしまいました。

ゲスト

バーネット刑事 – ブレット・カレン
スタインバーグ院長 – マーク・L・テイラー
ミリー – リンダ・ハート
モーティ・フリックマン – ボブ・ニューハート
ベッカーマン刑事 – ジョン・レイシー
アシュレイ・ブコウスキー – エミリー・クリスティーン

DATA

原題:Children Will Listen
放送日:2005/4/10
監督:ラリー・ショウ
脚本:ケビン・マーフィー

第19話 孤独な旅人

あらすじ・感想

リネットは犬猿の仲であるマクラスキーさんの命を救い、お礼の品プレゼントされておしゃべりに付き合うことに。それ以来、事あるごとにマクラスキーさんが訪ねて来て用事を片付ける暇が無くなり、迷惑だと伝えるのだった。

スーザンの母ソフィーは家に男を連れ込んだだけでなく、スーザンの気持ちもお構いなしにダブルデートをセッティングしてしまう。

ブリーはアンドリューのゲイかもしれないという告白から、息子を自宅へ連れ戻す。神父を食事に招いてアンドリューと話をしてもらうが、ブリーが予想していたような結果にはならなかった。

婚姻契約書を無効にしないならベッドに入れないと強気のガブリエル。カルロスはそれに対抗して、クレジットカードとキャッシュカードを停止させてしまう。レストランでの食事代すら払えず困ってしまったガブリエルは美貌を武器にある作戦に出る。

ノアは娘のディアドラが死体で見つかった事をマイクに告げる。ノアの息のかかった刑事から捜査ファイルを受け取るよう言われて現場へ向かうが、相手の刑事ともめてマイクは殴られてしまう。


マイクが調べていた事件とメアリー・アリスの自殺がどうやらつながってきて、点と点がやっと線でつながってそうだったんだ!と納得できます。
マイクにも暗い過去があって、刑務所に入っていたのは警官を殺したせいだったんですね。
探していたディアドラがバラバラにされて殺され、しかも容疑者にポールが入っていたんじゃスーザンどころじゃないのもわかります。

リネットは前回から引き続き、マクラスキーさんとの対立が続いていますね。
口の減らないマクラスキーさんも倒れた時には心細くて、リネットに悪態をついていたのも、1人きりの孤独からだったんでしょう。

人としてちゃんとしているリネットはマクラスキーさんの命を救ったし、ある程度は妥協して彼女に付き合ってあげました。
結局、迷惑だと伝えてまた対立してしまったわけですが、小包が出しっ放しになっているのが気になって仕方ないというのも、リネットの優しさや正義感からでした。

ゲスト

ティム – ジェームス・M・コナー
サム – ジェフ・ピアソン
ラモント – パトリック・ドラガン

DATA

原題:Live Alone and Like It
放送日:2005/4/17
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:ジェナ・バンズ

第20話 未練の残り火

あらすじ・感想

しばしの別れとなるカルロスのために盛大なガーデン・パーティーを開くソリス家。妊娠が発覚したガブリエルはピルに細工されていたことが分かり、パーティーでカルロスを引っ叩く。

ジョージとは趣味が合う友達として2人で出かけているブリーだが、レックスは彼はブリーに気があると嫉妬している。ブリーはジョージが薬局のジンジャーと付き合っていると聞き、ガブリエルのパーティーに2人を招待する。

トムの昔の恋人アナベルが戻って来てトムと同じ職場で働いているのが不安なリネットは、イーディのアドバイスでアナベルを自宅のディナーに招待する。

夜中にジュリーの部屋の窓へ石を投げて彼女を呼び出そうとしているザックを注意するために窓を開けたスーザンは、ザックの投げた小石を顔面に受けてしまう。

ポールはイーディからスーザンがメアリー・アリスの自殺について嗅ぎまわっていることを聞き、スーザンを家に呼ぶ。メアリー・アリスがアンジェラという名前を改名した理由をでっち上げて話し、もうこれ以上嗅ぎまわるなと警告するのだった。


今回も色々とハプニングが勃発jして、息もつかせぬ急展開でした。
一番気になるのが闇を抱えたポール親子の動向です。ザックはジュリーに執着しっ放しで、被害をこうむったのがスーザンです。
いつもスーザンはこういう役回りで、よく今まで無事にきましたね。

イーディ経由でポールの家に押し入ったのばバレて、メアリー・アリスが改名した理由を聞かされますが、スーザンは納得しません。
マイクからもポールとは関わるなと言われたのに、首を突っ込んだからキッチンから火の手が上がってしまったのでしょう。
果たして、ぼやはザックの仕業なのかポールの仕業なのか気になります。

ブリーとジョージがプールに落ちたり、ガブリエルがみんなに妊娠がバレたりととんだバーティーでしたが、こうでなくちゃ!と1人楽しんでいたイーディが素敵すぎます。

ゲスト

アナベル・フォスター – メリンダ・マクグロウ
ジンジャー – ローレン・コーン
フィル – パット・タウン

DATA

原題:Fear No More
放送日:2005/5/1
監督:ジェフ・メルマン
脚本:アダム・バー

デスパレートな妻たち

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