デスパレートな妻たち シーズン6 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 試練の門出

あらすじ・感想

スーザンとマイクの結婚式の真っ最中に髪が乱れてドレスの肩ひもが片方切れた状態のキャサリンが乱入する。

結婚式の8週間前。リネットのお腹の中には双子がいて、子供が生まれて高校卒業する頃には自分とトムは60歳になってしまうと、今から育児の心配をしている。検査で病院に行ったりネットは若い妊婦に子育ての大変さや夫のふがいなさを懇々と説明して泣かせてしまう。

離婚して盗難の件で警察に行くとオーソンから脅されているブリーは、ひょんなことからカールと急接近する。カールが事務所のソファーでせまってくるがきちんとホテルを取って欲しいと言い、カールが取ったのはホテルではなく寂れた衛生的とは言い難いモーテルだった。モーテルに我慢できないブリーはカールとシーツなどの新品の寝具を買いに行くが、ブリーの引き伸ばし作戦にうんざりしたカールはそのまま帰ってしまう。

ダボダボのトレーナーで学校へ行こうとしてるアナをガブリエルは引き止めて、トレーナーの下にセクシーな服を着ているのを見逃さなかった。ガブリエルは反抗的な態度を取るアナの後見人にはなれないと書類にサインしようとしない。洗車をしてパーティーに行きたいというアナの希望をかなえるつもりだったが、夜11時からのパーティーだと知って行くのを禁止するが、アナはこっそり部屋を抜け出してしまう。

マイクはキャサリンにスーザンとやり直すと告げる。スーザンはずっとキャサリンを避け続けていたが、配達されたウェディングドレスをキャサリンが預かっていると知り彼女の家へ行く。そこには自分のドレスを着て料理をしているキャサリンの姿があったのだ。どうにかドレスを返してもらって、ジュリーとソースが飛び散った染みを取りながら、マイクにキャサリンの行き過ぎた行動について文句を言う。

リーの仲介でヤング家に新しい家族ボーエン家が引っ越してくる。夫のニックと妻のアンジー、そして、息子のダニーで、ジュリーはダニーの家庭教師をやっている。ある日、ダニーがジュリーを映画に誘ってOKの返事をもらうのだが、ニックはダニーに用事を言いつけて、そのスキにジュリーに息子とは出かけて欲しくない旨をそれとなくほのめかす。


やっぱりマイクと結婚したのは、スーザンでしたね。
前シーズンの流れから、スーザンだろうなとは予想していました。

キャサリンとマイクはきれいに別れられなかったみたいで、キャサリンが復讐の女と化してしまいました。
みんなの前ではハグして感動を与えていたけど、耳元でささやいていた言葉が怖かったです。

ブリーとカールとじゃ合わない気がしますが、オーソンと離婚したいのにできないジレンマから、ブリーは浮気に走ってしまったのでしょうか。

スーザンが知ったら懇々とカールの悪いところをブリーに吹き込んで、ブリーの目も覚めるかもしれません。
モーテルが清潔じゃないと、シーツやら何やらをそろえてきれいにしたのは、ブリーらしいですね。

ゲスト

クレイン医師 – ジェームス・マクドネル
ペギー – ジェニー・ラデレット
ジョニー – ウィンストン・ストーリー

DATA

原題:Nice Is Different Than Good
放送日:2009/9/27
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー

第2話 予兆

あらすじ・感想

カレンとロイは散歩中、ジュリーが通りに倒れていて首を絞められているのを発見し、すぐさま救急車を呼ぶ。カレンの悲鳴で近所中の住民が駆けつけて、ジュリーが被害にあったことがウィステリア通りに伝わることに。

カレンの悲鳴が聞こえる10分前。スーザンは新婚初日の完璧な朝を迎えようとしているとカレンの悲鳴が聞こえてきて、ジュリーの事件を知り救急車で病院へと付き添う。心配してお見舞いに来てくれたリネットがジュリーが妊娠しているかもと言い出しX線を使わない検査をすることになる。リネットがジュリーの妊娠の可能性を知っていることを言及し、なぜ言ってくれなかったのかと口論になってしまう。

スカーボ家では朝食の真っ最中だった。パーカーがトイレでもどしたのはママかと聞かれ、トムは妊娠を告げようとするがリネットは前日に食べた貝料理に当たったとごまかす。スーザンの様子を病院に見に行ってジュリーの妊娠についてほのめかすが、それが元でスーザンとけんかしてしまう。妊娠で自分が落ち込んでいるのをジュリーが励ましてくれて、そんなジュリーも妊娠の可能性がありママには内緒にして欲しいと頼まれていた。

ブリーはカールとの情事を満喫し、体だけの関係に大きな喜びを見出す。しかし、ジュリーの事件を知って病院に駆けつけ、カールは今は不倫どころじゃないから落ち着くまで時間が欲しいと気持ちをブリーに伝える。二人が熱いキスを交わしている最中に一瞬ジュリーが目覚めるが、そのまままた昏睡状態に。カールは良い兆しだと喜ぶがブリーはキスを見られたことが気になってしまう。

アナがダニーを誘っても自分になびかないため、ガブリエルは無視したりドタキャンして相手を焦らせろとアドバイスする。ジュリーの事件の件で刑事がやって来てガブリエルはアナが家に居たと思い込んでいたが、アナは窓から抜け出してダニーと出かけ、お酒を途中で買って一緒に飲んだと証言する。

ジュリーの事件の前日、ダニーとジュリーが口論しているのをカレンに見られていて、ボーレン家は近所中からは疑いのまなざしを向けられている。アンジーはダニーに事件の日どこに出かけていたのかと聞くが、酔っ払っていてダニーは何も覚えていなかった。ダニーはジュリーに何もしていないと言っているがアンジーは証拠を作るためにアリバイ工作をすることに。

マイクに未練があるキャサリンはオーソンにマイクがスーザンの元へ帰ったのは同情からだと語る。ジュリーのお見舞いに食べ物を作ってマイクの家へ行き、大胆にも励ましのハグをしてキスを迫るのだが…。


ジュリーはずっと意識がないままで、一瞬目を覚ました時に実の父親とブリーのキスシーンを見たなんて、ショックすぎますね。
ジュリーが大変な時なのに、ブリーはジュリーやスーザンの心配より、自分とカールの浮気がバレたかどうかの方が気になっているみたいでした。

スーザンはジュリーが妊娠していたかもとリネットに話したことを責めていましたが、母親じゃないからこそ話しやすいということもあります。

ましてや、リネットは子供を愛おしいとは思えないと悩んでいた時だからこそ、優しいジュリーは励ますために話したのでしょう。
すったもんだあったけど、長年の友情からスーザンとリネットは和解できてよかったです。

ゲスト

レジー – ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ
ヒル医師 – カルロス・ラカマラ
ファースト刑事 – カール・マキネン

DATA

原題:Being Alive
放送日:2009/10/4
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:マット・ベリー

第3話 残酷な誤解

あらすじ・感想

カールから週末ラスベガスへ旅行へ行こうとブリーは誘われるがオーソンが怪しむから行けないし、そういう間柄じゃないと断る。あるイベントのパーティーにオーソンと出席するが、そこにはカールが若い女性キャンディスと一緒に来ていた。ブリーはカールが若い子を連れまわしてこの後モーテルに行くと知り、嫉妬のあまりオイルをフロアにぶちまけてダンス中のオーソンとキャンディスを転ばせてしまう。

ジュリーを絞め殺そうとした容疑者として逮捕されていたダニーが戻ってきたのを見かけたスーザンは、ボブに弁護を降りて欲しいと頼むが仕事だからと断られる。ご近所中にダニーが怪しいとふれまわり車で張り込みをして後をつけたりして、外出記録を付けているのだ。ダニーが友達の車の修理中に彼に詰め寄ってジュリーの妊娠について話を聞こうとするが、何も知らないと言われたため、ジャッキを緩めて脅そうとまでする。

家族全員でレストランで食事をしていると、そこはガブリエルの元浮気相手ジョンが経営するレストランだった。アナがそこでバイトしたいと言い出してジョンはカルロスにお伺いを立てにやって来て、カルロスはOKする。ガブリエルは気まずいから断ろうとするが、カルロスが嫉妬から自分を試していると解って頭にくる。

リネットとトムは子供達に妊娠のことを報告するが、祝ってもらえるどころか批判的な意見ばかり聞かされてしまう。出社したリネットはカルロスに妊娠のことを告げるつもりだったが、好条件で副社長のポジションを与えられてしばらく秘密にしておくことに。クライアントの接待のためにリネットとカルロスは夫婦同伴で食事することになり、ワインが飲めないリネットに代わってトムがこっそり飲んで酔っ払ってしまう。


ブリーったらただの体の関係だと言っていた割には、カールに嫉妬していましたね。
一緒だった若いキャンディスに恥をかかせてすっきりしたのでしょうが、改めて自分の気持ちに気が付いたようでした。
オーソンが大きな勘違いをしてましたけど、これで離婚がまた大変になってしまいそうです。

やり過ぎスーザンは今回は度を越していました。
ダニーの記録をつけていたまではまだよかったですが、ジャッキを下げてしまうなんてちょっと怖かったです。

マイクの言うようにダニーがやったという証拠もないのに犯人扱いしてしまって、間違いだとわかったけどボーレン一家に許してもらえるのでしょうか。

久々のジョン登場でガブリエルも昔を懐かしんでいたけど、アナとジョンが複雑な関係にならなければいいですね。

ゲスト

ディック・ジャクソン – ロビン・トーマス
キャンディス – ブルック・ライオンズ
ドローレス・メイソン – ジョアンナ・キャプラ
パティ・ジャクソン – ダーラ・ハーン
トビー – マイケル・ガーネラ

DATA

原題:Never Judge a Lady by Her Lover
放送日:2009/10/11
監督:アンドリュー・ドーファー
脚本:ボブ・デイリー

第4話 ゆがんだ虚像

あらすじ・感想

キャサリンは朝早くから厨房で張り切って仕事をしていて、とても嬉しそうな様子にブリーは理由を聞いてみる。彼女は恋をしているらしくマイクを吹っ切れたのかと思ったら、スーザンとマイクは破綻しかけでもうすぐ自分の元に戻ってくると思い込んでいるのだ。ある夜、ブリーが窓から外を見てみるとキャサリンがスーザンの家を外からのぞいていた。

妊娠しているリネットは胸が張ってきてサイズアップし、リネットの胸に気付いたカルロスは彼女が豊胸手術を受けたのだろうと誤解する。大事なクライアントがリネットの胸に釘付けでセクシーな服で契約を取るための食事に来いとクレジットカードを渡され、これでドレスを買うようカルロスから言われる。

バイトが終わったアナをジョンが車でソリス家まで送って来るが、ガブリエルは彼女に近づくなとジョンに釘を刺す。アナはジョンのことが好きだとガブリエルにもらしその件でジョンの元へ話しに行くが、ジョンはアナには一切興味なし。逆に昔はお金がなくてしてあげられなかったことを今ならしてあげらるとガブリエルにキスをし、それをアナが目撃してしまう。

昏睡状態のジュリーの見舞いにアンドリューがやって来て、スーザンはアンドリューからジュリーが医学部を退学してウェイトレスとして働いていたと聞かされる。ジュリーとはツーカーの仲だというアンドリューに詰め寄り娘が既婚者と不倫していたことをスーザンは知ることに。やっと目覚めたジュリーに会いに行ったスーザンは、おとなしく見守るはずだったが、我慢できずにそれとなく事件のことや彼氏のことを聞き出そうとする。

ジュリーの事件の件でダニーが学校を辞めたいと言い出す。アンジーはダニーを元気付けて友達を作らせるためにパーティーをしようと思いつき、ポーターにお金を渡してパーティーを開いて友達を呼ぶよう頼む。


キャサリンの精神破綻っぷりがスゴかったですね。
ブリーに恋人ができたとうれしそうに話したら、相手がマイクだったり、マイクの家をのぞいて一緒にゲームを見たと言ったりとか。

最後には、自分はもう大丈夫だと語った瞬間にケーキを見てスイッチが入ったらしく、ブリーからクビを言い渡されて鍵でキキキーっとブリーの車を壊した後の微笑みが不気味でした。

キャサリンを救ってあげられる誰かがいるとしたらブリーだと思っていたけど、ブリーもカールのことがあって今はそれどころじゃないみたいだし、今後のキャサリンの狂気が心配です。

リネットのバストには笑いました。
男性陣はやっぱり大きなバストには弱いみたいで、カルロス達はリネットが豊胸手術したと誤解するなんてビックリです。
それを仕事に利用しようとするところが、仕事人間のカルロスっぽかったです。

ゲスト

ヒル医師 – カルロス・ラカマラ
エリック – ロバート・サダス
ブライアン – ノア・シュフマン
モリー – ヴァネッサ・ブリッティング

DATA

原題:The God-Why-Don’t-You-Love-Me Blues
放送日:2009/10/18
監督:デイヴィッド・ウォーレン
脚本:アレクサンドラ・カニンガム

第5話 逆風にさらされて

あらすじ・感想

ブリーはカールと郊外のホテルで不倫中。部屋を出ようとしている時にちょうどメイドが掃除にやって来たので、片方なくしたピアスを探して欲しいと頼む。そこへオーソンから電話がかかってきてスーパーだとごまかすが、メイドが明らかに自分を非難するような目で見ていたのが気に入らなかった。翌日、一人でホテルに押しかけてメイドに文句を言って自分とオーソンの状況を説明して理解してもらおうとする。

ガブリエルはローラの子供レイチェルを預かっていたが、ちょっと目を離した隙にホワニータとレイチェルがスーツケースで階段すべりの遊びを始めてしまう。運悪くそこへローラがやって来て、子供が怪我をしないようにちゃんと見ていない、親失格だと言われてしまう。

ホワニータの誕生日パーティーが控えているのにローラの差し金で、ママ達からパーティーのキャンセル電話が続出。そこで、みんなが集まっている場所へ行き、パーティーにはピエロやお猿さんが来ると子供達にアピールして、子供がパーティーに来たがるように仕向ける。

カレンの頼みでリネットは大工仕事をロイにお願いして、引き出しの修理やプランターを付けてもらって、リネットもトムも大助かり。今度は鳥の巣箱を木に付けてとリネットはロイに頼むが、ロイはトムが言っていた場所とは違うとすぐに仕事に取り掛からずトムに携帯で電話して確認しているのだ。ロイは妻は夫を立てるものでリネットがトムを虚勢していると意見し、リネットの怒りに触れてその場でクビにされてしまう。

ジュリーが2週間ぶりにウィステリア通りに帰ってきて近隣の住民達は温かく迎え、ジュリーの退院祝いのパーティが開かれる。ジュリーに言い寄るニックを見かけたダニーは二人が付き合っているのを知っていて、ママにそのことをばらすと脅しをかけるが、逆にママを悲しませるだけだと言い含められてしまう。夜が怖くて眠れないというジュリーにダニーは家に隠してあった銃を貸すのだが、これが元でトラブルが起きてしまう。

ジュリーのパーティーでブリーがキャサリンをクビにしたことや、彼女がマイクに迫ったことをスーザンの前で口走ってしまう。ジュリーの事件がきっかけで住民パトロールを行うことになり、その集会で熱烈な視線をマイクに送るキャサリンに気付く。

スーザンがスケジュール調整を行っていて空白の時間帯のパトロール係を住民から募るのだが、キャサリンが挙手しているのを無視して他の人に決めてしまう。これにキャサリンが文句をつけて、スーザンvsキャサリンの戦いが勃発する。


ブリーの気持ちも理解できなくはないですが、カールが好きで不倫していると言うよりも、オーソンと離婚できないはけ口を求めて逃げているだけにしか見えないですね。
ホテルの従業員の態度も客からしたらムカつきますが、ブリーには心しみる言葉だったのではないでしょうか。

ここのところ、情けない夫の面ばかり目立っていたトムですが、やっぱりリネットのことを一番わかっていて、素敵な旦那さんだなと思いました。
カレンとリネットとの漫才みたいな会話もなかなか楽しかったです。

ボーレン一家は相変わらず謎だらけで、名前は本名じゃなくてニックがジュリーと不倫していたというくらいしかわかっていません。
アンジーはキャサリンを上手く口車に乗せて警察への通報を止めさせましたが、ただいま暴走中のキャサリンの肩を持ってしまって厄介なことにならないといいですね。

ゲスト

メイド – アイシャ・ハインズ
ローラ・ミラー – バーバラ・アリン・ウッズ
レイチェル・ミラー – マッケンジー・ブルック・スミス
キルスティン – シンディ・ルー

DATA

原題:Everybody Ought to Have a Maid
放送日:2009/10/25
監督:ラリー・ショウ
脚本:ジェイミー・ゴレンバーグ

デスパレートな妻たち

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