デスパレートな妻たち シーズン7 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 謎の狙撃者

あらすじ・感想

ウィステリア通りの暴動も収まり日常を取り戻そうとしていた。ポール・ヤングは暴動の夜に何者かに銃で撃たれたが、幸いにも命に別状はなく病院に入院中である。ベスは母フェリシアの仕業だろうと刑務所に会いに行くが、フェリシアは何も知らない様子である。刑事が病院にやって来て妻ベスに疑いを向けるが、唯一の自分の味方だとポールはベスをかばう。

暴動で怪我をしたスーザンは入院中だったが、片方の腎臓が破裂して手術で取り除かれた。しかし、もう一方の腎臓は機能の5%程度しか果たしておらず、医師から腎臓移植を受けるまでは透析に通うよう勧められる。マイクが戻ってつかの間の幸せを噛み締めながら、スーザンは透析よりもハーブの代替治療を希望し、マイクに自分を支えて欲しいと頼む。

暴動で絆が深まり、一緒に暮らす準備を着々と進めるブリーとキース。そんな二人の元へオーソンが現れ、彼女のジュディと別れて行くところがないとブリーの家へ転がり込んでくる。オーソンとブリーの仲良さそうな様子を見たキースは嫉妬を感じて、三人での夕食の席で食べ物を投げつけ合うけんかへと発展する。

真実を知ってしまったホワニータはすっかりへそを曲げてしまい、ガブリエルはホワニータの機嫌が良くなるようにと人形を一緒に買いに行く。携帯にグレースの写真を見つけたホワニータはさらに傷つき、事態を打開するために家族でセラピーを受けることに。先生はグレースの影を家から消してしまえばホワニータも落ち着くだろうと言い、グレースの写真やグレースが描いた絵などを全て処分することに。

スーザンのお見舞いに行ったレネはスーザンから20年前の過ちは自分でリネットに告白するようアドバイスされる。リネットとの友情に後ろめたさを感じているレネは話すかどうか悩んでいたが、トムからは黙っているのも友情だと諭される。リネットとレネの息の合ったコンビで仕事は大成功し、ホテルの顧客をゲットすることができたが、レネは学生時代のリネットの励ましを思い出して大泣きしてしまう。


ポールを撃ったのはいったい誰なんでしょうか?
まさか、未だにフェリシアとマイクとがつながっていたのにはビックリでしたが、マイクはやっていないみたいです。

ベスはポールを本気で好きになっていますから、犯人ではなさそうですね。
ただ、ポールがベスはフェリシアの娘だと知ってしまったから、ねちっこいポールの復讐がまた始まりそうな予感です。

暴動の影響を受けてしまったスーザンは、これからが大変ですね。
もしもの時には、マイクとMJをお願いとみんなに頼んでいて、リネット達がしっかり答えてあげていたのにじーんとしました。

オーソンがひょっこり戻って来たのには笑いましたが、ブリーはもうオーソンに気持ちが残っていないようです。
ブリーとキースの様子を見ていて、オーソンも気づいたみたいですね。

ゲスト

シャーロット – ステファニー・ファラシー
ハリソン刑事 – デレク・ウェブスター
フォスター刑事 – マシュー・グレイヴ
シュガーマン医師 – デヴィッド・ブリスビン
ラント先生 – ジョディ・ロング
ジュディ – ミッシェル・ダフィー
ベス – キャサリン・カーリン

DATA

原題:Assassins
放送日:2011/1/2
監督:デイヴィッド・ウォーレン
脚本:ジョン・ポール・ブロック三世

第12話 不器用な愛

あらすじ・感想

スーザンの腎臓のことを心配してジュリーが病院にやって来る。自ら検査を受けてドナーになると言うが、若すぎるからとスーザンは断ることに。ジュリーは祖母ソフィーにも連絡していて叔母のクレアと一緒にお見舞いにやって来るが、マイクがそれとなく腎臓のドナーのことを切り出すが、3ヶ月の船旅に出るから無理だと断られてしまう。

ボブとリーが施設から10歳の女の子を養子にもらうことになり、ガブリエルとカルロスの4人でお祝いのブランチを。ガブリエルはグレースのことを思い出して、少し落ち込んでいる模様。追い討ちをかけるようにグレースの代わりにかわいがっていた人形をホワニータとセリアがおもちゃにしてしまい、服が破れたり腕がもぎ取られたりしてショックを受けてしまう。

20年前のトムの過ちを知ったリネットは、腹いせにチクチクとトムにいたずらすることに。コーヒーに塩を入れたりズボンの縫い目をわざとほつれさせたりして、ストレスを発散している。レネはリネットのささやかな復讐を見て二人で話し合うよう勧めるが、いつものパターンでトムがリネットに謝ってうやむやになってしまうのが嫌だと拒否する。

教会でブリーはサイクス牧師から気落ちしているベスと話して悩みを聞くよう言われるが、ウィステリア通りを混乱に陥れたポールの妻だからと断るが、ベスには何も罪がないと言われて話してみることに。スーザンの退院祝いにブリーの家にみんなが集まりそこへベスもやって来るが、重苦しい空気で会話が全く弾まない。ブリーはメアリー・アリスのことを持ち出して、悲劇を生まないようにとみんなを説得するのだが…。


久々にソフィー登場で、相変わらずの存在感です。
娘よりもクルーズの方が大事なのか、と最初は思いましたが、病気のことをスーザンに隠していたと知ってからは、ソフィーの優しさを感じました。

ジュリーも久しぶりの登場で、どんどん色っぽくなっていますね。

トムったらあれだけ変なことが自分の周りで起こっているのに、レネに言われるまで全然気づかないなんて、お間抜けすきでしょう。
レネの忠告でさすがにお菓子には気づきましたが、本当にペニーが食べていたら大変なことになりましたね。

家族で他愛ない会話をしていて、リネットが許す気になったのはよかったです。
そっとトムの手を握った瞬間が素敵でした。

ゲスト

シャーロット – ステファニー・ファラシー
クレア・ブレマー – ヴァレリー・ハーパー
ジュリー・メイヤー – アンドレア・ボーウェン

DATA

原題:Where Do I Belong
放送日:2011/1/9
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:デイヴィッド・シュラッドワイヤー

第13話 子供の存在

あらすじ・感想

リネットの母ステラが訪ねて来て、今週の土曜に結婚すると爆弾発言。リネットは相手のフランクがどんな人か一度会わせて欲しいと一緒に食事をすることに。フランクは偏屈で頑固者の上、人種差別の気もあるとんでもない男性だが、ステラはお金持ちだから結婚すると言うのだが…。

若くてきれいな女性アンバーがキースを訪ねてやって来て、ブリーと同棲していると知り、なかったことにしてくれと去っていく。アンバーのことが気になって仕方がないブリーはキースにそれとなく聞いてみると、7年ほど前に付き合っていた女性で振られたらしい。今度はブリーがアンバーの滞在先まで押しかけて行くと6歳の男の子がいて、キースの子供だという事実を知ることに。

リーとボブは養女を迎えるため、子供部屋のインテリアデザインをレネのライバル会社に頼むことに。レネのデザインだと子供部屋がクールになりすぎるからだと二人は答えるが、レネは自分の方が格安で早く仕上げられるとアピールして仕事をゲット。理想的でかわいらしいファンタジックな子供部屋を完成させる。

どんどん人形にのめり込むガブリエル。カルロスがカードの明細をチェックしていて高すぎる人形のことを突っ込まれ、ボブとリーへのプレゼントだと嘘を付く。カレンの家に行ったガブリエルは、カレンが人形を大切にしているのを知り、一緒に人形とお茶会へ行こうと誘う。カレンからこの事を聞いたカルロスはガブリエルがグレースのことを引きずっているので、一緒にセラピーを受けようと持ち出すのだが…。

初めての透析を受けに来たスーザンは近くの男性ディックに声をかけるが、話しかけないでくれとあしらわれてしまう。他の透析仲間とはおしゃべりしたり楽しくやっているのだが、ディックだけはなかなか打ち解けてくれようとせず、ある時、その本当の理由を知ることに。

ポールはベスがフェリシア・ティルマンの娘だということを知り、自分を撃ったのはベスだと確信する。いかに復讐するかを考えて、色々と疲れたから遠くに二人きりで旅行をしたいとべスを誘い、人気のない山荘へ二人で行くことに。


ポールはベスが自分を撃った犯人だと思っていたけど、刑事が持ってきた銃を見て、全てを確信したみたいですね。
多分、あの銃はメアリー・アリスが自殺した時に使ったもので、ザックが犯人だとわかったのでしょう。

前回チラっと出てきたザックですが、今後、ポールとザック、ポールとベスの関係がどうなるのか気になります。

スーザンの母が久しぶりに登場したかと思えば、今回はリネットの母ステラです。
相手がロクでもない口が悪い男性で、いくらリネットでも母親のことが気になってしまい、結婚を止めたかったのでしょう。
でも、心から愛しているとわかり、イヤな奴だと思いながらもフランクを受け入れたのは良かったです。

レネとボブ&リーのエピソードも小粒ながらも、じーんと来て感動しました。
子育てとは無縁のレネですから、確かに子供部屋の装飾には向かなそうです。
出来上がった部屋はとてもファンタジックでかわいかったし、レネを甘く見ちゃだめですね。

ゲスト

ディック・バロウズ – グレゴリー・イッツェン
アンバー・ジェームス – ロシェル・エイツ
ハリソン刑事 – デレク・ウェブスター
フォスター刑事 – マシュー・グレイヴ
フランク・カミンスキー – ラリー・ハグマン
ジェニー・ハンター・マクダーモット – イザベラ・エーカーズ
チャーリー・ジェームス – サイード・シャヒディ
イーサン – ジョー・ジレット

DATA

原題:I’m Still Here
放送日:2011/1/16
監督:ロニー・プライス
脚本:ジョーサン・マクギボン、サラ・パリオット

第14話 打ち捨てた過去

あらすじ・感想

リネットの母ステラはフランクと結婚して幸せそうで、スカーボ家のみんなを自宅に招待して家族写真を撮ろうというが、リネットは家族には予定があるので、スカーボ家へ二人できて欲しいと答える。やって来る早々フランクは不平ばかりを並べ立て、写真を撮っている最中に亡くなる。遺言書の関係で、リネットは亡くなったのは翌日にして欲しいというステラの希望をかなえることに。

ポールは警察から自分を撃った銃を見たとたん、犯人はザックだと知る。マイクにザックが犯人だと教えて行方を聞くが、マイクも居場所を知らないらしい。しかし、マイクはお金に困っている時にザックの部屋へ行ったことがあり、ポールの話を聞いて心配になりザックを訪ねることに。

スーザンはドナーが見つかるまで3、4年は待たなくてはならないという話を病院で聞かされて落ち込んでいた。病院で高校時代の知り合いモンローと会い、モンローはスーザンのために検査を受けて腎臓がマッチし、ドナーになりたいと申し出てくれて、スーザンも大喜びだった。

しかし、彼は高校時代にスーザンをストーカーしていて、隠し撮りした写真やスーザンの髪の毛などを大切に持っていて、ストーカー行為がエスカレートするのではとスーザンは不安を感じる。

アンバーがブリーを訪ねて換金に時間のかからない小切手が欲しいと言い、さらにチャーリーの写真をキースに持っていて欲しいと頼む。翌日、アンバーが銀行に行っている間にブリーはチャーリーの面倒を見ていると、偶然キースが通りかかってチャーリーと仲の良い姿を目の当たりにすることに。

人形のことでセラピーを受けに行ったガブリエルだが、自分の生い立ちなどを語りたがらず、モデル時代のミュージシャンの話ばかりしている。ガブリエルは週に3回セラピーに通うことにすると言い出し、代わりにカルロスが子供達の用事などをカバーすることに。しかし、スパから電話が入ってガブリエルはセラピーでなくボディマッサージに行っていることがカルロスにバレてしまう。


リネットの母ステラの結婚生活は短かったですね。
あっという間にフランクが亡くなって、お金を手にしたステラがフランクそっくりな言動になっていたのが驚きです。
金を持つと人間が変わるのか、それともフランクの影響だったのでしょうか。

とうとうザック登場で、あんなに金持ちだったのに質素な生活を送っていますね。
ドラッグにまで手を出してしまって、相当ポールのことを恨んでいたのでしょうね。

離れて暮らしているとはいえ、マイクはザックのことが心配だったから、ポールを連れて行ったのでしょう。
ポールとザックのこじれた仲が少しでも修復されて、親子関係を取り戻せたらポールがウィステリア通りの住民に復讐する気も失せるのではないでしょうか。

ゲスト

モンロー・カーター – デイヴ・フォーリー
アンバー・ジェームス – ロシェル・エイツ
クレイグ・リンウッド – アーロン・ラスティグ
フランク・カミンスキー – ラリー・ハグマン
ドクター・ウィナー – パトリシア・レンツ
チャーリー・ジェームス – サイード・シャヒディ

DATA

原題:Flashback
放送日:2011/2/13
監督:アンドリュー・ドーファー
脚本:マット・ベリー

第15話 別れの時

あらすじ・感想

リネットは夜中にオムレツを作りたいと息子達から卵の場所を聞かれて起きてしまい、自分でやった方が早いとキッチンへ下りていくと、息子達が女の子を連れ込んでいた。トムと相談して子供を自立させようとし、息子達が見つけてきた住みかはお向かいのマクラスキーさんの家だった。カレンとロイは二人を甘やかし食事や洗濯などの世話までやっていて、リネットは自立の意味がないとある秘策を思いつく。

セラピストからのアドバイスで過去のトラウマと決別するため、ガブリエルとカルロスはガブリエルの故郷の町へ行き、彼女のママ父のお墓の前で手紙を読むことに。最初は気が進まなかったガブリエルだが故郷の町では一躍スターとなっていて、取材やらサインを求められたりしてすっかりご機嫌。当初の目的とどんどん離れていくのをカルロスは心配しているのだが…。

キースはとうとう息子チャーリーと再会したものの、早々に母アンバーとチャーリーがフロリダへと帰ってしまう。3日前までは息子がいることも知らずに普通に生活していたキースだが、息子と別れてほんの少ししか経っていないのに寂しさを感じている。そして、キースは一緒にフロリダへ引っ越さないかとブリーに持ちかけるのだが、ブリーは今の生活は捨てられないと断ってしまう。

スーザンは車で透析に行こうとしている最中、パトカーに一時停止違反で止められてしまう。透析に遅れそうだと答えると、切符を切られずに忠告だけですませてくれた。透析を武器にスーパーのレジの長蛇の列に並ばずにすんだと、ちょっとした恩恵を受けているとスーザンはレネに話すと、一緒に人気のレストランに行って透析の言い訳で待たずに食事しようと誘われる。

ポールはマイクと一緒にザックをリハビリ施設に入れようと車で連れて行くことに。嫌がるザックをポールが説き伏せて施設に行くことを承諾させる。後日、ポールはザックの元を訪れ自分を撃った理由を聞き出すと、ザックはずっとポールに嫌悪感を持っていたと答える。


リネットの息子の双子は、大学生になっても相変わらず親に甘えっ放しですね。
リネットとトムが自立させようとするのもわかります。

やっと家を出て行ったかと思えば、目と鼻の先のマクラスキーさん家だったとは、双子達もやるものです。
どれだけ楽をしたいのでしょうか。
リネットの切り返しも見事でしたが、これから双子達がどうすのかも見物ですね。

ガブリエルは乗り気じゃなかったテキサス行きでしたが、戻ってみればスター扱いで気分も良くなったみたいですね。
シスターにも言いたいことをはっきり言えたし、グレースの件からも少しずつ立ち直れるのではないでしょうか。

ゲスト

アンバー・ジェームス – ロシェル・エイツ
シスター・マルタ – ジル・ラーソン
ゴメス校長 – マルコ・ロドリゲス
チャーリー・ジェームス – サイード・シャヒディ
ティファニー – ジャッキー・ホーランド
キンバリー – ブリー・マットソン

DATA

原題:Farewell Letter
放送日:2011/2/20
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:マルコ・ペネット

デスパレートな妻たち

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