デスパレートな妻たち シーズン8 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 崖っぷちの友情

あらすじ・感想

食事会の後、ガブリエル、スーザン、リネット、ブリーはアレハンドロの遺体を森の中に埋める。スーザンはまだ間に合うから警察に届けようと言うが、ブリーを筆頭にガブリエルやカルロスを守るにはこれが最善の策だと決意する。

リネットとトムは別居を始めていたが子供達にはまだ話していない。自宅の向かいの家にトムが住み始めて子供達が起きてくる前に自宅にと戻り、コーヒーを入れたり朝食を取ったりして取り繕っていた。今回の事件のことでリネットは悪夢を見るようになり、夜怖くなってトムの家に行き、体の関係を求めてしまう。

カルロスは自責の念に駆られていて、イライラしてホワニータにまで辛く当たってしまう。教会に行ってドゥーガン神父に懺悔しようとするが、懺悔室に居たのは若い神父で彼にはとても話せないと懺悔室を出て行く。ガブリエルはカルロスのために海外へ行こうとしているドゥーガン神父を捕まえてカルロスの会社へ。神父はもし犯罪を犯したのなら警察に自首するよう勧めるが、カルロスはそれだけはできないと拒否する。

人生にとんだ重荷を背負うことになって辛すぎると感じているスーザンは、ガブリエル達との付き合いも断って家にこもりがちになる。学校へ復職できてクラスの子供達のペットのハムスターが亡くなるが、校庭の隅にハムスターを埋葬しながら、ついアレハンドロを埋めた時のことを重ね合わせてしまう。夫婦間の問題もあるのではとマイクはとても心配していて、ガブリエル達にマイクに真実を打ち明けたいと相談するが…。

チャックは「食事会の夜から君の友達に嫌われている」と言われたブリーは、アレハンドロの件が警察にバレていないかどうか、チャックに探りを入れるが大丈夫なようだった。最近起こった事件の話をヒントに、アレハンドロの車を処分しようとガブリエルと一緒に彼の車を探して危険な場所に乗り捨てることに。

しかし、ガブリエルはマニュアル車で運転がおぼつがず、チャックが通りかかって二人はつじつまの合わない話でごまかすが、チャックが目的地まで運転することに。

引越しトラックがやって来て近所に誰が越してくるのか、女性陣が集まって色々と予想している。ガブリエルは昨日会っていて、長身でイケメンな男性だと語っている後ろに本人のベン・フォークナーが立っていた。一目でベンを気に入ったレネは家を訪ねてモーションをかけるが、ベンはその気にならずドアを閉められてしまう。


4人で抱えた秘密の内容が内容ですから、やはり良心の呵責に耐えられなくなってくる人も出てきます。
今のところ、スーザンとカルロスですね。

カルロスは当事者だから突飛な行動に出ることはないでしょうが、スーザンは持ち前のボランティア精神から誰かにしゃべってしまいそうです。
特にマイクには隠し事をしたくないでしょうから、早々に秘密がバレそうな勢いです。

リネットとトムは完全に修復不可能なところまできてしまったようですね。
リネットも悪夢を見たからとトムに頼ってしまうのは、どうかと思います。
トムが怒るのは無理ありませんし、さらに2人の溝が広がって離婚しそうな雰囲気ですね。

ゲスト

ドゥーガン神父 – サム・マクマレー
ヘンダーソン – ウェンディ・ベンソン=ランデス
アリー – エミリー・ハッペ
ジェフ – リチャード・キース
ベンソン神父 – マイケル・ ブレイクロック
アマンダ – エマ・コーエン

DATA

原題:Secrets That I Never Want to Know
放送日:2011/9/25
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ボブ・デイリー

第2話 手探りの先

あらすじ・感想

トムは子供達を遊びに連れて行って甘やかし放題でダメだとしつけることを忘れているらしい。パーカーが問題ありの友達の誕生日パーティーに行きたいと言い、監督する親も留守なのでリネットは当然行かせたくない。しかし、ダメだと言う役をトムに押し付けるためにパパに聞いてと判断をトムにゆだねるのだが、トムもダメだとはっきりとは言わなかった。

今まで辛い時期でも夜の夫婦生活があったからこそ乗り切ってこられたガブリエルとカルロス。今回の事件のせいで夜の生活が38日もご無沙汰になり、ガブリエルはセクシーなランジェリーとシャンパンでカルロスを迎えるが、上手くいかなかった。友達からアイデアを募ってプロに教えを請うことにし、ポールダンサーのダコタを呼んで前座を盛り上げようとする。

メアリー・アリスの脅しの手紙と同じ内容のものを受け取ったブリーはすっかり動揺して、チャックからも様子が変だと心配される。誰にも相談できず一人では抱えきれなくなり、刑務所にいるポールのところへ相談しに行く。ポールはマーサ・フーバーくらいしか思い当たらない、メアリー・アリスの事件を知っている人間の仕業だと言っている。ブリーはガブリエルに相談すると、まずは刑事であるチャックと別れろとアドバイスされる。

スーパーで箱入りソーダのお金を払い忘れたスーザンは警備員に捕まる。お得意様だから次に来た時でいいと言ってくれたのだが、アレハンドロの件ですっかり罪の意識にさいなまれていて罰してくれと自分から頼む。それ以来、わざと禁煙場所でタバコを吸おうとしたり、資源ごみの日に生ごみを出したりして、自分が罰を与えられるような行動を取るように。

ベンの家の配管を修理したばかりのマイクはレネに捕まり、ベンに関する情報が欲しいと頼まれる。市長から老人に関することで表彰されたと話すと、翌日、レネは皿を持ってカレンの家へ。ベンがお年寄りが好きなのが解って共通点を作るため、カレンに料理を差し入れて大切にしている振りをし計画は大成功。ベンからデートに誘われるが行き着いた先は老人介護施設で、食事の給仕をさせられる。


ブリーのところへ届いた脅迫状の送り主が気になりますね。
ポールじゃないとすると、やっぱりポールがほのめかしていたようにチャックなのでしょうか?

でも、チャックはブリーのことを気に入っていて付き合っているのだから、脅す必要もなさそうですけどね。
ブリーはすっかりチャックに怯えていて、あわよくば証拠をつかもうとこのまま付き合い続けるようですね。

リネットとトムは相変わらずな状態で、リネットも折れるということをしないですね。
トムは家を出て行ってパパらしいことをしてあげられなくなったからこそ、せめて子供達を甘やすくらいいいじゃないかというスタンスです。

対するリネットは、それじゃ困るとパーカーの件をトムに一任したけど、結局はビールを飲むハメになってしまいました。
お互いがちょっと譲歩するだけで、この夫婦は元サヤに戻れそうなんですけどね。

ゲスト

ダコタ – ジリアン・ネルソン
ローズ – アニー・オドネル
カール – スティーブ・シーグレン
ケヴィン – マーク・ソウル
ブロフカ巡査 – スコット・マイケル・モーガン
トフ – ケヴィン・マイケル・マーティン
タイラー – コーディ・バチェラー

DATA

原題:Making the Connection
放送日:2011/10/2
監督:タラ・ニコル・ワイア
脚本:マット・ベリー

第3話 男の嫉妬

あらすじ・感想

これまで大して話したことがなかったスーザンとカルロス。殺人事件をきっかけに同じ悩みを分かち合える同士として急接近する。ある夜眠れなくて散歩に出たスーザンは偶然カルロスと会い、長時間話し込んでしまう。帰宅するとマイクが待っていて、カルロスとの仲を疑い始めていたのだ。警官をバカにした件で社会奉仕活動をしているスーザンの元へカルロスがやって来て、自分も同じように奉仕活動に加わってスーザンとの会話を楽しむ。

チャックと別れるとガブリエルに約束したものの彼への気持ちが残っていて別れることができないブリー。別れられないならチャックが事件について何か知っているかどうか、彼の携帯や持ち物を調べろとガブリエルから忠告される。チャックの荷物を漁っていると、ブリーの手の写真と何か入った袋を見つける。ガブリエルにこのことを話し、二人で協力してチャックから袋を手に入れることに。

リーの娘ジェニーがブラをする年頃になり、レネはリーからジェニーと一緒に買いに行ってくれと頼まれる。レネは子供が苦手だから断ろうとするが、意外にも二人は意気投合してショッピングを楽しんだ様子である。それをきっかけにジェニーはレネの家に入り浸るようになり、リーはレネに辛辣な言葉を吐き、男親だけでは不十分なのではと悩み始める。

リネットの妹リディアが訪ねて来て、恋人のラッシーも一緒だった。いつも男性のことで失敗しているリディアがナチュラリストと付き合い始めて、ただの拾った石を指輪にしたものをもらって喜んでいるのを見て、リネットは心配になってしまう。

リディアは心穏やかにリネットと対峙しようとするが、リネットのあおりに負けて暴言を吐いてしまう。翌朝、リディアは断っていたワインとアイスクリームを食べていて、ラッシーから別れを切り出されたと泣いていた。


スーザンとカルロスが急接近する気持ちもわかりますね。
お互い事件のことで罪の意識を感じていて、それを相談できる相手が見つかったのですから。

でも、マイクからしたら妻が深夜に男と会っていて、昼間もバンの中に身を寄せ合って隠れていたら、不倫だと疑っても仕方ないですね。
事件のことをとうとうマイクは知ってしまいましたが、マイクが知ったことで何か動きがあるかもしれません。

ブリーも脅迫状を受け取ってから、幸せだったチャックとの仲がどんどん壊れていきます。
向こうはブリーに心底ほれてプロポーズまでする気だったのに、ブリーはぴしゃりと別れを切り出してしまいました。
チャックはねちっこく根に持つタイプみたいですし、刑事という立場もありますから、今後、事件に関与していくのでしょう。

ゲスト

ジェニー – イザベラ・エーカーズ
リディア・リンドキスト – サラ・ポールソン
ラッシー – クリス・ガーティン
ダグ – ブライアン・ラスムッセン
フリードリッヒ – アレック・マッサー

DATA

原題:Watch While I Revise the World
放送日:2011/10/9
監督:デヴィッド・ウォーレン
脚本:ジョン・ポール・ブロック三世

第4話 屈辱のレッスン

あらすじ・感想

リネットは啓発本を参考にしてトムとの別居を公平でスムーズなものにしようとするが、トムが歯のホワイトニングやダイエットを開始したのを見て、レネが付き合っている女性がいるはずだとリネットに吹き込む。タブレットをペニーにプレゼントしてパパの家に居る時にWebカメラを付けて部屋を見せてもらうと、若い水着姿の女性を発見。ペニーからエアロビのインストラクターだと聞き、レネと一緒に品定めに行くことに。

チャックと別れたブリーの元へ夫と離婚したダニエルと息子のベンジャミンがやって来る。離婚の傷を癒したいとダラダラすごしているダニエルだったが、新しい事業を考えているらしい。新しいエクササイズのグッズを考えたと言ってネット販売するため、ブリーの厨房を貸すことに。ダニエルの留守中に厨房に入ってグッズを試しているところへレネがやって来て、大人のブランコでその意味まで教えてもらう。

ガブリエルは車でホワニータを送って学校へ行くが、前が詰まっていて予定に遅れそうになる。グリーンゾーン内で子供を下ろすことになっていたが違反してしまって、PTA会長のデーナからグリーンゾーンのカードを取り上げられる。

翌日から学校からは遠いロットBへと追いやられると、同じような立場の主婦達と出くわす。みんなで立ち上がろうと木曜のPTA会議でデーナを追い出す計画を立てるが、デーナの方が一枚上手で作戦は失敗してロットC落ちしてしまう。

スーザンは真実をマイクに話して少しは心が軽くなるが、重荷が減ったわけではなかった。他に熱中するものを見つければ心が楽になるだろうと考えて、憧れていた講師ゼラーのいる美大の講義を受けることに。

まずは生徒になるためにパスしなければならないが、かわいい絵本のような絵を持って行くと、ゼラーにお気楽主婦呼ばわりされる。翌日、内面を掘り下げた絵を持ってゼラーに会いに行くが、中身がないと非難されてスーザンは切れてしまう。


リネットは冷静にトムとやり直すために色々と考えていたみたいですが、トムに別の女性の影が見え始めてきました。
トムはリネットや家族のことをちゃんと考えてはいるでしょうが、長年、リネットに押さえ付けられていて自分を解放できなかった部分もあると思います。

今はまだ食事するくらいの仲のようですが、一緒にいて窮屈じゃない関係が新鮮だし、今は仕事にも自信を持っているからこそ、リネットじゃない女性に走ろうとしているのかもしれません。
リネットも気になるからこそエアロビ教室までレネと行ったのだろうし、真実がわかってかなりショックみたいでした。

それにしても、ブリーに振られたチャックが今後、どんな行動を取るのか気になります。
チャックの机の上にはアレハンドロの資料がありましたから、きっとブリーにその件で迫って行くのでしょうね。

ゲスト

デーナ – ベス・リトルフォード
レイチェル – ジリアン・アルメナンテ
メリッサ – リンジー・ストッダート
シンディ – メリッサ・グリーンスパン
ベンジャミン・カッツ – ジェイク・ソルデラ
クロエ – ルビー・ルイス

DATA

原題:School of Hard Knocks
放送日:2011/10/16
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:マルコ・ペネット

第5話 飛ぶのが怖い

あらすじ・感想

ゼラー先生の美術のクラスに通い始めたスーザン。男性のヌードモデルを書くことになるが、どうしても笑いがこみ上げてきて集中できない。羞恥心を捨てるために次の授業では画家がヌードになる予定なので、家で朝からヌードで朝食を作っていたら、来客が。リーだから大丈夫だろうと玄関を開けたらボブの母親が一緒で、とんだ大恥をかいてしまう。

最近ずっと教会にやって来ないとサイクス牧師がブリーの家を訪ねてくる。牧師と話して困っている人を手助けすることにし、ホームレスのための食事施設で料理をふるまうことに。ところが、その施設では缶詰を開けただけのスープを温めるだけで、手作りのものを作ろうとブリーは自慢の腕を振るう。ブリーの料理の評判は瞬く間に広がり大勢の人が押しかけてくるが、ホームレスではない人がほとんどだった。

PTAの会合にスパに行っていて遅れて来たギャビーはPTA役員達から総スカンを食らう。自分が裕福なのを妬んでいるのだろうと、みんなを集めて無料スパを提供するのだが、役員達は無料スパを楽しむだけ楽しんで行事の役割はパスすることに。罪の意識に苦しんでいるカルロスはスーザンに会いに行くが、マイクからスーザンには近づかないで欲しいと頼まれてお酒に逃げてしまう。

カウンセリングでもトムとリネットの溝は埋まらず、トムは他にデート相手も見つけている。自分も別の男性とのことを前向きに考えようと出会い系サイトに登録しようとするが、その紹介ビデオを見たレネにダメ出しされてしまう。金曜の夜にレネと男性をゲットするためにバーへと繰り出すが、レネは早々に退散しリネットは別居中、子持ちだと話すと、すぐに男性が逃げ出してしまう。


スーザンだけはどうもコメディ路線で行きたいみたいで、どんな深刻な場面であろうと笑いを取りにきますね。
仕事で子供向けの絵本を書いていたのだから絵の勉強をしたことがあるでしょうし、男性ヌードモデルのデッサンの経験くらいあると思います。

それなのにいい年をして、授業中に笑い出してしまうなんて周りの生徒にも迷惑ですし、絵の勉強にもならないでしょう。
また、家で羞恥心を捨てるために裸で家事をするのはまあ許せるとしても、リーだからいいやと裸で出てしまったのが失敗の元でしたね。

ドラマ開始当初にスーザンが裸で家を閉め出されて、大きな鉢植えで体を隠しながらカニ歩きしていたシーンを思い出しました。

ブリーがベンに連れて行かれたのが例の森です。
工事が始まると死体が出てしまいますから、どう切り抜けるのかが見物です。

ゲスト

スコット – リチャード・ルッコロ
レイチェル – ジリアン・アルメナンテ
カレン – ランディ・ヘラー
メリッサ – リンジー・ストッダート
ドニー – フランク・クリム
シンディ – メリッサ・グリーンスパン
エイミー・ヤマダ – ベッキー・ウー
フィル – ダラン・ノリス
デーモン – ビル・コーリウス

DATA

原題:The Art of Making Art
放送日:2011/10/23
監督:ロニー・プライス
脚本:デヴィッド・フレボッティ

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