ホワイトカラー シーズン6 第4話~第6話

第4話 モジーと謎の美女

モジーは何者かに呼び出されニールに付き合ってもらって相手を突き止めることに。待ち合わせ場所にやって来たのはモジーの妻イーバだった。ニールが服役中だった5年前にモジーは金持ちの男爵に扮して結婚詐欺を働き、未亡人のイーバと電撃結婚したがイーバも詐欺師でモジーの財産を狙っていた。

手を組んで仕事をしようということになりモロッコへ向かうがイーバは全てを盗んでモジーの前から消えてしまった。イーバはモジーに離婚してくれと迫るが、モジーは彼女のことだから何か詐欺を企てていると相手をすでに探り当てていて、チャリティー団体の運営者コンロイの元へニールと潜入する。

寄付をしたいと話を聞きイーバのことを持ち出すがコンロイはイーバが元詐欺師だと知っていて、婚約するつもりだった。1人になったモジーはコンロイに襲われ、イーバはコンロイと手を組んで詐欺をやるつもりだとニールやピーターに訴える。

ピンク・パンサーズはずっと潜んでいて動きはなかったが、乱数発生器の情報でサンフランシスコ空港に積荷が届くと判明し、ピーターはパンサーズの動きを見張るようにと支局へ連絡する。ニールはその間にモジーの件を調べようと3人でイーバとコンロイを見張っていたが何も怪しいところがなく、諦めようとするニールに対し、コンロイの足の怪我を写真に撮っていたピーターはモジーが正しいと認める。

モジーが結婚していたなんて驚きだったしそれをニールに話していなかったというのも意外です。
モジーとイーバは再会してもだまし合いを楽しんでいて、自分を陥れようとしたイーバを逃がしてあげるなんてモジーは優しいです。
コンロイにボコボコにされて手を切ったモジーが「お薬塗って~」とニールに甘えていたのがかわいかったです。

第5話 2匹のモグラ

ウッドフォードはニールが入る前からあじとに盗聴器が仕掛けられていてモグラを探し出せと命じるが、ニールは仲間は裏切れないと断ると、ウッドフォードが自分で探すと言う。ニールはアルゴリズムに詳しいとウッドフォードに売り込み、連邦準備銀行のプランを見せてもらうと兵器が大量に用意されていた。

ピーターにモグラのことを伝えるとピーターはルークと相談してケラーを捜査から外し、2人でニールを使ってパンサーズを捕まえようと握手を交わす。ルークはケラーに捜査から外して刑務所に戻すと伝えるとケラーは了承したが、ニールは裏切るだろうから気をつけろと警告する。

ピーターに武器のことを話したニールは潜入捜査を中止しようと言われるが、銃を使わない本来のパンサーズのやり方を提案するため、ピーターも加わって新しいプランを練り始める。モジーは乱数発生器のアルゴリズムを改良して空港や倉庫を上書きできるようにして、目当ての空港や倉庫に現金が運び込めるように機械を発明し、パンサーズに自分を紹介してくれと言うがニールは今はまだだめだと断る。

ルークはニールの動きを見張っていて女性と会って封筒を渡している写真をピーターに突きつけ、ニールは信用できない、ケラーを潜入捜査に戻すと言ってきた。モジーやピーターも加わってニール達は現金強奪の新しいプランのために頭を悩ませ、空港から地下を走っている古い郵便用のエアシューターを使うアイデアを思いつく。

モジーは本当にできる子でアルゴリズムを書き換えてしまうなんて素晴らしい頭脳を持っています。
しきりに自分もパンサーズに入れてくれとニールにせがんでいましたが、ニールは危険だからモジーを入れたくないんでしょう。
ケラーが本性を現して自分が自由になるためにウッドフォードにルークを売り、ウッドフォードの腹心の部下にモグラの罪をなすりつけてしまいました。
ピーター達がパンサーズを捕まえてもケラーを自由の身にさせるのは危険ですから、何らかの手を打つでしょう。

第6話 さようならニール

ウッドフォードに銃を突きつけられたピーターは過去の自分の功績を話して認められ、晴れてパンサーズのメンバーに。ニールはケラーと計画を立てていて、パンサーズが盗んだ5億ドルから3000万ドル奪うためにモジーに影で動いてくれと計画を話すが、モジーはケラーが裏切るのではと心配していた。

電波妨害装置を使って11分の間に金を奪ってエアシューターの中に入れなければならず、ピーターは道具を空港倉庫へ運び込む方法を考え出せとウッドフォードに言われる。タイからの遺体を引き取りに来たと霊柩車2台でピーター達が乗り込み、ニールはCAからカードキーを盗んで倉庫の鍵を開け、全員金庫を前にして計画実行の時を迎える。

その頃モジーはウォール・ストリートのマンホールから地下へ入り、シューターの中継場所から金をかすめ取ろうとしていた。セキュリティの高い金庫を無事に開けてニール達はどんどん金を袋に詰めてシューターに放り込んでいき計画は順調に進んでいたが、モジーが中継地点のシューターを開けて金が舞い落ちてきてウッドフォードはパイプが詰ったらしいと慌てていた。

ほどなくシューターが動き出して元通りに金が流れてきて、時間切れとなり全員ウッドフォードの元に集まる。そこへダイアナやジョーンズ達FBIが踏み込んできて、ピンク・パンサーズは全員逮捕されてしまう。ケラーとニールは同じ護送車に乗せられケラーはピーターは一生足かせを外さないと脅し、2人は逃げ出してモジーのいるウォール・ストリートへ。

ケラーは金を独り占めしようとナイフを出すが準備していたニールは銃を持ち出してケラーを脅してナイフを捨てさせ、モジーに金を持って逃げろと指示。ケラーとニールはもみ合いになりニールが銃で撃たれてしまう。2人が居なくなりピーターはニールの足かせを頼りにウォール街に来ると銃声を耳にする。

ケラーが女性を人質にして逃げようとしてピーターはケラーの頭を撃って、救急車で運ばれようとしているニールの元へ駆けつける。

いつもながらに鮮やかな空港への侵入シーンや金を盗むシーン、ニールの一世一代の詐欺にはドキドキしました。
ニールのパイロット姿もなかなか素敵で、最終回にふさわしい目の保養ができました。
ニールが撃たれた時にはこんな形で自由を手にするなんてニールらしくないと思っていたら大どんでん返しがあって、ちょこちょこ出てきていた怪しいニールの行動が全てつながっていたんですね。
ピーターがその秘密に気付いてコンテナを開けて全てを悟った時の笑顔がとても嬉しそうだったのが印象的です。
スマートでエレガントな終わり方がとても素敵で、あの帽子をかぶる姿がいつになく素敵でした。

ホワイトカラー

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