BONES -骨は語る- 4×24 マスコット殺人事件

BONES-骨は語る-シーズン4 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4第24話「マスコット殺人事件」のあらすじと感想です。
大学の着ぐるみ中から遺体が発見され、ブースとブレナンは捜査を開始。被害者は社交クラブのメンバーからは人気だったが、他からは恨みを買っていた。一方、墓堀人事件で仕事を失ったジャレッドのために、ブースは仕事を世話しようとする。

あらすじ

大学のマスコットの中から遺体が発見され、イベントの真っ最中のため丸焦げになっていた。被害者の身元が確定し、社交クラブベータのジェームス・ブービエで相性ビーバーで親しまれていた学生だった。

ブースとブレナンは大学でイベントの主催者3人と会い、生徒達はマスコットに人が入っているとは思わなかったと話す。前日にマスコットを相手チームから盗んできて残飯を中に入れ、倉庫のステージ用セットの下に押し込んであったとのこと。

ビーバーについて聞くと、いたずら好きで愛嬌がある人気者で、誰からも好かれていたと語る。遺体はイベントのせいで様々なものが体内に撃ち込まれていて、怪しいものとして溶けたUSBメモリーと22口径の弾が発見される。

ベータで話を聞くとスコアボードにメンバーが寝た女の子の数で競争していたようで、ビーバーはたった星1つで相手はモリー・ブリッグスで、イベント主催者グレッグの恋人だった。

遺体から見つかった弾はROTCのもので、イベント中にグレッグが撃ったものだった。グレッグはマスコットの中の人物がビーバーだとは知らず銃は空砲で、ビーバーとモリーの仲はただの噂で本当に寝たわけではないと主張する。

モリーもビーバーとは寝ていない、DNAテストでも何でもしてくれと強く反論している。DNAテストをするにしても比べるサンプルが必要で、ブレナンはベータから全員のシーツを押収してDNAサンプルを検査することに。

雑感

冒頭に意味ありげに帽子をかぶって座っていた中年男性がてっきり被害者かと思ったら、盗まれた遺体だったとはね。
事件とは大して関係がなく、完全にだまされました。

みんなが帰った後ジャックはバジリと落下の実験をしようと念入りに準備をしたのに、カミールからストップがかかって今回は楽しい実験パートがなくて残念でした。
カミールはいったい何回「ダメ」を言ったんでしょう。7回?

ジャックがぼそっと言っていたのは、凍った遺体の粉砕具合を調べようと凍った七面鳥を上から落とした事件のことですね。
確か、アンジェラに当たってぼよーんと跳ねただけでした。
実験は中止になったけど、けが人が出ないように配慮したのはジャックの成長の証かも。

バジリは計算で落下の高さは割り出せると知っていたけど、ジャックとの絆を深めようとわざわざ実験に付き合う気でいたのは大人な対応です。
少し前にムスリムについてきついことをジャックに言われたからこそ、誤解を解いて仲良くなりたかったのでしょう。

久々にブースの弟ジャレッド登場で、あの墓堀人事件で不名誉除隊になってしまったんですね。
ブースとしては自分のせいで弟が軍を追い出されたのを負い目に感じて、仕事を世話しようとしたのでしょう。

スイーツの助言もあったように弟を独り立ちさせさせるために1人でインド行かせ、兄としての懐に深さを見せてくれました。
ジャレッドの夢を受け入れて送り出したけど、無事を祈ってペンダントをプレゼントしたのが感動的でした。

悪いことをしたことがないブレナンにスルリを味わってもらおうとこっそりお金を置いて、食い逃げしたのは素敵なシーンです。
ブレナンが心から楽しんでいて、普段見せないような笑顔だったのが印象的でした。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
現場で被害者は盗まれた献体ではなく、25歳以下だと断定する。
骨をじっくりと分析し、死因を見つける。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
弟ジャレッドに仕事を世話しようとするが、インドへ行くと断られる。
高慢な態度の学生部長に腹を立て、逮捕してしまう。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
遺体からラッパ銃などで撃ちこまれた異物を仕分けしていく。
落下高度を調べようと実験の準備をするが、カミールに止められる。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ビーバーのパソコンを調べ、ハッキングしてテストの答案をダウンロードしていたのを見つける。
壊れたUSBから、ビーバーが寝ていた女性の画像を見つける。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
寮から持ち帰ったシーツを調べ、ビーバーが年配女性と寝ていたと告げる。
ジャックに実験を中止させ、絆を深めるなら飲みに行けとすすめる。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ブースと一緒に学生寮に聞き込みに行き、怪しい3人をピックアップ。
凶器を特定するためにブースに同行し、容疑者らしき人物を特定する。

■ アラスト・バジリ – ペジ・ヴァーダト
遺体から弾丸を見つける。
ジャックと友好を深めるため、実験に付き合おうとする。

■ ジャレッド・ブース – ブレンダン・フェア
墓堀人の一件で、軍を不名誉除隊になる。
兄は就職先を世話しようとするが断り、バイクでインド旅行へ旅立つ。

■ モリー・ブリッグス – ジェイミー・アレクサンダー
イベントの準備を手伝った学生。
ビーバーと寝たという噂があるが、寝ていないと否定する。

■ グレッグ・ハーマラード – ニック・バラード
イベントの主催者。
遺体から弾丸が見つかるが、自分が撃ったのは空砲だと主張する。

■ ディーン・バーノン・ワーナー – リック・ピータース
学生部長。
不利な状況証拠が出て、容疑者として拘束される。

■ ロバート・フーパー – エドウィン・ホッジ
学生寮の寮長。

■ ティナ・マリンズ – マイケル・ハイアット
保安官。
盗まれた献体を、さぼり癖のある警備員と勘違いする。

■ マーリーン・トヴォメドッシュ – ローナ・レイヴァー
大学の化学の教授。
答案が盗まれたのに気づき、別の問題でテストを行う。

■ ゲイリー・ベーコン – ジョナサン・チェスナー
イベントでマスコットの準備をした。

■ イーライ・ラウンダー – ライアン・ピンクストン
FBIに何でも正直に答えてしまう。
ビーバーに頼まれて大学のサーバーをハッキングし、テストの答案をダウンロードする。

■ ジェームス・”ビーバー”・ブービエ – フィリップ・バンクス
殺されてマスコットの中に入れられていた被害者。
ノミ行為をやっていて、恨んでいる学生もいた。

■ ダルトン・アボット – ジェームズ・エリス
ビーバーと同じ寮の学生。
女性と寝た数が一番多い。

作品データ

原題:The Beaver in the Otter
放送日:2009/4/30
監督:ブラッド・ターナー
脚本:スコット・ウィリアムズ

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