BONES -骨は語る- 5×16 二人の絆

BONES-骨は語る-シーズン5 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン5第16話「二人の絆」のあらすじと感想です。
B&Bはスイーツが出す本の原稿を読み、出会った頃を振り返る。今から6年前の事で、まだカミールがニューヨークで検視官をやっていた頃、ブースにジェファソニアン研究所のブレナン博士の手を借りるよう勧めていた。

あらすじ

スイーツが出す本を読ませてもらったブレナンとブースは、間違いがいくつかあると指摘する。そもそも、2人が出会ったのはクレオが殺害された事件だと本には書かれてあったが、初顔合わせはそれより約1年前の事件だった。

当時はまだカミールはFBIの検視官をしていて、やっかな事件なのでジェファソニアンのブレナン博士の手を借りろとブースにアドバイスしたのがきっかけだ。

大学で講義するブレナンの元へブースが訪れ、はっきりした物言いの彼女をその場で気に入って身元の鑑定を依頼する。研究所で鑑定が行われ、ブレナンは分析の結果をまとめてブースに伝える。

被害者は16歳くらいのアフリカ系アメリカ人で、育った場所や仕事などをピタリと指摘し、ブースは結果に感心していた。そもそも身元の特定はテストで、ブレナンはお互いのことや実力を知らず手探り状態だったため、ブースの行為を許すことに。

被害者ジェマ・アリントンを殺したのは連邦判事のヘイスティだと見ているが、証拠がなくて追い詰められないとのこと。ブースはブレナンに逮捕できるような証拠を探してほしいと頼む。ザックはレントゲン写真から被害者の内耳の骨がなくなっているのに気づいて、ブレナンに報告する。

雑感

シーズン1第1話より1年前の話で、ブースとブレナンが本当に最初に出会って一緒に担当した事件のお話です。
思い出を振り返るエピソードでとても楽しめました。

最初の頃のブレナンはまだまだ人と関わるのが苦手だったし、ストレートに言葉を表現したり態度に表したりして、相手を怒らせていたのを思い出します。
すぐに体が動いて連邦判事の顔面にパンチしていましたが、初期の頃のブレナンはこんな風にアクティブだったのが懐しいですね。

ブースがギャンブル依存症だったという話は過去にもチラホラ出てきていたけど、この頃は本格的にはまっていた時期みたいですね。
ブレナンにたまに敬語を使っていたり七三分けの髪型だったり、何かと新鮮です。
ブレナンと研究所のメンツの実力を知るためにわざと身元を隠すのは、今のブースでもやりそうですね。

パーマヘアでひげもじゃ、怒り抑制セラピー中で輪ゴムパッチンをやっていたジャックも懐かしい!
陰謀論こそ言わなかったものの、俺様的な態度でブレナンに注意されていました。
今では周りを見ながら連携して仕事をしたり、仲間に思いやりのある態度を取れるようにもなったし、ジャックも成長したなと感じます。

そして、超久々に登場のザックが本当に懐かしい!
シーズン1よりちょっぴりふっくらしているけど、当時のザックのまんまですね。
「古生物のナオミが~」とシーズン1でも言っていて、確か付き合っていて振られたんでしたっけ。
相変わらずの頭の良さを披露したり、少年のように「うーん」と顔をしかめて困っているザックがかわいかったです。

ジャックとザックの実験の始まりもここからだったんですね。
最初からザックはやられ役で、ジャックが攻撃役、さらにブレナンまで加わってザックはボコボコにされて、ちょっとかわいそうだったけど笑えました。

ブースとブレナンはお互い一目ぼれで、キスまでしていたとは驚きです。
あの勢いならベッドインしてもおかしくなったのに、ひと呼吸置いてしまったのが今の関係になってしまったんでしょう。

一歩踏み出そうとギャンブラーブースがブレナンにキスしましたが、ブレナンは自分は変われないと拒否してしまいます。
彼女の気持ちをしっかり理解したブースは納得して引いてくれましたが、今後、関係が微妙になったり気まずくなったりしないかどうか心配です。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ブースに捜査協力を頼まれ、OKする。
容疑者の連邦判事を殴り、いったんFBIからクビにされる。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ブレナンに捜査協力を依頼し、実力を試して予想以上の結果を得る。
ブレナンを気に入り、クビを告げた後にキスをする。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
腕の輪ゴムをパチンとはじいて、怒りを抑えている。
アンジェラを気に入り、猛アプローチする。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
公園で似顔絵描きをしているとブレナンがやって来て、復顔を頼まれる。
パラパラ漫画で、被害者に何があったかを表現する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ニューヨークの検視官で、資料をブースに渡す。
ジェファソニアンのブレナンが優秀だと、ブースにすすめる。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
B&Bから、本のダメ出しをされる。
最初の事件で2人がすでにキスをしていたと聞き、ショックを受ける。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ジャック、ブレナンと実験を行い、バットで体を何度も殴られる。
クビにされる前に見つけた証拠を、ブースの所へ持って行く。

■ キャロリン・ジュリアン検事 – パトリシア・ベルチャー
連邦判事を殴ったブレナンをクビにしろとブースに伝える。
ジェファソニアンから提出された証拠を見て、またブレナン達を雇えと指示する。

■ マイルズ・ヘイスティ判事 – セス・アイラー
被害者ジェマを殺した容疑者だが、逮捕するには証拠が足りない。
暴言を吐き、ブレナンに二度も顔面を殴られる。

■ タッカー・ヘンリー – セオドア・ボーダーズ
ジェマのボーイフレンド。
事件当時のアリバイがあり、その後の行動からも不審点はない。

■ ジョスリン・アリントン – アンジェラ・ギブス
ジェマの母親。
警察が娘の事件を終了させたと、ブースに電話する。

■ ジェマ・アリントン – ローラ・イジボア
埋立地から見つかった被害者で、4年前に殺された。
合唱団員としてパーティーに参加し、その後行方不明に。

作品データ

原題:The Parts in the Sum of the Whole
放送日:2010/4/8
監督:デヴィッド・ボレアナズ
脚本:ハート・ハンソン

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