BONES -骨は語る- 6×7 チョコレート殺人事件

BONES-骨は語る-シーズン6 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン6第7話「チョコレート殺人事件」のあらすじと感想です。
チョコレート会社が作った世界一大きなチョコレートの中から、遺体が発見される。被害者の姉の証言では、被害者の経歴は嘘だらけだった。一方、カミールは娘の大学進学で悩んでいる。

あらすじ

ウォルパート・チョコレートは世界で一番大きな板チョコを作り、客達の前でノコギリで切ろうとする。途中で何かに引っかかって切れなくなり、チョコからは謎の液体が流れ始め辺りは汚臭に包まれる。

巨大チョコレートはイベント用で中から人骨が見つかり、ブレナンは20代後半の女性だと特定する。チョコレート会社の社長ウォールパートとエンジニアのキンパーは、型にチョコを流し込んだ時には遺体はなかったと証言する。

証拠を駄目にしてしまわないように、チョコは低温で保存しながらCTスキャンで骨の状態を確認し、後頭部にチョコの型にぶつけた跡と前面に小さな傷を発見。被害者は犯人に口をふさがれ、溶けたチョコの中に落とされた可能性がある。

アンジェラが顔を復元するがFBIのデータベースにはなく、ブースの調べでチョコレート会社で働いていたハリエット・ソロウェイだと判明。会社ではボルチモアのシンポジウムに参加していることになっていた。

ジャックとビンセントがチョコを溶かす方法でもめていると、カムがやって来て中に気泡があるので今すぐストップするよう指示する。気泡をどうやって取り出すか相談しているとビンセントのアイデアでその部分だけチョコを切り出し、冷凍保存しておくことで話がまとまる。

被害者ハリエットの姉ジェネバは、妹がチョコレート会社で働いているなんて知らなかった。妹とは数ヶ月ほど話していないとのこと。ハリエットは嘘つきで、過去に務めていた会社に提出していた履歴書の経歴は全て嘘だったとわかる。

ビンセントは腕の傷に気づきブレナンに報告する。死因とは関係ないが、半年ほど前に傷を負ったと見られる。

ジャックは息の分析結果をブレナンに伝える。見つかった物質から、ハリエットはあるシャンペンを飲んでいた。ハリエットは以前、ワイン会社で働いていて、社長ベロモに脅されたと苦情の電話を入れていた。

ベロモはハリエットと付き合っていたが突然振られ、会社も辞めてしまったと語る。姉ジェネバとも付き合ったことがあるが、あの姉妹はお互いに憎みあっていたとのこと。

雑感

ついにアンジェラ妊娠発表の時が来ましたが、ジャックはドキドキしながらみんなに報告しようとしていますが、実はみんな知っているんですよね。
ジャックをがっかりさせないために、アンジェラはみんなに裏工作を頼んでいました。

それなりにみんな驚いた表情を見せながらも祝福していましたが、やっぱりわざとらしくてジャックには気づかれてしまいました。
どちらにしろ、みんな妊娠がわかって喜んでいるという気持ちは一緒ですから、ワイワイといつも通りのBONESらしいおめでたい終わり方でした。

カムの娘も、もう大学進学の時期なんですね。
カムの気持ちもわかるけど、ちょっとやりすぎです。
せっせと資料を取り寄せてカムはミシェルのためにがんばっていましたが、ミシェルが行きたいのはメイン州の有名でない大学。

親としては子供の可能性を伸ばしてほしいから口出ししたくなるのもわかりますし、理由がボーイフレンドと一緒にいたいということだとなおさらです。
スイーツに相談して表向きはカムもミシェルを応援すると口では言いつつも、こっそり他の大学に娘のふりをして願書を出していました。

ジャックが小論文がよくできていると言っていましたが、そりゃ科学者カムが書いた小論文のできがいいのは当たり前ですね。
この件がばれてカムとミシェルがけんかにならなければいいのですが。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
現場で被害者は20代の女性だと告げる。
被害者の腕の傷を見て、医療的措置を受けていないと分析。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
シャンペンの成分が出たと聞き、被害者の経歴からワイン会社と関係があると気づく。
海外に行っていたハンナが帰って来るので、飲み会には参加しない。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
気泡から見つかった成分をB&Bに連絡する。
みんなを集めて、妊娠発表の飲み会を開くとアンジェラに提案する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
被害者の顔を復元するが、FBIのデータベースにはない。
妊娠発表の飲み会を開くことになり、知らないふりをしてくれと根回しする。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ミシェルの大学進学のために、大量の大学のパンフレットを取り寄せる。
ミシェルには内緒で、出願用の小論文を書く。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ブースの前で板チョコをかじっていたが、ゴミ箱に捨てられる。
カミールから相談され、ミシェルの意志を尊重するようアドバイス。

■ ビンセント・ナイジェルマリー – ライアン・カートライト
チョコを溶かす方法はドライヤーがいいと、ジャックと意見が分かれる。
腕の傷を見つけ、ブレナンに報告する。

■ ミシェル・ウェルトン – ティファニー・ハインズ
メイン州の大学に進学するつもりだとカミールに伝える。
けんかしたカミールに、進学希望の大学のパーカーをプレゼントする。

■ ジミー・ウォールパート3世 – ウェイン・ナイト
チョコレート会社の社長。
被害者ハリエットの本当の目的は知らなかった。

■ スコット・キンパー – フレデリック・コーラー
チョコレート会社のチーフエンジニア。
チョコを溶かした時には、何も入っていなかったと話す。

■ ジェネバ・ソロウェイ – ジャッキー・ギアリー
被害者の姉。
妹がチョコレート会社で働いていると知らず、妹とは不仲だと語る。

■ ローレンス・ベロモ – セドリック・ヤーブロー
ハリエットが以前に働いていたワイン会社の社長。
ハリエットと付き合ってたが振られ、会社も辞めたと証言する。

■ ゲイル・セルビン – クリステン・オミーラ
アンブロシア・チョコレートの社長。
ハリエットを研修に行かせた後、ウォルパート社へ送り込んだ。

■ ハリエット・ソロウェイ – レイチェル・ヴェルトリ
巨大チョコレートの中から見つかった被害者。
チョコレート会社の従業員で、出張中だと思われていた。

作品データ

原題:The Babe in the Bar
放送日:2010/11/18
監督:ティム・ サウザム
脚本:カリーヌ・ローゼンタール

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