ジェシカおばさんの事件簿 シーズン3 第6話~第10話

第6話 黄金は海底に眠れ

ジェシカの高校時代の旧友デビッド・エヴェレットが若い仲間達と一緒に、キャロット・コーヴの海に沈む17世紀の沈没船の宝探しにやって来る。海に潜っている最中に事故が起こり、ダイビング器具の故障で仲間の一人ビルが危うく溺れかけて病院へと運ばれる。

ジェシカはデビッドと仲間達を家に招いて食事をご馳走するが、シャンペンに酔ったアレックスは手が付けられなくなりコービーがホテルまで車で送っていくことに。翌朝、車のひき逃げでアレックスの死体が発見される。ジェシカは現場でガラスのかけらのようなものを発見し、それが車のヘッドライトだと推理する。

事情を聞くためにジェシカはコービーに会いにに行くが、エイモスはコービーの車のヘッドライトが割れているのを見つけ、現場に残されていたかけらと一致したため、コービーを容疑者として逮捕する。セスの検死結果からアレックスの死因は車にひかれたのではなく、頭部を鈍器で殴られたためだと判明する。

ゲスト

ラリー・ゲインズ – グラント・グッドイヴ
ワイリー・グラハム – ロバート・ホーガン
スーザン・エインズリー – ウェンディ・キルボーン
ビル・エインズリー – ジョン・ローリン
ロス・バーバー – ショーン・マクローリー
アレックス・ベル – ジュリア・モンゴメリー
デビッド・エヴェレット – レスリー・ニールセン
コービー・ラッセル – J・エディ・ペック
グレゴリー・スモール – イアン・ラスキン

DATA

原題:Dead Man’s Gold
放送日:1986/11/9
監督:セイモア・ロビー
脚本:ロバート・ヴァン・スコヤック

第7話 殺意のデッドライン

ジェシカの古い友人で新聞記者のハスケル・ドレイクは、デイリー・センティネル社の冷酷なオーナー、ラマー・ベネットとの言い合いの最中、心臓発作で倒れてしまう。ハスケルを見舞うためジェシカはボストンにやって来るが、ハスケルはすっかり生きる気力を失くしていたのだ。

ハスケルの今後について話し合うためにジェシカはドレイクに会いに行き、内輪のパーティーに出席する事にする。ドレイクはデイリー・センティネル社の前社長ウォルター・リビアといざこざを起こし、ウォルターを解雇するとスピーチをしている途中に突然倒れてそのまま死亡してしまう。

脳出血で倒れたかに見えたが、ジェシカは薬とアルコールを別々に取ってもこのような症状が起きると、他殺の可能性も示唆する。警察の検死結果でもジェシカの指摘した通り、ベネットは毒殺だと判明する。

ハスケルはベネットに関する新聞記事を書こうと見違えるほど元気になって、入院中のハスケルに代わってジェシカが新聞記者の助手として取材を行なうことに。

ゲスト

エレノア・リビア – キャサリン・キャノン
カルーソー警部 – グレッチェン・コーベット
ハスケル・ドレイク – ハリー・ガーディノ
ウォルター・リビア – ティム・オコナー
ペリー・リビア – ケン・オリン
ラマー・ベネット – ピーター・マーク・リッチマン
ビリー・シムズ – ユージン・ロッシュ
クライド・ソーンソン – ウィリアム・スミス
スタン・ラシター – グリン・ターマン
ケイ・ギャレット – シドニー・ウォルシュ

DATA

原題:Deadline for Murder
放送日:1986/11/16
監督:セイモア・ロビー
脚本:トム・ソーヤー、ジョン・ケネディ、マイケル・マッゴー

第8話 連続殺人ハワイの休暇

友人のパメラに助けを求められてハワイにやってきたジェシカ。出席したパーティーで殺人事件が起こり、容疑者として私立探偵のトーマス・マグナムが逮捕されてしまう。

被害者のメイフィールドは殺し屋で物置の影から銃で撃ってきて、身の危険を感じたマグナムが撃ち返したのだが、メイフィールドの銃は見つからず、45口径の薬莢が2発発見されたのみだった。もう一度現場を見るためにジェシカはパーティーが開かれたブライアンの家の物置を調べてみると、9ミリの薬莢を発見する。

ブライアンの話からパーティーの開催を依頼したのはアーサー・ヒューストンだと推理して話を聞きに行くが、何も聞き出せずじまい。そして、ヒギンズはボスのロビン・マスターズの銃のコレクションの中から、45口径の銃とサイレンサーが盗まれているのに気が付き、それが殺人に使われたようだ。

そして、保釈金を積んでマグナムは保釈となるが、その1時間後にヒューストンが殺されて現場にはマグナムの野球帽が残されていた。

ゲスト

フランク・ブローニング警部 – ラモン・ビエリ
エイミー・セイラー – ステファニー・ファラシー
パメラ・ベイツ – ドロシー・ロードン
アーサー・ヒューストン – ジャレッド・マーティン
ジェイソン・ブライアン – ジョン・マクマーティン
ビクター・セイラー – アンドリュー・プライン
ジョーン・フルトン – ジェシカ・ウォルター
トーマス・マグナム – トム・セレック
ジョナサン・ヒギンズ – ジョン・ヒラーマン
タナカ刑事 – クワン・イー・リム

DATA

原題:Magnum on Ice
放送日:1986/11/23
監督:ピーター・クレイン
脚本:ロバート・E・スワンソン

第9話 番組の主役が消えた

テレビ局がジェシカの取材のためにキャロット・コーヴへやって来る。人気キャスターのケビン・キーツがジェシカにインタビューしている最中、エイモスが大柄で不審な人物がキャロット・コーヴへやって来たとジェシカに報告に来る。それを聞いたケビンはひっそりと町を抜け出したいので船をチャーターして欲しいとエイモスに頼む。

翌朝、ケビンが船に乗り港を離れた途端、船は爆発してしまう。全国規模の人気キャスターが死んだとあって町にはマスコミが押しかけて大騒ぎになり、ジェシカは町長から事件を解決して町の平穏を取り戻すよう要請される。

セスが用事で不在のためワイリー・グラハム医師が代わりを務めているが、遺体の足の指には外科手術の跡があり指が2本切断されていて、ボートで爆死したのはケビン・キーツではないと判明する。

ゲスト

ジュディス・キーツ – アビー・ダルトン
ケビン・キーツ – チャド・エヴェレット
ワイリー・グラハム医師 – ロバート・ホーガン
リチャード・アボット – ロバート・リプトン
ポーラ・ローマン – キャスリーン・ロイド
ダグ・ヘルマン – ロバート・パイン
ジョージ・フィッシュ – レックス・ロビンス
ニック・ブロディ – マーク・スティーブンズ
ジェラルド・フォスター – エリック・スターン
ロナルド・ロス – フランク・アネス
クララ・ポルスビー – パティ・カール

DATA

原題:Obituary for a Dead Anchor
放送日:1986/12/7
監督:ウォルター・グローマン
脚本:ロバート・ヴァン・スコヤック、ロバート・シェーン

第10話 幕間に悲劇は起こる

ジェシカは昔裏方として参加していた舞台がリバイバル公演することになり、招待されてやって来た。主役のマギーやジュリアンを始め30年ぶりに友達との再会を喜び合う。

初日の舞台稽古の前、マギーの楽屋のメイクボックスに彼女を脅す内容のメモが入れられていたのだ。そして、いざ稽古が始まると小道具のアルバムに何か挟まっていて、それを見たマギーはショックを受けて倒れてしまう。初日の舞台には立てない状況になり、急遽代役のバーバラが演じることになる。

幕が下りた途端、急にバーバラが苦しみだして、そのまま舞台に倒れこんで亡くなってしまった。ジェシカはバーバラの口元からアーモンドの香りがすることから、青酸カリで毒殺されたのだと推理する。

以前からの慣習で、舞台には地元の知名度ある人物が脇役として出演することになっていて、今度の舞台には地元の警察署長マーティン・ドロックが執事役として出演している。彼は13年間署長を務めているが殺人事件を扱ったことはなく、ジェシカに協力を頼むのだった。

ゲスト

ラリー・マシューズ – シェア・ファレル
エディー・ベンダー – ボブ・ヘイスティングス
T・J・ホルト – ドン・モスト
ジュリアン・ロード – エドワード・マルヘア
プルー・マットソン – クリストファー・ノリス
アレクサンダー・プレストン – ダン・オハーリー
マギー・タロウ – エリノア・パーカー
ニッキー・サパースタイン – ジョン・プレシェット
マーティン・ドロック署長 – ジョン・シャック
バーバラ・ベニントン – アン・ターケル

DATA

原題:Stage Struck
放送日:1986/12/14
監督:ジョンアスティン
脚本:フィリップ・ガーソン

ジェシカおばさんの事件簿

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