奥さまは魔女 シーズン1 第1話~第4話 あらすじ・感想

第1話 花嫁は魔女だった

あらすじ・感想

ダーリンとサマンサは新婚旅行中で、ホテルのサマンサの部屋にママが現れる。人間と結婚したと知って娘と逃げようとするが、サマンサはダーリンのことを愛していて魔法なしで生活していくと宣言し、おとなしくママは帰って行く。

ダーリンに自分は魔女だと話しても信じてもらえず、灰皿を動かしたりダーリンが飲みたいと言ったカクテルを出して見せて、魔女だと納得させる。

妻が魔女だと知り動揺するダーリンは友達やセラピストに相談するが、やはりサマンサを愛していると気づき、魔法を使わないでと頼んで2人で幸せになろうと話し合う。

ダーリンの会社に元婚約者のシーラがやって来て、ダーリンとサマンサをカジュアルなパーティーに招待してくれる。いざ2人で行ってみるとフォーマルなパーティーで、何かにつけてシーラはサマンサにチクチクと嫌味ばかり。頭に来たサマンサは魔法を使ってシーラに恥をかかせてしまう。


懐しいシットコムで私が生まれる前から放送されていた作品ですが、今見ても十分楽しめる内容でした。
サマンサの愛らしくてかわいらしい奥さまぶりがとても素敵で、こんな家庭だったら幸せだろうなと想像できますね。

シーラに散々いじめられて、魔法をつかっちゃおうかな?どうしようかな?と悩んでいるところでは、使っちゃえ!とつい応援したくなります。
シーラはお高く止まっていて鼻持ちならない嫌味なタイプだから、いくら温厚なサマンサでもあれだけみんなの前であれこれ嫌味を言われたら腹が立つのもわかります。
その後のすっきりして気分が晴れたようなサマンサの笑顔が素敵でしたね。

ゲスト

コブリン医師 – C・リンゼイ・ウォークマン
バーテンダーアル – Paul Barselou
シーラ・ソマーズ – ナンシー・コヴァック

DATA

原題:I, Darrin, Take This Witch, Samantha
放送日:1964/9/17
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ソル・サックス

第2話 おおスイートホーム

あらすじ・感想

ママがダーリンを観察したいと言い出し、帰宅したダーリンを話していても、サマンサは気が散って仕方がない。ダーリンもそんなサマンサの様子から察して、誰かいるのかと気になってしまう。

2人で住むのにぴったりな家を見つけたとダーリンはサマンサにチラシを見せ、後から下見に行こうと待ち合わせする。ダーリンが仕事に行った後、サマンサはママに先に家を見に行こうと誘う。

まだなにもない家を外から眺めているうちに装飾のアイデアが沸いてきて、ママが植え込みや木を魔法で出して飾るが、サマンサは自分好みに変更する。

お隣に住むグラディスさんは隣に誰か来たと窓からのぞいてみると、さっきまでなかった芝生や木が生えていてびっくりする。夫アブナーに言っても信じてもらえず、アブナーが確認した後にはサマンサが全部魔法で消した後だった。

家の中も内装をサマンサとママで話し合いながら、家具や絵などを魔法で出して雰囲気を確かめていた。グラディスさんはどうしても自分の目で見たものが消えた理由を知ろうと窓の外から中をのぞき込むと、家具がそろっていた。

ダーリンと待ち合わせた時間になり、サマンサはママを紹介したいと言うが、ママは姿を消してしまう。


ダーリンとサマンサの夢のマイホームはなかなか素敵で、家の中は広々としているし、庭も広くて住みやすそうでした。
魔法であれこれインテリアを変えたりできるのは便利ですね。

あっという間に芝生や木が生えたり、家具を実際に置いてみて雰囲気を確かめられるから、理想のマイホームにできそうです。
何もない家の中に入ってエンドラが足が疲れたみたいで、魔法でソファーが出てくるなんて便利でうらやましいです。

お騒がせでおせっかいなグラディスさん初登場で、サマンサとダーリンが引っ越してくる前から災難に見舞われていたんですね。
のん気でマイペースな夫は妻の言うことなど鼻から信用しようとはしないし、あれこれ騒ぎ立ててめんどくさいなーという感じで窓の外を見ていました。

アブナーがやっていたクロスワードの「幸せと安らぎの場所」が墓場だったのがツボです。
ボケ役のアブナーの独特の間があって、ぽつりと「墓場」とつぶやくのが何ともユーモラスで笑ってしまいました。

ゲスト

アーサー – ジョン・フィリップ・デイトン

DATA

原題:Be It Ever So Mortgaged
放送日:1964/9/24
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:バーバラ・アヴェドン

第3話 ままならぬママの魔女

あらすじ・感想

お隣のグラディスさんと歓迎委員の女性2人とその子供達がサマンサの家へやって来る。新しい人が引越して来たら、挨拶がてら歓迎すると共に新居の物色をして回っているらしい。

まだ新しい食器もそろっていないスティーブンス家だったが、お客様のためにサマンサは食器類と魔法でこっそり出す。

2階ではママが休んでいたが、子供達が西部劇ごっこをして遊び始めていた。下でコーヒーを飲んでいた奥さん連中は子供達がやたら静かなのを心配して上がってくると、3人ともロープでグルグル巻きにされていた。

グラディスさん達が帰った後、サマンサはママにそろそろダーリンに会ってと頼み夕食に招待することに。ダーリンはどんな人が来るのだろうと待っていると、ごく普通の上品な夫人エンドラがやって来る。

魔法をバンバン使って欲しいものを出し、ママは娘になぜ魔法を使わせないとダーリンに詰め寄る。ダーリンは普通の暮らしがしたい、ママの世話にならなくても平気だと言ってしまって、ママを怒らせてしまう。

ママが魔法でダーリンを物に変えようとするのをサマンサが止め、今回は娘に免じて許してやると脅し文句を言ってママは帰って行く。


ダーリンとエンドラの初顔合わせはあまり上手くいかなくて、お互いに腹を立ててしまいました。
ママとしては娘に立派な魔女になってほしいから、魔法もどんどん使って上達して欲しかったのでしょう。

ダーリンとしては人間と結婚したのだから、魔法なしの人間としての幸せを味わってほしいと願ってのことです。
今回はママがおとなしく引き下がってくれたおかげで、ダーリンはひどい目にあわなくてすんでよかったです。

グラディスさんはああ見えて意外と頭が切れる要注意人物ですね。
3人が縛られていたら、彼女の言うように縛った人が必要なはずですが、他の誰もそのことに気づかないなんて不思議なくらいです。

夫に電話して報告していましたが、この電話もママがサマンサのために魔法でつないだものでした。
こんな前振りがあってこそグラディスさんが電話した面白さが生きてきて、業者がやって来て帰る時にハタと気づくという流れが秀逸です。

ゲスト

シャーリー・クライド – ホリス・アービング
ジューン・フォスター – アリス・バックス

DATA

原題:Mother Meets What’s-His-Name
放送日:1964/10/8
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ダニー・アーノルド

第4話 犬になったお客様

あらすじ・感想

クライアントのバーカーさんはダーリンの広告案があまり気に入らず、ひらめいた自分のアイデアを話し始める。ダーリンはそのアイデアを少しアレンジして説明し、広告のプロの任せて欲しいと説得するが、バーカーさんはあまり乗り気ではない。

バーカーさんと契約するため、ダーリンは自宅でディナーパーティーを開くことに。サマンサはキッチンにこもりっきりで料理を作っておもてなしをして、客達もサマンサをほめている。

バーカーさんもサマンサを気に入って、お酒を持ってきたすきに口説こうとするがすぐに逃げられる。キッチンの外でサマンサが片付けをしていると、酔ったバーカーさんがしつこく迫ってきて、止めてと言っても止めようとはしないので犬に変えてしまう。

パーティーがお開きになりバーカーさんの姿が見えずみんな心配していた。しつこく吠える犬を家の中に入れ、サマンサはバーカーさんを犬に変えたいきさつをダーリンに説明するが、ダーリンに責められて寝室には入れないと毛布と犬を渡して部屋から閉め出してしまう。


お酒が入ると女性に言い寄る男性は多いですが、バーカーさんほど諦めの悪い男も珍しいです。
猫に追いかけられて傷だらけになって、元の姿になって酔いも冷めていたはずですが、まだサマンサを口説こうとするとはいい度胸ですね。

しかも、場所がダーリンのオフィスだというのに。
案の定、真実を知って愛する妻を守ったダーリンはさすがです。

エンドラもいたずら好きで、犬になったバーカーさんに猫をけしかけるとはユーモアのセンスがあります。
姿は見えなくてもちゃんとサマンサの動向はチェックしていて、サマンサが犬に変えなくてもエンドラが出てきてきっと何かやらかしたはずです。
サマンサよりも怒らせたら怖いから、犬どろこじゃすまないですね。

ゲスト

バブス・リビングストン – グレイス・リー・ホイットニー
ジェイソン – モンロー・アーノルド
レックス・バーカー – ジャック・ウォーデン

DATA

原題:It Shouldn’t Happen to a Dog
放送日:1964/10/1
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ジェリー・デイビス

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