第13話 フランクリンてだれだ
あらすじ・感想
サマンサが電気スタンドを直そうとしているところへ、クララおばさんがやって来る。おばさんはサマンサの役に立とうと電気屋を呼び出すと、ベンジャミン・フランクリンが出てきてしまう。
サマンサは帰宅したダーリンに事情を説明し、みんなで食事しているとラリーがやって来る。これから仮装パーティーに行くとごまかすが通じず、新しいクライアントの宣伝アイデアだと勘違いして帰って行く。
クララおばさんとフランクリンが外を散歩しているところをグラディスさんに見つかり、フランクリンだと名乗るとびっくりして帰ってしまった。
翌朝、フランクリンはサマンサ達に迷惑がかからないように1人で観光に出かけ、図書館の前に人だかりができていた。サマンサとクララおばさんが見つけて連れて行き、今度は消防署の見学へ。
サマンサがダーリンに電話しているすきにフランクリンは展示してあった古い消防車に乗り、ボタンを押してしまって交通渋滞を引き起こしてしまう。警察に捕まり1ヵ月後に裁判が開かれることに。
いつも何かしらやらかすクララおばさんは、今回はベンジャミン・フランクリンを呼び出してしまいました。
「スタンドは直せないのね」とボソっとつぶやいたのがツボです。
結局、スタンドは壊れたままか、ダーリンが帰って来てから直したのでしょう。
クララおばさんが消防車の動かし方は知っていても止め方は知らなくて、町中大混乱になってしまいましたね。
新聞記者まで出て来ていましたから、翌日の新聞のトップを飾ったことでしょう。
サマンサがちょっと目を離した隙にいつも大事になってしまって、クララおばさんが来た時はサマンサは休む暇がありませんね。
大勢の人にフランクリンを見られてしまったから、サマンサでもみんなの記憶を消すことはできないでしょう。
やっとおばさんが呪文を思い出してフランクリンを元の場所に送り返したのに、ダーリンは裁判のためにまた呼び出すのでしょうか。
ゲスト
チャック・ホーキンス – マイク・ロード
ベンジャミン・フランクリン – フレッド・ウィン
DATA
原題:My Friend Ben (Part 1)
放送日:1966/12/8
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ジェームス・S・ヘナーソン
第14話 フランクリン 裁判にかかる
あらすじ・感想
ダーリンの会社に地方検事がやって来て、フランクリンを軽犯罪で処理して罰金程度ですまし、3日後に裁判をしようと提案する。そこへ運悪くラリーが入って来て、フランクリンを宣伝に使うと口走ってしまう。
それを聞いた検事はやはり宣伝だったと意見をひるがえし、元通りフランクリンを重犯罪の裁判で裁き、裁判は3日後から始めるので出頭するよう命じる。
スティーブンス家の前にはマスコミがやって来て近所の人も集まりだし、ダーリンは裏口から帰宅する。クララおばさんは何とか呪文の思い出そうとするが、別のフランクリンを出してしまう。
グラディスさんがレポーター相手にクララおばさんがつぶやいていた呪文の出だしをしゃべっていて、それをヒントに再びフランクリンを呼び出すのに成功する。
このままでは裁判では不利なため、サマンサは魔法で色んなところにフランクリンを登場させて、世間に良い印象を与える。いよいよ裁判が開かれ、フランクリンは自分で弁護することに。
迷惑で騒ぎを大きくするグラディスさんですが、今回はクララおばさんの呪文を覚えていてくれたおかげで、すんなりフランクリンさんが戻って来ました。
講演をやったり図書館に借りっぱなしの本の代金を支払おうとしたり、おまけに裁判で弁護までやることになって、フランクリンさんも大忙しでしたね。
サマンサも魔法を上手く使って、消防車のプレートを持って来るとは考えました。
フランクリンさんが偽者だという証拠はないから本物だと信じるという下地を上手く作って、自分で自分の物は盗めないとは素晴らしい弁論でしたね。
検事は魔法で異議を唱えられなかったから、サマンサは考えていることを陪審にしっかり聞かせることができて、無実を勝ち取れてよかったです。
ゲスト
ビル・ウォーレン – ポール・サンド
フランクリン・ピアース – マーティン・アッシュ
ドン・スティール
チャック・ホーキンス – マイク・ロード
ベンジャミン・フランクリン – フレッド・ウィン
DATA
原題:Samantha for the Defense (Part 2)
放送日:1966/12/15
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ジェームス・S・ヘナーソン
第15話 ピンクの象さん出るゾウ
あらすじ・感想
庭のあずまやにクララおばさんが突っ込んで来るが、サマンサはちょうどあずまやをリフォームしようとしているところで、ちょうどいいとおばさんを快く迎える。タバサを連れてクララおばさんと3人で公園に散歩の行くと、他の子供が持っていたピンクのゾウのぬいぐるみをタバサが欲しがっていた。
ダーリンは出張中で留守のため、サマンサはあずまやを改築するための資金を銀行に借りに行くと、頭取がちょうどダーリンの会社のお得意様の弟で、話がトントン拍子に進む。後から銀行の調査員がスティーブンス家を見に行くことに。
クララおばさんはタバサのためにピンクのゾウのぬいぐるみを魔法で出そうと呪文をつぶやくと、本物のピンクのゾウが出て来てしまう。ちょうどスティーブンス家にやって来た銀行の調査員は、窓からピンクのゾウが頭を出しているのを見かけ、びっくりして帰ってしまう。
珍しくダーリンがいないエピソードで、クララおばさんがしっかりカバーしていましたね。
ピンクのゾウがあまりかわいくなかったけど、本当のタバサの後にくっ付いていて、あちこちおとなしく移動していたのに笑いました。
サマンサが魔法で移動させた方が早そうだったけど、クララおばさんが魔法で出したゾウだったから、サマンサの魔法が効かないのかもしれません。
最後に公園でまたクララおばさんが本物のピンクのゾウを出してしまって2人してこっそり逃げていましたが、あの後、ピンクのゾウがどうなったか気になります。
人に見つかったらきっと大騒ぎになるでしょうし、今回はクララおばさんの呪文をサマンサが隣りで聞いていたから、サクっと消したのでしょうね。
ゲスト
レオン・スクラントン – ポール・リード
ホーキンス – スティーヴ・フランケン
DATA
原題:A Gazebo Never Forgets
放送日:1966/12/22
監督:R・ロバート・ローゼンバウム
脚本:ジェリー・ディバイン、イジー・エリンソン
第16話 ちびっこレース
あらすじ・感想
サマンサは近所の男の子ジョニーが自作の車のレースに出場するため、練習に付き合うことに。練習場にはグラディスさんと、優勝候補のフラッシュが練習中だった。
フラッシュとジョニーが一緒に練習することになり、ジョニーの車輪がガタついてどんどん引き離されてしまう。サマンサは魔法でジョニーの車輪を固定させ、フラッシュよりもいいタイムが出てジョニーは絶好調だった。
ジョニーは父親を心配させたくなくて車を自分1人で作り、スティーブンス家に置かせてもらっている。ジョニーに頼み込まれてサマンサは父親ミルズと話し合い、レースの出場書類にサインをもらうことに。
最初は渋っていたミルズさんもサマンサの根気に負けて、書類にサインして地区大会のレースが始まる。ダーリンもジョニーに肩入れして新しい車輪をプレゼントし、予選で見事に優勝した。
決勝では優勝候補のフラッシュと一騎打ちとなり、ジョニーの追い込みが効いて地区大会で優勝する。しかし、グラディスさんが委員会に文句を言いに行って、ジョニーの優勝がおあずけに。親がいないと話が進まないため、サマンサはミルズさんを呼びに行く。
人騒がせなグラディスさんがまたもや余計なことをして、ジョニーの優勝に待ったがかかってしまいました。
その理由がサマンサが何かしたということでしたが、具体的に何をしたかもわからないし、委員会もよくその程度で問題だと取り上げましたね。
レース中もフラッシュやレースを見るのではなく、グラディスさんは双眼鏡でじっとサマンサをチェックしていました。
ここまでサマンサに執着すると、逆に怖くなってしまいます。
練習の時に車輪をちょこっと魔法で固定したくらいで、後は全部ジョニー本人の力によるものですね。
きちんと優勝が認められて父親も鼻が高かっただろうし、全国大会でも優勝できて本当によかったです。
ゲスト
ミルズ氏 – ウィリアム・ブレンリー
マーティン氏 – アーサー・ピーターソン
フラッシュ・クラヴィッツ – ピーター・ダンヒル
ジョニー・ミルズ – マイクル・シェイ
DATA
原題:Soap Box Derby
放送日:1966/12/29
監督:アラン・ジェイ・ ファクター
脚本:ジェームス・S・ヘナーソン
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