BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン7 第1話~第4話 あらすじ・感想

第1話 埋もれた記憶

あらすじ・感想

森で戦争ごっこをやっていた男性が土に埋まっていた腐乱死体を発見する。ブレナンが妊娠して5ヶ月が経ち、ブースとブレナンはお互いの家を行き来して過ごしていた。お腹の大きくなったブレナンはブースの家のキッチンでは狭すぎて、そろそろ同居を考えようという話が持ち上がる。

妊娠中でもブレナンは気にせず現場にやって来て死体の鑑定をし始め、被害者は30代前半女性で死後7日くらいだとわかる。ホルモンの関係でブレナンは感情が高ぶり、死体を分析しながら泣いていて、珍しい光景だとブースは携帯のカメラで撮っている。

カミールが頭蓋骨を切って脳を取り出すと、脳の中から虫が出てきてしまう。ジャックは分析すれば何を食べたかわかると、うれしそうに虫を集めていた。ウェンデルはのどから刺された凶器が頭蓋骨にまで達してるのを見つけ、カミールは刃がギザギザしたものだと言っている。

体に骨修復が見られ、半年前当たりに被害者は殴られたか転倒したかで怪我をしていたようだ。ジャックの分析では被害者の服にアマニ油が付着していて、土にあったものが付いたらしい。また、脳から出てきた虫達からは抗不安薬が発見される。

同居しようとブースから言われたブレナンは、自分の家の方が広いからと勝手に話を進めようとして、ブースを怒らせてしまう。同居のことをアンジェラに相談すると、ジャックとアンジェラ、赤ちゃんのマイケルが楽しそうに過ごしている映像を見せられて、先輩ママとしてアドバイスをしてくれる。

被害者はクレア・セラーノ、半年前と1週間ほど前に失踪届けが出されていることが判明する。ブースとスイーツが夫から話を聞くと、クレアは半年前に失踪して6週間前に戻ったが、記憶がなかったとのこと。

スイーツはクレアは逆行性健忘症で、いなくなっていた間に新しい人生を送っていた可能性があると言っている。クレアを治療していたのは、記憶障害を専門に扱う心理学者ヤズリックで、ブースとスイーツが会いに行く。


ブレナンのお腹はずい分大きくなっているし、ブースとブレナンがラブラブになっています。
キスしたり「愛している」なんて言い合っていて、もう普通のカップルですね。

ブレナンは自分からプロポーズしないなんて強気発言をしていましたが、結婚ももう時間の問題じゃないでしょうか。
新居のことでちょっともめてブースが不機嫌になっていましたが、付き合いの長い2人の間じゃささいなことでしたね。

ちゃんと話し合って、これからは思い出を作って行こうと新居を買うことに決まったし、先輩ママのアンジェラのアドバイスもナイスでした。
それにしても、アンジェラの息子マイケルくんがとてもキュートだったし、ブレナンの鑑定しながら泣く日食なみに珍しいシーンも見れたし、もりだくさんの内容でした。

ゲスト

デビッド・ヤズリック医師 – マーティン・グレイ
ジョゼフ・セラーノ – ブラッド・グリーンクイスト
リッキー・デュバル – ロドニー・イーストマン
トレバー・クワン – ジェイミソン・ヤン
バスター – ガイ・ウィルソン
フラニガン – ブルックリン・マクリン

DATA

原題:The Memories in the Shallow Grave
放送日:2011/11/3
監督:イアン・トイントン
脚本:スティーブン・ネイサン

第2話 フードファイター殺人事件

あらすじ・感想

アパートの一室で遺体が見つかり、被害者はヘビを飼っていたガラスケースにぶつけられて、ガラスが刺さったのが死因だと見られる。ブレナンの分析では被害者は30代前半の女性だと分析しながら、さらりと超音波検査を受けて女の子だったと現場で話すが、何も知らされていなかったブースはちょっと怒っている。

カミールが新しい助手フィン・アバーナシーを雇う。彼は18歳だが3年間少年院にいたが2年で大学を卒業した天才で、今は更生している。ブレナンはフィンの実力を見るため所見を述べてもらい、なかなかの仕事ぶりにブレナンも納得している。

ジャックはフィンが何で少年院に入っていたのかをやたらと知りたがり、カミールは仕事を指示してフィンをかばっていた。分析を進めていると、お腹の中から被害者が飼っていたニシキヘビが出て来る。

アパートを借りていたのは男性で、当人は4年前に海外へ行ってしまって、部屋を又貸ししていた。被害者は美人らしく、近所の人の話では体格のいい男性がよく出入りしていたらしい。

キャロリンがカミールのところへ怒鳴り込んでで来て、犯罪歴のある助手を雇うのは反対だと言うが、カミールは若い頃の過ちで今は更生していると意見を突っぱねてしまう。

ヘビがネズミを飲み込んでいて、そのネズミが骨の一部を食べてしまったため、カミールの指示でフィンはジャックにヘビを殺して骨を取り出したいと説明する。ジャックはヘビを殺すのはかわいそうだと反対し、ヘビも骨も傷つけずに取り出す方法を考え始める。

フィンが見つけた普通じゃない骨は実はニワトリの骨で、ちょうどアンジェラが被害者の身元を特定し、フィードファイターのティナだということが判明する。彼女は活躍するフードファイターで、12分で65本ものホットドックを食べた記録を持っていた。


新しい助手のフィンは若いけど能力は高くて素直でいい子ですが、誤解されやすい複雑な過去を持った子ですね。
なかなか優秀だし他の助手達にも負けないくらい能力がありそうですから、これからの活躍に期待したいです。

若くて優秀な子にチャンスをあげたいというカミールの優しさもわかりますし、フィンが周りから中傷されないように気を配っている姿が素敵でした。

ブレナンは自分だけで子供の色んなことを決めてしまって、ブースが腹を立てる気持ちもわかります。
でも、ちゃんとブースの気持ちがブレナンにも伝わって、ブレナンが相手の立場に立って考えて、ブースのショックな気持ちが理解できたのは大きな進歩です。

最後に超音波検査の映像を2人で見ながら、幸せそうな笑顔を浮かべていたブースがとても印象的でした。

ゲスト

ミッチ・クランシー – ブラッド・グランバーグ
グレッグ・トーマス – ポール・ヒューイット
ブライアン・トビン – ジョエル・マクラリー
ロッド・パターソン – スカイラー・ストーン

DATA

原題:The Hot Dog in the Competition
放送日:2011/11/10
監督:ドワイト・リトル
脚本:マイケル・ピーターソン

第3話 悲しきプリンス

あらすじ・感想

ゴミ捨て場でラップでグルグル巻きにされた遺体が発見される。カフェでスイーツはブースとブレナン相手に銃を携帯したいと言い出し、ブースはそんな必要はないと反対しているが、ブレナンはいいんじゃないかと賛成している。

ラップ内の圧力を上げて体液を抜き、遺体の鑑定が始まり、ラップ内からチャーミントン王子の人形が一緒に出て来た。被害者のレントゲンから、10代の頃に多発骨折を起こしていることが判明する。

指紋から身元が判明し、おもちゃ会社の重役デビー・コルテス。たくさんのヒット商品を手がけていて、2週間前に弟から失踪届けが出ている。

アンジェラもチャーミントン王子で子供の頃遊んでいて、ブレナンにも娘のために遊び方を練習してみればとすすめてみる。ブースとブレナンは被害者の勤め先のおもちゃ会社へ。

社長ビアンカの話ではデビーは試作品を作る部署にいて、同僚のローレンスは嫉妬していたらしいと告げる。ローレンスには殺すほどの動機はなく、デビーには秘密の恋人がいたらしいと言っている。

ジャックが人形の足を見つけ、何か薬品が付いているのに気づく。マイケルのために買ったおもちゃの組み立てに苦戦中のアンジェラは、被害者の傷の状態から、広範囲に渡って一直線上に圧がかかったのが死因だと特定する。

ブレナンの代わりにデイジーがブースに同行しておもちゃ会社へ行き、デビーのIDが最後に使われたラボへ。そこには業務用のラップがあり、デビーはシャッターで押し潰されて死んだ形跡が見られ、殺人現場が判明する。

人形は1967年製のレア物で1万ドルくらいはするらしく、犯人が盗み出そうとしていた可能性が出てくる。


おもちゃ会社がテーマになっているだけあって、子供が喜びそうなおもちゃがいっぱいでした。
ブレナンがチャーミントン王子で楽しそうに遊んでいたり、最後にブースとおもちゃの銃で撃ち合いをしていたりと、これならちゃんと子供と遊んであげて、喜ばせることができそうですね。
本当に楽しそうでノリノリだったし、素敵な笑顔です。

スイーツは銃にこだわっていましたが、なかなかの腕前です。
テストでは跳ね返った弾で怪我をしてしまいましたが、無事に銃の携帯が許されてよかったです。

デイジーも久々の登場で、スイーツとは相変わらずイチャイチャしていますね。
「私を守ると思って撃って」と言われ、とたんにスイーツの射撃の腕が上がって、やはり愛の力は強しですね。

ゲスト

リック・コルテス – リック・ゴンザレス
ローレンス・デイトン – ジョン・ロス・ボウイ
ブロック・ボーバック – ライアン・ビトル
マット・ガレリック – トム・バイアー
カレン・ガレリック – カミーユ・チェン
ビアンカ・シバートン – モーガン・フェアチャイルド

DATA

原題:The Prince in the Plastic
放送日:2011/11/17
監督:アレックス・チャップル
脚本:ディーン・ ロパタ

第4話 小包にされた男

あらすじ・感想

郵便局の配送センターで小包の中からバラバラになった遺体が発見される。ダイナーにいるブースとブレナンの元にブースの祖父フランクがやって来て、ブースの父が数日前に病気で亡くなったとショッキングなニュースを伝える。父を憎んでいたブースは反応せず、電話で呼び出された事件現場へブレナンと向かう。

ラボには6つの小包に入った遺体が台に置かれ、どうやって出そうかとブレナン達が頭を悩ませていると、ジャックが眼科治療用のレーザーを持って現れる。箱と遺体の間にレーザーを当てて、ダンボールをきれいに剥ぎ取るのに成功。

ブレナンとクラークが骨を調べていて切断面には凹凸がなく、ブレナンは彼に凶器を特定するよう指示する。妊娠で胸が大きくて痛むブレナンは作業しながら胸元をいじっていて、クラークは気になって仕方がない様子である。

ブースの部下の依頼で荷物の配送ラベルを調べていたアンジェラは、どこから出されたものかを特定し、ブース達が向かう。被害者オリバー・ローレンスは店の元従業員だった。

ジャックとクラークは切断された刃物を探していて、ギロチンが傷と一致するとブレナンに連絡すると、ブレナンは店内にあった裁断機が使われたと見る。オリバーが失踪した当時従業員4人で宝くじを買って当たりみんなで分けて、店長以外は金を持って店を辞めたとのこと。オリバーは賭け事は好きじゃないと、宝くじを買うのには参加していなかった。

当選金がらみでオリバーが殺された可能性があり、宝くじを買った4人をFBIに呼んで、協力という名目でスイーツが観察することに。殺害日に従業員がコピーを使っていて、コピー機のIDから4人の容疑者の中のラルフが使ったことがわかる。しかし、ラルフの従業員IDはとても覚えやすい番号でみんなが使っていて、本人の言う通りコピーの9割は彼のIDだった。


ブースは子供の頃に父親に虐待されていて、いつもジャレッドを守っていたという話がチラホラ出ていました。
そのせいで、父が亡くなったと聞いてもいつもと変わらない様子で、心の中では複雑な思いを抱えていたことでしょう。

ブレナンの優しさが光りました。
いつもブースに支えてもらって助けになっていたから、今度は自分の番でブースを支えてあげたいという気持ちが、伝わってきましたね。

心を閉ざしていたブースでしたが、やはりブレナンの愛情と優しさ、これから生まれてくる子のためにと、父が残した箱を開けて、懐かしい楽しい思い出がよみがえってきました。

ずっと父のことをブースは恨んでいたのでしょうが、そんな気持ちにも一区切り付けられていればいいですね。
父とのいい思い出だけを心に残して、ブレナンやお腹の子と幸せな家庭を築いてほしいです。

ゲスト

トニー・ダンソン – ジェシー・ヘッド
シーラ・バーンサイド – ブリアナ・レーン
ヒュー・バーンサイド – ベン・サヴェージ
コナー・トランメル – クリス・トールマン
ラルフ・ベルティ – ウェイン・ウィルダーソン
ボブ・フィッシャー – アラン・ワッサーマン
トム – エリス・ウィリアムズ
ローランド – ブライアン・マイケル・ジョーンズ
オリバー・ローレンス – アーロン・ミルズ

DATA

原題:The Male in the Mail
放送日:2011/12/1
監督:ケヴィン・フックス
脚本:パット・チャールズ

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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