BONES/ボーンズ、シーズン1第13話「家族の庭」のあらすじと感想です。
警察に止められたギャングメンバーの車のトランクから腐乱死体が発見され、ブースとブレナンは現場へ。
あらすじ
死体は墓から掘り起こされたもので、逮捕された男の首にはギャングマラ・ムエルテのタトゥーがあった。
1台の車が銃を乱射し、その隙に逮捕された男は逃げてしまう。
死体は女性できれいに衣類が着せられロザリオが置かれて埋葬されていたのを掘り起こされ、頭にはバットのようなもので殴られた跡があった。
ブースはマラ・ムエルテと敵対するギャングのリーダーに尋問し、自分達がやったのではなく逃げた男が撃たれなかった理由を考えろと言われ、マラ・ムエルテのメンバー達の仕業だと気付く。
死体の女性は妊娠していて特殊な植物が生息している場所に埋葬されていたとわかる。
ブースとブレナン、ジャックは埋葬されていた場所へ行くと、最近掘り起こされた形跡があり死蝋からもう1つ別の死体があったと判明。
さらに分析が進みジャックが別の珍しい植物が付着しているのを発見し、それが植えられている上院議員の家へ。
逃げた男の似顔絵を見せると、議員の息子ローガンが庭師のホセに似ていると証言する。
執事に案内されて池の側にある植物がジャックが見つけたものと一致し、その近くでもう1つの死体が発見される。
ブースとブレナンはホセの家へ行くと、ついさっきまで家に人がいた様子。
隠し扉を見つけ、赤ちゃんを抱いたホセの家族が隠れていた。
ラボの分析で1つ目と2つ目の死体には同じような穴が見つかり、遺伝的なもので2人は父親と娘だったことが判明する。
父親は殺されたのではなく、病死していた。
ブースはギャングと取引し、ホセを渡すよう要求する。
ブース宛のメモが貼られてホセは開放されブースとブレナンは病院へ。
ホセのレントゲン写真を見たブレナンは彼もまた同じような穴があり、見つかった骨は彼の父親と妹だと気づく。
雑感
トランクに入った遺体と逮捕された男から始まり、いきなり銃の乱射、容疑者の逃亡と冒頭から目まぐるしかったです。
ギャングの抗争とかそういった類のヤバそうな事件かと思っていたら、全く違っていました。
ジャックが初の現場捜査に加わり、本当に嬉しそうでしたね。
菜園がホワイトハウスにあるとわかり、ブレナンとハイタッチしていたのには笑いました。
ブースに「普通の人みたいに喜ぶな」と突っ込まれていたけど、スクインツでもホワイトハウスはテンションが上がるような憧れの場所なんですね。
2回目の時にジャックは「助手席は俺」と言っていたけれど、やっぱりブレナンに取られてふくれっ面。
議員に失礼な質問をしたりオーバーなブースのマネをしたりと、伸び伸びと楽しそうに分析していたジャックがよかったです。
ザックはブレナンと現場へ行って写真を撮ったりしていましたが、ジャックは本当にラボにこもりきりだったから、現場で活躍できてさぞやうれしかったことでしょう。
ブレナンと同じで、現場に出向くから銃を持ちたいとブースに頼んでいたけど、現場捜査はそんなに危険なんでしょうか。
アンジェラも現場へ行ったり、現場でブレナンと事件に巻き込まれてことがありましたから、後は行っていないのは所長だけです。
所長という立場だし、考古学者だからあまり現場で活躍するというイメージはありません。
ギャングのリーダーまでのしちゃうブレナンは怖いもの知らずで、アンジェラが心配するのも無理ないです。
ちゃんと話を聞くと裏付けがあって、過去の経験から脅しには屈しないという自分ルールがありました。
ブレナンの気持ちもわかるけど状況とか相手とかを見て賢く立ち回らないと、そのうち命を落としそう。
今回はブースが後始末をつけてくれたから良かったようなものです。
ブースのギャングへの脅しには鬼気迫るものがあり、スゴく怖かったです。
相棒のブレナンがどれだけ大事か伝わってきたし、彼女のためならどんな犠牲でも払う覚悟でしたね。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
スペイン語でホセの家族を脅すよう頼まれるが、できないと断る。
エレベーター前でマラ・ムエルテのリーダーを殴る。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
襲撃のどさくさで、逮捕したホセに逃げられてしまう。
ブレナン襲撃計画を聞き、マラ・ムエルテのリーダーの口に銃を突っ込み手を出すなと脅す。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
特殊な花や虫などが遺体から出て、初の現場捜査に出る。
手がかりから、遺体を発見する。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
頭蓋骨から、マリアの似顔絵を完成させる。
ギャングを殴ったブレナンを心配し、昔の話を聞く。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ブレナンと一緒に頭蓋骨を削り、サンプルを取る。
■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
ホセの車にあったロザリオを分析し、遺体の出身地を割り出す。
■ サンダース捜査官 – アダム・リーバーマン
FBI捜査官で、ブースの部下。
■ ホセ・バルガス – ホセ・パブロ・カンティージョ
トランクに白骨死体を乗せていた運転手。
襲撃の隙に逃げてしまう。
■ アラン・コーマン議員 – マイケル・キャヴァノー
上院議員。
庭からメイド、マリアの遺体が見つかる。
■ ケイト・コーマン – デイ・ヤング
コールマン議員の妻。
■ ローガン・コーマン – マット・バー
コールマン議員の息子。
マリアと深い関係で、彼女のお腹の子の父親。
■ ヘクター・アルバラード – マイク・ゴメス
コールマン議員宅の執事。
マリアとローガンとの関係を知っていた。
■ ラモン・オルテス – エミリオ・リヴェラ
マラ・ムエルテのリーダー。
ブレナンに殴られ、復讐を企てる。
■ ミゲル・ヴィレーダ – ロバート・ラサード
マラ・ムエルテと敵対するグループのリーダー。
襲撃について、ブースにヒントを与える。
■ メリッサ・サンズ医師 – スーザン・レスリー
ホセが入院している病院の医師。
■ ニール・クレイトン – デニス・コックラム
ローガンの弁護士。
■ ローザ – アネット・M・レサー
ホセの妻。
ブースとブレナンがホセを探しに行った時、隠し部屋に子供と隠れていた。
作品データ
原題:The Woman in the Garden
放送日:2006/2/15
監督:サンフォード・ブックステイヴァー
脚本:ローラ・ウォルナー
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