BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン10 第1話~第3話 あらすじ・感想

BONES/ボーンズ-シーズン10第1-3話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン10の1話から3話のあらすじと感想です。
前回、ブースが撃たれ逮捕されてから3ヶ月後からスタートです。刑務所にいるブース、彼を釈放させようと頑張るブレナンと仲間達、新キャラのオーブリー登場など盛りだくさんです。
さらに衝撃的な展開で、その後も尾を引いています。

第1話 大いなる犠牲

ブースを刑務所から釈放させるため、頑張るブレナンと仲間達。事件と関わりのある16年前の遺体を掘り起こし調べ始める。陰謀の発端となった被害者で、病死とされているが殺人の可能性が大きい。

あらすじ

ブースとブレナンの家が攻撃され、ブースが撃たれて3ヶ月後。3人の捜査官を殺した罪で、ブースは刑務所に入っている。囚人達からは恨まれ刑務官も捜査官を殺したと、ブースに悪意を持っている。

フォスターのデータにあったハワード・クーパーの遺体を掘り起こし、ラボで調べることに。クーパーは16年前に白血病で死亡したことになっているが、陰謀により殺された可能性が大きい。

ブレナンがブースに会いに行くと、暴行を受けた跡があり心配になる。ブースは反対するが、ブレナンはフォスターのファイルにあった資料を持ち、ブースを起訴したブレイディ検事の所へ。資料を見せて、ブースの起訴を取り下げて今すぐ釈放させろと脅す。

クーパーの骨は死蝋に覆われていて、骨を傷つけずに死蝋を取り除くのが難しい。何者かが後から検査が困難になるように、酸性の尿をかけている。

釈放されたブースをブレナンが迎えに行き、新しい家へと連れて行く。ブースは休む間もなく、捜査を始めようとしている。

クーパーは環境保護局で働いていて、新しい化学工場の建設を却下している。彼の死後、同じ化学工場の建設が許可されていて、その会社がサンダーソン化学だった。

サンダーソン化学の社長にブースは会いに行くが、成果は得られない。そんなブースを何者かが尾行していた。尾行に気づいたブースは相手を押し倒すとFBIのオーブリー捜査官で、副長官がブースの監視に付けたとのこと。

ブースはスイーツの家で話をすることに。ちょうどお腹の大きいデイジーが帰って来て、子供が生まれる2人をブースは祝福する。

クーパーには数年前に骨折などの怪我の跡が見られる。当時の担当医デュラントから話を聞くことに。デュラントは患者が階段から落ちたと言ったので、それを信じて治療しただけだとのこと。

当時金に困って病院内の薬を盗んでいたことを何者かに知られ、脅されて階段から落ちたとカルテに書いたと真実を話す。

クーパーの骨に防御創や注射の跡が見られる。ブレナン達が真実に近づこうとする中、遺族の要望で遺体を埋葬することになり、ブレナン達は遺体を調べられなくなってしまう。

感想

シーズンプレミアから衝撃的な展開です。
長年、仲間として頑張って来たスイーツがいなくなるなんて、かなりショックでした。

ラボに遺体袋で運ばれて来て、袋が開けられた瞬間のスイーツの真っ白な顔と表情がかなり怖かったです。
お腹の大きなデイジーのことが心配だっただろうし、大事な令状を奪われてしまったことを後悔していたのかもしれません。

ブースとブレナン、スイーツが家族だと思っていたみんなで、彼の無念を晴らしてほしいです。

ブースは刑務所にどのくらいいたのかわからないけど、色々ありすぎて荒んでしまったのでしょう。
ブースを支えるブレナンやスイーツ、仲間達のおかげもあって、前半は私怨で動いていたけど後半では捜査官として捜査していたように見えました。

遺体や骨から証拠を見つけ出し、黒幕をつきとめようとしているブレナン達。
犯人は用意周到に遺体も調べにくくなるように細工していたけど、優秀なジェファソニアンの面々には通用しなかったですね。

次々に証拠を見つけ出してサンダーソン化学に近づき遺体を取り上げられても、ジャックがちゃんと手を打っていました。
陰謀と言えばジャックだし、こんな事態にまで備えていたとは驚きました。

ゲスト

グレン・デュラント – JD・カラム
ジェロルド・ノースキー – ランス・ハワード
ケビン・ブレイディ – デイビット・ファブリツィオ
ケニー – ダニエル・リー・ロバートソン3世

DATA

原題:The Conspiracy in the Corpse
放送日:2014/9/25
監督:イアン・トイントン
脚本:スティーヴン・ネイサン、ジョナサン・コリアー

第2話 永遠の家族

スイーツの死でみんなショックを受けているが、スイーツのためにも事件を解決するのが一番だと仕事を続ける。やがて、ブースとオーブリーはスイーツ殺害の実行犯を遺体で発見する。

あらすじ

ブースとブレナンは自宅でもスイーツの死について調べている。ブースは自分が行けばよかったと責任を感じているが、ブレナンはスイーツを殺した犯人を探すのが重要だと諭す。

クリスティンが用意ができたとやって来て、今日はスイーツとデイジーと公園に行く約束をしていたと話す。

お腹の大きいデイジーもラボにやって来て、仕事を手伝うと申し出る。ブレナン達はスイーツの骨を分析していき、スイーツは殺しのプロに首を絞められ、胸を殴られて肋骨が心臓に刺さり亡くなったことがわかる。

ジャックは有機体のように陰謀が成長したと言い出し、それをヒントにアンジェラは陰謀についてコンピュータで分析することに。

ジャックはスイーツの遺体にあった繊維から車を割り出し、ブースとオーブリーは車が乗り捨てられた場所へ。近くのビルの屋上で、スイーツを殺した実行犯の遺体を発見する。実行犯の名はケネス・エモリーで、海軍特殊部隊にいた。

オーブリーはエモリーとアカデミーで彼は不祥事を起こしたがもみ消され、エモリーもまた陰謀により脅されていたらしい。ラボではエモリーの遺体と骨を分析し、撃たれた後に小型ナイフで刺した傷があった。

ジャックとアンジェラはスイーツのメモを復元し、書きなぐった文字をデイジーが読み解く。クーパーやサンダーソンの名の他のにも、いくつか読み取れる単語がある。

アンジェラは調査中だったリストにあった名前の人物の相関関係などから、クーパーとデュラントは同じ会議に10回以上も出席していることを突き止める。

ブースがデュラントを呼んで尋問するが、自分も殺されると何もしゃべろうとしない。ブースが身を守ると説得し、サンダーソンは知らないがノースキーは覚えているとのこと。

ブースはノースキーのいる施設を訪ねるが、前回と違って口が固く情報は何も得られなかった。

ブレナンとクラークはクーパーの脊髄を分析し、薬を注射された周囲は見たこともない細胞増殖が起きていた。

アンジェラ、ジャック、オーブリーはコンピュータの分析図を見ながら、抜けている箇所の人物を推察。FBIの歴史に詳しいオーブリーはフーバーの側近だったウィルソンのことを思い出す。

感想

ブースやブレナン達は事件を解決し、無事にスイーツを送り出すことができました。

家族のような存在だったスイーツの死だから、ブースも平常心ではいられませんでしたね。
復讐に走ろうとしたけどブレナンの必死の説得で怒りが静まって冷静になり、正義を全うするFBI捜査官に戻ってくれました。

スイーツの骨の分析をしたデイジーも大変だったと思います。
スイーツのメモにお腹の子供に付けようとしていた「シーリー」の名前を見つけたり、一晩中骨と一緒に過ごし、ブレナンと骨を見ながら思い出話をしていたシーンなど泣けました。

みんなスイーツと関わったことで成長して仲間としての絆が深まったし、ブレナンの成長度合いは半端じゃない気がします。
ブレナン自身が最後のスピーチで語っていて、本当に素敵でしたね。

スイーツと入れ替わりで入って来た捜査官オーブリーも優秀そうです。
射撃、資料分析もばっちりで頭が切れるタイプみたいだし、一言多いけど何となく許せちゃうタイプですね。

ゲスト

グレン・デュラント – JD・カラム
ジェロルド・ノースキー – ランス・ハワード
スーザン・スプラング – スーザン・アンジェロ
リンダ・ドゥーガン – シェリー・ロバートソン
デズモンド・ウィルソン – フィリッペ・バドロー
ケネス・エモリー – ジャスティン・ブレイク

DATA

原題:The Lance to the Heart
放送日:2014/10/2
監督:ドワイト・リトル
脚本:エケチ・オコロ・キャロル、キース・フォーグルソング、キース・ピーターソン

第3話 人気ホストの裏の顔

チームは毒舌のラジオホストの死を捜査する。被害者には拷問されたような跡があったが、分析結果とは合わない。オーブリーは捜査に加えてくれとブースに頼むが、ブースは断固拒否している。

2人組の高校生が排水溝に挟まっている太った男性を助けようと足を引っ張ると、上半身が動物に食べられている遺体だった。

ブースは朝早く起きて何かやっていて、ブレナンはブースを心配している。

事件の連絡を受けて2は現場へ。偶然事件のことを知ったオーブリーも現場にやって来て、遺体の様子を見てグロテスクだと気分が悪くなる。

ブースは遺体の靴がきれいなことに気づき、意図的に誰かが遺体を棄てたと見ている。遺体の上半身はオコジョが食べていて、ジャックはオコジョの巣を見つけ、その中には骨や体の一部が見られる。

アンジェラが復顔するのに体重が知りたいと言うので、ブレナンは136kgだと教える。顔に肉付けして出来上がった顔をカミールが見て、ラジオ番組のホスト、ハッチだと気づく。

オーブリーは捜査に加えてほしくてハッチのことを調べてブースに披露するが、ブースにその気はない。

ハッチの妻ミリアムにはブース1人で尋問する。ミリアムは仕事が忙しく夫とはあまり会っていないが、離婚は考えていないと語る。仕事のせいでリスナーの半分くらいはハッチの敵で、ラジオ局で脅しの手紙やメールを保管しているとのこと。

カミールが被害者の尿検査を行うが、酒や薬、ドラッグの類は見つかっていない。ロドルフォコとカミールはルチゾール値が低くオキシトシン値が高いと気づき、被害者は死ぬ時にストレスを受けておらず、むしろ喜んでいた。

ブースはオーブリーとラジオ局のプロデューサーから話を聞く。3日前に体調が悪いと、留守電に入っていたとのこと。ハッチと一緒に番組をやっていたアランは、ハッチがいなくなれば自分も仕事がなくなるとぼやいていた。

プロデューサーから大量の脅迫状を受け取りブースが全て目を通して怪しい物に絞り込み、ジェファソニアンでさらに分析することに。

アンジェラは脅迫状の状況や文章の特徴などから候補者を絞り込むが、それでも50人程度はいる。ジャックが助け船を出し、脅迫状に付着していた微粒子を元にアンジェラがウィリアム・バイヤーズだと特定する。

感想

撃たれたり刑務所に入れられたり、スイーツのなど、ブースも色々とありすぎたから、本人は大丈夫だと思っていてもまだ立ち直れていないですね。
スイーツが信頼していたオーブリーが積極的にブースの相棒になろうとしていたけど、頑なにブースは拒んでいました。

オーブリーの必死のアピールと説得、ブレナンのスイーツの言葉を使った意見などで、ブースもやっと心を開き始めたみたいですね。
オーブリーは若くて優秀そうだから、ブースの良き相棒になれるはずです。

久々に聞いたフレーズ「ラボのキング」。
懐かしくてうれしくなったんですが、カムは「古いんじゃない?」とバカにしていてちょっぴりショックでした。

仕事はばっちりやってくれて、アンジェラにキング扱いされてジャックも満足そうでしたね。
昔みたいにみんな若くないから盛り上がりにはちょっと欠けていたけど、キング健在でちょっと感動しました。

今回の実習生はロドルフォだったけど、新しく登場した実習生がみんな個性的すぎてちょっと埋もれていますね。
今後、どんな個性を発揮するのか期待しています。

ゲスト

アラン・スパジアノ – ウィル・ヴォート
ミリアムホワイトハウス – ケイト・ハンプトン
ボブ・ゴードン – ゲイリー・バサラバ
ウィリアム・バイヤーズ – ジョナ・ウォートン
セレーナ・サカルスガルド – マウザム・マカー
ショーナ – アマンダ・レイトン
ブレンダ – エリン・ウェストブルック

DATA

原題:The Purging of the Pundit
放送日:2014/10/9
監督:ティム・ソーサム
脚本:マイケル・ピーターソン

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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