BONES -骨は語る- 1×5 小さな死体

BONES-骨は語る-シーズン1第5話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン1第5話「小さな死体」のあらすじと感想です。
大学で講演中のブレナンの元へブースがやって来て、郊外のモール近くの空き地に死体があるとの通報を受け捜査に連れ出されてしまいます。

あらすじ

ちょうど6歳の男の子チャーリー・サンダースが行方不明になっていて、その子の可能性が高いと見られていた。死体を発見してラボで身元確認を行いチャーリーに間違いないという結論に。

チャーリーの母マーガレットには、実子チャーリーの他に里子のショーンとデビッドがいる。ブースは子供達のゲーム機を直して話を聞くと、チャーリーがいなくなったのは公園ではなくモールだと判明する。

アンジェラがモールの監視カメラの映像からチャーリーを見つけ、顔見知りの誰かに呼ばれて近づいていた。ちょうど影になっていて、チャーリーを呼んだ人物が誰なのかは解らない。

チャーリーの骨はもろくなっていて、足の長さが左右違い遺伝的な病気だったことが解る。マーガレットにはその症状が出ていないため、ブレナンは実の母でないと断定する。

マーガレットは正直にチャーリーが赤ちゃんの頃ドラッグ漬けの母親が亡くなり、密かに連れ去ったことを認めると誘拐罪で逮捕されてしまう。

アンジェラはモールの監視カメラ映像からショーウインドウのガラスに写った顔を分析し、チャーリーを呼んだのはショーンだと突き止める。

雑感

子供の骨だとわかって、スクインツ全員がやるせなさを感じて仕事していたのが印象的でした。

アンジェラは特にこたえていましたね。
ブレナンやジャック、ザックみたいに分析の専門家というわけじゃないし、ごく普通の女性です。

絵を描くアーティストだから他の人よりも感受性が豊かだし、いたたまれなくなるのもわかります。

そんな悲しみに曇ったアンジェラの心を救ったのが、グッドマン所長のアドバイス。
「人間性を見抜いて被害者の顔を身元を特定し、我々に使命を再認識させる」

含蓄のある言葉ですごく感動的!
アンジェラの心に響いていたし、またやる気がわいてきて良かったです。
こういう所長の包容力があって部下思いなところは素敵ですね。

ブレナンの過去がちょっと明らかになりました。

子供の頃に里子だった経験がありショーンの気持ちを誰よりも理解していたからこそ、自分じゃなきゃ話は秘密は聞き出せないと名乗りを上げたのでしょう。

生きた人間は苦手なはずなのに、今回はブレナンが見事にショーンの心をつかみ、誰がチャーリーを連れ去ったのか聞きだしてくれました。
ショーンと同じく辛い思いをしたことがあるブレナンじゃなければ、ショーンも真実を言わなかったでしょう。

ジャックの秘密も明かされました。
やたら晩餐会への出席を拒否していると思ったら、大富豪の一家だったとは。

出席者は研究所に寄付をしているお金持ち連中だから、身元がバレる!と拒否していたんですね。
しかも、ザックはジャックの豪邸の一部に同居していて、毎日一緒に出勤していたというのも驚きです。

プライベートは一緒じゃないし車の中でも会話はほとんどないと言っていたけど、敷地に住まわせてもらっているだけでもお互いに信頼を築いています。
だから、兄弟みたいにからかい合ったり、阿吽の呼吸で行動できているんじゃないでしょうか。

ジャックの秘密をブース、アンジェラ、ザックは知ってしまったけど、まだ、ブレナンと所長は知らない状況。
所長命令を回避してクビにもならないようにと、ブースが気を利かせてくれました。

ブースはスクインツ達のことは苦手そうだったのにかばってくれるなんて、思っていた以上に優しいですね。
ブレナンの無茶ぶりにもしっかり応えてマーガレットと子供達のために尽力してくれたし、今回はブースの優しさと思いやりが光っていました。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
チャーリーの遺伝的特徴から、マーガレットの実子ではないと気づく。
里子時代の苦しみを話し、ショーンに心を開かせる。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ゲーム機を直して子供達と親しくなり、チャーリーがいなくなったのはモールだと聞き出す。
ショーン達がマーガレットと暮らせるよう尽力する。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
怒りを抑えるため、手首に輪ゴムを付けている。
大富豪の一族であることがザック、アンジェラ、ブースにバレる。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
小さな子供の複顔にたたまれなくなり、仕事を辞めようかと考えている。
開発したプログラムで、モールの監視カメラ映像からチャーリーを特定する。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
初めて子供の死体を扱い心を痛める。
細部に集中するよう、ブレナンからアドバイスを受ける。

■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
支援者の晩餐会に全員出席するよう要請する。
仕事に悩むアンジェラにアドバイスし、感謝のハグをされる。

■ ショーン・クック – ポール・ブッチャー
マーガレットの里子で、デビッドの弟。
事件の大きな手掛かりを握っている。

■ デビッド・クック – エヴァン・エリンソン
マーガレットの里子でショーンの兄。
チャーリーが行方不明になったのは、公園でなくモールだと告白する。

■ マーガレット・サンダース – ナターシャ・ロイ
チャーリーの母で、デビッドとショーンの里親。
チャーリーを誘拐した罪で逮捕される。

■ スカイラー・ネルソン – マクシミリアン・ローグ
マーガレット達のお隣さんの息子。

■ エリー・ネルソン – キャスリーン・M・ダーシー
マーガレットのお隣さんで、スカイラーの母。

■ エドワード・ネルソン – グレッグ・ラフェルソン
エリーの夫、スカイラーの父。

■ サラ・ジョンストン – ミシェル・アン・ジョンソン
保護観察官。

■ カイル・ヘニング – ポール・パードゥッチ
警官。

作品データ

原題:A Boy in a Bush
放送日:2005/11/8
監督:ジーザス・トレヴィーノ
脚本:スティーブ・ブラックマン、グレッグ・ボール

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