BONES/ホーンズ、シーズン1の13話から15話のあらすじと感想です。
ギャング絡みの事件で、B&Bが冒頭から銃撃され危険な目にあう13話。
15話では2つの事件を扱うブレナンが銃撃されます。ハラハラする展開がたまらない!
第13話 家族の庭
警察に止められたギャングメンバーの車のトランクから腐乱死体が発見され、ブースとブレナンは現場へ。
あらすじ
死体は墓から掘り起こされたもので、逮捕された男の首にはギャングマラムエルテのタトゥーがあった。1台の車がブースめがけて銃を乱射しその隙に逮捕された男は逃げてしまう。
死体は女性できれいに衣類が着せられロザリオが置かれて埋葬されていたのを掘り起こされ、頭にはバットのようなもので殴られた跡があった。ブースは別のギャングのリーダーに尋問し、自分達がやったのではなく逃げた男が撃たれなかった理由を考えろと言われ、マラムエルテのメンバー達の仕業だと気付く。
死体の女性は妊娠していて特殊な植物が生息している場所に埋葬されていたと判明し、ブースとブレナン、ジャックは埋葬されていた場所へ行くと、最近掘り起こされた形跡があり死蝋からもう1つ別の死体があった。さらに分析が進みジャックが別の珍しい植物が付着しているのを発見し、それが植えられている上院議員の家へ。
逃げた男の似顔絵を見せると議員の息子ローガンが庭師のホセに似ていると証言する。執事に案内されて池の側にある植物がジャックが見つけたものと一致し、その近くでもう1つの死体が発見される。ラボの分析で1つ目と2つ目の死体には同じような穴が見つかり、遺伝的なもので2人は親子だったことが判明する。
感想
ジャックが初の現場捜査に加わり本当に嬉しそうで、ブレナンとハイタッチしていたのには笑いました。
2回目の時には助手席は俺と言っていたけれど、やっぱりブレナンに取られてふくれっ面。
議員に失礼な質問をしたりオーバーなブースのマネをしたりと、伸び伸びと楽しそうに分析していたジャックがよかったです。
ザックはブレナンと現場へ行って写真を撮ったりしていましたが、ジャックは本当にラボにこもりきりだったから、現場で活躍できてさぞやうれしかったことでしょう。
アンジェラも現場へ行ったり、現場でブレナンと事件に巻き込まれてことがありましたから、後は行っていないのは所長だけです。
所長という立場だし、考古学者だからあまり現場で活躍するというイメージはありません。
最後のブースのギャングへの脅しも怖かったです。
相棒のブレナンがどれだけ大事か伝わってきたし、彼女のためならどんな犠牲でも払うという覚悟があるようです。
ゲスト
アラン・コーマン議員 – マイケル・キャヴァノー
ケイト・コーマン – デイ・ヤング
ローガン・コーマン – マット・バー
ミゲル・ヴィレーダ – ロバート・ラサード
ホセ・バルガス – ホセ・パブロ・カンティージョ
ヘクター・アルバラード – マイク・ゴメス
ラモン・オルテス – エミリオ・リヴェラ
ニール・クレイトン – デニス・コックラム
サンダース捜査官 – アダム・リーバーマン
ローザ – アネット・M・レサー
メリッサ・サンズ医師 – スーザン・レスリー
DATA
原題:The Woman in the Garden
放送日:2006/2/15
監督:サンフォード・ブックステイヴァー
脚本:ローラ・ウォルナー
第14話 7人目の死体
小型飛行機がゴルフ場近くのビーチに墜落。政府関連の自家用機だった。ブレナンとザックは国務省から直々に調査を依頼され、6名の焼け焦げた死体と1名の骨のかけらを発見する。
あらすじ
所長は全員をオフィスに集め、飛行機には中国のVIPが乗っていて5人の死体のリストはあるが、6人目が誰だか解っていないため、国家問題にも発展しかねないので優先して分析するよう指示。
ブレナンは焼けていない骨の調査をしたいと申し出るが却下されてしまい、所長には内緒で同時進行で調査をしようとみんなに協力を求める。ブレナンはブースに助けを求めるが事件性がないため難しいと断られ、そこへジェシー・ケインという男性が訪ねてくる。
彼の父マックスは5年前に行方不明になっていて、失踪した場所が今回のゴルフ場近くだったので、骨は父かもしれないと独自に行った捜査資料をブレナンに渡し、ブースにも手伝って欲しいと頼む。
飛行機の身元不明死体は若い女性のものだと解り体内から薬物が検出され、娼婦特有の骨の特徴が現れていた。一方、7人目の死体は凍ったまま木材粉砕機にかけられた可能性があり、骨の状態からジェシーの父と一致する部分があった。
ブースは木材粉砕機の線から捜査を進めて、当時それを扱っていたレイ・スパークスという男が怪しいと見るが、ジェシーの父が失踪した頃には半年間刑務所に入っていた。
感想
ジャックとザックの実験タイムはこの回が最初だったんですね。
嬉々として2人とも盛り上がって楽しそうでした。
かなり大掛かりな実験で大勢の人が集まっていましたが、肉の破片があちこちに散らばって被害続出です。
所長が予定を変えて戻ったためブレナンの計画がバレバレで、所長がジャックをビビるほど脅かして、その後にっこりして楽しんでいたのが印象的でした。
ザックとブースの沈黙の友情とやらも不思議でした。
ブレナンが言うようにザックがしゃべりすぎてうるさいから、ブースは沈黙の友情なるものをでっち上げたんでしょう。
それに気づかないザックがまたかわいいし、本気でブースとの友情が深まっていると思い込んでいるようです。
ブースは単にザックの相手をするのがめんどくさいからだけじゃなくて、ちゃんと人間関係が上手くいくように考えてのことだったんですね。
そして、ブレナンもブースへの信頼がさらに増して、両親の失踪のファイルを手渡したのは大きな変化でした。
ゲスト
ジェシー・ケイン – マイケル・E・ロジャース
レイ・スパークス – マイケル・ボーウェン
イアン・ダイソン – シャショウニー・ホール
カレン・アンダーソン – クリスティーナ・チェンバース
エディ – マーク・ラドゥーチー
マックス・ケイン – ブルース・ホルマン
DATA
原題:The Man on the Fairway
放送日:2006/3/8
監督:トニー・ワームビー
脚本:スティーブ・ブラックマン
第15話 パートナーの危機
ジェファソニアンに2つの事件が持ち込まれる。1つはマフィアのボスが殺された事件。もう1つはブースが追っている未解決事件で、連続殺人犯ホリングスと同じ手口で殺された事件。
あらすじ
ブレナンはネットで出会った男性デビッドと食事に行く約束をし、所長から呼ばれて骨の鑑定をすることに。海の底から見つかり足はセメントで固められていて、マフィアのボスクジーニではないかと見られている。
ブースがクジーニの捜査を担当していた捜査官ジェイミーを連れて現れ、ジェイミーはクジーニと対立していたマフィアロマノ・ファミリーに潜入していて、ロマノが殺した可能性が高いとの見解だった。
別の殺人事件が起こり女性被害者が拘束されて犬に肉を食べられて殺されているのが発見され、ブースとブレナンは現場へ。死体の9割は犬に食べられていて目は刃物のようなものでえぐり取られている。過去にも似たような手口の事件が起きていて、容疑者のホリングスは充分な証拠がなく起訴されなかった。
仕事を終えたブレナンはデビッドとの食事に出かけるが、何者かに車で銃撃されてしまう。危険な目にあったのにブレナンはラボに戻ってきて仕事をしようとし、今抱えているどちらかのケースが関係していて、自分の身を守るためには証拠を探して犯人を逮捕するしかないと主張する。
ブレナンのデート相手デビッドが怪しいとブースが言い話を聞くために呼ぶが、渋滞にはまって約束の場所へ行くのが遅くなり、証人は何人もいると言っている。アンジェラは女性被害者が大学生のペニー・ハミルトンだと身元を突き止め、ブレナンは骨に残された銃の線条痕から銃を特定しようとしていた。
感想
ブレナンがはネットで男性と交流を深めるなんてい意外でした。
しかも、相手と直接会おうとするなんて、なかなか勇気があります。
でも、銃撃されたりで初対面がFBIの取調室で、お互いに素敵ねーなんて緊張感のない尋問になっていました。
隣で面白くない顔をしてご機嫌ななめだったブースがかわいかったです。
今回はブレナンが銃で狙われるし、自宅の冷蔵庫が爆発してブースが怪我をしたりと、ハラハラする展開でした。
ブースがブレナンに張り付いて、彼女の家でフォリナーの曲で大盛り上がりでした。
お酒は入っていないのに酔っ払っているかのようなテンションで、2人ともストレス解消できたんじゃないでしょうか。
ブースは普段からノリがいいですが、ブレナンまで踊りまくって弾けていたのが印象的でしたね。
その直後の爆発でしたから、怒涛の展開でびっくりしました。
ブースが怪我をしてしまいましたが、大事にいたらなくてよかったです。
ジャックが様子を見に来てヒントを与えたことから犯人特定につながったし、ジャックは初防弾チョッキを着て踏み込んでいましたが、恐怖を表に出していなくて冷静だったのが意外です。
ゲスト
ジェイミー・ケントン – アダム・ボールドウィン
ケヴィン・ホリングス – グレッグ・エリス
デビッド・シモンズ – コビー・ライアン・マクラフリン
ルイス・スレーター – ロン・マラスコ
サンダース捜査官 – アダム・リーバーマン
DATA
原題:Two Bodies in the Lab
放送日:2006/3/15
監督:アラン・クローカー
脚本:スティーヴン・ネイサン
第16話 地下の住民たち
地下通路の奥深くで死体が発見され、ブレナン、ブース、ザックの3人はロープで18m下まで降りて調査をすることに。
あらすじ
死体はねずみが食い散らかして骨が粉々になっていて、ブレナンはねずみを追い払うためにブースの銃で数発撃ち骨を調べていると、地下通路の奥に人影を見かけて追いかけていく。
ラボに持ち帰り分析を進め身元はドキュメンタリー映画を作っていたマーニー・ハンターだと判明し、死後10日経っていた。通気シャフトから突き落とされた跡が見られるが頭蓋骨の傷から死ぬ前に頭を殴られていた。
婚約者の話ではトンネルに住む住民達のドキュメンタリー映画を作っていて、カメラマンも照明も全て自分でやっていたとのこと。マーニーが撮った映像を見ていたブレナンは地下通路で見た男性を見つけ、地下に住む人達の世話をしているソーシャルワーカーヘレンにその男性ハロルドを紹介してもらうことに。
ブレナンが話を聞いているとブースは彼の持ち物から血の付いたジャケットとカメラを発見し、ハロルドを逮捕してしまう。ハロルドは自分は殺していない、彼女にあげたプレゼントが殺される原因になり、危険だと警告したと言っている。
ザックは頭蓋骨の傷を分析し、先のとがったもので一撃で殺されたと断定する。ハロルドが渡したプレゼントはとても古く貴重なもので、所長はアンジェラに見えない部分をホログラフィックで補完してくれと頼み、18世紀の政府の紋章だと鑑定する。
感想
地下通路の中に隠されたお宝だなんて、とてもドキドキする展開です。
特に考古学者の所長は自ら現場に行って宝探しをしたかったのではないでしょうか。
ジャックが紋章の鑑定をちゃっかり所長に押し付けて、これで報告書を書かなくてすむとにんまりしていたのが策士だなって思いました。
ブレナンは今回は2回も銃を持たせてもらって、きっと満足したことでしょう。
冒頭のねずみを撃った時は音で脅かして死体からどかせようとしただけじゃなく、ねずみを殺して共食いさせるために撃ったとはビックリです。
証拠を守りたいという法人類学者ならではの視点ですね。
最後の地下通路に踏み込む時にも銃をブースにおねだりして、貸してもらえたけど出番なしでした。
代わりにケリを入れて暴れられたから、ストレスは解消されたでしょう。
そういえば、ブースと所長が「カイルが地下室でデュークを燭台で殴った」と言って、大笑いしていたジョークが全然わかりませんでした。
どうやら、ボードゲーム「クルー」のネタのようです。
ゲスト
ハロルド・オーバーメイヤー – グレン・プラマー
ヘレン・ブロンソン – メアリー・マーラ
フィル・ガーフィールド – デヴィッド・デンマン
カイル・モントローズ – ブライアン・グロス
デューク・ディアレル – ライアン・アロシオ
マイケル・プレストン – キース・ピロウ
マーニー・ハンター – フェイ・ウルフ
DATA
原題:The Woman in the Tunnel
放送日:2006/3/22
監督:ジョー・ナポリターノ
脚本:グレッグ・ボール、スティーブ・ブラックマン
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