第1話 未来への一歩
あらすじ・感想
ブレナンが逃亡してから3ヶ月経ち、ブレナンはクリスティンとマックスと共にあちこちを点々としている。
アンジェラは三角形のコードや映像が細工された証拠を見つけようと必死だが、未だに解決の糸口は見えない。
クラークがブレナンのオフィスを使っていて、ブレナンとは違ったやり方で仕事を進めている。みんなに報告書を出してもらいバインダーにまとめて情報共有しているのだが、アンジェラ達は面倒でつい報告書を忘れてしまう。
ペラントはブルックサイドセンターでパソコンのインストラクターのような仕事をしている。職場にブースが現れ、ペラントはフリンに連絡して訴えると伝える。
声が加工された匿名の連絡で、白骨死体が見つかる。現場を傷つけないように、また、調査が早く勧められるように掘られていて、プロの仕業だと見られる。近くに残されていた花からブレナンだと見られ、アンジェラは希望の象徴だと告げる。
死体の身元が判明し、10年前に行方不明になった高校のカウンセラーで、その高校にはペナントが通っていた。カミールは情報をブースにメールで送るよう指示する。
テレビニュースで事件のことが流れ、ペナントはジェファソニアン達が捜査している様子を見て何か気づく。
ブースは周りにはカジノへ行くと伝えあるモーテルへ行き、ブレナンやクリスティン、マックスと再会する。逃亡中にブレナン達はペラントの過去を調べ、白骨死体を見つけたとのこと。
アンジェラはキャロリンの疑惑を晴らし、もうすぐ仕事に戻れると伝える。
スイーツはカウンセラーが作ったとされるペラントの大学への推薦状を分析し、言語パターンなどからペラント自身がハッキングして作った物だと突き止める。推薦状が送られた数日後にカウンセラーは失踪し、ペラントが殺したと思われる。
アンジェラは何も聞かないで花をある場所に置いて来てほしいと、ホッジンズに頼み事をする。ホッジンズは言われた通り花を持って墓に行くと、ペラントが待ち構えていた。
ブレナン、お帰りなさい！
金髪になっていたからちょっとビックリしたけど、なかなかお似合いでした。
やっぱりラボにブレナンがいないとしっくり来ないし、ブースも妻や娘に会えなくてさぞや寂しかったでしょうね。
やり手のアンジェラが3ヶ月も解決の糸口を見つけられなかったのは意外だったけど、1つヒントを見つけたらあっという間に全てを導き出し、ブレナンの容疑を晴らしてくれました。
モーテルでのブースとブレナンの再会シーンは感動的だったし、やっと幸せな家族が揃ったなという感じですね。
ホッジンズが明らかにブレナンをラボに連れて来るとわかっていて、すんなりクラークや警備を帰らせたカミールもカッコ良かったです。
相変わらずの観察眼で骨の鑑定を進めて凶器を特定したブレナンもさすがだし、クラークも職を失うとわかっているのにブレナンのために全力を尽くしたりと、ジェファソニアンの結束力はハンパなかったです。
ペラントはあっさり釈放されていたけど、きっと今後も色々と仕掛けてくるのでしょうね。
ゲスト
ヘイズ・フリン – リード・ダイアモンド
イーサン・ソーヤー – ダリン・トゥーンダー
クリスティン・ブース – スザンヌ・アラン・ハートマン
DATA
原題：The Future in the Past
放送日：2012/9/17
監督：イアン・トイントン
脚本：ハート・ハンソン、スティーヴン・ネイサン
第2話 仮面夫婦の真実
あらすじ・感想
2人のホームレスがドラム缶の中で燃えている焼死体を発見する。3ヶ月ぶりの生活にブレナンとブースはまだ慣れず、ぎくしゃくしている。そんな中呼び出しがあり2人は現場へ向うが、現場でもブースとブレナンはぶつかり合ってしまう。
焼け残っている体などをカミールが調べ、フィンはレントゲンから多発骨折があるのを見つける。被害者は心臓手術を受けていて、ステントから身元が判明する。
ブースは朝食の件でまだイライラしていて射撃場で銃を撃ちまくり、一緒にいたスイーツが失った3ヶ月は戻らないとアドバイスする。
被害者リチャード・バートレットは離婚専門の弁護士で顧客は富裕層ばかりだったから、妻パメラは夫を恨む人はたくさんいただろうと話す。アンジェラが被害者の首にあった金属を取り除くと下にゴールドがあり、首を万年筆で刺されたことがわかる。
ブレナンとブースは被害者のアシスタント、マーゴットに会いに行き、ブレナンはオフィスの机に血痕をふき取った跡を発見する。アンジェラはブースとのことを心配してブレナンに声をかけるが、前と何も違わないと不安を感じていない様子だ。
スイーツはバートレットが担当していた案件の中からカーマイケル夫妻をピックアップし、ブースとブレナンが話を聞きに行く。夫妻は離婚の危機にあったが、妻が妊娠して今はやり直し仲良くやっているとのこと。
ラボではホッジンズが被害者の胃の内容物を分析し、偽物の肉を使ったラットバーガーを食べていたことがわかる。
バートレットの顧客だった店主は離婚費用よりも高い弁護料に腹を立てていて、週に1回、ラットバーガーを食べさせていたとのこと。バートレットにはバレておらず、おいしいと褒めるメールを受け取っていたらしい。
ホッジンズが爪のカケラを見つけてDNA分析し、アンジェラはシュレッダーから書類を復元して有力な手がかりを見つける。
ブレナンがラボに戻りいつものボーンズらしいストーリー展開だったので、安心して見ることができました。
家族として暮らしていたブースとブレナンとクリスティンだけど、3ヶ月離れただけでかなりギクシャクしていました。
朝食の件もそうだし、お互いに何かかみ合っていない感じです。
序盤こそ2人は大丈夫なの？と心配になったけど、お互いに歩み寄って解決していけそうですね。
ブレナンは逃亡生活で色んな経験をした割には相変わらず世間ずれしていて、突っ込みどころ満載な発言が何度かありました。
ブースが上手くフォローしていて、いつものブースとブレナンという感じですね。
天才的達人アンジェラは溶接の経験まであり、バーナーを操ってあっさり金属を取り出してしまったのはカッコ良かったです。
芸術家でありコンピュータまで天才的に操れるだけでなく、こんな特技まであるとは驚きました。
あの粉々になったシュレッダーのゴミの山から、写真や書類をつなぎ合わせた手腕も最高です。
ゲスト
メラニー・カーマイケル – ソフィーナ・ブラウン
ギャビン・カーマイケル – トム・ギャロップ
マーゴット・サンドバル – アレクサンドラ・ホールデン
チャド・レスター – オマー・J・ドージー
パウロ・ロマーノ – ドリュー・パウエル
パメラ・バートレット – メリッサ・クレア・イーガン
クリスティン・ブース – アリ・ルイーズ・ハートマン、スザンヌ・アラン・ハートマン
DATA
原題：The Partners in the Divorce
放送日：2012/9/24
監督：アリソン・リッディ＝ブラウン
脚本：マイケル・ピーターソン
第3話 もう一人の自分
あらすじ・感想
ホテルの地下駐車場を1人の男性が自分の車へと歩き、車の上に飲み物が置かれているのに気づいて取ると、その瞬間、爆発が起きる。ブースとブレナンが車で移動中に事件の連絡があり、ブレナンだけ現場へ。ブースは検事からオフィスに呼び出される。
被害者の組織があちこちに散らばっていて、天井からホッジンズの頭に落ちて来てしまう。ラボで検視や分析が行われ、ホッジンズはがぶ飲みカップに爆弾が仕込まれていたと特定する。
ブースは経費などの予算に関する書類と司法省へのプレゼンを任され、上手くいけば昇進させると検事から言われてデスクワークに取り組む。代わりにスイーツが新人捜査官のオリビア・スパーリングと組んで、現場捜査に当たる。
ホテルの防犯カメラ映像を手に入れるはずが警備員フランクリンから令状を要求され、オリビアは彼を逮捕する。
アンジェラが被害者の顔を復元して顔認識で身元を特定する。スイーツとオリビアが被害者ロバート・カールソンの家に行って、妻ジーナに夫が死亡したことを伝えると夫は元気に帰宅する。
ブレナンは骨の洗浄後に顔の傷を見つけてアンジェラに伝え、新たにアンジェラが顔を復元して双子だろうという結論に。ロバートは養子だったが双子がいるとは知らず、養子斡旋業者の情報を後で教えるとのこと。
スイーツの心理学的アプローチから、真の被害者はロバートの双子ジェリー・ランジェラだと判明する。スイーツとオリビアでジェリーの妻リサに事件のことを伝えに行く。
アンジェラはホッジンズが見つけた素材などから、爆弾を作った材料を扱っている業者を特定する。責任者のスティーブは材料が盗まれ、警察に届けを出してあるとのこと。
アンジェラの調べでジェリーもロバートも、同じホテルのセミナーに来ていたことがわかる。ロバートは事件があった時刻にホテルにいたのを隠していたが、妻にセミナーのことを知られたくなかったからだと主張する。
新人捜査官のオリビア・スパーリングとスイーツのコンビは、なかなか楽しかったです。
かなりのスピード展開で、スイーツがまずは見下され、得意分野を披露して見直され、何となく気になり始め、最後にはキスで終わりと目まぐるしかったですね。
今後もオリビアは出て来るみたいなので、スイーツとの仲がどうなるのか楽しみです。
実験パートでホッジンズとブレナンが楽しそうに実験していて、サローヤンが繭を潜めるという構図は久々だったような気がします。
ホッジンズはテンション高めでブレナンの笑顔が本当に楽しそうで、実験は毎回やってほしいくらいです。
現場に出たくて仕方ないブースは出世のために我慢してデスクワークをしてたけど、やっぱり最後には現場へ飛び出して行ってしまいました。
やっぱりブースはこうでなくちゃ！
仕事を押し付けられたカムは災難だったけど、しっかり代理はこなしたみたいですね。
ゲスト
ジェリー・ランジェラ – ティム・ランサム
ロバート・カールソン – ティム・ランサム
ジーナ・カールソン – ロリ・アラン
リサ・ランジェラ – ミシェル・アザール
スティーブ・キニーリ – スコット・スビオノ
ドリュー・フランクリン – ダシュアン・ジョンソン
DATA
原題：he Gunk in the Garage
放送日：2012/10/1
監督：ケイト・ウッズ
脚本：ジョナサン・コリアー