BONES -骨は語る- 2×3 ジュリエットの悲劇

BONES-骨は語る-シーズン2第3話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン2第3話「ジュリエットの悲劇」のあらすじと感想です。
ブレナン達はゴミ収集トラックが衝突事故を起こした現場へ呼ばれ、ゴミの山の中から発見された死体の鑑定を行います。

あらすじ

被害者は若い男性で布のようなもので包まれていて、高所から落下した形跡が見られる。死亡時期は約3週間前。

布には男性の顔が染みとなって付着していてそれからアンジェラが顔を復元し、カミールは体にガラス片があるのを発見。ブレナンは殴られた跡があるのに気づく。身元を割り出すため、カミールは家出や里子から当たれとアンジェラに指示してデータベースを探す。

3週間前から行方不明になっている里子のケリー・モリスがヒットし、彼女の恋人ディラン・クレインが被害者だ。

ディランの両親を呼んで話を聞くと、ディランの将来は明るく自殺ではないと主張し、付き合っていたケリーのせいだと言っている。ケリーの里親の話ではディランが姿を消したのと同じ頃からケリーがいなくなり、実の弟のアレックスにブースはケリーを探し出すと約束する。

ケリーの里親はケリーと弟アレックスの面倒を見ていたが、持病の悪化で1人しかあずかれない状態。ケリーに新しい里親を探すと話したところ、家出してしまったらしい。

ディランの爪からは女性の皮膚とマニキュアが発見され肩には錆が付いていたことから、ブースやカミールはケリーが古い鉄パイプで殴り窓から落としたと推理していたが、ブレナンにはどうしても納得できなかった。

ジャックの調べでロシア料理店のゴミが一緒にありディランはバラの花を握っていたことが判明し、ブースとブレナンは料理店近辺で聞き込みを行うことに。

住む所がない子供達に食べ物などを配っているダンカン夫婦と出会いディランとケリーのことを知っていて、彼らがいたらしい倉庫に案内され、ここが現場だと断定する。

ディランの服を着た少年が逃げ出し捕まえたところ彼も里子で、ケヴィン・ダンカンが怪しいと言っている。

雑感

ちょっとはカミールもなじんできたかと思ったら、カミールvsブレナンのバトルがまたもや勃発。

カミールは自分の立場を主張してパイプの検査を優先させようとしますが、現場でのヒントからブレナンはバラの特定を急がせます。
カミール的には過去の経験や犯罪のパターンから、直接の死因ではないにしろ、パイプから何かがわかると見ていたんでしょうね。

自分に従わないブレナンを追い出そうと軽く脅しをかけると、すかさずアンジェラが助けに入りいったんはブレナンに譲った形になりました。

でも、カミールは笑顔でブレナンの後任を探す宣言。
心の中では自分のやり方に合わない部下はいらないと考えていて、笑顔がとても怖かったです。
静かに怒りをあらわにしていましたね。

グイグイ前に出てきて捜査を合理化しようとするカミールに対し、じっくりと証拠を検証して答えを出そうとするブレナンだから、こうしてぶつかったんでしょう。
とりあえず和解できたみたいですが、まだまだバトルはありそうです。

一応実験パートはあったけど、言い出しっぺがアンジェラというのは珍しいです。
みんなでディランが殺された時の状況を再現して、見事に犯人にたどり着きました。
特にブースの直感が鋭かったですね。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
カーターの取り調べで、里子独自の行動を見抜く。
鑑定の順番のことで、カミールとぶつかる。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
カミールとブレナンの意見の相違で、ブレナン側につくと伝える。
植物庭園でいかにも警察っぽい自分ではなく、ジャックに声をかけさせる。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ゴミの山ごとラボに持ち帰り、ゴミの回収ルートを割り出す。
ブースと植物庭園へ調べに行き、ケリーを見つける。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
遺体がくるまれていた布から、被害者の顔を復元する。
ディランが殺された状況を、みんなで再現しようと指示を出す。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ブレナンの分析をサポートし、鉄パイプで殴られたと気づく。
カミールに解剖の立ち合いをさせられ、顔をゆがめる。

■ カミール・サローヤン タマラ・テイラー
アンジェラに家出と里子で、データベースを絞り込むよう指示する。
自分の指示に従わないブレナンを、クビにしようかと考える。

■ ケリー・モリス – リー・パイプス
ディランと付き合っていた里子の女の子。
自分が殺したと自白する。

■ アレックス・モリス – ディラン・マクラフリン
ケリーの実の弟。

■ フラン・ダンカン – パメラ・タイソン
衛生用品やサンドイッチを配っている女性。
ブース達から写真を見せられ、ディランとケリーだと証言する。

■ ケヴィン・ダンカン – ジョン・スクラロフ
フランの夫で一緒に支援活動をしているが、前科があり何者かに殺される。

■ クレイン氏 – ウィリアム・バミラー
ディランの父。
息子は有名大学への進学が決まっていて、ケリーが息子を殺したと思っている。

■ クレイン夫人 – キャスリーン・ギャティ
ディランの母。

■ カーター – スコッティ・リーヴェンワース
ディランのパーカーやサングラスを持っていた少年で里子。

■ ダイアン・チャイルド – タラ・カーシアン
弁護士。

■ スザンヌ – キム・スタウントン
ケリーとアレックスの里親。
病気で2人一緒には育てられないと、別の里親を探している。

■ ディラン・クレイン – マイケル・H・バーネット
被害者。
鉄パイプで殴られ、高所から落とされた。

作品データ

原題:The Boy in the Shrou
放送日:2006/9/13
監督:サンフォード・ブックステイヴァー
脚本:ゲイリー・グラスバーグ

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