BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン2 第20話~第21話 あらすじ・感想

第20話 光る骨

あらすじ・感想

森の中の山小屋で光る遺体が発見され、ブースとブレナンは薬を飲み防護服を着て現場へと向かう。遺体は動物に食べられて損傷が激しく全身の骨が光っていたが、放射線レベルは正常値。

被害者は20代から30代の女性で刃物で複数ヶ所刺されていて、ブレナンにも骨が光っている原因は不明だった。左手に皮膚が残っていてカミールは干からびた皮膚を柔軟剤で戻して指紋を取り、カリスマシェフのカーリー・ビクターだと判明する。

カーリーは予約がなかなか取れないレストランを経営し、先週ブレナンは行ったばかりで知り合いが殺されてショックを受けていた。ブレナンとブースでカーリーの夫ダンに彼女の死を伝えに行き、ダンは金曜にレストランの売り上げを友達のアビーと一緒にATMに預け、そのまま2人でアトランティックシティへ旅行へ行ったと思い込んでいた。

SNSの写真でカーリーがすし屋によく行っていて、ジャックは寿司ネタにいる細菌の発光性のバクテリアが原因で骨が光っていることを突き止める。カーリーが高校時代に付き合っていたアーニーがすし屋をやっていてSNSで再会し、カーリーが日本料理を習いたいと言うので教えていた。料理中にカーリーが包丁で手を切りその時にバクテリアが体内に入り込んだらしい。

カーリーとダンは以前もめていてカーリーには保険がかけられ、ダンとアビーの恋人ベンが受取人になっている。2人を尋問中にブースへアビーの車が見つかったと連絡が入り、ベンも一緒に現場へ確認しに行くとトランクから怪我を負って弱っているアビーが見つかる。


ジャック&アンジェラに急展開が待っていて、ロマンチックに進行しましたね。
冒頭ではジャックがニュージーランドの光る洞窟へアンジェラとハネムーンへ行こうとしていて、夢かなわずで落ち込んでいて、相変わらず、ブースに何かアドバイスをもらおうとしていました。

でも、仕事中でもキスして、カミールに見せ付けないでとまたもや注意されていて、結婚はしないけど仲良しカップル路線で落ち着くんだろうなと思っていました。
なのに、最後の光るエビの「BE MY LOVE」とジャックの「そのままの自由な君でいて」という言葉にアンジェラがグっときたみたいです。
今度はアンジェラの方からジャックにプロポーズ!
しかも、来週結婚しようと、いかにもシーズンファイナルに結婚式でロマンティックに締めくくろう感が出ていました。

ブレナンは知り合いの捜査を担当することになって、ちょっとナーバスになっていたみたいですね。
でも、無事に事件が解決してブースにチーズマカロニを振舞って、手料理で仲良く2人でお食事してカップルみたいでした。
この2人もシーズン終わりってことで何か展開が待ち受けていそうです。

ゲスト

ダン – A.J.バックリー
ベン・マイケルソン – ブライアン・ハリセイ
アビー・シンガー – ヒラリー・タック
アーニー・サマーズ – ラリー・ベイツ
カーリー・ビクター – アンナ・ジーリンスキー

DATA

原題:The Glowing Bones in the Old Stone House
放送日:2007/5/9
監督:キャレブ・デシャネル
脚本:スティーヴン・ネイサン

第21話 愛ゆえの選択

あらすじ・感想

警察は容疑者を追っていると容疑者は凶器を泥の中に捨ててしまい、建物の地下水路を探していたら多くの武器の他にカートに入った死体を発見した。死体はまだ小さく思春期前の女の子で頭蓋骨に銃で撃たれた跡のようなものがあり、穴が小さいので22口径以下で死後数ヶ月は経っているとブレナンは鑑定する。

被害者は「I LOVE YOU」と書かれた石を握り締めていて近くには子供用のバッグが落ちていた。

研究所にブレナンの父マックスが現れブースはその場で逮捕するが、ジュリアン検事は書類はすべて揃っていて彼はアート・マクレガーで、マックス・キーナンだという証拠はどこにもないため拘束できないと釈放することに。マックスはラスが小さな整備工場を始めたことを伝え祖母がつけていた指輪を渡す。

ブースはマックスの指紋を調べるがデータベースには情報が全くなく、副長官が消してしまったらしい。アンジェラは顔を復元するが老婆のような顔で、ブレナンは10歳くらいの子供だと見ていて、ザックは体の特徴からどちらもあり得ると考える。

その考えにピンときたブレナンは被害者は早老症だったと分析し、データベースから22歳のチェルシー・コールだと身元が判明する。母親に会いに行くとチェルシーが描いた星の絵が部屋中に飾られていて、チェルシーは星が大好きでいつでも空ばかりながめていたとのこと。

母親はチェルシーはヘルパーの小児性愛者ジョー・メロンが殺したと怪しんでいて、仕事から帰宅すると彼が娘をお風呂に入れていたのに気付いて訴え調査が開始されたが、いつの間にか中止になったと嘆いていた。容疑者ジョーから話を聞くと、チェルシーが体中にジャムをつけてしまって彼女がお風呂に入っていた間は外にいたと主張していた。

ジャックはザックに結婚式の付添い人を頼むが考えさせてくれと言われ、理由を聞くと大統領命令で軍の法医学者としてイラクへ行くことになったと答える。

被害者の頭蓋骨の穴は銃によるものではなくドリルによるもので、母親はチェルシーが3歳の時に脳の手術を受けた時のものだと話しながら、薬の山を持ち出して来た。ブレナンはHIV用の薬だと気付き、ジャック達の実験からチェルシーの死因は薬物だと判明し、母親の薬から同じ薬物が出て逮捕される。


ブレナンパパ登場でブレナンとの家庭内のゴタゴタ問題、ジャックとアンジェラの結婚問題、そして、事件と盛りだくさんな内容でした。
時間的な都合でちょっと事件に深みがなくて、あっさり解決してしまったのが物足りなくて、もうひとひねりして欲しかったですね。

マックスはとうとうブースに捕まり、罪は免れないようです。
男同士の殴り合いで心通じて、ブレナンを頼むと父親としてブースに託したのでしょう。
ブレナンも母の本当の気持ちを知ることができて、父への複雑な思いも少しは和らぎ、指輪をはめたのはある程度気持ちの整理がついたからでしょう。

結婚式は意外な展開になり、キャロリンが「逃げなさい」と言って式場を飛び出して行ったジャックとアンジェラの姿はとても幸せそうでした。
そういえば、何かの事件絡みでアンジェラが結婚したことがある、みたいな発言をしていたのを思い出しました。

ジャックもアンジェラのことで振り回されっ放しで、がっちりアンジェラのことを守って2人の間にヒビが入らないようにして欲しいです。
毒舌キャロリンが2人の幸せのために駆け落ちをすすめたのは意外性があって、とってもロマンチックでした。

ゲスト

シンシア・コール – ロクサーヌ・ハート
ジョー・メロン – ジョー・ニーヴス
シーラ – クリオ・キング
チャーリー・バーンズ捜査官 – ネイサン・ディーン
スティーブ・ブラウン – ハロック・ビールズ

DATA

原題:Stargazer in a Puddle
放送日:2007/5/16
監督:トニー・ワームビー
脚本:ハート・ハンソン

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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