BONES -骨は語る- 4×18 愛する者との再会

BONES-骨は語る-シーズン4 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4第18話「愛する者との再会」のあらすじと感想です。
動物園のトラの区域で遺体が発見され、事故か殺人かわからない状態。被害者はカミールの元恋人だった。被害者の最後の夜の足取りを追い捜査が進み、容疑者が浮かび上がる。

あらすじ

ロッククリーク野生動物公園でトラが人間の足を食べているのを係員が発見する。死因はトラではなく太ももを深く何かで切られ失血したせいで、体の中から靴ひもが見つかった。

歯型から被害者はアンドリュー・ウェルトン医師だと判明し、カミールは彼と2年間一緒に住んでいたことがありショックを受けていた。ウェルトンには16歳の娘ミシェルがいて、カミールは10年ぶりに彼女に会い父親の死を知らせる。

当時4歳だったミシェルはカミールのことは覚えておらず、父の死に涙を流しながら最後に会ったのは2日前で病院のパーティーに行ったと話す。

ウェルトンの傷から凶器は深くえぐるようなタイプのもので傷口に雲母のようなものが付着していて、薬物検査でアヘンが検出される。

病院では金曜の夜に野生動物公園でパーティーが開かれ、医師や看護師達も出席。ウェルトンはいつもと変わった様子はなく、身を固めるタイプではなかったので誰とでもデートしただろうと答える者もいた。

ブレナンはウェルトンが手の腫瘍があったことを突き止め、アヘンは薬として飲んでいたのだろうと言う。

患者の家族の中から容疑者らしき人物ケイシーを見つけ、彼はウェルトンを訴えたが納得できたのでパーティーで謝ろうとしていて、女性ともめているのを見て話が出来なかったと話す。

雑感

カミールにスポットが当たったエピソードで、彼女にこんな過去があったとは思いませんでした。
独身を謳歌しているし仕事もプライベートも成功し自立していて、家庭や子供などとは縁のない女性だと思っていました。

けど、2年間も同じ人を愛し続けて、彼の娘ミシェルを自分の子同然にかわいがっていたからこそ、恋人と別れた時にミシェルとも会えなくなるのがさみしかったのでしょう。

そんな別れを経験したからこそ、今みたいに子供はいらないという発想になったのかもしれません。
ちゃんとミシェルも調味料入れを大事に持っていてくれて、母親代わりをしていたカミールはちゃんと伝わっていてよかったです。

結局、カミールはミシェルを引き取ることにしたけど、年頃の女の子を育てるというのは大変です。
カミールは覚悟を持って決断したのだろうし、仕事もプライベートもがんばってほしいですね。

カミールの思いを理解して、ブースは今回の事件はカミールと組んで捜査したいとブレナンを説得していました。
愛する人を死に至らしめた犯人を、捜査して見つけ出してあげたいという優しさからでしょう。

ブレナンも一歩引いて今回はラボで大活躍で、カミール、ブレナン、アンジェラの女子会で男性バッシングしていたのが楽しそうでしたね。

スイーツの意外な特技もお披露目です。
催眠療法というものが存在するから、催眠術は精神医学の一部なんでしょうか。
催眠術をかけられた男性が見ていたイメージがすごく楽しそうでした。

色んな動物が周りにいてパーティー会場を横切ったりしていたし、スイーツの隣にはいつもダチョウ(?)が。
ダチョウのつぶらな目がスイーツのクリっとした目とそっくりで、すごくかわいかったです。

アンジェラはスイーツに言われた通りに禁欲を実行していて、色んなものに反応していて大変そうでした。
助手のクラークにホットだと迫ってみたり、ジャックが分析していたトラのフェロモンに反応したりで、ストレスがたまってそう。

クラークの恋人がまたセクシーでしかも女性学の教授で、アンジェラにナイスなアドバイスをしていたし、これでアンジェラも少しは落ち着くんじゃないでしょうか。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ブースのすすめで、ラボでの鑑定に専念する。
アンドリューの手の病気を見つけ、薬を飲んでいた理由に納得する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
カミールに寄り添って、今回は彼女を捜査のパートナーにする。
家族のいないミシェルに、アンドリューの死を伝えるようカミールにアドバイスする。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
トラのフェロモンに反応するアンジェラに、ジムに行くようすすめる。
ガールズトーク中のカミール達に、傷口から見つかった物質について報告する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
禁欲中であらゆるものに反応してしまう。
スイーツが催眠術をかけ、患者が見た女性の姿をスケッチする。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
被害者アンドリューと彼の娘ミシェルと、2年間一緒に暮らしていた。
ブースと一緒に、病院への聞き込みなどの捜査を行う。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ケイシーが一瞬見た記憶を引き出すことに。
ケイシーに催眠術をけ、アンジェラに彼が見た女性をスケッチしてもらう。

■ クラーク・エジソン – ユージン・バード
アンジェラにセクシーだと言われ、セクハラだと注意する。
セクシーな恋人をラボに連れて来て紹介する。

■ ミシェル・ウェルトン – ダナ・デイヴィス
アンドリューの娘で、カミールと2年間一緒に暮らしていた。
最初はカミールを知らないと言うが、彼女が去って行った寂しさからだと伝える。

■ モーラ・ベイリー – レベッカ・ウィソッキー
アンドリューが働いていた病院の管理責任者。
捜査に必要なリストなどを用意する。

■ ダイアナ・アネンバーグ – リンダ・パール
病院に大口の寄付をしている支援者。
息子をこの病院の研修医にしたかったが、アンドリューが断った。

■ ノラ・オールドハウス – キャンディス・コーク
クラークの恋人で、女性学の教授。
禁欲中のアンジェラに様々なアドバイスをする。

■ ブランドン・ケイシー – チャド・ロウ
アンドリューに謝るためにパーティーに参加。
スイーツが催眠術をかけ、パーティーで見た女性の姿を思い出す。

■ リック・アネンバーグ – ジョーイ・アダムス
医大生。
母と関係ない病院で研修したいと、アンドリューに研修の件は断ってくれと頼んでいた。

■ ナンシー・ローダー – ドリュー・マウザー
アンドリューが担当していた部門の看護師。
彼は誰からも好かれていたと証言する。

■ ラングストン – クリストファー・ニーマン
アンドリューが利用していたモーテルのオーナー。
彫りの深い赤毛の女性とよく来ていたと証言する。

■ トリスタ – オードリー・ヴァシレフスキ
野生動物公園の職員で、遺体を発見する。

■ ビル – マーストン・ホブス
野生動物公園の職員で、トリスタと一緒に遺体を見つける。

■ ジェンキンス – パメラ・ダンラップ
アンドリューの家の家政婦。
16歳のミシェル1人の時に、父親の死を告げたことを非難する。

■ ローレン・ドブス – タンジェリア・ラウズ
アンドリューの部門の看護師。

■ グレッチェン・クジュワ – キンバリー・トッパー
アンドリューの部門の看護師。

作品データ

原題:The Doctor in the Den
放送日:2009/4/2
監督:イアン・トイントン
脚本:ジャネット・リン、カリーヌ・ローゼンタール

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