BONES -骨は語る- 4×26 “ザ・ラボ”殺人事件

BONES-骨は語る-シーズン4 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4第26話「“ザ・ラボ”殺人事件」のあらすじと感想です。
ジャックのナレーションで始まる「“ザ・ラボ”殺人事件」。お互いに深く愛し合っている夫婦ブースとブレナンが経営するナイトクラブ「ザ・ラボ」で殺された遺体が見つかり、全員が容疑者に。

あらすじ

ナイトクラブ「ザ・ラボ」を経営するブースとブレナン夫妻の家に刑事カミールと部下でブースの弟ジャレッドがやって来て、クラブで殺人が起こったと告げる。第一発見者はウェイターのザックでバスルームにあった遺体を見つけて大声で悲鳴を上げ、シェフのフィッシャーが駆けつけてきたとのこと。

被害者は銃で撃たれていたが関係者達は誰も被害者の顔を知らず、死亡推定時刻は0時から4時の間。ブレナンは事務所にいたはずだが、銃声を聞いていなかった。クラブの弁護士キャロリンは全員が容疑者で誰かが防犯カメラのスイッチを切っていたと話す。

ホステスのアンジェラはブースがアーティストのCシンクともめていたと話し、受付のデイジーはボーイフレンドのフィッシャーと関係を持っていて、プライバシー保護のために防犯カメラを切ったと話す。

用心棒のウェンデルは何も話そうとはせず、バーテンダーのスイーツは市長のマックス・キーナンがブース夫妻が手数料を払わないとブツブツ言っていたのを聞いている。クラブを買収しようとしていたイラン人のバジリは、ブレナンとしょっちゅう会っていたのを思い出す。ジャレッドはブースにバジリにはアリバイがあり、銃は布に包まれて撃たれたと情報を教える。

DJのビンセントが準備を進めようと機材のケースを開けると、ザックが中から銃を発見して触ってしまう。常連客で推理作家のジャックは被害者の写真を見て、事件当夜にこの店で見かけ、彼は殺し屋だと推理する。

クラブにCシンクがやって来てライブをさせて欲しいと頼むが、ブース達の意見は変わらない。Cシンクの兄がマフィアと関係があるので、ライブさせるわけにはいかないと断ってしまう。ビンセントとザックは銃のことをブースに報告しブースはキャロリンに相談すると、カミールを呼んでヴィンセントとザックは逮捕されてしまう。

雑感

前回のブースの手術からどうつながるんだろうと思っていたら、ブースが昏睡中に見ていた夢だったんですね。

ブース&ブレナンのいちゃいちゃぶりが見たかったので、とても満足できるエピソードでした。
最初はどういうこと?と困惑したけど、だんだんと設定がのみ込めてきました。

クラブはジェファソニアン研究所のセットそのもので、ザックまで登場して懐かしかったです。
ブレナンの助手も色んな役で登場してたし、マックスやジャレッド、アンジェラの元夫ビリンバウまで登場して豪華な出演者達。
オールスター共演で、シーズンファイナルにふさわしい内容でしたね。

BONESの小ネタがあちこちに散りばめられていて、マックスのボスが墓堀人だったり、ブースが墓堀人に金を払わなかったせいでブレナンが殺し屋に狙われたり、スイーツのバンド名がゴルモゴンだったりなど、なかなかこっていました。

そういえば、ビンセントがザックのことを「殺してもいないのに刑務所に入れられる」なんて言っていましたが、ブースはこのことを知らないはずです。
ザックは罪をかぶったんじゃないかと心のどこかで思っていて、それが夢にも現れたのでしょう。

カラオケ好きなんて言っていたスイーツの歌声はとても素敵だったし、デイジーはそんなスイーツに一目惚れして現実世界と同じ展開でした。
バンド名がゴルモゴンだったからロックかメタル系かと思っていたら、さわやかなポップス系バンドでスイーツのイメージとぴったり。
ただ、ナイトクラブの雰囲気と合わなくて、採用ならずで残念でした。

代わりにやって来たのが大物のモトリー・クルーとはこれまた豪華すぎだし、「Dr. Feelgood」のライブをちょこっとだけど見ることができてラッキーでした。

ブースがやっと目覚めたのはよかったですが、どうやら記憶喪失みたいでブレナンのことを覚えていません。
ビックリな展開でシーズン5でブースは記憶を取り戻すのか、気になるところです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ナイトクラブ「ザ・ラボ」を夫ミスター・Bと経営している。
夫との夫婦仲は良く、終盤では妊娠したことを夫に伝える。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
妻ブレンと協力してナイトクラブを経営している。
現実世界では手術後、4日間昏睡状態だった。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
物語のナレーションを担当。
クラブの常連で人気のミステリー作家。自分の推理をバーテンダーに話す。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
クラブのホステス。
被害者に聞かれて、ナプキンに店の見取り図を描く。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
クラブで起きた殺人事件担当の刑事。
犯行時刻に銃声を聞いていないブレナンを疑っている。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
クラブのバーテンダー。
DJが逮捕されたので、代わりに自分のバンドで演奏するチャンスをもらう。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
クラブのウェイターで、死体の第一発見者。
音楽機材の中から銃を見つけ、つい触ってしまう。

■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
クラブの弁護士。
従業員たちに余計なことはしゃべるなと警告する。

■ マックス・キーナン – ライアン・オニール
市会議員で、ブース達に手数料を払えと言っている。
裏で墓堀人とつながっていて、彼(彼女)の命令で動いている。

■ ジャレッド・ブース – ブレンダン・フェア
カミールの部下の刑事で、ブースの弟。
ブレナンに気があり、警察の情報をこっそり兄に流す。

■ クラーク・エジソン – ユージン・バード
Cシンクというパフォーマー。
兄がギャングなのでクラブへの出演を断られた。

■ ビンセント・ナイジェルマリー – ライアン・カートライト
クラブのDJ。
ザックと一緒に銃を発見し、カミールに逮捕される。

■ コリン・フィッシャー – ジョエル・ムーア
クラブのシェフ。
手羽タワーを作るのに飽きてきている。

■ グレイソン・バラーサ – ショーン・ブレイクモア
ギャング。
弟はギャングとは関係ないと、ブースと殴り合いになる。

■ デイジー・ウィック – カーラ・ギャロ
クラブの受付で、防犯カメラのスイッチを切る。
演奏するスイーツがカッコいいと、付き合い始める。

■ ウェンデル・ブレイ – マイケル・グラント・テリー
クラブのドアマン兼用心棒。
寡黙だが、ブース達への忠誠は厚い。

■ アラスト・バジリ – ペジ・ヴァーダト
ザ・ラボを買い取ろうとしているイラン人の不動産業者。
事件が起きてしまい、買い値を下げる。

■ モトリー・クルー
クラブで演奏してもらうためにブース達が呼ぶ。
店でリハーサル後、大勢の客達の前で演奏する。

■ Dayplayer
ゴルモゴンバンド。
スイーツ役ジョン・フランシス・デイリーが実際にキーボードを担当。

作品データ

原題:The End in the Beginning
放送日:2009/5/14
監督:イアン・トイントン
脚本:ハート・ハンソン

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