BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン6 第13話~第16話 あらすじ・感想

第13話 危険なスタント

あらすじ・感想

造船所の屋上で全身カビに覆われた白骨死体が発見される。被害者は20代前半の男性で、屋上の屋根にへこみがあり被害者が落とされたような跡で、発見現場まで遺体が引きずられてきたらしい。

助手のフィッシャーがレントゲン写真を撮り、被疑者は全身に120箇所以上もの骨折の跡が見られ、最近のものから首を折られたのが死因だとわかる。

ジャックがカビを分析するとこの辺では見つからない種類のもので、被害者の体に付着していて増殖したと見ている。さらに、カビの中からトコジラミを見つけ、安モーテルのマットからトコジラミが大量発生した線から、マットがBMXバイクライダーの保護用に使われていたことが判明する。

アクロバティックなBMXライダーの施設へ、ブース、ブレナン、アンジェラが話を聞きに行く。ブースがFBIだと名乗ってもライダー達は自転車を止めようとせず、ブレナンがコース内に入って無理やり止めさせる。

彼はアンジェラが作った似顔絵を見て、ライダーのDロットだと証言し、近くにいたステイシーがDロットのためにランプを作ったと言っている。Dロットはスポンサーに売り込むため、ビルの屋根から屋根に飛び移るスタントをやろうとしていたらしい。


ブースとハンナの関係が急展開すぎて、ちょっと付いていけませんでした。
最初は楽しくブースとスイーツで飲んでいて、お互いに相手にプロポーズしようとしていて、一緒に指輪を買いに行こうなんて盛り上がっていて、ハッピーな展開になるんだと思っていました。

それか、2人ともあれは酒の席での与太話で、翌日冷静になってお互いに恥ずかしくなって、あの話はナシでみんなには内緒にしておこう、なんて話になるんだとてっきり思いましたね。

でも、2人ともマジで一緒に婚約指輪まで買いに行っちゃって、プロポーズする気満々だったんですね。
ただ、若いスイーツは直前でビビってしまって、もうちょっと待つことにしたのは、賢い選択です。

ブースの方は以前からじっくり考えて結論を出したことだから、指輪の値段なんか気にせず、ゴージャスな指輪を選んでいました。
いざプロポーズするとハンナの方から結婚するタイプじゃないとあっさり断られてしまって、2人の関係がジ・エンドです。
プロポーズしようとブースが決心するまでもっとじっくり描いてほしかったし、ハンナの心の葛藤やプロポーズされてからの2人の関係の変化なんかも見たかったですね。

ちょっとほんわかしたのが、ブレナンとアンジェラの車での会話ですね。
妊娠してからアンジェラはブレナンと一緒に過ごす時間が減ってしまって、ハンナや周りの人に嫉妬していたみたいだけど、ブレナンから1番好きなのはあなただけ、みたいなことを言われて涙ぐむシーンには感動してしまいました。

ゲスト

ノエル・リフティン – スクート・マクネイリー
ピート・カズリエル – カイル・デイヴィス
タイ・バン・ハーウェグ – エディ・ハッセル
ステイシー・バレット – エリザベス・ホー
オーランド・モラレス – アンドレ・ジャマル・キニー

DATA

原題:The Daredevil in the Mold
放送日:2011/2/10
監督:ドワイト・リトル
脚本:ディーン・ロパタ

第14話 バレンタインの出来事

あらすじ・感想

家庭用日焼けマシンの中でその家の奥さんが溶けて白骨化しているのを家政婦が見つける。被害者のウェンディは死後32時間から38時間経っていた。

今日はバレンタインデーで、カミールはポールとロマンチックなデートを計画していて、殺人でお流れにならないようにと願っている。残念ながら、クラークが胸に傷を見つけ、心臓を刺された後に日焼けマシンに入れられ、殺人だと断定される。

カミールはバレンタインだから8時間で事件を片付けろと、モニターにタイマーを表示する。ジャックはアンジェラと素敵な夜を過ごしたいと思っていたが、アンジェラは結婚して妊娠中だからもうロマンスは必要ないと言っている。

ジャックは仕事を急かすカミールにそれとなく相談してプレゼントのイヤリングを見せるが、口でそう言っているだけで後々責められる、イヤリングは良くないと言って出て行ってしまう。

被害者はウエディングプランナーで、アシスタントのダレンは今夜結婚式が1つ入っていて大忙しで、ウェンディには2、3日会っていないと言っている。

被害者の指に骨折の跡があり犯人ともみ合った可能性があり、カミールがDNAを検査する。アンジェラは被害者のパソコンから自分に何かあったら夫のせいだという暗号化された画像とメッセージを見つけ出す。

夫グレッグから話を聞くが妻とは別居中で、メッセージにあった夫とは自分ではなく前の夫のことで、ウェンディは接近禁止命令まで取っていたらしい。ウェンディはウォーレン・エリクソンの娘の式を担当して、色々とウェンディに文句を付けては物を投げつけていたと語る。


アメリカではバレンタインはカップルにとってとても大事な日みたいで、珍しくカミールは気合が入っていてみんなを急かせて仕事をさせていました。
どうやら時間には間に合ってよかったです。

いつもジャックは自分でアンジェラにふさわしいプレゼントを選んでロマンチックな気持ちにさせていたのに、今回ばかりは思いつかなかったようですが、カミールのアドバイスでまたもやアンジェラを感動させるようなプレゼントができてよかったです。

ここのところ色々あったブースのためにブレナンは銃を用意して、2人でぶっ放す姿が楽しそうだったしストレス発散できたみたいですね。

ゲスト

ダレン・ハーブローブ – ピーター・ペイジ
グレッグ・ボビッツ – ブレイディ・スミス
レイナ・エリクソン – レスリー=アン・パナリガン
ウォーレン・エリクソン – キップ・ギルマン
ノーラ・オールドハウス – キャンディス・コーク
ルーシー・ロドリゲス – カーラ・ヒメネス

DATA

原題:The Bikini in the Soup
放送日:2011/2/17
監督:イアン・トイントン
脚本:ライラ・オリバー

第15話 善と悪の境界

あらすじ・感想

荒れ果てた倉庫でねずみに食べられている死体が見つかり、遺体の側には大量に紙幣がばら撒かれていて、金目的の犯行ではなさそうだ。ブースは壁にめり込んでいた弾を見つけ出し、手製の銅の弾でブロードスキーの仕業だと見ている。遺体のポケットにあったIDで、身元はウォルター・クレーンという建設業者だと判明する。

子供の名前を思いついたとアンジェラの父ビリーが突然やって来て熱心にアンジェラを説得し、断りきれずにジャックと話すとアンジェラは父に約束する。

ジャックは紙幣が漂白されたもので被害者は偽札作りに関わっていたとブースに告げる。被害者は証人保護プログラムを受けていて、すでに刑務所に入っている麻薬密売人オーティスについて不利な証言をすることになっていた。

証人保護プログラムを受けていた被害者の情報がどこからか漏れていて、内通者に連邦捜査官がいるらしい。キャロリンが持って来た資料に目を通していたブレナンとブース。

ブレナンはブロードスキーとつながりがある人物はいないと言っているが、ブースはポーラ・アッシュウォルドが怪しいと言っている。元軍人でアフガニスタンに従軍していて、資料には残っていないがブロードスキーが助けたチームの一員だった。

ブースはポーラに会って問い詰めると、自分で決着をつけるから時間が欲しいと言われるが、翌日、ポーラは自殺してしまう。

ブースとブレナンはブロードスキーのために借りていた山小屋へ行くとカラスが何羽も飛んでいて、鹿の遺体の一部が残されていた。ショットガンで何かの射撃練習を行っていたらしく、次のターゲットと関係しているようだった。


久々のアンジェラの父ビリー登場で、相変わらずインパクトが強いですね。
アンジェラは父につけられた名前がイヤで改名していますから、孫の名前をつけたいと言われた時には複雑な気分だったでしょう。
でも、父に食い下がられてノーとは言えず、結局、勇気を出してジャックが言ってくれました。

何せ、パパが啓示を受けた名前というのが「スタッカート・マンバ」ですからね。
一応礼儀として聞いてみたものの、そんな奇抜すぎる名前じゃ、ジャックも断るはずです。

もう独身時代のジャックじゃなくて、愛するアンジェラと子供を守るパパになるジャックですから、アンジェラパパに負けじとやんわり断って受け入れてくれたかに見えたんですけどね。
いつものパターンでジャックが気づいたら知らない場所にいて、腕には素敵なアンジェラパパのタトゥーが施されていました。

ゲスト

ラウル・オーティス – ホス・ビラモンテス
ポーラ・アッシュウォルド – マリサ・ラミレス
ベニー・ウィンクラー – アンドリュー・パトリック・ラルストン
ジェイコブ・ブロードスキー – アーノルド・ヴォスルー

DATA

原題:The Killer in the Crosshairs
放送日:2011/3/10
監督:ミラン・チェイロフ
脚本:マイケル・ピーターソン

第16話 吹雪の日の出来事

あらすじ・感想

吹雪に見舞われている中、ブースとブレナン、スイーツはダイナーで朝食を取っていると、ブースが外にスタジアムの椅子が捨てられているのを発見し、2人に家まで持って帰るのを手伝ってくれと頼む。ブレナンは遺体がラボに到着したと呼び出され、ブースを手伝ってから行くことにする。

ラボではウェンデルとジャックが分析を始めていて、年齢は20代後半から30代前半女性で死亡時期は約2週間前、首を絞められ、ジャックは見たことがない虫を発見する。ダニは出血熱の感染源でラボのみんなは大丈夫だが、犯人は感染している可能性が高く、このままでは町中に伝染病をばらまくことになる。

ブース達は大きな椅子を斜めにしてエレベーターに乗せたところで、ブースとブレナンが中にいて、スイーツは上で待つことに。エレベーターが動き出した途端に町中が停電して、2人は中に閉じ込められてしまう。

ラボでも電子機器は一切使えず、ブレナンの電話の指示でウェンデルは科学雑誌にあった方法で、骨のレントゲン写真を撮ることに。

ブースもブレナンもここから出ようと、天井にある脱出ハッチを開けようとするが椅子が邪魔で、ブレナンはブースの上に落ちてブースが腰を痛めてしまう。

被害者の骨は修復されていたが中に何かの破片のようなものが写っていて、ブースが画像を見て即席爆弾だと言っている。骨から欠片を取り出してみると、どこかの国のコインだった。

ジャックは少しでも電気があれば分析できると、ラボの天井にある非常灯から電気を得ようとして失敗し、ウェンデルまで被害をこうむってしまう。

ブレナンはブースがどうして椅子にそこまでこだわるのかと聞くと、子供の頃の父との思い出を話してくれた。


普段はハイテクな機器を使って当たり前のように骨や手がかりを分析していましたが、電気がなくても何とかしようとするアイデアがスゴかったですね。

特にウェンデルのじゃがいも電池は冴えていたけど、あんなにたくさんのじゃがいもがラボにあったのが驚きです。
やっと携帯がオンになったかと思ったら、電力が足りなくてジャックとウェンデルが必死になってじゃがいもにケーブルをつないでる姿が笑えました。

コメディとシリアスがいい塩梅に入り混じっていたし、メインのブースとブレナンが閉じ込められていて、直接事件に関われないという特殊な状況だったのも面白かったです。

ゲスト

タリク・グラズダニ – ベンジャミン・バイロン・デイヴィス

DATA

原題:The Blackout in the Blizzard
放送日:2011/3/17
監督:デヴィッド・ボレアナズ
脚本:カリーヌ・ローゼンタール

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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