BONES -骨は語る- 5×5 心の血を流した少年

BONES-骨は語る-シーズン5 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン5第5話「心の血を流した少年」のあらすじと感想です。
B&Bは、はりつけになったミイラの遺体を捜査する。ミイラはジェファソニアンで展示される予定だった古いエジプトの物。担当していた研究所の博士が遺体で発見される。

あらすじ

高圧電流が流れるフェンスにミイラ化した遺体がはりつけになっていた。ブレナンが調査を行うと遺体のミイラは3000年以上前のエジプトのもので感電死ではなかったが、ミイラには最近のものだと思われる血が付いていた。

ミイラの胸に最近開けられた穴があり何かが入っていたと解り、ジャックは包まれていた布や微粒子を調べることに。ブースは環境団体がミイラをゴミ箱で見つけて抗議のために発電所のフェンスにはりつけにしたと突き止め、ミイラがどこのものか博物館に問い合わせしていた。

ブレナンはデイジーとミイラを分析し骨の特徴からある病気にかかっていて、首をはねられた形跡があり、頭蓋骨の状態から第18王朝のものだと気付く。興奮気味にブレナンとデイジーは分析を続け、ミイラの正体はファラオの2番目の王子アノックだと突き止める。

ミイラはジェファソニアン研究所のエジプト展示会のためにエジプト政府から借り受けていたもので、ブースとブレナンは担当の研究室を訪ねる。キャズウェル博士の助手が博士の部屋まで案内してくれるが内側から鍵がかかっていて、ブースが蹴破って中に入る。

ミイラの棺から血が滴っているのをブレナンが見つけ、中にはキャズウェル博士の遺体が入っていた。ミイラに付いていた血液とキャズウェル博士の血液が一致。博士は左目を刺されて死亡していて、博士が刺された凶器とアノックの胸を開いた凶器は同じものだと特定される。

雑感

今回はミイラの盗難事件と本物の殺人、ブレナンと上司のデート、デイジー復活となかなかてんこ盛りで楽しかったです。
スイーツの個人的な頼みではブレナンも断ることができず、デイジーにチャンスを与えてあげて、意外と2人の息がぴったりで嬉々としてミイラを分析している姿が本当に楽しそうでした。

そんなデイジーが心配で心配でたまらなかったから、スイーツは子守みたいにデイジーにぴったりくっ付いていたんでしょう。
けんかになりそうだったけどスイーツがちゃんと正直に話して丸く収まってよかったです。

ブレナンは本来の古代の遺体の鑑定ができてエキサイトしていましたし、本物の殺人事件よりもこっちの方が大事みたいでした。
最初はデイジーの復帰に難色を示していましたが、彼女の能力のおかげで鑑定もスムーズに進んだし、いいコンビになりそうです。

歴史を変えるほどの発見をしたブレナンは本当に優秀だし、それをサポートしたスクインツ達も素晴らしかったですね。
ブースは相棒としてブレナンと事件を解決したかったのに、ブレナンがミイラに夢中でちょっとさみしそうでした。

ハッカー次官はスマートな大人の男性で、ブレナンとの相性も良さそうでした。
会話も弾んでいたけど最終的にはブレナンはブースのことを考えて、デートを断ったのでしょう。

ブースはハッカーにデートのアドバイスをしつつもやはり嫉妬していたし、表には出さなかったけどデートしたことは気に食わなかったのかも。

何より、デートの席でブレナンが自分のことを持ち出したのがショックだったし、2人の間のことは2人だけのものだと言っていました。
2人の時間は特別なもので、いかに大切にしているかがわかりましたね。

最後のドレス姿のブレナンとタキシード姿のブースは本当に素敵でお似合いです。
会話しながら見つめ合っていたけどあの距離はどう見ても恋人同士だったし、いいムードでキスしそうな雰囲気でしたね。
邪魔が入ったのは残念でしたが、ブースはブレナンに恋しているのがわかります。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
発見されたミイラが感電死ではなく、3000年前のものだと現場で気づく。
ミイラの分析を進め、歴史をくつがえすような発見をする。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
キャズウェル博士の部屋へ行き、棺を開けて遺体を発見する。
次官がブレナンとデートしたいと言い出し、ちょっと嫉妬する。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
布を分析し、ミイラがファラオの王子だと報告する。
微粒子などから、凶器は古代の物だと特定する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ミイラがフェンスにはりつけにされたいきさつを調べる。
染料を分析し、コンピュータで遺体に移ったヒエログリフを再現する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
被害者キャズウェル博士の検視を行う。
強引にミイラを母国に持ち帰ろうとするジャバリを止める。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
デイジーを実習生としてもう一度採用してほしいと頼む。
デイジーのことが心配でラボに来ているが、彼女と口論になる。

■ デイジー・ウィック – カーラ・ギャロ
スイーツから教わった呼吸法などを駆使し、助手の務めを果たす。
古代ミイラの分析で興奮し、ブレナンと一緒に喜び合う。

■ アンドリュー・ハッカー – ディードリック・ベーダー
FBIの次官でブースの上司。
ブレナンをデートに誘うが、途中で彼女が呼び出されてしまう。

■ スティーブン・ターンブル – アンディ・アンバーガー
キャズウェル博士とエジプト政府との仲介を務める。
ウィートン博士とキャズウェル博士がもめていたと証言する。

■ アジタ・ジャバリ – モズハン・マーノ
エジプト国立博物館の担当者で、ミイラをすぐに返せと言ってくる。
CTを撮る許可を、キャズウェル博士の助手に与えた。

■ リーランド・フランケル – ケイシー・マハフィ
キャズウェル博士の部屋にB&Bを案内する。
博士の助手だと偽って、ジャバリにCT許可のメールを送っていた。

■ アレクサンダー・ウィートン – イーライ・グッドマン
助成金の件でキャズウェル博士ともめていた。
武器が1つ見当たらず院生に探させているが、殺人の凶器らしい。

作品データ

原題:A Night at the Bones Museum
放送日:2009/10/15
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:カーラ・ケトナー、ジョシュ・バーマン

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