BONES -骨は語る- 5×8 愛の形見

BONES-骨は語る-シーズン5 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン5第8話「愛の形見」のあらすじと感想です。
不動産業者がベッドで遺体を発見する。事故の可能性もあったが、チームの分析が進み殺人だとわかる。施設に入っていた祖父ハンクが問題を起こし、ブースはハンクを家で預かることに。

あらすじ

ダイナーでブース、ブレナン、スイーツの3人はブースの祖父ハンクを待っていた。退職者用の施設でハンクは看護師らと上手くいかず、しばらくブースが預かって一緒に住むことになっている。

再会を喜び合っているブースの元へ呼び出しの電話が入り、ブースとブレナンは現場へ向かい、スイーツがハンクをアパートまで送って行くことに。

家の販売業者が売り家のベッドでほぼ灰になった死体を見つけ、ブレナンは灰がくずれそうになっている手をヘアスプレーで固めて、被害者は女性だと鑑定する。ベッドサイドにキャンドルとチョコレートケーキがありキャンドルから燃え移ったのではなく、ブースは自然発火ではないかと言い出す。

ジャックの分析ではブースの言うことは、あながち間違いではないとのこと。寝たばこをしていて火が燃え移り被害者の脂肪がロウソクのロウの役割をして、パジャマが芯となり灰になったという仮説を立てる。

被害者の女性の足はハイヒールで変形していて体重がかなり重かったと見られる。アンジェラが被害者の手を分析して防御創のようなものがあるのを見つけ、ジャックが分析したオレンジ色のねばねばはベストだろうと予測する。アンジェラがベストの色を分析し、プライスコ社のものだと特定する。

ハンクが迷子になったと警察から連絡があり、ブースはハンクを迎えに行く。ハンクを連れてプライスコ社へ向かいブレナンとは現地で合流する。ハンクを待たせておいて担当者から話を聞き、被害者は無断欠勤しているメグだと判明する。

雑感

いつもながら、死体発見の状況がユニークですね。
ブースが一歩歩いただけで手の灰の一部がパラっと崩れ、ハラハラする場面でした。

ヘアスプレーで灰を固めることができるとは驚きだし、ブレナンの知識の豊富さはスゴいですね。
でも、いくらスプレーで固めたとはいえベッドをラボに運ぶ時にはかなりの振動があったはずだから、どうやって崩さずに持って来たのか気になります。

焼け残った足と残っていた手の灰くらいしか最初は手がかりがなかったのに、分析を進めてブースとブレナンが捜査を行い犯人までたどり着きましたね。
いつも以上に困難な状況だったはずなのに、スクインツ達の優秀さを改めて感じさせるエピソードでした。

ブースの祖父が初登場で、この祖父にしてこの孫ありというのが何となくわかりました。
年老いてはいるけど愛嬌があって人好きのするタイプだし、正義を貫いて困っている人を助けようとする姿はブースそっくりです。

ブースはブレナンのことはハンクに話してあったみたいで、孫の仕事上のパートナーだけど一番恋人に近しい女性と認識していたのかも。

ブース達が被害者が働いていた店に行った時、つい困っている人を助けたくなってベスト着てちゃかり働いていました。
太っている人専用のバーでは女性達に大人気で、ノリノリダンスが本当に楽しそうでした。
スイーツの子供ネタは鉄板で、ハンクにまでパーカーの友達じゃないかなんてからかわれて、ブースと同じようないじり方をしています。

でも、やはり年には勝てなくて薬をいつ飲んだか忘れたり、迷子になったりして、最後にはボヤ騒ぎまで起こしてしまいます。
ブースも仕事があるからハンクにべったり付き添うわけにもいかず、真剣に頭を悩ませていたのは愛があるからこそでしょうね。

最終的にはハンクがブースのことを思って自分から施設に戻ると言い出して、そんなハンクの気持ちがブースも痛いほどわかったはずです。
そして、ハンクはブースのことをブレナンにしっかり頼んで去って行ったのがじーんときました。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
現場で不動産業者の女性からヘアスプレーを借り、手の灰を固める。
薬を飲み忘れるハンクにピルケースをプレゼントする。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
施設を追い出された祖父ハンクを引き取り、一緒に暮らし始める。
クラブではしゃぐハンクを見て、しばらく楽しませてあげる。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ロウソク化現象で遺体が燃えたと分析する。
マットレスの中にあったスリム・リングを見つけ出す。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
もろい遺体の手をコンピュータに取り込み、ブレナンをサポートする。
手にあった防御創を再現すると、人の鼻の形になる。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
アルコールやドラッグは、検出されなかったと情報共有する。
クラークの祖父の話を聞いて、孫を誇りに思っていたと励ます。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ハンクから子供扱いされるが、忙しいブースに代わってサポートする。
痩せた被害者メグは、食べ物に執着していたと分析する。

■ クラーク・エジソン – ユージン・バード
被害者は女性でいつもハイヒールを履いていたと、足の骨を分析。
ハンクの話を聞き、自分の祖父の話をみんなにする。

■ ハンク・ブース – ラルフ・ウェイト
ブースの祖父。
看護師を殴り施設から追い出され、ブースと一緒に住み始める。

■ ケイティ・セルニック – サラ・ラファティ
不動産業者。
客を売り家に案内中、寝室のベッドで遺体を発見する。

■ ハワード・ファイルマン – デヴィッド・ボウ
家のオーナー。
早く家を売りたいと、ケイティと一緒にブースに頼みに来る。

■ ステファニー・サイモン – エイドリアン・スミス
被害者メグのルームメイトでふくよかな体型。
メグとどちらが多く痩せられるか、競争していた。

■ モーリーン・マック – カーラ・レナータ
メグが働いていた会社の責任者で、彼女が無断欠勤していると告げる。
メグのスリムな写真をブース達に渡す。

■ デビッド・ポウ – カーター・マッキンタイア
警察官。
公園で迷ったハンクを見つけ、ブースに連絡する。

作品データ

原題:The Foot in the Foreclosure
放送日:2009/11/19
監督:ジェフ・ウールノー
脚本:パット・チャールズ

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