第9話 青い死体
あらすじ・感想
ゴミ集積場で青く染まった鳥がポトポト落ちて死亡し、その中に人間の頭蓋骨の一部もあった。遺体が発見され、被害者は30歳前後で死後20日くらい経過し、髪の毛が残っていなかった。
肉はほとんど残っていなかったが、カミールはアラストに舌を採取するように指示し、薬物検査を行おうとしている。アンジェラの復元で被害者の身元が判明し、カリスマ美容師として名高いサンティアゴ・バルモントだった。バルモントは3人の顧客から失踪届けが出されていた。
アラストは動物の噛み跡を除外して、アンジェラトロンで死因となる傷を見つけようとしている。ブースとスイーツは3人の女性顧客からバルモントについて尋問中で、3人とも彼と特別な関係を結んでいたが、他にもう1人嫉妬深い女性顧客がいたと言っている。
ブースとブレナンはバルモントが働いていた美容室へ行き、シャンプー係のテオから話を聞くことに。テオは店が終わってからのバルモントのスケジュールについては把握しておらず、バルモントの椅子を狙っていた美容師ケビンがバルモントのキャビネットをこじ開けてファイルを渡す。
スケジュール帳の中には1000ドルのチップと、ルビーという名の女性からの熱いメッセージが残されていた。ルビーはバルモントを心から愛していて、助けるためにチップを渡していたと証言する。アンジェラトロンで分析中、頭蓋骨に動物以外の傷があり、頭皮がはがされた形跡が見られた。
久々に登場したアラストくんでしたが、論文が学会誌に載る予定で、かなりのハイテンションでした。
ジャックもビックリな変貌ぶりに驚きましたが、残念なことに論文の掲載が見送られてガッカリでしたね。
そんなアラストくんを元気付けるブレナンが素敵でした。
実力を磨けとハッパをかけて、論文が学会誌に載るよりも有意義なことをやっていると励まし、骨と対話する大事さを教えていました。
セレーナ・ゴメスをゴメス博士と勘違いしていて、最後まで彼女を有名な法人類学者だと思い込んでいる点も笑えました。
エステでリラックス中だったのにピンとひらいめいて、あの格好のまんま現場に行ってしまうなんて行動力ありすぎですが、子供を生んでもそんなところは変わっていないんですね。
ゲスト
テオ・アレックス・ノーマン – ジェイ・ロドリゲス
タビサ・ミラー – ジェイミー・エル・マン
ケビン・シルバー – ニール・ホプキンス
プーラブ・サンガニ – ラヴィ・パテル
ルビー・シュネップ – ジェニファー・オデル
テス・レビンソン – ミーガン・スティーヴンソン
カリーン・ローゼンタール – イーナ・バロン
アンディ・マイケルズ – クリスティ・クレイノス
キャンダス・シャピーロ – エミリー・ネルソン
ジュリー・ウォン – クラウディア・チョイ
ビル・サマーズ – ラファエル・J・ノーブル
コニー・サマーズ – ジョイス・ガイ
DATA
原題:The Don’t in the Do
放送日:2012/4/16
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:ジャネット・リン
第10話 いじめの結末
あらすじ・感想
森の中でキャンパー2人が頭部のない遺体を発見する。現場でブレナンとジャックは頭部がどこへ行ってしまったかを、物理など様々なものを考慮して割り出そうとしている。そんなことにおかまいなしのブースは森の斜面から足をすべらせ、落ちた水溜りの中に頭部が転がっていた。
ブレナンとクラークは骨から凶器のかけらを見つけ、18cm程度の刃物で刺されたのが死因だと特定する。アンジェラは被害者の身元をまだ特定できていなかったが、クラークが被害者は上げ底の靴をはいていたらしく、身長を変更するとすぐにヒットする。
被害者のトニー・コールは妻から失踪届けが出されていた。妻の話ではトニーはとても小柄で、商売敵のカールからはいじめられて顧客を奪われそうになっていたらしい。
ブースとブレナンはトニーのライバル、カールに会うと、今は不景気だから顧客の奪い合いにはなっていたが、殺したりしないと言っている。カールの仕事は工具の販売で、トラックの中には凶器になりそうな工具がずらりと並んでいた。
スイーツの分析と調査で、トニーは殺される前の日に、息子が通っている空手教室の師範に食ってかかったとのこと。どうやらトニーの息子が師範の息子とけんかになったが負けてしまって、怒ったトニーが怒鳴り込んでもめたが、トニーの息子が警察に連絡していた。
ジャックが新しいラボの機材をほしがるのもわかりますが、カミールの言うようにやはり予算というものがありますから、そうポンポンとほしいものを次々買うわけにもいきませんよね。
ジャックもムキになって機械を多用していましたが、まさかパーティーのお酒や料理まで作ってしまうとは驚きです。
久しぶりにパーカー登場で、ブレナンやクリスティンとパーカーとの関係がぎくしゃくしていましたね。
ブースにもウソを付いてどこかに出かけるなんて、パパ思いで優しかったパーカーからは想像できません。
ブレナンは壊された写真立てやブースのリモコンカーを見て、大きな勘違いをしていました。
真相はとてもハートフルで家族思いのパーカーらしくて、じーんといてしまいました。
ゲスト
ニコール・コール – エイミー・スチュワート
カール・シングラー – エヴァン・ヘルムス
ハンター・シャーマン – ロバート・ラスラー
ティム・トゥロール – ロベルト・“サンス”・サンチェス
ダニー・コール – L・J・ベネット
ベン – ジェレミー・グレイザー
ダグ – ウォーカー・ハワード
ブレイク・シャーマン – ペイトン・ルーニー
トニー・コール – ネイサン・シーブリング
DATA
原題:The Warrior in the Wuss
放送日:2012/4/23
監督:チャド・ロウ
脚本:ディーン・ロパタ、マイケル・ピーターソン
第11話 一族の争い
あらすじ・感想
飼っている豚をお供にウエスト・バージニアの森でトリュフ探しをしていた男性が、木を背に立った状態の腐乱死体を発見し、おまけに目が赤く光っていた。ジャックの調べでは、目が赤く光ったのはウジ虫のメスの影響だとのこと。
デイジーが遺体の靴を脱がすと、足の指が6本ある。ブレナンは被害者は80代だと言うが、カミールは筋肉の状態から40代だと言い、意見が分かれてしまう。特殊な足の状態から、被害者はタグ・バブコック65歳だと判明し、死因は銃で撃たれたらしいと見る。カミールはデイジーに粉々になった骨盤を修復するよう命じる。
ブースはバブコック家に話を聞きに行くと、どうやら長年一族同士で争っているモブリー家の仕業だと言っている。100年以上もお互いに反目し合っていて、最近、裁判でモブリー家にバブコック家が勝ったとのこと。
アンジェラとジャックで現場の森を捜索し、ジャックは天然のトリュフを見つけ、アンジェラが木にめり込んだ銃弾を見つける。金属探知機が地面で反応しまくり、この辺一帯は銅の鉱脈があるらしい。
ブレナンとブースがモブリー家に行くと、いきなり家主のノーバートからライフルで撃たれそうになる。裁判で負けて家の半分をバブコック家に持って行かれ、夜中に何者かが侵入し庭を掘り返して行ったとのこと。調べによると、銅の鉱脈を狙っている会社があった。
マックスにジュリアン検事にと、サブレギュラー陣が出演すると、ストーリーがさらに盛り上がりますね。
冒頭のブレナンとブースのいちゃいちゃぶりから始まって、家族思いのマックスや、相変わらず威勢のいいジュリアン検事の毒舌ぶりにと、とても楽しませてもらいました。
ブレナンはとっくにマックスのことは許しているのでしょうが、やはり、昔捨てられたことがトラウマとなっていて、不安を感じさせるのでしょうね。
最後にはお互いに和解してブレナンもおじいちゃんのマックスにクリスティンを託していたし、いい家族関係が築けそうです。
デイジーが出てくるとランスとの恋愛も描かれるので、さらに面白くなります。
今回は薄味だったけど、長年の一族同士の抗争をデイジーが止めることができたし、優しく見守っていたランスも素敵でした。
ゲスト
ノーバート・モブリー – ウィリアム・サンダーソン
チャーリー・バブコック – レベッカ・ティルニー
ジュニア・バブコック – ジョー・アドラー
エフライム・バブコック – エズラ・バジントン
スーモブ・バブコック – マッケンジー・マウジー
デニス・ティモンズ – ティコ・ウェルズ
DATA
原題:The Family in the Feud
放送日:2012/4/30
監督:ドワイト・リトル
脚本:パット・チャールズ、ジャネット・リン
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