第10話 シチューにされた男
あらすじ・感想
高校のカフェテリアでいじめっ子がある男の子のランチを取り上げシチューを食べていると、歯が入っていて皿には目玉が浮いていた。
ブースやジェファソニアンのメンバーが調べに行くと、シチューの缶全部に加工された人間の骨や肉などが入っている。
シチューの食品製造会社は同じロットの缶を全て回収し、品質管理の担当者が言うには大手に卸す際の検査にパスできず、準大手の学校行きになったとのこと。
また、このロットだけスパイスの量が多く入っていて、犯人が臭いなどを消すために人為的に行ったと見られる。被害者は服を脱がされていて、殺されてからミートプロセッサーにかけられている。
オリバーは被害者が脳外科の手術を受けていることを発見し、そこから身元がわかる。被害者は食品科学者のハワード・コンプトンで、ビジネスパートナーのアガサから行方不明の捜索願が出されている。
アンジェラはブレナンに独身さよならパーティーがまだだったから、女性達だけでカウボーイバーへ行って騒ごうと提案する。ラボの仕事はジャックとオリバーに任せ、ブレナン、アンジェラ、カミール、デイジー、キャロリンで出かけることに。
ハワードは人気のお菓子を開発していて、ジャックとオリバーは他の商品を調べてみることに。ハワードは仕事の依頼者から、脅迫めいたメールを受け取っていた。送り主のレイモンドは納期が遅れていたから、ちょっと脅しただけだとのこと。
カウボーイバーでブレナン達はお酒を飲んだりダンスしたりと、盛り上がっている。ブレナンはバイカーと親しげにダンスしていると彼の恋人が怒ってブレナンを殴り、バーの客を巻き込んで大混乱に。
ハワードをストーキングしていたエヴリンに容疑がかかるがハワードと話して和解し、何かを告発しようとしていたらしい。
今回はデイジーとオリバー2人の助手がいると思ったら、デイジーはパーティー要員だったんですね。
ブレナンもはしゃぎまくっていたし、あのキャロリンが参加するとは驚きました。
最後は女性達のけんかにまで発展して、ブレナンは思い出に残りすぎる独身さよならパーティーになったんじゃないでしょうか。
ラボに残ったジャックとオリバーも、何となく距離が近くなったみたいですね。
ジャックが開発したソースをオリバーが気に入っていることもあったし、2人でベーコン味のジェルを食べてしまったこともあってか、雰囲気が良かったです。
オリバーとデイジーの相性が最悪っぽくて、お互いに嫌い合っていましたね。
2人共がライバル視していて、手柄の奪い合いばかりしていました。
最後にはオリバーがデイジーをかばって、ちょっといい所を見せて株が少し上がったみたいで良かったです。
ブースとアンジェラの不仲はまだ引きずっていたみたいだけど、今回のパーティーを機に仲直りしたし、仲間同士の絆は不滅ですね。
ゲスト
アガサ・ブルーム – ジェン・ドロハン
スーザン・ランダーバッハ – アリソン・リード
サム・ギルフォード – ジョン・ポージー
レイモンド・マッカンツ – リズワン・マンジ
エヴリン・チーバーズ – ジョディ・ハリス
ブランドン・ヘラー – ケニー・リドワン
トレバー・フォーリー – コナー・ブラウン
DATA
原題:The Mystery in the Meat
放送日:2013/11/22
監督:ティム・ソーサム
脚本:マイケル・ピーターソン
第11話 数式が導く人生
あらすじ・感想
遺体を発見した夫婦は子供達に信じてもらえるように写真を撮る。雨が降っていて証拠を守ろうと遺体が入るように地面に傘を置くが、傘に雷が落ちて遺体は黒焦げになって当りに飛び散ってしまう。
カミールはIDを盗んだ友達ヘイリーとFBIですれ違うと、我を忘れて彼女を引っ叩いてしまう。
現場で被害者は10歳くらいとカミールは見るが、ブレナンは他の骨の状態などを見てティーンエイジャーの女の子だと分析する。
ラボで骨の状態を詳しく見てみるとあちこちに骨折の跡があり、最近のものは数週間前で、両親から虐待を受けていた可能性がある。遺体は布にくるまれていたことなどから、スイーツは被害者を愛していた者が容疑者だと分析する。
被害者が着けていたロケットに両親の写真があり、身元が判明する。被害者は16歳のアマンダ・ワッターズで、父親は大学の物理学教授ワッターズ博士。
ブースとブレナンがアマンダの死を告げても計算するのを止めようとしないが、ブレナンはワッターズ教授に理解を示しブースを制する。アマンダの母は1年前に病気で亡くなっていて、アマンダの体のあちこちに骨折などの跡があるのは体操選手だったからだとわかる。
カミールはID窃盗の犯人に刑が重くなるよう働きかけるつもりだとアラストに伝えるが、許すことが大事だと言われる。
アマンダが所属していた体操クラブでは、彼女がナンバー1の選手だった。ナンバー2のエミリーが疑われるが彼女とは仲良しだったが最近、アマンダはドラッグをやるようになり、他の友達とつるんでいたらしい。
アマンダと一緒にドラッグをやっていた友達レイチェルは、手を怪我していた。薬でハイになって父親から殴られ、階段から落ちたとこのと。
レイチェルは天才チェロ奏者でアマンダは優れた体操選手で、2人とも天才ならではのプレッシャーなどを感じていて、お互いの親にチェロや体操を止めると告げるつもりだった。
ブレナンが被害者の父親に寄り添って気持ちを代弁し、ブースの捜査が間違った方向に行かないように上手にナビゲートしていました。
ブレナンはブースやラボの仲間達の影響で少しずつ人間らしくなって行ったけど、感情を表さず合理的な以前の自分があったからこそ、アマンダの父レオンの気持ちが痛いほど理解できたんですね。
悲しみの矛先を数式にぶつけるしかなく、そうすることで痛みを和らげていました。
ブースは感情豊かで捜査官という立場だから、レオンの気持ちを理解できず容疑者だと決め付けていました。
長年ブレナンと過ごしてきて科学者がどういうものかだいたいわかっているはずだから、レオンにも理解を示してほしかったです。
カミールの元友達でID窃盗犯がようやく捕まって、こっちの事件も解決です。
カムはかなり怒っていて罪を重くしようとしてたけど、アラストの助言と怒っている自分が嫌で思いとどまりましたね。
アラストは心が広くて優しいし、本当に辛い目にあってきて恨みを抱いて生きるのがどれだけしんどいかわかっているからこそ、カムに同じ思いをしてほしくなかったのでしょう。
ゲスト
アダム・ハウズ – マーク・ダーウィン
デイビス・マキンタイヤ – マッキンリー・フリーマン
レイチェル・ハウズ – シェラミー・リー
エリー – マッケイラ・マロニー
メリッサ・ハウズ – ローラ・ニエミ
ヘイリー・ケント – ボニー・ルート
ジュリアン・アントン – J・マイケル・トラウトマン
ノーマン・ジョンソン – スティーヴ・モンロー
ボニー・ジョンソン – ナンシー・ストーン
レオン・ワッターズ – リチャード・シフ
アマンダ・ワッターズ – モーガン・オーベンレーラー
オーブリー – ブランディ・スティーガー
DATA
原題:The Spark in the Park
放送日:2013/12/6
監督:チャド・ロウ
脚本:エミリー・シルバー
第12話 姿なき殺人犯
あらすじ・感想
ブレナンはペラントがゴーストキラーは見つけられないと骨が振ってくる悪夢を見る。自宅のドアの外にブレナン宛の荷物が届けられ中身は布に包まれた遺体とメモで、メモには「私に起きたことを突き止めて」と書かれてある。
実習生で手が空いている人がおらず、クラークがブレナンをアシストすることに。
被害者は1995年に18歳で死んだラナ・ブリュースター。10代でヨットで世界一周し、世界中で人気になっていた。唯一の家族、弟のダンは姉とはあまり親しくなく当時のことはよく覚えていないが、誰かと付き合っていたらしいと語る。
ラナは船による事故死で片付けられていたが、ブレナンとエジソンの分析では殺されている。当時の検視官はろくに検視しておらず見逃しが多かったが、事故死だと死因を決定した後、検視官の口座に大金が振り込まれている。その検視官は8年前に死亡。
ラナが優勝したヨットのレースで1位だったのがサラ。サラは不正をしたとラナに報告されて1位を剥奪され、繰り上がりで2位のラナが優勝している。
アンジェラは検視官に振り込まれた金の動きを追って、マクラマナ家だと突き止める。ホッジンズ家の何倍も裕福なマクラナマ家の息子トレントは女の子とのトラブルが多く、しょっちゅう親がお金で解決していたことを思い出す。
スイーツとジャックでマクラマナ家へ。ラナの事件直後、トレントは海外の学校に移っているが、国内では受け入れてくれる所がなかったらしい。ジャックはトレントがラナを殺したのではと追求するが、トレントの姉ステファニーに追い出されてしまう。
やがてトレントは銃で自殺し、ジャックは直前に会いに行っていてショックを受ける。
ブレナンはゴースト・キラーの件にこだわっているが証拠がなく、カミールはクラークに鑑定を依頼する。
まだはっきりとはわかりませんが、新たな連続殺人事件の幕開けですね。
ブレナンが言うにはラナはゴースト・キラーの最初の犠牲者で、ペラントは犯人が女だと言っていました。
自殺に見せかけられたトレントもゴースト・キラーの仕業っぽいし、クラークがどう結論を出すかわからないけど、今の所はブレナンの言う通り連続殺人説が濃厚そうです。
今回はラナの事件も解決していないし、トレントの事件もだから、ちょっと中途半端感が否めません。
回を追うごとに少しずつ明らかになって行き、シーズンファイナル辺りで犯人逮捕になるのかな?
今回はブレナンだけじゃなく、ジャックも事件に巻き込まれたとういか、積極的に首を突っ込んでいました。
仲が良いとは言えなかったジャックとトレントだけど、遺書は残っていないしトレントは自殺じゃないと確信していましたね。
カムを何度も呼び止めて、花粉の件を報告していたジャックがかわいかったです。
ブレナンも熱くなってゴースト・キラーの件を実証しようとしていたけど、最後にはカムに従うと大人の対応をしていました。
そのちょっと前にクラークからプライベートな告白をされて彼の心痛を思いやるような言動をしていたし、ブレナンの成長を垣間見ることができましたね。
ゲスト
ステファニー・マクナマラ – ケリー・ラザフォード
トレント・マクナマラ – ミッチェル・フィンク
ダン・ブリュースター – チャド・ドネラ
エリカ・スタンプ – ヘザー・マコーム
ドナ・ヘイスティングス – アイリーン・グラッバ
ラナ・ブリュースター – サラ・ベス
DATA
原題:The Ghost in the Killer
放送日:2014/1/10
監督:アリソン・リッディ=ブラウン
脚本:ンケチ・オコロ・キャロル
コメント