BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン9 第13話~第15話 あらすじ・感想

BONES/シーズン9第13-15話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

第13話 つらすぎる真実

あらすじ

大統領夫人が園芸用に選んだ場所で死体が見つかり、FBIが捜査に当ることに。コヨーテに食べられたが吐瀉物があり、被害者が食べた小麦が菌のせいで毒性を持ったのが原因だとジャックは言う。


ウェンデルはアイスホッケーで腕を骨折しているが、仕事に支障はない。

被害者の衣類から飲食店のナプキンが見つかり、アンジェラがロゴを読み取って店を特定する。バー店員に聞いてみると、その店で歌っていたカントリー歌手のコリン・ヘインズだと身元がわかる。

音楽だけでは生計を立てられず他の仕事を掛け持ちし、病気に悩んでいたが病院に行く金もなかった。

ブレナンはウェンデルの骨折に疑問を持ちX線を取り寄せ、ウェンデルは骨のガンだとカミールに伝える。

ブースとスイーツはコリンの家を捜索し、破られたレコード会社からの小切手を見つける。レコード会社のハリエットはインディーズで儲かっておらず、仕方なくコリンをクビにしたとのこと。

スイーツはコリンの心理分析をするため、アンジェラの力を借りて彼のCDを分析する。1枚目は希望に満ちていたが、2枚目は何かにもがいている。

ブースとスイーツは再びコリンの部屋を調べに行くと、男が逃亡しブースが逮捕する。侵入したエイドリアンはコリンの大ファンで、フィリピンでは彼は有名人。最近ネットにコリンの動画がアップされて居所がわかり、追悼のために何か物がほしくて押し入ったとのこと。

コリンが死ぬ前日、ファンと直接話して、自分がフィリピンで人気だと知ったらしい。スイーツは最近コリンが作った曲がラブソングで、誰かに恋をしていると見る。

隣に住むアパートの管理人カラをデートに誘っていた。カラはコリンが自分はスターだと言い出し一緒にフィリピンに行こうと誘うが、航空券を失くしたと言って彼をウソつきだと思ったらしい。

感想

ウェンデルが骨のガンだとはショックです。
お金がなくてがんばって実習生まで登り詰めて来てブースとはホッケーでつながっているし、そんなウェンデルの姿をずっと見て来たからこそ、いなくなってほしくないです。

ブレナンも身近で家族のような存在だった実習生のウェンデルだから、病気のことを伝える時にはかなり感情的になっていました。
ジャックが骨のジョークを言った時もそうですね。

ブースが闘えとアドバイスしたけど、治療しても生存率が低いなら世界を見たいというウェンデルの気持ちも痛いほどわかります。
でも結局、周りのみんなに支えられながら、闘う決心をしてくれました。
今後、ウェンデルの体調がどうなるかわからないけど、負けないでほしいです。

今の所、ブレナンとブース、カミールだけしかウェンデルのことは知らないみたいですね。
みんな動揺するのは目に見えているけど、どんな風にウェンデルの力になっていくのか気になります。

ゲスト

カラ・オマリー – ジェイミー・アン・オールマン
コリン・ヘインズ – チャーリー・ウォーシャム
ジョー・マルトゥッチ – ロバート・ベイカー
エイドリアン・リンガロ – ジョン・ジョン・ブリオネス
ハリエット・ホワイト – ケイ・レンツ
ドッティ – ケリー・マクネア

DATA

原題:Big in the Philippines
放送日:2014/1/17
監督:デヴィッド・ボレアナズ
脚本:キース・フォーグルソング

第14話 チェスマスターの誤算

あらすじ

バージニアの養豚場で豚の餌の中から粉々になった遺体が見つかり、犯人は豚が人間を食べるというのを知っている人物。

アメリカとカナダの法医学の関係について報告書を書くため、カナダの法足病学者フィルモア博士がブレナンの助手を努めることに。フィルモアは法医学の学位を取得したとのこと。

カミールはアンジェラに科学雑誌で今年の女性科学賞に選ばれたと知らせ、毎年ブレナンが選ばれていたので彼女の反応が怖いと相談する。アンジェラがブレナンにカミールが受賞した件を伝え、友達として喜んであげてほしいとアドバイスする。

ジャックの作った装置で骨などを入手できたが、頭蓋骨の損傷がひどすぎ複顔は難しい。髪の毛が見つかりDNAで検索してみると、ジャリック・ヘンリーだとわかる。

ジャリックは以前、人を豚に食べさせた容疑がかかったが遺体が出ず、起訴を免れている。ブースが彼を尋問し、誰かがフェンスに遺体を捨ててあり警察を呼ぶと疑われそうなので、豚に食べさせたと証言する。

被害者はアルバート・マグナソンで、スイーツは彼に見覚えがある。スイーツは10年前までチェスにのめり込んでいて、アルバートは有名なチェスプレイヤーだと語る。

アルバートのビジネスパートナー、スザンヌは仕事だけでなく彼と結婚を考えていて、スザンヌの息子ティムは彼の弟子だった。スイーツはチェスプレイヤーとして、アルバートが所属していたチェスクラブに潜入する。

スイーツはチェスをしながら周りの人達からアルバートに関する話を聞く。やがて、クラブの駐車場が殺害現場だと判明する。

ブレナンはフィルモア博士と協力し、死因は感電死だと突き止める。

感想

久々にスイーツが大活躍するエピソードで、ほぼ彼のおかげで犯人逮捕となりました。
スイーツがチェスの名人だったというのはいかにもって感じで、そんなに違和感はなかったです。

犯人を逮捕した後の追い詰め方もチェスみたいな心理戦だったけど、最後の最後でブレナンがひと押ししたのが効きましたね。

スイーツほどじゃないけどブレナンもチェス経験があったからこそのコンビプレイでした。
スイーツがブレナンの家に居候していた頃、2人はチェスで楽しまなかったのでしょうか。

久々にフィルモア博士が登場で、ブレナンは相変わらずの反応でしたね。
法医学の学位を取得し法医学者になったけど、ブレナンの中では認めていない法足病学者のままという感じでした。

彼の専門分野である足から死因を突き止めることになり、フィルモア博士も得意気でうれしそうでしたね。

カムが女性の科学賞を受賞する件は、ブレナンらしい反応でした。
ただ、今までのブレナンと違う所は自分で心が狭いかもとブースに相談し、バシっと言ってもらって自覚できたことですね。

最終的にはカムとブレナン、アンジェラが受賞して丸く収まったし、3人があの顔の付いたセクシー衣装でどんな風にカレンダー撮影をしたのか気になります。

ゲスト

ティム・レビット – ジョー・フォード
スザンヌ・レビット – ミシェル・クラニー
フォレスト・ウェイクフィールド – マーカス・ジアマッティ
ジャリック・ヘンリー – ダイオ・オケニイ
アン・ニ – ジョー・メイ
ディミトリ・ロマノフ – ディミトリ・ディアチェンコ
イングリッド・マグナソン – マリーナ・ベネディクト
ティフィン・オリン – クレイグ・リッチ・シェイナク

DATA

原題:The Master in the Slop
放送日:2014/1/24
監督:ドワイト・リトル
脚本:デイヴ・トーマス

第15話 ある令嬢の死

あらすじ

精神療養施設の医師ロズランがジャックを訪ねて来て、ジャックの兄ジェフリーが入院中だが支払いが滞っているとのこと。ジャックは自分に兄はいないと言うと、確認すると帰って行く。

土に埋まった白骨死体の一部が見つかり、土ごとラボに運ばれて来る。遺体はある溶液がかけられていて、このままでは骨が溶けてしまう。溶液はアルカリ性なのでジャックが酸性の酢をかけ、骨の溶解はとりあえず止まる。

遺体の小指が切られ身元を隠すために歯の一部が折られていたが遺体の一部からDNAを取ることができ、身元は26歳のローレン・フランクだと特定する。

ブースとスイーツはローレンの両親を呼んで、事情聴取を始める。2人の様子がおかしく、ブースはすぐにローレンが誘拐されたと気づく。ブースが2人にローレンの死を伝えるが、ブース達の前で夫スティーブンの携帯に犯人から、身代金要求のメールが届く。

フランク家にはセキュリティシステムが導入されていたが、ローレンは窓を開けて寝ていたため窓のアラームは鳴らないようになっていた。犯人は寝ているローレンを避難ばしごで運び出し、少なくとも2人はいたと見られる。

ジャックの両親はジェフリーが自分や家族、他人を傷つけないために、ジャックが生まれた時にジェフリーを施設に入れたと知る。ジャックは兄に会いに行き好きな小説のことでお互い盛り上がるが、急に兄が暴れ出してショックを受けてしまう。

ジャックには金がなく兄の治療費が払えないため、長年兄が住みなれた療養所から州の療養所に移されると心配になる。

ローレンの事件の第一容疑者は浮気をしていた継母のキャサリン。アンジェラはローレンの携帯を見つけるため手を尽くし、フランク家にあると突き止める。

感想

ブレナンのお金問題はたまに浮上してブースとけんかになったりもしたけど、今回は素敵な使い道を思いつきましたね。
ジャックの兄ジェフリーのために使ってとジャックとアンジェラに渡そうとするけど、自分達で賄うからと2人らしい結論でした。

結局、ブースから提案があった基金に寄付することになり、有意義な使い道が見つかりましたね。

ジャックの兄ジェフリーが突然登場です。
ジャックは兄の病気は何とかなるし一緒に暮らせると軽く考えていたみたいだけど、突然暴れ出した兄を見てどうしたらいいのかわからなくなりましたね。

そんな中での兄の失踪。
ジャックが兄を見つけて自分は弟だと告白して写真を見せて信じてもらい、お互いに好きな小説のことで意気投合していた姿には感動しました。

ジャックの兄登場、ブレナンのお金の使い道問題で、事件の方はややあっさり目だったかな。

ゲスト

スティーブン・フランク – ジョン・ゲッツ
キャサリン・フランク – アナ・アレクサンダー
ローレンス・ロズラン – ロバート・ピカード
バディ・コールマン – ジョーイ・カポーン
チャック・ウィンター – ケン・ラッキー
マウリシオ・リバス – アサフ・コーエン
ショーン・トリーチャー – バート・ブロス

DATA

原題:The Heiress in the Hill
放送日:2014/1/31
監督:ミラン・チェイロフ
脚本:ディーン・ロパタ

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

コメント

タイトルとURLをコピーしました