カリフォルニア・ドリーム シーズン2 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 Jake’s Song

あらすじ・感想

学校でみんなから恐れられているワイルドな男ジェイク・ソマーズは、曲が気に入ったとマットに声をかけてくる。ジェイクから作詞したメモを見せられたマットは才能豊かなジェイクの詞に触発されて、二人で一緒に曲作りをすることに。

マットはジェイクの才能を買ってをバンドに加入させようとするのだが、メンバー達はジェイクの噂や外見だけで判断して反対する。

ティファニーはシャーキーズでバイトすることになりトニーは新入りのティファニーをこき使おうとするが、ティファニーはトニー達を管理するマネージャーとして雇われたのだった。


新メンバージェイクがカリフォルニア・ドリームに加入し、さらに音楽の幅が広がりそうですね。
見た目はワイルドでロックをやりそうなジェイクですが、意外にもロマンチストで繊細な部分を持っているのではと予感させます。

今までのバンドメンバーは友達同士だったから信頼もあるし、友情も育まれています。
そこに色んな悪い噂があるジェイクが加わるとなると、警戒したくなるメンバー達の気持ちもわかります。

そんな壁を越えてジェイクを加入させようと決めたマットが一番スゴいし、彼が完成させた歌詞を見てマットに同意した他のメンバー達も優しくて思いやりがあり、音楽の可能性を広げてくれたような気がします。

サブストーリーのティファニーのシャーキーズバイト話も楽しかったです。
サメにボードをかじられて無事だったティファニーはラッキーだし、ティファニーが幅を利かせてやりにくくなったトニーの対処法もかしこかったです。

ゲスト

アップルマン先生 – デヴィッド=ジョージ・ブラウン(国語の先生)

Music

「If You Only Knew」Vo:マット&ジェニー

DATA

邦題:第14話
放送日:1993/9/11
監督:ドン・バーンハート
脚本:ブレッド・デューイ、ロナルド・B・ソロモン

第2話 Ciao, Jenny

あらすじ・感想

ジェニーは評判の高いローマの音楽学校へ留学するために1次オーディションに合格し、2次オーディションへと進む。ジェニーを好きなジェイクは曲に乗せて思いを伝え、彼女にキスをしカップルとなるが、ジェニーのイタリア行きを素直に応援できず複雑な気持ちである。

ジェイクは自分の切ない思いをスライに漏らし、スライはジェニーに催眠術をかけてオーディションを失敗させようという計画を立て、ジェイクもそれに同意する。試しにスライがジェニーのパパに催眠術をかけてみるとあっさりかかって成功してしまい、本命のジェニーに催眠術をかけるのだった。


シーズン2が始まって間もないのに、ジェニーが去ってしまうなんてとても残念です。
ジェニーのパワルフなボーカルは素敵だし、マットとジェニーのちょっとした兄妹のやり取りなんかも楽しかったです。

付き合って長いカップルなら相手を遠くへ行かせたくない気持ちもわかりますが、付き合ってすぐのジェイクとジェニーだと、ちょっと違和感を感じました。

スライが余計なことをしてジェニーのオーディションをめちゃくちゃにしてしまったけど、審査員にはそれが新鮮に映ったのかもしれませんね。

これでジェニーがオーディションに落ちてしまったら、スライもジェイクも自分を責めるでしょうし、ジェニーも2人を許せなかったでしょう。

それにしても、スライは催眠術の才能があり、パパさんがあっさり催眠術にかかってしまったのがおかしかったです。
ジェニーのいないカリフォルニア・ドリームはさみしいけど、また素敵な曲を聞かせてほしいです。

Music

「Must Be Love」Vo:マット

DATA

邦題:第16話
放送日:1993/9/18
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト

第3話 Wooing Woo

あらすじ・感想

香港からの交換留学生サマンサ・ウーがギャリソン家にホームステイすることになった。カリフォルニア・ドリームは女性ボーカル募集のオーディションを行うが、なかなか逸材に恵まれないでいた。

そんな時、バンドの練習を見に来たサマンサが歌えると分かり、その場でオーディションをして加入が決定する。マット、スライ、トニー、ジェイクは誰が最初にサマンサとキスできるか賭けをして、あの手この手でサマンサにせまるが、ことごとく失敗する。

自分が賭けの対象にされているのを知ったサマンサは、傷ついて香港に帰ろうとするのだが・・・。


初登場のサマンサの個性もかなり強烈で、今後の展開が楽しみです。
香港からの留学生だから言葉がたどたどしいかと思ったら、かなりのおしゃべり好きで英語も完璧ですね。

おしゃべりなスライが完全に霞んでいて、マシンガントークで楽しませてくれました。
ボーカルもジェニーとは違った魅力があり透明感のあるきれいな声で、バンドのイメージにもぴったり合いますね。

せっかく海外からやって来たサマンサなのに、男の子達が賭けをして初っ端から傷つけてしまいました。
以前のマットならこういう悪ふざけには参加しなかったのに、スライやトニーにすっかり感化されて挑戦するとは意外でしたね。

サマンサの反撃も大したもので、男性陣の女装には大笑いしました。
一番身長が高いマットは一番痩せているせいか、足もきれいだったし女装が一番似合っていました。

Music

「Mama Said」Vo:サマンサ

DATA

邦題:第17話
放送日:1993/9/25
監督:ドン・バーンハート
脚本:ブレッド・デューイ、ロナルド・B・ソロモン

第4話 Sleazy Rider

あらすじ・感想

ジェイクは従弟の家に行っている間、バイクコンテスト用にカスタマイズした大事なバイクを預かって欲しいとマットの所へやって来る。ジェイクから”絶対に触るな!”と言われていたにもかかわらず、スライはバイクに乗ってトニーを病院送りにしてしまう。

ジェイクが戻って来て壊れたバイクを見て激怒し、スライとジェイクの仲は最悪に。ボランティア精神に溢れるティファニーはかいがいしく入院中のトニーの世話を焼くが、トニーはティファニーが自分に気があると勘違いし・・・。


いたずらっ子スライの好奇心が招いたトラブルでしたが、ジェイクが許してくれてよかったです。

触るなと言われたらどうしても触りたくなる少年の心を持つスライの気持ちもわかりますが、やはり人のバイクだしジェイクがどれだけバイクコンテストに入れ込んでいたか間近で見ていたはずなのに、スライったら余計なことをしてしまいました。

トニーはスライにバイクでぶつかられたのに、あまり怒っていなかったのはスライだから仕方ないと思っていたのでしょうか。
それとも、見えないところでスライがトニーに平謝りだったのかもしれません。

ジェイクの方はバイクのパーツを手に入れて浮き浮きで帰って来たら、バイクが無残な姿になっていたからとてもショックでしたね。
ワイルドなジェイクなのにスライに報復せず、淡々とバイクを直していたのが意外でした。

スライもジェイクのために危険なマネをしたし、身から出た錆で痛い思いをして大事なことを学ぶことができましたね。

ゲスト

シュメックマン看護師 – リンダ・ラッツ
ムーキー – エディ・パグリアロ

DATA

邦題:第18話
放送日:1993/10/2
監督:ドン・バーンハート
脚本:デビッド・ガーバー

第5話 The Sly Who Came to Dinner

あらすじ・感想

両親が留守の間スライはギャリソン家で暮らす事になったが、トラブルを起こしてばかり。スライはサマンサと親しくなるチャンスだと彼女のレポートを手伝って、翌朝までに仕上げておくと安請け合いしたものの、パソコンは全く使えずタイプライターでマットのパパの書類を拝借してタイプしてしまう。

マットを始めギャリソン家のみんながこれ以上面倒を見切れないとスライを追い出そうとするが、スライは医者の偽診断書をタイプライターで作って、仮病を使ってちゃっかりギャリソン家に居座る作戦に出る。

ティファニーにファンからプレゼントが届き、ストーカーかもしれないとトニーとジェイクは彼女のボディガードに。


スライらしいエピソードでギャリソン家でやりたい放題やって、みんなが迷惑をこうむっていました。
夜中にヒーリングミュージックっぽいものを流していましたが、途中から原住民の音楽のようなものに変わったのには大笑いしました。

あんな騒がしい音楽でぐっすり眠れたスライがスゴいです。
ギャリソン家を追い出されそうになって考えた策も巧妙で、スライったらこういう事には頭が回りますね。

ドラやカウベルを鳴らしてみんなを呼びつけてこき使っていましたから、バレた時はみんな怒りまくるだろうと思ったらそれほどでもありませんでした。
パパさん筆頭にみんなで団結してスライを家から追い出されて、ギャリソン家に平和が戻って来ました。

ティファニーのストーカー話でジェイクとトニーだけが大騒ぎしていて、全くの別人をファンだと思い込んでどこへ連れて行ったのか気になります。

Music

「Handle it With Care」Vo:サマンサ

DATA

邦題:第23話
放送日:1993/10/9
監督:ドン・バーンハート
脚本:トッド・J・グリーンウォルド、 ロブ・ハマーズレイ

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