第6話 The Wogle Stone
乙女の印を探していたキャットウィーズルは、キングス・ファージングの門の前で、黒猫が進路を邪魔していて前へ進めず立ち往生している車と出会う。キャットウィーズルは黒猫を拾い上げてどけて逃がしてやる。
キングス・ファージングへやって来たその男ジャック・ビクターは不動産関連の会社をやっていて、この辺一帯の土地を買い取ってショッピングモールを建てるつもりで、キングス・ファージングを買取りたいと言って来た。この話を聞いたセドリックは家がなくなってしまうとキャットウィーズルに相談しに来る。
キングス・ファージングだけでなくキャットウィーズルが住んでいるダック・ホールトも建設予定地に入っていたのだ。これは一大事だとキャットウィーズルは神秘の力が宿った石ワーグル・ストーンを探し、それに魔法をかけて建築現場へと持っていく。
ビクターを始め工事関係者が集まっているところで、ワーグル・ストーンがあるところに何か建てようとしたら、うめき声が聞こえると忠告するのだが…。
ゲスト
リチャードソン – トニー ・カウンター
ジャック・ビクター – ケネス・コープ
DATA
放送日:1971/2/14
監督:デヴィッド・レーン
脚本:リチャード・カーペンター
第7話 The Enchanted King
天秤の印を探してセドリックの屋敷の中をうろついていたキャットウィーズル。壊れたテレビから突然声が聞こえてきてストーリーテラーが姿を現し、魔法にかけられて石にされた王の神話を語り始め、また砂嵐の状態に戻ってしまうが、テレビのストーリーテラーを悪魔だと勘違いしてしまう。
セドリックの屋敷に来ていた彫刻家の話がドア越しに聞こえてきて、セドリックの父を石に変えてしまうと言っているのだ。もちろん、セドリックの父の石像を作るという意味だったのだが、誤解したキャットウィーズルは何とかしようと彫刻家のアトリエまで後を付けて行くことに。
アトリエで王様の石像を発見したキャットウィーズルは、これが悪魔が語っていた石に変えられた王様だと思って魔法で元に戻そうとするが、全く効き目がない。彫刻家に見つかり大騒ぎになるが、ちょうど車でやって来たセドリックの手を借りて車のトランクに隠れて脱出することができたのだが…。
ゲスト
ストーリーテラー – ピーター・ベイリス
市長 – リチャード・コルディコット
ゴブリング – グレアム・クラウデン
DATA
放送日:1971/2/21
監督:デヴィッド・レーン
脚本:リチャード・カーペンター
第8話 The Familiar Spirit
タッチウッドが病気になってしまって元気がなく、皮膚の色も暗くくすんでしまって、キャットウィーズルが魔法で治そうとしても全く効き目がない。セドリックは知り合いの動物学者オスカー・ハッブルマンがカエルを専門に研究していることを思い出し、キャットウィーズルと一緒に彼の研究所に行き、タッチウッドを見てもらうことにする。
オスカーは拡大鏡でまじまじとタッチウッドを調べてから古い文献を取り出し、これは世紀の大発見だと大喜びし始める。タッチウッドは既に絶滅してしまったカエルの種類で、これを世間に発表する気らしい。セドリックはひとまずキャットウィーズルを帰らせて、オスカーと共にキングス・ファージングの父に報告しに行く。
タッチウッドが心配でたまらないキャットウィーズルは入れ替わりにオスカーの研究所にやって来るが、そこへオスカーの双子の兄弟オットーがやって来る。双子だとは知らないキャットウィーズルはタッチウッドはどこだとオットーに詰め寄るのだが、何も知らないオットーと話が全く噛み合わず…。
ゲスト
ハッブルマン夫人 – ハナ・マリア・プラウダ
オスカー/オットー・ハッブルマン – ジョン・リンガム
DATA
放送日:1971/2/28
監督:デヴィッド・リード
脚本:リチャード・カーペンター
第9話 The Ghost Hunters
セドリックのママは夜な夜な変な物音が屋敷のどこからか聞こえてきて、先祖のアフルレッド伯爵が隠した宝物を探すゴーストかもしれないと言い出した。そこで、セドリックの両親はゴーストハンターの二人組みを雇ったのだが、あまり評判の良くない連中だった。
セドリックからお宝の話を聞いたキャットウィーズルは魔法で探そうとするが、やはり失敗してしまう。その夜、キングス・ファージングにこっそり忍び込んで宝探しをすることにしたが、セドリックに見つかってしまう。
そして、どこからともなくうめき声や物音が聞こえくるのだが、その正体は金儲けのためにゴーストハンターが仕込んだテープだったのだ。何も知らないセドリックの両親は本当にゴーストが居るのだと信じてしまう。
ゴーストハンターはキャットウィーズルと偶然出くわし、彼をゴーストだと勘違いして大慌てでキングス・ファージングから逃げ出すのだった。
ゲスト
ハックフォース – デヴィッド・クック
ケンリー – ダドリー・フォスター
DATA
放送日:1971/3/7
監督:デヴィッド・リード
脚本:リチャード・カーペンター
第10話 The Walking Trees
山羊の印が見つからなくて荒れているキャットウィーズルを、セドリックは落ち着かせようとしている。キャットウィーズルが言うには、印を見つけるためには神の卵の力が必要で、卵のある場所の近くには歩く木があるらしい。セドリックは、近くに軍事演習を行なってる森があるから、そこを探してみたらとアドバイスをする。
翌日、早速森に出かけたキャットウィーズルは歩く木を目撃し、後を付けてみることにした。歩く木は敵からカムフラーシュするために、訓練中の軍の隊員が木の着ぐるみを着ていただけなのだが…。
辺りを探し回っていたキャットウィーズルはスパイと間違われて拘束されてしまう。尋問中に後ろの木箱から手榴弾を取り出したキャットウィーズルは、これこそ神の卵だと大喜びしている。ピンが抜かれては爆発してしまうと軍曹や大佐がキャットウィーズルから手榴弾を取り返そうとするが、危険すぎて近づくことができない。
一方、キングス・ファージングは軍事演習の司令部になっていて、電話でスパイを捕まえたと連絡が入り、それがキャットウィーズルだと知ったセドリックは、急いでキャットウィーズルを救うために森へと向かう。
ゲスト
ジョーンズ軍曹 – トニー・セルビー
ディカーソン大佐 – ジョン・ウェルシュ
DATA
放送日:1971/3/14
監督:デヴィッド・レーン
脚本:リチャード・カーペンター
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