デスパレートな妻たち シーズン5 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 スイート・ホーム

あらすじ・感想

ブリーとオーソンはアレックスの母メリーナ、アレックスとアンドリューを招いて、お互いの親睦を深めるために夕食会を開く。しかし、早速ブリーとメリーナはぶつかり、家族の休日をどちらの家で過ごすかで息子達の取り合いが始まってしまう。アンドリュー達は結婚後の新居をウィステリア通りで決めようとしていたが、メリーナが自分の住むオークデールを猛プッシュしてくるのだった。

ジャクソンが旅行に行ってしまって暇を持て余していたスーザンは窓の外でボブとリーがけんかしているのを見かける。お互いパートナーと上手くいっていない者同士でバーへ飲みに行き、大いに盛り上がる。翌朝、スーザンは気がつくと自分のベッドの横にはリーが寝ていて、もしかして体の関係があったのではと気が気ではない。

ポーターとプレストンが入れ替わっているのをボブに知られてしまい、リネットとトムは次の審問までにポーターを連れ戻すよう言われる。めぼしいところに電話をかけまくってもポーターの居所が解らない中、プレストンがこっそり連絡を取っていると睨んだリネットは、無理やりプレストンの携帯を取り上げて連絡を取ろうとするが失敗する。プレストンからはポーターの命よりピザショップの方が大事なのかと責められ、ショックを受けてしまう。

目が見えるようになったカルロスはカントリークラブのマッサージを辞めて、新しい仕事を探すことに。ちょうど街中でガブリエルはカルロスの昔の仕事仲間ブラッドリーに会い、ブラッドリーはカルロスに一緒に仕事をして欲しいと言ってくる。一方、カルロスは目が見えない間お世話になった視覚障害者のために、コミュニティセンターで仕事をすると言い出す。

イーディの扱っている物件に買い手が付きそうになり大喜びで帰宅してデイブに踊りに行こうと誘うが、デイブは調子が悪いと断ってしまう。

マクラスキーさんは妹のロバータと一緒にデイブの過去を探るためにヘラー医師の病院へ行くが、彼は旅行中で一週間は帰ってこないと聞かされ、情報もなく帰ることに。ちょうどその時デイブから薬の件で病院へ電話が入るが、ひと足違いでマクラスキーさんの耳に入ることはなかった。


今回大笑いしたのは、スーザンのエピソードです。
ボブとリーが越して来た頃は2人とスーザンは険悪でしたが、今ではいい友達になっていますね。
そんなリーとハプニングが起きて、あたふたしている姿がかわいかったです。

おまけに、リーとのことをぼかしてガブリエルに相談しているとボブがやって来て、相手がリーだと知った時にガブリエルが爆笑していたのも面白かったです。
ガブリエルにしたら意表をつく相手すぎですし、リーとスーザンが関係を持つのはあり得ないことだと思っていたからでしょう。

マクラスキー&ロベルタとデイブのニアミスは惜しかったですね。
もう少し待っていて秘書が電話しているところを聞いていたら、情報がつかめたかもしれません。

ゲスト

ブラッドリー・スコット – デヴィッド・スターズィック
マリア・スコット – イオン・オーヴァーマン
メリーナ・コミニス – ジョアンナ・キャシディ
クレア・コーミア – エリン・オショーネシー

DATA

原題:Home Is The Place
放送日:2009/1/4
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ジェイミー・ゴレンバーグ

第12話 モンスター操縦法

あらすじ・感想

イーディから家を追い出されたデイブがモーテルを探しながら歩いているとマイクから声をかけられ、しばらくマイクの家にやっかいになることに。デイブには隠された過去があり、交通事故で妻と娘を亡くして復讐を企んでこの町にやって来たのだ。

娘のディランから孫の世話を手伝って欲しいと言われて、ボルチモアへ引っ越すかどうか悩んでいるとマイクはキャサリンから相談されるが、言葉を濁して彼女を止めようとはせずキャサリンを怒らせてしまう。

夫を追い出してショックを受けていると友達に電話したイーディの元へ、ガブリエル、スーザン、リネット、ブリーが励ましにやって来る。ところが、スーザンがジャクソンの仕事で引越しを考えていると話を横取りしてしまったため、イーディはおかんむり。スーザンは間違って配達された郵便をイーディの元へ届けに行きそのことを持ち出されるが、地下室の鍵が偶然閉まってしまい二人とも閉じ込められる羽目に。

ブリーとオーソン、アンドリューとアレックスで食事中にブリーがオーソンをけなすような発言をする。アレックスは過去に母が父をけなして離婚してしまったため、今後は自分の前でオーソンを虐げるような態度は止めてくれと、ブリーに言い放つ。みんなでバーベキューに集まった場でもアレックスとブリーはもめてしまって、アレックスはブリーから買ってもらった家を返すと言い出す。

母ステラと同じ老人ホームに居るフィッシュマンがリネットを訪ねてやって来て、息子のポーターが老人ホームに住んでいて迷惑していると文句を言われる。やっとポーターの居場所が解りすぐにステラの元へ向かうが、ステラはポーターを隠してしまって居場所を言おうとはしない。その帰り道、トムに電話しながら車を運転していたりネットだが、大きな音と共に電話が途切れてしまう。

ずっと家に居て子供達の面倒をみていたカルロスが仕事で家を開けることになり、子供達は寂しそうに父にハグして離れようとしない。ガブリエルは子供達をお風呂に入れようとしたり片付けをさせようとするが、手強い子供達は全く言う事を聞かずパパの方が好きだと言われて、ショックを受けてしまう。


久々にスーザンvsイーディのけんかと友情が見られて、とても楽しかったです。
イーディはデイブが出て行った悲しみを友人達に話していると、お株を奪ってスーザンが自分の話にすり替えてしまいました。

こうした展開は初期の頃によくありましたね。
おまけに2人して倉庫に閉じ込められて、お互いをけなし合いながらも本音でぶつかり合って理解を深め、友情を深めていました。

デイブの過去が明確に語られて、どうしてマイクにこんなに恨みを持つのかが具体的になりました。
イーディに追い出されたところへマイクの救いの手が差し伸べられ、デイブにとっては好都合な展開です。

結局、イーディとやり直すことになりましたが、相変わらずデイブは心優しい町の英雄のままです。
早くマクラスキーさんあたりが行動を起こして、大事になる前に阻止してほしいですね。

ゲスト

レジー – ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ
フィッシュマン – ジャック・カーター
フィッツジェラルド医師 – ボブ・ロス

DATA

原題:Connect! Connect!
放送日:2009/1/11
監督:ケン・ウィッティンガム
脚本:ジョードン・ナーディーノ

第13話 ほほ笑み返し

あらすじ・感想

街の便利屋イーライ・スクラッグスがスーザンの家の屋根を修理中に心臓発作で亡くなる。この仕事が終わったらイーライは便利屋を引退して、ハワイ旅行に行くことになっていたのだ。ウィステリア通りの住民みんながイーライにはお世話になっていて、イーライとの出来事を思い出していく。

ウィステイリア通りに引っ越してきてまだ1ヶ月くらいのガブリエル。夫は出張がちで家には一人ぼっちで寂しさを感じていた。そんなガブリエルにイーライはポーカー仲間として近所の主婦達を招いてはどうかとアドバイスし、仲を取り持ってくれたのだ。しかし、プライドが高く見栄っ張りのガブリエルは自分の自慢話ばかりして、メアリー・アリスやリネット、スーザン、ブリーをうんざりさせてしまう。

リネットはペニーを出産後に仕事に復帰することになっていた。そして、ペニーが生まれて育児の傍ら仕事へ復帰したリネットは、仕事の電話をしながら帰宅する。イーライが車の中に置き去りにされていたペニーを連れてリネットの元を訪れ、リネットは忙しさにかまけて育児がおざなりになっていたことを深く反省する。

スーザンは夫カールが秘書と浮気して出て行き荒れている中、イーライに励まされながらドアの鍵を付け替えてもらう。また、マイクと離婚した後、泣きながらイーライに電話をしてお酒に付き合ってもらい、安らぎのひと時を得るのだった。そして、イーライが引退すると聞き、最後の仕事として屋根の修理をお願いし、これが終わったらイーライと二人でワインを開けて彼の引退祝いをすることになっていたのだ。

イーディは夫デイブからイーライが亡くなったと聞かされ、彼との奇妙な思い出を振り返っていた。以前結婚していた夫ウンベルトとの夜の生活が上手くいかず、イーライに自分のボディが魅力的かどうか点数を付けてもらったのだ。そして、ウンベルトがゲイだと解りそれをイーライに話すと、ゲイにベッドを何度も共にさせるほど魅力的な女性は早々いないと励まされた。

ブリーは新しいオーブンが欲しかったのだが、レックスから自分で稼いで買うよう言われる。そこで、自分のレシピをまとめた料理本を出そうとアイデアをまとめていたのだが、レックスが反対しメモをゴミ箱に捨ててしまった。それを拾い上げたのがイーライだった。そして、レックスのお葬式の夜それをブリーに渡し、きっと役に立つ日が来ると彼女を励ましたのだ。

イーライが初めてウィステリア通りにやって来て、便利屋の仕事があれば連絡をくれとメアリー・アリスに名刺を渡す。ふとイーライの足元をみて穴の開いた靴を履いているのに気付いたメアリー・アリスは、彼に壊れた花瓶の修理を頼んだのだ。

それから2年ほどたった頃、ドアノブを届けに彼女の家にやって来たイーライ。彼女が落ち込んでいて声をかけるのだが大丈夫だとメアリー・アリスが答え、感謝の印として初めて修理してもらった花瓶をイーライにプレゼントする。そしてその日、メアリー・アリスが銃で自殺してしまって、イーライはできるだけ多くの人を助けようと心に決めるのだった。


懐かしの人々がたくさん出て来ましたし、みんなとイーライとの関係がとても素敵なエピソードでした。
イーライは元々心優しい人だったのでしょうが、メアリー・アリスの死をきっかけに人々を救おうという気持ちが芽生えたんだと思います。

そんな気持ちがみんなに通じたのか、イーライの葬儀にはウィステリア通りの住民がたくさん詰め掛けていましたね。
みんなそれぞれイーライにはお世話になって、気持ちが救われたのでしょう。
普段スポットが当たらない便利屋を取り上げていて、とても心温まるエピソードでした。

最後にメアリー・アリスがイーライと出会い、みんなに紹介したことでこれだけ多くの人をイーライが助けることになったきっかけになったのが素晴らしかったです。

ゲスト

ウンベルト – マット・セデーニョ
イーライ・スクラッグス – ボー・ブリッジス

DATA

原題:The Best Thing That Ever Could Have Happened
放送日:2009/1/18
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー、ボブ・デイリー

第14話 不協和音

あらすじ・感想

本の増刷が決まりさらに追加で3冊の本を出す予定で経済的に余裕ができたブリーは新車を購入し、友達を集めて恒例の車のお披露目会をする。しかし、途中でリネットが帰ってしまったのを心配し、みんなに事情を尋ねると金銭的にピンチだと聞く。友達として助けようと2万ドルの小切手をリネットに渡し、人があまり集まらない木曜にリネットの店でイベントをやることに。

トムの車も売って何とかお金を作ろうとしているリネットはブリーからのお金をイタリアンレストランへの投資金として受け取り、利益の15%をブリーに渡すことに。ブリーの本のイベント当日、リネットはブリーの本のレシピのピザをアレンジして出す準備を進めていると、ブリーがレシピとは違うと言ってくる。そして、イベントでお店が大繁盛している中、ゴミ捨てに行くと準備していたはずのピザがゴミ箱に捨てられていたのだ。

スーザンは5ヶ月も前から私立学校オークリッジにMJを入れようと毎週連絡していた。とうとうオークリッジが新しい生徒を受け入れると聞いて早速校長に会いに行き、MJの入学を許可してもらったが、授業料などが高すぎてマイクに相談してもどうしようもないと言う。そんな中、キャサリンがマイクからパールのネックレスをもらったと知って、スーザンは驚くような行動に出る。

ガブリエルはカルロスと結婚記念日に高級レストランで食事をすることになり、プロポーズされた時のドレスでどうしても行きたいのだが、昔より太ってしまってドレスが入らない。イーディに軍隊並みに厳しいというブートキャンプを紹介してもらって入隊したものの、あまりのハードさについて行けず1日で根を上げてしまう。

デイブ、ボブとリーで車を売ってしまったトムを元気付けていて、特にデイブは親身になっていて友達だから力になろうとしている。リーはボブから例の放火事件の時、ポーターをクラブの中で見かけたと証言したのはデイブだと聞かされる。イベントでトムの店が盛り上がっている中、リーは迷った挙句にボブから聞いたデイブのことをトムの耳に入れることに。


リネットとブリーは協力し合えば最強のパートナーですが、ぶつかり合うとお互いに譲らない性格だから、派手なけんかになりそうですね。
ブリーとしては本を出した手前、レシピ通りのピザじゃないとお客様に出せないと捨ててしまったのでしょうし、リネットとしては、気軽なピザ店だからある程度でもいいだろうと妥協したのでしょう。

スーザンは相変わらずで、キャサリンの家に忍び込むのはやりすぎでしょう。
マイクが子供よりもガールフレンドを優先するとは考えにくいですね。
MJとスーザンとで私立校に行った時、お互いに足をコツコツやっているのを止めさせていたシーンがとてもかわいかったです。

ゲスト

ジーン – パトリカ・ダーボ
ヤニフ – T・J・ラミニ
ウォルター – ブライアン・チェノウェス
ビアーライス – キャロル・キールナン
シンディ – サラ・マイケル

DATA

原題:Mama Spent Money When She Had None
放送日:2009/2/8
監督:デイヴィッド・ウォーレン
脚本:ジェイソン・ガンゼル

第15話 私の値段

あらすじ・感想

スーザンは仕事初日にMJと学校に行こうとするが、MJの具合が悪くなって急遽マイクに預けることに。仕事から戻ると今度はマイクが仕事でMJはキャサリンが面倒をみてくれていた。後日、マイクがMJの面倒をみる日だったが今度も急な仕事でまたキャサリンがMJを預かっていて、スーザンは自分では作れない料理や遊びでMJが楽しそうな様子を見て、ジェラシーを感じ始める。

不況の煽りを受けてトムの店は人っ子一人いない状態で、リネットはトムに店をたたむよう提案する。しかし、トムはそれを受け入れようとせず、経費を減らすために店員を全員解雇する。急な家族会議を開いて、店員の代わりに家族みんなで店を切り盛りしようと話し合うが、子供達は当然猛反対する。

ガブリエルはカルロスのボーナスをあてにして、ジュエリーショップでブレスレットを買おうとしていた。しかし、不況で今年はボーナスが出ないとボスのブラッドリーに聞かされ、頼んでおいたブレスレットをキャンセルするためにジュエリーショップへ。

ちょうど窓の外にはブラッドリーが金髪の若い女性とキスしているシーンを目撃し、ブラッドリーとも目が合ってしまう。大ニュースをカルロスに報告しようと帰宅すると、ブラッドリーがボーナスが出るようになったと知らせに来たところだった。

ブリーとオーソンでアンドリューの新居にお邪魔したところ、センスのいい家具や雑貨、高そうなワインなどがそろっている。オーソンがそれとなく探りを入れてみると、アンドリューの給料が大幅アップしたというのだ。自分と比べてどのくらい給料が上がったのかどうしても気になるオーソンは、銀行に問い合わせてブリーの会社の口座をチェックしようとするのだが、パスワードが解らず断られてしまう。

週末は高級ホテルで過ごそうとイーディが言い出し、デイブもOKする。自宅のどこかで変な音がするから業者に見てもらおうと話して部屋を出て行くイーディ。デイブはこっそり薬がたくさん詰まったケースを取り出すと、音の正体はその中に入っていた携帯電話の振動音だった。病院からヘラー医師宛のメールが届いていて、長く戻らない先生を心配している内容だった。


MJは以前はキャサリンのことがあまり好きじゃなくて、ボーリングのボールを足に落としたりしていましたね。
今ではすっかりなついてしまって、いい関係を築いているようです。

でも、母親のスーザンからしたら面白くないわけで、キャサリンに文句の1つも言いたい気持ちになるのはわかります。
マイクだけでなくMJまで取られそうだと思ったのかもしれません。

ブリーの家族もあれこれ大変です。
アンドリューは仕事ができるから給料が上がったのだし、オーソンは能力があったわけじゃなくてブリーの夫だから、仕事をもらったようなものです。

アンドリューに嫉妬するまではわかりますが、ブリーかアンドリューに直接尋ねればすむのに、わざわざ銀行にまで問い合わせするなんて行き過ぎですね。

ゲスト

ブラッドリー・スコット – デヴィッド・スターズィック
マリア・スコット – イオン・オーヴァーマン
シェイラ・グローブ – メーガン・ヒルティ
グレイ – ビリー・ウェルチ
デビー – レスリー・カープマン

DATA

原題:In a World Where the Kings Are Employers
放送日:2009/2/15
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ロリ・カークランド・ベイカー

デスパレートな妻たち

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