チャームド~魔女3姉妹~
ハリウェル家の3姉妹が突然魔女となり、悪魔や魔物退治に乗り出すファンタジードラマです。長女のプルーはビバヒルのブレンダでおなじみのシャナン・ドハーティ、次女パイパーはプリティ・リトル・ライアーズのアリアのママ役ホリー・マリー・コームズ、末っ子フィービー役アリッサ・ミラノはコマンドーでシュワちゃんの娘役と、今思えばなかなかの豪華キャストです。
魔物や悪魔と戦っている以外は3人ともいたって普通で、仕事や恋に悩める女性です。長女のプルーはやっぱりしっかりしていて、パイパーやフィービーの世話を焼いてばかりで、なかなか自分の幸せがつかめずにいます。
意外とおとなしめだと思っていたパイパーが一番男運がいいみたいで、いち早くレオと付き合って結婚し、子供まで生まれます。
末っ子フィービーは元気印の自由奔放な女の子で、受身な過去や未来のビジョンを見るだけじゃ魔物と戦えないと、格闘技を身に付けてアクションもバリバリこなしています。
シーズンが進むたびに3姉妹も成長して、敵も強力になっていきます。悩み事もより複雑になっていくし、新しい家族が増えて環境が変わったりと、姉妹の成長も楽しみです。基本的に1話完結で明るく健全でユーモラスなストーリーなので、肩の力を抜いて楽しめますね。
マジシャンズ
大人版ハリー・ポッターなどと言われていて、ハマる人はハマるファンタジードラマです。魔法大学に入学したちょっと精神不安を抱え、オタクで気弱なクエンティンが主人公です。彼はファンタジー小説「フィロリーとその先」の大ファンで、ストーリーにもフィロリーが絡んできます。
大学ですんなり魔法を学んで上達できるわけではなく、いきなり異世界からビーストという敵が忍び込んで来て、クエンティンと仲間達を狙って来ます。個性豊かな仲間達で結束して、いかにビーストを倒すのか、ビーストはどこから来たのかがメインストーリーになります。
もう一方で、クエンティンの幼なじみで現実主義者だったジュリアも、彼と同じ大学の試験を受けるんですが、不合格になってしまいます。これがきっかけでジュリアは魔法にハマり出して、どんどん退廃的になっていくんです。クエンティンと立場が逆転してしまって、時には味方になり時には裏切って敵になったりとかなりのクセモノですね。
ハリポタ気分で見るとかなりダークでドロドロしているので、期待を裏切られるかもしれません。グロい場面もあるし恋愛要素も絡んでくるしで、まさに大人向けなファンタジーです。ストーリーもしっかりしていてワクワクするような幻想世界も出てきて、クエンティンがどんな風に成長していくのか楽しみです。
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