第20話 幸せの余波
あらすじ・感想
投資詐欺にあった富豪のアーサーは全財産を失い妻ルシンダの後見人スペンサーに相談していた。妻に心配をかけたくないので詳細はまだ話せないと内緒にしている。
アーサーとスペンサーはルシンダの継母メイヴィスに金を借りに行くが、冷たく拒否されてしまう。その夜、何者かにメイヴィスは殺されてしまう。殺人現場に呼び出されたニックとハンクは家中ガラスが砕け散っていて、被害者は無残な姿だった。
第一発見者の娘ティファニーと妹テイラーは義理の妹ルシンダが怪しいと言う。血のつながりがないルシンダは家族とは上手くいっていなかった。
ニックは昨日金を借りに来たアーサーとスペンサーに話を聞くと、スペンサーがムルシエラゴというヴィッセンだと気付く。モンローはムルシエラゴは高周波のようなものを発して色々なものを破壊する力があると話す。
第21話 セルフコントロール
あらすじ・感想
ビッグフットを仕留めようとハンターの3人組がカメラを回しながら森に入るが、そのうち2人が惨殺されてしまう。ジュリエットは馬の診察に来ていて、何か大きな動物に襲われて怪我をしたような跡を見つける。
壊された柵に動物の毛が付いていて持ち帰って調べることに。近くには馬ではなく人間の足跡のようなものが残されていて、ジュリエットは馬の持ち主と辿って行くと、2人の男性が殺されているのを発見する。
急いでニックを呼ぶと森の中から唯一生き残ったハンターが助けを求めてきて、ビッグフットの仕業だと騒いでいた。モンローのところへ友人のラリーが怪我をして助けてくれとやって来る。
変身が解けずにヴィルダーマンの姿のままで、モンローはニックに助けを頼む。警察犬を巻くのにラリーの上着を着てモンローが逃げ回り、ハンクに体当たりして戻って来る。
第22話 黒服の女
あらすじ・感想
ハンクは前の事件でヴェッセンが変身するのを見てから悪夢にうなされるようになり、心配したニックはモンローに相談していると、外から2人の写真を撮っている私立探偵がいた。
探偵が写真を渡していたのはアキラ・キムラで、ニックの両親を殺したとされる唯一の生き残りだった。キムラは探偵を殺して去って行き、キムラの跡をつける黒服の女がいた。
アダリンドは飼い猫のミルクに薬を混ぜて飲ませジュリエットの病院へ猫の具合が悪いと連れて行き、ジュリエットは手を猫に引っかかれてしまう。
事件現場にやってきたニックとハンクは大量の自分達の写真を発見し、レナード警部に警告しようとするが連絡が取れない。その頃、コインを探すキムラはレナードを捕らえてコインの在り処を聞き出そうとしていた。