第17話 死を招く秘め事の記録
友人のリチャード・ベネットから、自殺した女優エヴァンジェリンの日記を競売で競り落として欲しいと頼まれたジェシカ。競売が始まり、ステージ上の競売品であるクローゼットの中からリチャードの死体が発見され、エヴァンジェリンの日記は盗まれてしまう。
リチャードから競売のための費用100万ドルを預かっていたジェシカはお金目的でリチャードを殺害したと疑われて、事情聴取のために警察に連行されてしまう。警察で私立探偵のハリー・マグローと偶然再会し、ハリーはボディーガードとしてジェシカの捜査に協力することに。
ジェシカとハリーがホテルへ戻ってみると部屋がめちゃめちゃに荒らされていて、犯人の目的はエヴァンジェリンの日記だとジェシカは推理する。キャロット・コーヴの友人のために買ったチェスセットが怪しいと睨んで仕掛けを解いてみたら、中にはエヴァンジェリンの日記が隠されていたのだ。
翌日、オークションの競売人ウィリアム・ラドフォード と一緒に警察へ日記を届けようと、ジェシカはラドフォードの元を訪れると、彼は胸を刺されて死亡していた。
ゲスト
ドクター・シルビア・ダン – カレン・ブラック
ケイシー警部 – レイ・ジラーディン
シーラ・サクソン – ナンシー・リー・グラーン
アルバート・コーンウェル – ロバート・グレイ
ウィリアム・ラドフォード – ハード・ハットフィールド
リチャード・ベネット – エドワード・マルヘア
ロバート・ライン – コッター・スミス
サル・ドミノ – ヴィク・タイバック
デボラ・チェイス – レベッカ・ストリート
DATA
原題:One Good Bid Deserves a Murder
放送日:1986/2/23
監督:セイモア・ロビー
脚本:J・ミヨコ・ヘンズリー、スティーブン・へンズリー
第18話 なんと遺体は別の人
キャロット・コーヴの住民ヘンリー・バーノンが妻コニーと旅行中に心臓発作で亡くなり、ジェシカやエイモスを始め町の住民達は教会で葬儀に出席していた。その真っ最中、ヘンリーと不倫関係にあったフィリスが乗り込んできて「ヘンリーは心臓発作で死んだのではない」と言い出し、騒ぎにが起こってしまう。
騒ぎの最中に棺が台から落ちて遺体が転がり出るが、遺体はヘンリーではない見ず知らずの男だった。エイモスはジェシカの手を借りずこの事件を一人で解決してみせると張り切っていて、ジェシカも締め切りに追われていて事件どころではないため、首を突っ込まないと約束する。
エイモスがジェシカの家へ立ち寄ってヘンリーの旅行先へ行こうとしていたところ、へンリーの遺体がフェリスの家で見つかったと連絡が入り、二人は現場に急行する。
ヘンリーは数日前に亡くなっているはずなのにセスの見立てによれば、死亡推定時刻は夕べの8時半から10時半頃で、死因は火かき棒で殴られたせいだと言うのだ。そして、セスの病院から謎の男の遺体がなくなっていた。
ゲスト
サイラス・パイク – ロバート・ドナー
アグネス・シプリー – アン・ジェフリーズ
フィリス・ウォルターズ – オードリー・ランダース
クリスティ・オルソン – ロリ・レシン
ネッド・オルソン – モンテ・マーカム
ステュー・ベネット – レックス・スミス
コニー・バーノン – キャリー・スノッドグレス
ベン・シプリー – ロバート・スターリング
ヘンリー・バーノン – ジョー・マロス
マシューズ牧師 – リチャード・スタール
DATA
原題:If a Body Meet a Body
放送日:1986/3/9
監督:ウォルター・グローマン
脚本:スティーブ・ストーリヤー
第19話 時間のズレが致命的
ジェシカが寄稿する予定の出版社が実業家クリストファー・バンディに買取られ、グラビア雑誌に小説が載ることになってしまった。契約破棄を求めるためにバンディ家にやって来たジェシカと甥のグレイディ。
翌日弁護士を交えて話し合いを行おうということになり、ジェシカとグレイディはバンディ邸に泊まることに。家族と夕食を共にしていた席へ、バンディが乗っ取ろうとしている出版社の社長ハリソンが怒鳴り込んで来る。
ジェシカとハリソンは顔見知りでバンディは強引な方法で出版社を買取ろうとしているのを知り、弁護士を立ててバンディと戦うようジェシカはハリソンを励ましたのだ。
翌日、ジェシカは警備員と隠しカメラのモニターをチェックしていたら突然銃声が鳴り響き、急いで外へ出てくると背後から撃たれたバンディが階段から転げ落ちて来て、そのまま亡くなってしまう。その頃、急いでバンディ邸を車で後にしたハリソンが容疑者として警察へ連行されてしまう。
ゲスト
クリストファー・バンディ – バート・コンヴィ
グレコ警部 – ロバート・コスタンゾ
アントニオ・ダルジェント – ボビー・ディ・シッコ
エベレット・チャールズ・ジェンセン – ロバート・フックス
レイチェル・ダルジェント – キャロル・ローレンス
ミリセント・ムーア – キャサリン・モファット
バート・ヤードリー – アレックス・ロッコ
チェスター・ハリソン – ロバート・スタック
ピート・モーガン – エリック・サーバー
DATA
原題:Christopher Bundy – Died on Sunday
放送日:1986/3/30
監督:ピーター・クレイン
脚本:ジェラルド・K・シーゲル
第20話 テニスのスター 天に昇る
ジェシカの元教え子でテニスクラブの仕事をしているキャロル・マクダーモット頼まれて、テニスのチャリティ・イベントに出席したジェシカ。夜のパーティで人気テニスプレーヤーのシシー・バーンズがクラブを辞めると言い出し、オーナーのエリオット・ロビンソンは今すぐシシーとの契約書を確認したいと、キャロルに書類を持って来るよう要請する。
キャロルの婚約者ブライアンが彼女の家まで取りに行く事になり、キャロルの車で出かけようとしたその時、車が爆発してブライアンは亡くなってしまう。ブライアンは偶然キャロルの車で出かけようとしたことから、ジェシカは狙われたのはキャロルだと、担当のトラビス警部に考えを話す。
トラビス警部は何か捜査のヒントを掴んだようでキャロルの家を訪れるが、何者かに刃物で胸を刺されて死亡してしまう。ジェシカがキャロルの家を訪れた時には、警部の死体のそばでキャロルが怯えて泣きじゃくっていて「バーバラが殺した」とジェシカに告げる。キャロルの妹バーバラは3年前に飛行機事故で亡くなっていて、キャロルは精神的ショックが大きく病院へ入院することに。
ゲスト
ミッチ・マーサー – デニス・コール
ブライアン・イースト – ブライアン・クランストン
バーバラ・マクダーモット – カーリン・クロケット
キャロル・マクダーモット – リンダ・ハミルトン
エリオット・ロビンソン – ヴァン・ジョンソン
シシー・バーンズ – ケリー・マロニー
ドニー・ハリガン – ダグ・マッケオン
レン・ベルガー警部 – バリー・プリマス
ドリス・ロビンソン – ベッツィ・ラッセル
タッド・トラビス警部 – デヴィッド・スピルバーグ
DATA
原題:Menace, Anyone?
放送日:1986/4/6
監督:アーサー・アラン・シーデルマン
脚本:ロバート・B・シャーマン
コメント