第21話 仮面祭りの悪いやつ
ジェシカは叔母のミルドレッドに頼まれて、ニューオリンズに住む又従兄弟のキャルの様子を見に行くことになった。キャルの持ち家ではマルディグラの仮面舞踏会の真っ最中で、ごった返していてキャルを見つけられないジェシカ。
周りの人からキャルはシラノ・ド・ベルジュラックに扮していると聞き、やっとのことでキャルを見つけることができて声をかけるが、彼に知らんぷりされてしまう。そのままシラノ・ド・ベルジュラックは剣を片手に「殺してやる」と奥の部屋へ入って行き、剣を交える音がドア越しに聞こえた後、大きな物音がしたのだ。
様子がおかしいと感じた周りの人が鍵のかかったドアを破って中に入ってみると、キャルの家を借りてギャンブル場を経営しているジョニー・ブレイズが胸を刺されて死んでいた。
キャルの住まいを聞いて早速ジェシカは訪ねていくが、キャルは寝ていてパーティーには行っていないと言う。そのままキャルは容疑者として警察に連行されてしまい、キャルの友人の弁護士ミッチ・ペインは正当防衛を主張して容疑を晴らすつもりらしい。それでは殺人の罪を認めたようなもので真犯人が喜ぶだけだと、ジェシカはキャルのために真犯人探しをすることに。
ゲスト
ロザリン・ガードナー – バーバラ・バブコック
カルホーン(キャル)・フレッチャー – ピーター・ボナーズ
エドモンド・キャベット警部 – チェザーレ・ダノーヴァ
ジョニー・ブレイズ – ジョージ・ディセンゾ
ギルバート・ガストン – ロバート・フォスター
ミッチ・ペイン – デヴィッド・ヘディソン
キティ・マネット – リサ・ラングロワ
ミルドレッド – ペニー・シングルトン
ブラッド・ガードナー – グランヴィル・ヴァン・デューセン
DATA
原題:The Perfect Foil
放送日:1986/4/13
監督:ウォルター・グローマン
脚本:ロバート・E・スワンソン
第22話 欲がからんだ死の構図
旧友のロイド・マーカスに彼の友人が書いた小説の意見を求められたジェシカ。ロイドの自宅で小説の原稿を読もうとした時に物音に気づくと、町を騒がせている絵画泥棒がロイドの家から絵画を盗み去ったところだった。
翌日、ビンキー・ホルボーンの家に食事に招待されたロイドとジェシカだが、帰り道にロイド娘ジュリアの家に寄ると、彼女は絞殺されていて、手にはDGと彫ってあるボタンが握られていた。そこへジュリアの夫ドナルドが帰宅し、ボタンの持ち主がドナルドと解ると彼は警察に殺人容疑で逮捕されてしまう。
しかし、ジュリアの家の壁に掛けられている絵がロイドの家のものだと見抜いたジェシカは、ロイドが殺人の濡れ衣をドナルドに着せるために現場に細工したのだと推理する。ロイドの容疑を晴らすためにジェシカはこの町で起きている絵画盗難の足跡を追ってみる事に…。
ゲスト
エレン・デイビス – デボラ・アデア
ドナルド・グレンジャー – クリストファー・オールポート
ビンキー・ホルボーン – ジョン・デ・ランシー
クーパー署長 – クリフ・ゴーマン
フランク・ティリー – ゴードン・ジャンプ
ロイド・マーカス – ノーマン・ロイド
ミルドレッド・ティリー – オードリー・メドウズ
サブリナ・マーカス – アンドレア・ミリアン
ジュリア・グレンジャー – アン・シェディーン
フォーブス – オーブリー・モリス
DATA
原題:If the Frame Fits
放送日:1986/5/18
監督:ポール・リンチ
脚本:フィリップ・ ガーソン
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