THE MENTALIST/メンタリストのシーズン1 第1話、第2話のあらすじと感想です。
魅力的で鋭く能力も高いパトリック・ジェーンを始め、CBIのチームが登場です。
第1話 レッド・ジョンの影
あらすじ
CBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査官テレサ・リズボンとコンサルタントのパトリック・ジェーンは、殺人現場へ。
行方不明になっていた少女マーシー・トリヴァーの遺体が発見され、両親が家の外で記者会見を行っていた。
ジェーンは家の中に入り込んでサンドイッチを作って頬張り、お茶を入れているところへ妻ジェニパーがやって来る。
ジェーンは思っていることを全て話すようすすめると、彼女は夫モーガンを疑っているらしい。
モーガンが部屋に入って来て、ジェーンは単刀直入に「娘を殺したのか?」と問う。
ジェニパーは銃を持ち出し、夫めがけて数発ほど弾丸を撃ちこむ。
2週間後、リズボン達のチームはロスへ。
連続殺人犯レッド・ジョンの犯行だと思われる事件が起き現場へ向かう途中、強制休暇中のジェーンが現れ半ば強引に同行する。
現場はプロゴルファーのプライスの自宅で、彼の妻と医師のタネンが殺されていた。
壁にはレッド・ジョンのトレードマークでもあるスマイルマークが血で記されてある。
ジェーンは辺りを見まわし、レッド・ジョンの仕業ではないと告げる。
感想
初回だけあって、なかなか豪華なゲスト陣でしたね。
冒頭の事件の謎を解決していくのかと思ったら奥さんが旦那さんを撃ってしまって、あっという間に終わってしまいました。
もっと、スティーヴン・カルプさんやゲイル・オグレイディさんを見たかったな…。
ジェーンは霊能者か?って疑われるくらいのメンタリストみたいで、すぐに犯人がわかってしまうんですね。
レッド・ジョンもどきの事件の犯人も序盤でわかっていたみたいだし、いかに犯人をあぶり出すか、自ら行動を起こして犯人に罠をかけ、簡単に捕まえてしまいました。
リグズビーが間に合っていなかったら、ちょっとピンチだったかも。
犯人役を演じていた俳優さんもよく海外ドラマではお見かけするし、たいていは悪役だから、今回ももしかして?と思ったら予想通りでした。
キャスト
- パトリック・ジェーン – サイモン・ベイカー
CBIのコンサルタントで、観察眼などに優れている。
トリヴァー夫妻の事件で謹慎処分になるが、レッド・ジョン絡みの事件だとカリフォルニアへやって来る。
- テレサ・リズボン – ロビン・タニー
CBIの捜査チームのリーダー。
パトリックの勝手な行動にイラつかされる。
- キンブル・チョウ – ティム・カン
CBI捜査官。
現場から見つかった証拠で、容疑者を確保して尋問する。
- ウェイン・リグスビー – オウェイン・イオマン
CBI捜査官。
新人のヴァンペルトを誘おうとしているとパトリックにバラされ、気まずい雰囲気に。
- グレース・ヴァンペルト – アマンダ・リゲッティ
新人のCBI捜査官。
いとこは本物の霊能者だと信じている。
- ライナス・ワグナー – ジェリコ・イヴァネク
精神科医で、殺されたタネン医師の同僚。
睡眠薬が欲しいというパトリックを診察し、薬を処方する。
- ブレット・パートリッジ – ジャック・プロトニック
CBIの検視官。
事件現場で壁のスマイルマークについて、みんなに説明する。
- デーヴィス – ケルビン・ハン・イー
テレビ番組の司会者。
- マイケル・キャッシュマン – マイケル・ホールデン
弁護士。
- モーガン・トリヴァー – スティーヴン・カルプ
娘が殺された事件で被害者を装っていた。
夫の犯行だと確信した妻に銃で殺される。
- ジェニパー・トリヴァー – ゲイル・オグレイディ
モーガンの妻。
パトリックと話して、夫への疑惑が確信に変わる。
- プライス・ランドルフ – ジェフリー・ノードリング
プロゴルファーで、事件の第一発見者。
殺されたアリソンの夫。
- タグ・ランドルフ – ティム・ギニー
プライスの弟で、事件の第一発見者。
アリソンと不倫していた。
- アリソン・ランドルフ – メアリー・A・スティーフベーター
プライスの妻で、事件の被害者。
- アンジェラ・ラスキン・ジェーン – モリー・マッコルガン
パトリックの妻。
5年前、娘と共にレッド・ジョンに殺された。
作品データ
原題:Pilot
放送日:2008/09/23
監督:デビッド・ナッター
脚本:ブルーノ・ヘラー
第2話 赤毛と銀色のテープ
あらすじ
ナパ郡北部のブドウ畑で女子高生の遺体が発見される。
ジェーンは犯人は地元の人間で、暴行するのが目的だったがアクシデントで殺してしまったと推測する。
被害者は高校生のメラニーで、リズボン達はメラニーの家へ行って話を聞くことに。
ジェーンはメラニーの部屋を見に行くとショックを受けた弟のフランキーがいて、彼と話しながら壁のポスターはいつ外したかなどメラニーの私生活についてフランキーに尋ねている。
リズボンは両親からメラニーがレストラン「シャンド・クリーク」でバイトをしていて、11時までなのに家に戻っておらず翌朝になってメラニーがいないことに気づいたと話す。
ジェーンはメラニーには秘密の恋人がいてイニシャルはH、人には紹介できないような不良だろうとリズボン達に話す。
マカリスター保安官は事件があった夜、メラニーが働いていたレストランで11時45分頃、黒いピックアップトラックが走り去って行くのを見かけたのを思い出す。
ジェーントリズボンはレストランのオーナー夫妻に話を聞き、メラニーがここを出たのは11時25分だと証言する。
ちょうどアルバイトのラクエルが出勤して来てメラニーのことを尋ねるが何か隠しているらしく、ジェーンはリズボンの目を盗んで彼女に催眠術をかける。
感想
ジェーンの催眠術は失敗かと思いきや、後からしっかり発動して貴重な情報を得ることができました。
何でレストランであっさり聞き出さなかったのか、ちょっと謎です。
捜査は完全にジェーン主導で進んでいたけど、リズボンが不満を感じながらも協力しているのがいいコンビですね。
ヴァンペルトのおとり作戦で保安官がしつこくついて来たから彼が犯人かと思ったし、タイミングよく現れた部下も怪しかったけど関係ありませんでした。
演じていたのが24でジャック・バウワーの上司役などでおなじみの俳優さんだったから、つい勘ぐってしまいました。
前回からだけど、リグスビーはおとり捜査で、ヴァンペルトのドレスに見とれたり打合せ通りに席を立たなかったりと、彼女に惹かれていますね。
今のところは脈なしっぽいけど、リグスビーには頑張ってほしいです。
キャスト
- パトリック・ジェーン – サイモン・ベイカー
被害者の部屋で情報を仕入れ、秘密の彼氏がいたことをみんなに話す。
赤毛の女の子を狙う殺人犯をおびき出そうと、段取りを組む。
- テレサ・リズボン – ロビン・タニー
ヘクターが犯人だと確信し、ジェーンの犯人説とは意見が合わない。
ヘクターの逃走時など、ジェーンが危険な目にあった時に偶然にも助ける。
- キンブル・チョウ – ティム・カン
ジェーンの指示で彼が催眠術をかけている間、電話をかけるふりをする。
筆跡鑑定のプロだとジェーンに紹介され、事件関係者をあぶり出すのに成功する。
- ウェイン・リグスビー – オウェイン・イオマン
デスクワークで退屈していて、現場に出たくて仕方ない。
ヴァンペルトとおとり捜査をすることになるが、ドレス姿に見とれる。
- グレース・ヴァンペルト – アマンダ・リゲッティ
赤毛を狙う犯人のおとり役になる。
レストランから歩いて行くうち、保安官に止められる。
- トーマス・マキャリスター – ザンダー・バークレー
保安官。
ジェーンに霊能者かと聞き、じゃんけんを何度やっても勝てない。
- メルセデス・オキーフ – エルピディア・カリロ
被害者の母。娘は純潔を守っていて、彼氏はいなかったと証言。
- ジョー・オキーフ – ジョン・ビショップ
被害者の父。
- フランキー・オキーフ – ディラン・ミネット
被害者の弟。
「犯人がわかったら教えて」とジェーンに頼む。
- サンドラ・ボートライト – ジュディス・ホーグ
被害者が働いていたレストラン・オーナーの妻。
被害者が帰った時間をタイムカードで確認して伝える。
- マルコム・ボートライト – ジュディス・ホーグ
被害者が働いていたレストランのオーナー。
ジェーンが料理をほめて、バターたっぷりだとこっそりつぶやく。
- ヘクター・ラミレス – ダグラス・スペイン
被害者の秘密の彼氏で、麻薬の売人。
ラクエルのはとこ。
- ランドール – トッド・フェリックス
被害者がバイトしていたレストランの従業員。
駐車場にいた被害者を強引に誘おうとして拒否される。
- ラクエル – サラ・ヘルナンデス
被害者の友達で、同じレストランで働いていた。
ジェーンに催眠術をかけられ、被害者の彼氏について教える。
- メラニー・オキーフ – ジリアン・ボーウェン
高校生で事件の被害者。
駐車場で拉致され、ブドウ畑で死体となって発見される。
- ミーラ – シャーミラ・デヴァー
モーテルの従業員。
戸棚にあった漂白剤は、自分達が使っている物ではないと証言。
作品データ
原題:Red Hair and Silver Tape
放送日:2008/09/30
監督:デビッド・ナッター
脚本:ブルーノ・ヘラー
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