素晴らしき日々 シーズン6 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 コインランドリーの新年

あらすじ・感想

アーノルド家にウェインとボニーが来ていて、ガレージから使えそうな物を見つけて持って帰る準備をしている。ウェインは子供のために夜の仕事まで始めて、ケビンは今までこんな兄貴は見たことがないと驚くほどだ。

年末が近づく中、ケビンは友達とアメフトを楽しんでいて、大晦日の予定はみんな家族や親戚の集まりに出なくてはならず、うんざりしているらしい。ある友達がスキーロッジで大晦日にパーティーをやるらしく、ケビンはみんなと一緒に行こうと決める。

帰宅して両親に話すが反対され、ウェインが家族やウィニーを招いてレストランで食事をするとのこと。ケビンはコインランドリーまで行ってウェインを説得しようとするが、ウェインとボニーのキスを見せ付けられ結局行くことに。

2人は子供の父親ジェームズのことを話していて、ボニーは彼からの電話に迷惑しているらしい。

大晦日の夜、おしゃれしてみんなでレストランへ食事に行くがウェインとボニーは現れない。ケビンはウェインに電話するがつかまらず、普段着でボニーがやって来て事情を聞き、ウィニーとウェインを探しに行く。


ウェインとボニーとの突然の展開に驚きしかなかったし、ウェインの言葉と優しさに心を打たれました。
ウェインはスーツを着ていたし、レストランへ行く直前にボニーから別れようと言われたみたいです。

ボニーとジェームズとのいきさつや関係はわからないけど、子供とボニーのためにあんなに頑張っていたウェインをあっさり捨てるなんて、ボニーもちょっとひどいですね。
ケビンがボニーに「兄貴はあんたにはもったいない」って言ってくれて、すっきりしました。

イライラモヤモヤしていたケビンだけど、ウェインがどんなに傷ついて悲しんでいるかをすぐに考えて、ウィニーを連れて探しに行くなんて、やはり兄弟ですね。

コインランドリーで新年を迎えて、ウェインは失恋したばかりなのにケビンとウィニーのことを気にかけて、新年のキスをするようすすめたりと、成長して大人になったウェインにさらに胸が熱くなりました。

DATA

原題:New Years
放送日:1993/1/6
監督:トム・ムーア
脚本:ジョン・ハーモン・フェルドマン

第12話 恋についての3ヵ条

あらすじ・感想

ケビンの友達チャックと恋人のアリスはしょっちゅうけんかばかりしているが、ちょっとしたきっかけですぐに仲直りしている。ケビンとウィニーはパーティーに行く途中でケビンの車が故障し、パーティーに間に合わない。

アリスの父親ピートが中古車屋をやっているのでアリスとチャック、ケビンとで見に行き、アリスが頼んでくれて今の車と交換で何か用意してくれるとのこと。

チャックはアリスと別れてしまったとケビンに泣き付き、ケビンは車を諦めたくなくてアリスと話すと約束。アリスの方もチャックとは終わりだと言っていて、車は諦めるつもりだった。

ウィニーが別のカップルの車でパーティーに行こうと言い出し、ケビンはプライドもありアリスにもう一度車を見に行きたいと頼む。ピートはカッコいいオープンカーを用意してくれていて、ケビンはアリスと試乗する。

途中でアリスはケビンに前から好きだったと告白して抱きつき、運悪く車で通りかかったチャックが2人の様子を見て走り去ってしまう。


車ほしさに友達のカップルにおせっかいを焼いてしまい、ケビンも痛いしっぺ返しを食いましたね。
チャックとアリスはいつも言いたいことをお互いにぶつけ合っていて、けんかするのが日課みたいなものです。

今回は割と深刻だったみたいで、ケビンもいつもならチャックを慰めるだけで余計な手出しはしなかったけど、車が絡んでるからそうもいかなかったのでしょう。
仲直りさせようとあがいた結果、自分が悪者になってしまいましたね。

車も見た目はカッコいいオープンカーだけど、中身は結構古くて途中で故障してしまって大変でした。
ピートも娘の友達だから多少は融通を利かしただろうけど、商売だからそんないい車は売らないでしょう。

試乗で故障して止まったからケビンもヤバい車だって気づいたし、そうじゃなければきっと自分の車と交換したはずです。
今回もウィニーとパーティーに行けなかったけど、アリスとチャックカップルを見ていたせいか、ウィニーの素晴らしさを改めて感じました。

ゲスト

ピート・ピーデマイヤー – ヴィクター・レイダー=ウェクスラー

DATA

原題:Alice in Autoland
放送日:1993/1/13
監督:アーサー・アルバート
脚本:ロビン・リオーダン

第13話 わが町のウッドストックを探して

あらすじ・感想

学校ではこの町にローリング・ストーンズが来ると噂になっているが、ケビンはただの噂だと気にしていない。またストーンズの噂が出て、今度はジョーの店にやって来るというもので、ウィニーが目を輝かせている。

さすがのケビンも否定するわけにもいかず、みんなでジョーの店に行こうと決める。みんなを乗せて車で移動中、警察にスピード違反で止められる。ティーンらしい言いわけをするが通じず、違反切符を切られてしまう。

母がケビンの上着を洗濯しようとしたらポケットから違反切符が出て来て、父にバレて外出禁止に。運よくその日は両親は出かける用事があり、ケビンは父の車でみんなを乗せてジョーの店へ。

やはり噂はただの噂で、店にストーンズは来ないと言われる。チャックが店の電話帳を破りみんなで車で逃げ、他のジョーの店を探すことに。

途中で警察に車を止められケビンはまた違反切符を切られそうになるが、ウィニーの言い訳を聞いてくれてお咎めなしだった。ケビンは何でもできるような気がして、気乗りしなかったストーンズ探しにも気合いが入る。


オチが最高でちょっとした部分で一転二転して、けっこう楽しめました。
ジャックの車はケビンにぶつけられ、ジャックにもぶつけられ、実はノーマまでぶつけていたとは車に呪いでもかかっていそうでしたね。

修理代は新しいクライアントが持ってくれるし、仕事も増えてジャックはラッキー、ケビンもお咎めなしでノーマも秘密がバレなかったから、アーノルド家はみんな得しちゃいましたね。

どこのジョーの店かわからないけど、ちゃんとストーンズまでやって来て噂は本当でした。
ストーンズが小さな町にやって来るなんて夢がある話だし、それを信じてあれこれ行動を起こしたケビン達にはいい思い出ですね。

昔みたいにポールとケビンが一緒の所を見る機会が減っていたから、久々におバカなことにポールも加わっていてちょっと安心しま
した。

ゲスト

ジーク – オニール・コンプトン
ジョー – トラヴィス・マッケンナ
ウォリー – トム・マクライスター

DATA

原題:Ladies and Gentlemen…The Rolling Stones
放送日:1993/1/27
監督:ピーター・ボールドウィン
脚本:キム・フリーズ

第14話 親友のミット

あらすじ・感想

ジェフは頭はいいがどこか冷めていて、皮肉ばかり言っている。ウィニーは転校生のアンをケビンとジェフに紹介すると、ジェフとアニーはひと目会った瞬間からお互いに惹かれ始める。

ジェフは両親が離婚して母親とこの町にやって来たが、前の町にはジュリーというガールフレンドがいて遠距離恋愛中。

ウィニーはジェフとアンを誘ってダブルデートしようと言っているが、ジェフは多分来ないだろうと答える。本人に確認してみると、気軽な感じならOKとのこと。

4人でミニゴルフコースへ行き盛り上がり、この後どうしようかと話し合っているとジェフは帰ってしまう。ケビンはジェフにいつも皮肉ばかり言って本当の自分を出そうともしないと指摘し、2人は口論に。

翌日、ジェフはケビンの家にやって来て、前にいた町まで車で乗せて行ってほしいと頼む。ジェフは昔の出来事を語りながら思い出の場所をめぐり、ガールフレンドのジュリーと再会して別れを告げる。


ちょっと切ないエピソードだったけど、ジェフはこれでやっと前に進むことができます。

ジェフが登場してからかなり経つけど、皮肉やからかいでずっと、傷ついた自分を守っていたんですね。
アンとジェフが初めて会ってお互いに惹かれているのが目に見えてわかり、ニヤニヤしながら見守っていたウィニーとケビンがとてもかわいかったです。
自分にはジュリーがいるからと、深入りしないようにしていたジェフはカッコ良かったです。

ジュリーとはこれ以上続けられないと自分でもわかっていたのに、ジュリーとのことだけじゃなく、過去の幸せな家族生活なんかも捨てたくなったのでしょう。

ケビンにガツンと言われて、やっと過去と決別する決心ができました。
ジェフにとっては辛いことだったけど、ケビンの前で本当の自分をさらけ出すことができて、本当の友達になれましたね。

ゲスト

アン・シアー – アリサ・シェインドリン
ジュリー – ブリン・エリン
ビリングス夫人 – マーニー・アンドリュース
クレメンズ – ブルース・エド・モロー

DATA

原題:Unpacking
放送日:1993/2/3
監督:グレッグ・ビーマン
脚本:サイ・ローゼン、ボブ・ブラッシュ

第15話 折れた天才の鼻

あらすじ・感想

体育の授業はレスリングでケビンは誰よりも強く、自分にも得意なことがあると喜んでいる。ある日、レスリング部のコーチが体育教師からケビンのことを聞いて、レスリング部に入らないかと勧誘に来る。

ケビンは忙しいからと断って帰宅し、レスリング部に誘われたと話すと兄と父に笑われて悔しい思いをする。翌日、ケビンはレスリング部へ入部するが、自分よりもかなり体が小さな部員と戦って負けてしまい、イライラし始める。

ウィニー相手に愚痴を言ってもうレスリング部を辞めるつもりだったが、ウィニーに体育会系の彼氏がほしかったと言われて続けることに。

何かにつけてケビンは言い訳ばかりして、真面目に練習しようとしない。ケビンの不満は募るばかりで、ある日、コーチにレスリング部を辞めると伝えに行く。

コーチに痛いところを突かれてかかって来いと言われ、払いのけることすらできない。「楽になりたいんだろう?」と言われたのが悔しくて、そのままケビンは部に残り試合の日を迎える。


ケビンはレスリング部に入って、一気に成長しましたね。
クラスで一番レスリングが強かったけど、いざ、プロが集まる部活に入ったらj自分が思うほど強くはありませんでした。

自分にも誇れることがあると自信を持っていたからこそ、実力不足だということを認めたくなかったのでしょう。
ケビンは不満を感じたらすぐ愚痴を言ったりすぐに逃げ出す傾向があるから、レスリング部でもそんなケビンの弱点がモロに出ていましたね。

そんなケビンをしっかりと導いてくれたシルバコーチはさすがです。
フラフラしてレスリングをやるべきかやらざるべきか決めかねているケビンをビシっと指導し、試合にまで抜擢しました。

大差で負けたけど2ポイント取って戻って来た時のケビンの顔は晴れやかだったし、「だから強いって言ったでしょ」とコーチに言った姿がカッコ良かったです。

ゲスト

スパイダー – クリストファー・ケント・ヒル
ダグ・ガーニー – マシュー・ブランセット
シルバコーチ – ジェームズ・トールカン

DATA

原題:Hulk Arnold
放送日:1993/2/10
監督:ケン・トポルスキー
脚本:キム・フリーズ

素晴らしき日々

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