ウォーキング・デッド シーズン2 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 明かされる秘密

あらすじ・感想

ニワトリの世話をしているローリとカールを見ながら、パトリシアはニワトリを袋に詰めて納屋に運びウォーカー達に与える。

グレンはマギーに納屋のことは秘密にしてくれと頼まれるが、隠し事をすると顔に出てしまうとつぶやく。ローリもまた妊娠のことをリックに隠していてグレンにも秘密にしてほしいと伝え、必要な薬などを取りに行ってほしいと頼む。

シェーンが銃のトレーニングを始めるのを聞きつけてカールが習いたいと頼むが、ローリは反対する。リックはカールはもう大人だからと彼の意志に任せることに。マギーの妹ベス、パトリシア、ジミーも銃のレクチャーを受けたいとやって来る。

納屋のウォーカーの事とローリの妊娠を知ったグレンは誰にも言わないように気をつけていたが、デールに様子がおかしいと気付かれてしまい本当のことを話す。

デールはハーシェルに納屋のウォーカーの事を持ち出すが、彼らはハーシェルの家族や友人達で、病気になっているだけだから手を出すなと忠告する。

アンドレアはシェーンから動く物を標的にした銃の訓練を受けるが全く当たらない。シェーンはアンドレアをやる気にさせようとついエイリーのことを持ち出し、怒らせてしまう。

町まで薬を取りに行ったグレンとマギー。薬局でウォーカーに襲われてマギーは本当のウォーカーの恐ろしさを体験することに。

アンドレアはシェーンとソフィアの捜索をしていると大量のウォーカーに囲まれ、アンドレアは焦るもののシェーンの援護で何とか銃の詰まりを直し、ウォーカーを銃で次々に仕留める。


素直はグレンは自分でも言っていたように秘密を抱えることが苦手で、みんなから様子がおかしいと怪しまれていました。
色んな経験をしてきたデールにはとっくにバレていたようで、秘密を話したことでちょっとは心が軽くなったことでしょう。

デールもさりげなくハーシェルを説得しようとしたりローリの体調を心配したりと、地味に活躍していましたね。
シェーンとローリの関係にも気づいていたし、シェーンがリックを憎んでいることも見抜いていました。

さらに、オーティスが名誉の死を遂げたのではなく、シェーンが原因で死んだことまで知っていたとは驚きました。
シェーンに脅されていましたから、何もないことを祈ります。

マギーやハーシェル達はウォーカーは化け物ではなく、家族や友人で病気だと納屋に囲っているみたいです。
薬局で襲われたことでマギーは真の恐怖を感じたでしょうし、納屋のウォーカーのことを考え直す気になったかもしれません。
グレンとマギーはかわいらしいカップルだしお互いに思い合っているようですから、長続きしてほしいですね。

DATA

原題:Secrets
放送日:2011/11/20
監督:デヴィッド・ボイド
脚本:アンジェラ・カーン

第7話 死の定義

あらすじ・感想

みんなが集まっている席でグレンはハーシェル達が納屋にウォーカーを監禁していることを話す。シェーンは今すぐフォートベニング基地へ旅立とうとみんなを説得しようとするが、キャロルはソフィアがまだ見つかっていないと反対している。

シェーンはソフィアがもう死んでいると考えないといけないと主張する。ウォーカーを今すぐ処理しようという意見が多い中、リックはまずハーシェルと話をつけると農場へ。

グレンはマギーに話しかけるがみんなに納屋のことを話したグレンを怒っていて、帽子に卵を入れてグレンにかぶせる。

リックはハーシェルと話し合いをしようとするが、ハーシェルは1週間くらいで出て行けと言っている。世の中はひどい状態で、この農場のように落ち着ける場所が必要だ、妻が妊娠しているとハーシェルを説得しようとする。

しばらくしてグレンはまたマギーを呼び止め、薬局に行った時にウォーカーの恐ろしさを思い出し、だまってはいられなかったと伝える。

沼で知り合いのウォーカーが見つかり、ハーシェルは捕獲するのを手伝って欲しいとリックに頼んでくる。

シェーンは悠長なリックの態度に反発するが、ローリが妊娠していることを聞かされる。自分の子ではないかとローリに詰め寄るが、きっぱりと否定される。

シェーンは銃と共に消えたデールを探し当て、彼を脅して銃を取り戻す。リックやハーシェル、ジミーと森に入りウォーカー2体を捕まえて、農場の納屋まで引っ張って連れて行くことに。


ソフィアはやっぱりウォーカーになってしまって、リックが自ら撃って終わらせました。
キャロルはさぞや辛かったでしょうね。
ダリルとソフィアを探しに出かけ例の白い花が咲いていて希望を持った後でしたから、余計に切なさを感じます。

カッとしやすいシェーンがどんどん壊れていきますね。
シェーンは現実的で自分なりに仲間達を守ろうとしていて、彼の言い分も分かりますが、やり方が強引すぎます。

リックが何とか平和的に解決しようとしていた矢先だったのに、リックの努力が水の泡になってしまいました。
ローリの妊娠を知ったのがきっかけで暴走し始めたみたいですし、今後のリックとの関係も気になりますね。

いつもはボウガンしか使わないダリルの貴重な銃を撃つシーンが見られたのと、グレンとマギーのピュアなロマンスがちょっとした清涼剤でした。

DATA

原題:Pretty Much Dead Already
放送日:2011/11/27
監督:ミシェル・マクラーレン
脚本:スコット・M・ギンプル

第8話 希望という幻想

あらすじ・感想

みんなで納屋のウォーカーを一掃してリックがソフィアを撃ち、納屋にソフィアが居たのを隠していたとハーシェルを責める。ハーシェルはオーティスがやったことで何も知らないと言い、リック達にここから出て行くよう告げる。

ベスが母に近づいて別れを惜しんでいるとまだ死んでいなかったようで、みんながベスをウォーカーから引き離して銃で始末する。

みんなでソフィアとハーシェルの家族を埋葬しようと墓穴を掘り、他のウォーカーは別の場所で燃やすことに。

リックはこうなったのも自分のせいだと罪悪感を感じていて、ローリは正しいことをしたと慰めるが、リックはすっかり落ち込んでいる。

マギーはグレンにここを出て行くのかと尋ねるが、グレンはまだわからないと答える。そんな中、ベスは母を失ったショックで倒れ高熱を出しているが、ハーシェルは行方知れず。

ハーシェルは妻の私物を整理していたらしく部屋は荷物で散らかっていて、マギーが町のバーに居るだろうと言うので、リックとグレンが迎えに行く。

森からふらふらとキャロルが出て来て、シェーンは井戸でキャロルの汚れを洗いながら、ソフィアのことは残念だったと励ます。

シェーンのやった事を責める者もいるが、指示する者もいる。デールは彼は危険な男、オーティスを殺して逃げ延びたとローリに語る。

ベスの具合がどんどん悪くなり、ローリはダリルにリック達を迎えに行ってくれと頼むが断られ、自分で車を運転して街まで行くことに。途中で道路を歩いていたウォーカーをはねてしまってハンドルを切るが、車は横転してしまう。

バーでリックとグレンはハーシェルを見つけるが、酒を飲みながらすっかり落ち込んでいた。


今までのハーシェルの考えではウォーカーは何かの病気で、きっと治せると思っていたから納屋に閉じ込めていました。
やっと、病気ではなくすでに死んでいると死を受け入れるためにも、ちょっとお酒を飲んで心を沈めたかったのでしょう。

心配したリックやグレンが迎えに来てくれて、気持ちを打ち明けられたから、少しは心が軽くなったみたいです。
そんなバーでよからぬ連中と出会ってしまって、リックは撃ち殺してしまいました。

ガラの悪い2人組でしたからあのまま農場の場所を知ってしまったら、農場を奪われていたかもしれませんね。
彼らは仲間がいると言っていましたから、仲間が報復に来ることも考えないといけません。

シェーンの異常さに気づいているのは今のところデールと、デールから話を聞いたローリだけ。
アンドレアやTドッグはシェーンのやったことは正しいと擁護していましたから、仲間内でリックvsシェーンなんてことになりそうです。

ダリルに断られたからと言って、ローリは1人で街に行くなんて無謀すぎますね。
案の定事故にあってしまって、次回あたりはローリ探しになりそうです。

ゲスト

デイヴ – マイケル・レイモンド=ジェームズ
トニー – アーロン・ムニョス

DATA

原題:Nebraska
放送日:2012/2/12
監督:クラーク・ジョンソン
脚本:イヴァン・ライリー

第9話 繰り返されるウソ

あらすじ・感想

事故にあったローリは車の中で気が付くとウォーカーが窓から侵入しようとしていて、近くにあった物でウォーカーを撃退して車の外に出る。別のウォーカーに襲われ車のホイールで殴って応戦しつつ、車内にあった銃で撃ち殺す。

農場で食事が始まるがローリの姿が見えず、カールはママを最後に見たのは昼過ぎで、アンドレアはカールを見ていてくれと頼まれたと語る。みんなで手分けして農場内を探すが見つからない。

キャロルはダリルからローリが街へ向かったらしいことを聞きみんなに伝えると、シェーンが車で迎えに行く。シェーンはローリを見つけて連れ帰ろうとするがリックを迎えに行くと言って聞かず、シェーンはリックは農場に戻っているとウソを付いてローリを車に乗せる。

キャンプに戻ってもリックの姿はなく、みんなの前でシェーンはお腹の子が第一だと妊娠のことをしゃべってしまう。

バーで会ったデイブとトニーを撃ち殺してしまったリック達。運が悪いことに彼らの仲間が探しに来てリックは脅されて撃ったとドア越しに答えると、相手が撃ってきて裏口から何とか逃げようとする。

ハーシェルのバックアップでグレンは車を取りに行き裏口に付けるはずだったが、相手が撃ってきてゴミ箱の陰に隠れて固まってしまう。銃声に引き寄せられてウォーカーの大群が押し寄せ、彼らの仲間の一人が負傷し、放っておけずに一緒に連れて行くことに。

ダリルの様子を心配してキャロルはダリルに話しかけるが、迷惑そうにされて娘の死についても責められる。


リック達は案の定の展開で、やはりグループ間のゴタゴタに巻き込まれてしまいました。
人が死んだ以上グループ同士で対立するのはわかりますが、撃たれて殺されかけた相手グループの怪我人を助けるなんて、リックも相当お人よしですね。

ローリはリックが心配なのはわかりますが、やはり突飛な行動を取って自ら危機を招いてしまいました。
自力でウォーカー2体をやっつけたのはスゴいですが、同情する気にはあまりなれませんでした。

助けに来てくれたシェーンにリックを探しに行くと駄々をこねて、「ありがとう」の一言もありませんでしたね。
シェーンがウソを付いたのは何か下心があったのかもしれませんが、そうでも言わないとローリが素直に戻らなかったからでしょう。

ソフィーの死でダリルとキャロルの間にも亀裂が入っていて、ソフィーの死が2人共堪えてるようですね。
一番熱心にソフィーを探していたのはダリルでしたし、気持ちを理解してくれそうなキャロルに当たりたくなるのもわかります。

どこもかしこもトラブルだらけで、今回もまたグレンとマギーカップルに癒されました。

ゲスト

ランダル・カルバー – マイケル・ゼゲン
トニー – アーロン・ムニョス
ネイト – フィリップ・デヴォナ
ショーン – キーダル・ホイットル

DATA

原題:Triggerfinger
放送日:2012/2/19
監督:ビリー・ギアハート
脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン

第10話 決闘

あらすじ・感想

リック達が連れ帰った青年ランダルの怪我が良くなり、目隠しをして車のトランクに入れ、グリーン農場から30キロ以上離れた場所で開放することに。

リックとシェーンが車で出かけ、途中でリックが車を止めてオーティスの件を問い詰める。シェーンはローリやカール、仲間達を守るために見殺しにしたと認め、リックはローリやお腹の子、カールは俺の家族だ、今後は自分に従ってくれと釘を刺す。

手ごろな場所に着くと向こうからウォーカーがやって来てシェーンが銃で退治しようとするがリックが制し、ナイフを使えとやり方を教える。

手足を縛ったランダルを地面に転がして近くにナイフを置き、リックとシェーンはその場を離れて行く。ランダルは自分が仲間達とは違って人は殺せないいい人間だとリック達を説得しようとし、向こうは知らないがマギーの同級生だと言い出す。

リックとシェーンは農場の場所がバレてしまうと足を止める。シェーンはその場で殺すべきだと主張するが、リックはひと晩考えたいと意見が割れてしまう。

2人の言い争いが激化して殴り合いのけんかが始まり、ランダルは2人の様子を見ながらナイフの方へと近寄って行く。シェーンが投げたレンチで建物の窓ガラスが割れ、中にいた大量のウォーカーが窓から次々に出て来てしまう。

ベスは悲しみに暮れていて、食事用のナイフを隠し持って自殺を図ろうとする。ローリはナイフがないことに気づいて取り上げ、マギーに知らせることに。マギーはベスを説得しようとするが、希望を無くしているベスはマギーの意見に耳を貸そうとはしない。

ベスの件でローリとアンドレアは意見が食い違い、お互いのことを非難して口論に発展してしまう。


親友同士のリックとシェーンが本音をぶつけ合ってけんかになりましたが、かなり派手でしたね。
おまけにウォーカーが大量にわいてきて、シェーンは危機一髪でした。

リックはシェーンを見捨てるのかと思いましたが、さっそうと車で登場して見事にシェーンを救い出しました。
殴られてレンチまで投げられたリックですが、シェーンが何をしたにせよ親友ですし、安易に人は殺せないというリックの考えが現れていましたね。

さすがのシェーンもリックには頭が上がらず、しばらくはおとなしくしているのではないでしょうか。
結局、ランダルは連れて帰ることになりましたが、彼の処遇がどうなるのかも気になります。

ローリとアンドレアのぶつかり合いもありましたね。
アンドレアがローリに「女王様気取りだ」と言っていましたが、まさにその通り!
周りを振り回しているローリにガツンと言ってくれて、すっきりしました。

ゲスト

ランダル・カルバー – マイケル・ゼゲン

DATA

原題:18 Miles Out
放送日:2012/2/26
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:スコット・M・ギンプル、グレン・マザラ

ウォーキング・デッド

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